2024.06.17

Digitrax7シリーズとSmileSound導入(1)

暑いと凄く不調である(言い訳始まり?)
 
ED23完成に続いてED56の工作を進めたいのだが、
実は去年末の段階で「いつかやらないと」と思っていたこと
がある(夏休みの宿題か?)
 
Smile1_20240617
Digitraxの最新版サウンドデコーダの確認
昨年末にDigitraxの7シリーズサウンドデコーダが発売になった。
私のサウンドDCCシステムは現状で以下の構成である。
(1)MRCのSounder(SL or DL/DC)
 =>残念なことに現状では販売されていないようである
  (手持ちのデコーダでやりくりするしかない)
 =>モバイル分離/コンパクトなサイズで個人的にはお気に入り
(2)DigitaxのSoundFXシリーズ
 =>(1)でカバー出来ないEL/ECで使用
 =>基本はSoundProjectに登録されているspj
  (サウンドプロジェクト)を使用
  =>自分で全て作成するスキルがないから(無念)
 =>SFX004(モバイル分離型)が中心
(2)については数年前に6シリーズになり、昨年末に7シリーズに交代した。
それはいいのである。
問題は上期に書いたように「SoundProjectに登録されたspj」が
使えるかどうか?である。
6シリーズについてはモバイル一体型はokだったがSFX006(分離型)は
なぜか使用出来るものが少なかった。
=>特にEL/ECのspj
これは本当に困った(遠い目)
そのような事情もあって、最新版(7シリーズ」ではその問題が解決するの
ではないか?と期待していたのである。
ず~っとテストしないといけないと思っていたのだが、ようやく入手した。
モバイル分離型は現状では発表されておらず、一体型のSDN147PSを
購入することが出来た。
さっそくテストしてみると・・・う~ん
SoundProjectにあるspjのほぼ全てで「なんらかの問題がある」
のである。
そのうえ、メーカーがプレインストールしていspjでもどうも音が
今イチなのである(呆然)
これはどうしたものか?
色々と検討した結果「いずれは改善されるだろう」ということで
しばらくはこのシリーズの最新版購入は中止することにした。
注意!
ここに記載している「評価」はあくまで私個人の感想です。
そのこと自体がメーカー製品の品質に直結する訳ではありません。
あくまで「個人的感想」です。
 
結果は結果として受け止めるとして「これからどうするか?」である。
それで思い出したことがある。
「現代には日本製のサウンドデコーダ(書換可能)がある」
 
Smile2_20240617
ついにSmileSound導入開始
発注して2日で到着(早!)
ココロの準備をする間もなく(笑)導入開始である。
デコーダについては21ピンのMTC21を選択。
Nゲージ用?のNext18は次回検討とした。
スターターキットの内容
・USBライター(ケーブルは自分で購入)
・MTC21デコーダ1個
・スピーカー
・配線引き出出しボード
セット以外では以下のものを購入。
・デコーダテスター
 =>ESUのもの
 =>これでテストしないとメーカー保証(修理)が出来ない
 =>各種コネクタがあって便利
・MTC21-MEM652変換ボード
 =>早い話が8ピン仕様
 =>ケーブル付きとして直接配線に便利
ああ、ついに買ってしまった(遠い目)
 
Smile3_20240617
USBライター
まずはデコーダにサウンドをローディングする。
USBライターにデコーダを装着するのだが、後ろにある3ピンで
ちょっと持ち上がるのはこれでいい?
(結果的にOKだった(らしい))
USBはminiBでケーブルはセットには無いので自身で購入する
必要がある。
ところで左側のボタンは?
(注:これについては後述)
 
Smile4_20240617
さっそく問題発生?
USBライター+USBケーブルを接続してみる。
ん?インジケーターになにも表示されないぞ??
試しにサウンドプログラマDSSPでローディングをしてみるが
なにも反応無し。
う~む、早くも「サウンドDCCあるある」である。
(注:個人の感想です)
あれこれ調べた結果、FAQに「ライターの左のボタンを
押しながらUSBを接続しないと認識されない」とあったので
その通りにやったらOKになった。
=>エクスプローラーが開いてフォルダが表示
 
Smile5_20240617
DSSP画面左下のメッセージ
サウンドデータをダウンロードしていよいよインストールである。
マニュアルには「Found SmileSound on SerialPortと出てから」
と書いてあるのだがどうやってもUnkownである(う~む)
仕方がないのでそのままローディングしたら上画面のメッセージが
出てローディングは完了した。
注意!
あくまで個人の経験であり「成功」の保障はありません。
マネしないようにしましょう!
  
Smile6_20240617
デコーダテスターで動作確認
ローディング終了後、デコーダテスターで動作確認を行う。
DigitraxはPR3(PR4)だけでそこまで出来るのだが、この規格
では別のようである。
赤箱+デコーダテスターでの確認結果は問題なし。
ところで、今回SmileSoundを購入したのは既にDigitraxでサウンド
対応している名鉄の7000系と8800系をより実感的サウンドにする
のが目的であった。
で、実際にやろうとするとOpenSound(ESU用)にはあるのだが
SmileSoundには無かった(う~ん)
とりあえずは上記画面右に出ている同系車で進める(予定)
 
Smile7_20240617
搭載車両選択
ローディング~テスターはOKだったのでいよいよ実車搭載。
どの車両からにするか?
それで思い出したのが「天賞堂のプラキハ22にLenzのデコーダが
装着してあるはず」である。
古い大きいSILVER(8ピン仕様)なのでMTC21も納まる?
そして床下装着なので簡単に行く(はず)である。
さっそくやってみると「気持ちデコーダが入りきらない」ので
カバーをちょっとカット、スピーカーを納めるため床下機器を
一部撤去することになった。
 
Smile8_20240617
走行テスト
搭載を終了してKATO D101を使ってエンドレスで走行テスト。
スロットルをUPしていくと「音はすれども動かない」

う~む「サウンドDCCあるある」かぁ。
(注:個人の経験/感想です)
その後、レールや車輪をクリーニングして「最初からフルスロットル」
にしたりすると極超低速でだんだんと走り出すようになった。
この問題「実感的動作+サウンドのリアルさ」の実現のため、トルク
カーブのCV値が設定されている?
 
この話はまだまだ続く。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.05.22

カツミの581系

鉄模社のロコとの闘いは続くのだが、たまには違うものを
やって気分転換をしよう!
 
Tue6_20240521
動力車を直す
ある日、パーツと素材を買いに行くと委託コーナーに
581系のセットがあった。
私の世代は旅行で寝台を利用すると581系や583系に乗った人が
多いのではないか?
あの狭い上段、中段で横になりながら「いつかは下段(広い)」
と思っていたのだがとうとう果たせず(無念)
実車では夢を達成出来なかったので「それならば模型を」と思い
ながらようやく実現することが出来た。
一応完成品購入なのだが、初期製品(ということは30年以上前)
なのでガッツリ整備が必要であった。
まずは動力車を直すのだが、私には見慣れたインサイドギアで
動力関係は洗浄、モータ交換、ウォームギア交換(2:16)
などの整備を行った。
 
Tue9_20240521
走行テスト
ウェイトは1個減らして自重439gになった。
当たり前だがテスト走行は問題なし。
 
Tue7_20240521
クハネとサハネ
続いてトレーラー車両の整備。
窓ガラスは全て交換。
台車塗装はモハネと同様。
サハネが屋根の一部が凹んでいたので裏側から叩いて直した。
・クハネ:281g
・サハネ:235g
床板が分厚い鉄板(う~ん)、床下機器がホワイトメタルなので
凄く重い(う~ん)
 
Tue8_20240521
サシも修理
こちらも同様の整備(屋根の凹みも)
自重276gと重いのは水タンクの多いホワイトメタルの
床下機器のせい?(涙)
 
Tue10_20240521
意外にもこの時代の車両が好き!
修理を終わって運転スペースで走らせてしみじみとする。
ついでにこれまた古い前面がダイキャスト(遠い目)の
181系も軽整備して運転する。
 
私が古い車両の工作が多いので新しい?電車に興味がないと
思われがちなのだが、実際はこの時代の電車と気動車も好き
なのである。
やはり「実車で実際に旅行したことがある」というのは、
模型に対しても愛情が湧くのだろうか?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.05.14

鉄模社ED23(2号機)の制作(4)

ED23もいよいよ「完成への道」である。
前回の記事:
 
Ed231_20240514
カプラー解放テコ
ED56時代の開放テコは「片側」のタイプである。
ED23になって貨物機として使われるようになると、入換業務も
行うようになってこのようになったようである。
テコ受(小さい)をうまくハンダ付けしていくのは面倒である。
尖ったもので押さえながらハンダを流すのだが、ピンッ!と
飛ばしたりして・・・(あほ)
それに加えてED23の前端梁にはバッファー取付穴?があって
それを塞がないように付けないといけない。
 
Ed232_20240514
ハンドレールナップ付き手スリ
ED23は戦時対応?で改造されたので簡素な作り?と思っていると
前面の手スリはなぜかハンドレールナップ付きの高級品である。
運転室ドアは普通のタイプなのになぜ?
形というか取り回しが複雑だからだろうか?
SLで使うハンドレールナップでは背が高いので割りピン(半甲)
を使ったのだが、いざ始めてみると結構数が必要で危うく足りなく
なりそうでちょっと焦った(笑)
 
Ed233_20240514
ステップ
運転室横にあるステップは豪華に?とエコーの折畳ステップを
と思ったのだが、試し貼りするとコレジャナイ感。
実車資料を見るとアングル材をなんとなく貼ってあるだけの
ようである。
ということで0.8アングル材を使うことにした。
 
Ed234_20240514
ステップ取付
0.8アングル材を「適当に切って貼った」ところ。
いい感じになったか?はともかくとして、これ「実際に登れた?」
と思うと面白い。
 
Ed235_20240514
ホワイトメタルパーツを接着
全てのハンダ付け工作が終わったのでホワイトメタルパーツの
接着を行う。
 
Ed236_20240514
未塗装完成
塗装すると見えなくなってしまうので未塗装完成の姿。
車体を作り始めたときには簡単に済ませるつもりだったが
結局マジメにやってしまった。
 
Ed237_20240514
塗装作業
私は塗装が苦手である(う~ん)
少しでも塗装上がりを改善するためガンをタミヤのニードル径0.5φ
を購入して今回から使用開始。
車体:GMカラーのぶどう2号
下回り:いさみやのカラープライマー(黒)
 
Ed238_20240514
インサイドギア
塗装が終わって下回りを組んでみるとウォームが噛んでしまう
ことが判った。
カツミEF66用の35mmインサイドギアにスペーサーを入れて
使うのではウォームの当りが浅いことが判った。
ということで、結局モータブラケット部は追加パーツでかさ上げ
することにした。
それは「過去の輸入電機シリーズの工作記録を見ての判断」である。
こういうことは「記録を残す」ことが大事である。
ED23(初号機)のインサイドギア
Ed2313_20240514
 
Ed239_20240514
ウェイトを載せる
下回りを組んでウェイトを搭載した。
予定では1号機と同じ背の高いタイプを使うつもりであったが
横のアングルに当たるので四角いものになった。
 
Ed2310_20240514
走行テスト
さっそく走行テストを実施した。
静粛にスムーズに走行することを確認した。
やはりウォームギアを手直しして良かった。
(ED56も直さないとダメか?)
 
Ed2311_20240514
ED23が揃った(ん?)
これでようやくED23が2両になった。
左のものはEBで購入したので私は動力系の作り直しが中心で
今回の2号機は私が令和の技術で作ったものである。
こういう「モデラー違い(昭和と令和)」があるのは時代の
変化が感じられて面白いと思う。
私は「自作至上主義」ではないので「他のモデラーが作った
ものの個性」を知ることは好きである。
そういうものは「走行性能向上のみ」を行い、外観については
(支障がないレベルなら)残すようにしている。
考えてみると私の鉄道模型は「父(TMS第一世代?)の遺品」
から始まっている。
そのせいかもしれない。
 
Ed2312_20240514
もしED23が重連したら?
最後に「2両揃ったらやってみたかったこと」である。
実物の資料で「こんなに庇が出っ張っていると重連したら
当ってしまうのではないか?」という話である。
ED23は1両しかいなので2両作るモデラーは珍しい。
(というかいるのか?)
さっそくやってみたら、庇ではなくデッキとテールライトが
当りそうになることが判った(笑)
 
こういうことが出来るのが「模型の楽しさ」かもしれない。
(違うかもしれない)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献:
国鉄輸入電機の系譜(上)(下) 吉川文夫 著 (株)ネコパブリッシング 発行

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2024.05.13

鉄模社ED57の制作(5)

予想を超えて苦労しているED57。
常にこちらの予想を超える存在こそ鉄模社の凄さ!
(そうなのか?)
 
Ed571_20240513
輸入電機シリーズの動力
輸入電機シリーズの標準動力はこのタイプが同梱されている。
使い方は上画像の上のようなものである(ED12のもの)
この使い方をすると以下の問題がある。
(1)ウォームギアが入れにくい(知恵の輪のような方法)
(2)組んでしまうとギアが内側なのでウォームギアの交換が出来ない
下のものがED57用なのであるがED12やED56の35mmと
比べるとかなり軸距離が長いのでこのギアを生かすしかない。
 
ちなみに「輸入電機シリースの独特な動力」を改造して使用する
方法は以下のページ参照。
 
Ed572_20240513
インサイドギアに改造
他のモデルでもそうしたのだがギアを外側にして使う
インサイドギア方式に改造する。
構造は「カワイモデル伝統の方式」で基本は下のものと
同じなのだが、動輪径が大きい(15φに対して17.5φ)
のでモーターブラケット部分は+1mm高くなるように
作ってある。
 
Ed573_20240513
台車に組み込む
インサイドギアが出来てモータ搭載することでようやく床板と
ボルスターの仕様が決められるようになった。
軸距離が長いのでED56よりかなり後方にモータが来る。
 
Ed574_20240513
床板の加工
ED12からの伝統?の方式で「ボルスターは床板と一体」である。
t0.6の板で穴を塞ぐように床板+ボルスターを追加する。
ところで、ED56までは「将来2モータ化」を想定してある。
(非モータ搭載側も開口部が広い)
ではED57ではどうするか?
この車両の場合、インサイドギアが独自仕様(軸距離が長い)
ので将来このインサイドギアを作るような気がしない(笑)
それに加えてt0.4の床板なので開口を広げると強度が落ちて
しまう。
結果として「ひょっとしたら2モータ化可能」程度にして
おいて開口は必要最小限に確保することにした。
 
Ed575_20240513
台車の取付
床板が出来たので台車を取付てみる。
仮組の段階で1mm中央側に台車を寄せたことによって、後端梁の
止めネジがカーブで接触する(=ショートする)ことが判ったので
少し加工してネジも薄いタイプにしてある。
それでも接触する可能性はあるので、いずれ後端梁は改造するかも
しれない。
センターピンの構造はED56/ED27と同様である。
(簡単に脱着可能)
ところで台車内側寸法は22mm(他の車両は21mm)だったが
動力の調整の結果+0.5mm拡げてある。
 
Ed576_20240513
走行テスト
走行可能になったので走行テストを実施。
結果は良好であった。
 
Ed577_20240513
モータの納まり具合
車体を被せてモータの納まり具合を確認する。
背の低いモータを使用しているが屋根までギリギリであること
が判る。
なるほど、これではDV18時代には上述のような「独特な動力」
の作りにしないと収まらなかったことが判る。
(しかし、それではカーブを曲がれないと思うがどうか?)
 
Ed578_20240513
とりあえず基本部分が出来た
動力テストも済ませ、車体~台車と揃って全体の雰囲気を
確認出来るようになった。
故人が購入していたジーメンスパンタ(カツミ)を載せて
みると、パンタを畳むとモニター部にギリの位置になる
ことが判った。
ED56のときには違うものを使用したが、ED57の場合は
多少の問題はあってもこのパンタを使用する予定である。
 
今後はさらに詳細を検討して工作を進めるのだが、検討の
ベースは出来たのでしばしED57の工作はお休み。
ED56に戻るか?
それとも違う車両(ED41?)をやるか?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献:
国鉄輸入電機の系譜(上)(下) 吉川文夫 著 (株)ネコパブリッシング 発行

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2024.05.06

鉄模社ED57の制作(4)

これが最後の苦労だと思いたい!と台車の組立を開始する。
 
Ed571_20240506
もはや見慣れた構成
ED57のキットの「見慣れた特徴」であるエッチング板を
貼り合わせていく形式である。
今回は折り曲げがないのがありがたい。
ちょっと違うのは「高級なロストパーツもある」こと。
 
Ed572_20240506
詳細な構成
この台車の特徴は独立した軸箱+バネでサスペンション?に
なっていることである。
構成は上の通りなのだが・・・これ問題あるぞ!
・バネが引きバネが1本入っているだけ
 =>本来は押しバネで短いものではいと使えない
  (押しバネを切っても使えない)
・立派なロストパーツの軸箱+軸箱モリ(バネ付き)になのに
 軸箱モリの下側がない
 =>バネで押し下げると外れてしまう
 =>というか「ここまでやってなぜそれを作らない?」
ということで、結局は「軸箱固定」に決定!
=>それならED23のようなホワイトメタルパーツを接着の方が
  むしろ楽なんだが・・・
 
Ed573_20240506
輸入電機シリーズの動力
台車の話をしたのでついでに動力の話。
輸入電機シリーズは上のようなギアボックス?が添付されている。
これちょっと見ただけでは「で?どうやって使うの??」である。
説明書をしみじみ読んで思い出したが、左側の上辺にモータ取付
板をハンダ付けして使うのである。
う~ん、それDV18でも床板にモータが当るんじゃね?
過去に組んだり改造したりしたものでは、結局インサイドギアを
作る(パーツとして生かして)or他社製品を利用している。
=>鉄模社らしいアバウトな構造
 
構造を確認したところで組んでいく。
 
Ed574_20240506
貼り合わせ
まずは2枚の板を張り合わせていく。
このときに前後端梁や枕梁を付けるための折り曲げ+ハンダも
行う。
注意点としては、現在主流のエッチング折り曲げ方式のように
「どっちに曲げるか?」を作り分けてないことである。
そのため、無理くり曲げるところもあって面倒である。
上画像にあったブレーキ関係のエッチングはそういうことも
あって結局外して後で付けることにした。
(どうせならロストパーツにしてくれれば良かったのに)
 
Ed575_20240506
軸箱を付ける
まずは軸箱モリ+バネをハンダ付けする。
説明書にはなんの説明もない(笑)のでスタイルブックを見ながら
位置を決めた。
次は軸箱なのだが固定する仕様に決めたのでハンダ付けするのだが
位置が問題なのである。
軸箱のロストパーツの形(軸穴の位置)が微妙なのである(笑)
そのため、軸箱モリに軸箱を入れて「どの軸箱でも穴が一定になる
位置」を調べてからその位置に固定した。
こういうことは「スケール論ではなく現実問題」である(遠い目)
 
Ed576_20240506
裏側を削る
ED23とED56の経験から、輸入電機シリーズの台枠内側の幅は
21mmだということは判っている。
(というかそれは16番の車輪の規格なのかも?)
それではED57はどうなのか?
なにしろ「どういう寸法がいいか?」が判らないキットなので
自分で決めるしかない(絶望)
キットの枕梁を元に車輪(詳細は後述)を入れて決めるのだが、
車輪入れる=>ダメ=>軸箱を削る=>車輪を入れる・・・を
何度も繰り返して決める作業は辛い(涙)
結局、上画像のようにかなり削ることになる。
(注:実はこれでもまだ不足かも?)
 
Ed577_20240506
17.5φの動輪
ED12とED57は動輪径が大きい。
電機には珍しい17.5φ(実車1400mm)である。
この径の車輪はカツミ/エンドウにはないのでキットについている
ものを使うしかない。
ところがそれが問題なのである。
輸入電機シリーズは好評だったからか?何度もキットが再販されて
いる。
そのときにどうやら「動輪が足りない(他社に同規格品がない)」
と不良品を手直したり絶縁のものにブッシュを入れて非絶縁にしたり
したものが多いのである。
今回の場合はこんな感じ。
・非絶縁動輪のネジがバカになっているものが1個
 =>仕方がないので軸にロックタイトで固定(う~ん)
・絶縁車輪にブッシュを入れて軸穴を開けたもの(上画像)
さらに悲しかったのは「車軸が欠品」だったことである(絶望)
鉄模社の車軸はこんな感じ
(1)外側に小さいナットがあるタイプ用
(2)ナット止めも出来るが単純なねじ込みも可能なタイプ
(3)カツミ/エンドウと同じ
う~む、なんという一貫性の無さ!
(3)の場合はどうということもないのだが、今回は(2)の
タイプだった。
こういうときにストックしてある修理用パーツを使うのだが
(2)は実は結構珍しいタイプなので「無かったらどうしよう」と
ちょっと焦った(結果的には手持ちがあった)
こういうことがあるので鉄模社だけでなく各社の車輪/軸を
確保しているのだが、こういうことは「昔からの努力」の
賜物である。
 
Ed578_20240506
苦労の末に台車が出来た
あれこれ苦労したがどうにか形になった。
台車枠内側寸法は結果的に22mmになっている(現状)
動輪が大きいのでなんとも立派である。
 
Ed579_20240506
ED56の台車と比較
どうせならとED56の台車と比較してみた。
ED57は軸距離が長いのだが台車の長さはED56とほぼ
同じである。
なんで?と少し考えて気が付いた。
ED56とED57はアーティキュレート式だからである。
(台車を繋いで引張力を伝えるタイプ)
なんのことはない「車体サイズがほぼ同じ」なのである。
(有効長の関係?)
 
これでようやく主要構成品が揃った。
次は仮組しての検討である。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献:
国鉄輸入電機の系譜(上)(下) 吉川文夫 著 (株)ネコパブリッシング 発行

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2024.05.05

鉄模社ED57の制作(3)

うっかり始めてしまった「地獄への道」は続く(遠い目)
前回に続いて次は床板である。
「まあ床板ならすぐ出来るだろう」という油断が・・・
 
Ed571_20240505
床板のパーツ
エッチングパーツのみのパーツを組んでいく構成である。
それはいいのだが「え?アングル材を自分で曲げるの?」
一般的にアングル材は精度よく曲げることが難しいので素材として
購入してくるものである。
(注:この製品の発売時もそれは同じ)
それを「自分で曲げてね!」と来たか・・・
こういう長くて幅がないものは曲げにくい。
 
グチっていてもどうにもならないのでアングル材を作る。
手順は以下の通り。
 
Ed572_20240505
20m車体折り曲げ治具登場
短いものは万力で出来るのだが100mmくらいあるアングル材は
20m車両の車体曲げ治具を使用する。
この治具は父の時代から使っているものだが、これを使うのは
10年ぶりくらいか?
これで咥えて曲げ作業開始!
 
Ed573_20240505
地味に折り曲げ
長い鉄棒(ヤスリ)を当てて力の限りで曲げていく。
幅がないので凄く力を入れてもこのくらいが限界である(遠い目)
 
Ed574_20240505
金工ハンマーで叩く
次なる手段は金工ハンマーで叩く。
この方法で直角に曲げると表面がボコボコになってしまう。
そのため、後工程で飾り帯で隠れる部分を表に出して曲げる
のがコツである。
 
Ed575_20240505
叩いてヘロヘロになったアングル材をまっすぐにする
上手順で曲げたアングル材は治具から外すと反ってしまう。
そのため万力で咥えてだましだましまっすぐにする。
ある意味「金属工作の基礎」かもしれない。
 
Ed576_20240505
アングル材の次は?
アングル材は揃ったので組んでいく。
出来上がったアングル材を見ると判るのだが幅がまちまちである。
これを「綺麗にまっすぐなアングル材に見えるように」組むのは
どうするか?
 
Ed577_20240505
飾りの帯板
まずは長いアングル材に飾りの帯板をハンダ付けする。
これで「横から見たアングル材の幅が揃う」ようになる。
 
Ed5710_20240505
中央の長いアングル材を仮止め
上手順で作成したアングル材を仮止めする。
(本固定しないのは後で修正する可能性があるから)
 
Ed578_20240505
折り曲げて短いアングル材
先頭部分の短いアングル材(ボディ形状に合わせて曲がっている)を
帯板を曲げてそれに合わせて仮止めする。
これで四隅のアングル材を固定してから、前に台枠の帯板をハンダ付け
して精度を確認して本格的にハンダを流して固定する。
 
Ed579_20240505
出来上がった床板を付けてみる
苦労したが車体にポコッと嵌った。
これで固定方法の検討が出来る。
 
固定方法の検討のために台車も組むか?
そして・・・また「軽い気持ちで地獄入り」してしまった(続く)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献:
国鉄輸入電機の系譜(上)(下) 吉川文夫 著 (株)ネコパブリッシング 発行

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2024.05.04

鉄模社ED57の制作(2)

軽い気持ちで「ちょっとだけ」と始めたED57の工作は厳しい。
 
Ed571_20240504
複雑な先頭部分をハンダ付け
仮組を一度外して先細になった屋根のリベット押し出し。
妻板の穴開けをしてからまたセロテープで仮組する。
先日の修正で「それなり」に合うようになったものの、隙間は
あるので以下の手順で作業を行う。
(1)屋根中央(全体の1/3の長さ)を裏打ちしてハンダ付け
(2)妻板下側をハンダで仮止め
(3)妻板と先細屋根の接点部分をハンダで仮止め
(4)ボディ部のカーブに合うように先細屋根のカーブを合わせる
 ように裏側からキサゲで押して合った位置でハンダを流す
(5)運転室側面?と先細屋根の隙間を裏打ちもしながら
 ハンダを流す
(6)先細屋根板が固定出来たところで運転室側面/妻の板を
 合わせて上部分をハンダ付け
(7)妻板左右上部分の隙間を裏打ちしてハンダを流して塞ぎ、
 キサゲで平にする。
 
Ed572_20240504
車体内側
手順はおおよそ上記の通りだが、実際は隙間の空き具合によっては
手間が異なる。
なんだかんだでハンダ付けが終了した内側はこんな感じ。
 
Ed575_20240504
モニター部分
続いて屋根上のパーツを付けていく。
モニターの妻とその前後の板をハンダ付けする。
屋根中央については開口を広げる(後述)ため補強を付けた。
こうして上側から見ると判るのだが「あれだけまったく合う
ことのなかったものがシレっとピッタリ合っている」ように
するのが真鍮工作の妙なのかもしれない(遠い目)
 
Ed573_20240504
屋根の切り欠き
中央部分の開口を広げる理由。
・モニター部屋根と妻板の隙間をハンダ付け工作で埋めるために
 コテを入れられるようにする
・モニター屋根上のランボードの脚をハンダ付けする
裏側から見ると判るがモニター妻を屋根に差し込む両側の溝を
かなり長くしてあるのが判る。
 
Ed574_20240504
車体は形になった
キット開封時には「絶望しかなかった」車体の合わなさだったが
入念に検討?して地味に工作した結果ピッタリと合わさるように
なり形になった(遠い目)
ちゃんと組んでみるとED57はこのシリーズでは最後のものなので
かなり良い出来であることが判る。
 
ここでも「床板だからサクっと」と軽い気持ちだった。
まさか「同じような間違い」をまたしてしまうとは・・・(続く)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献:
国鉄輸入電機の系譜(上)(下) 吉川文夫 著 (株)ネコパブリッシング 発行

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2024.05.01

鉄模社ED57の制作(1)

EB電機は完成、ED23は塗装待ち。
ED56もあと一歩である。
なのに・・・
 
Ed561_20240430
ED57のキット開封
本来はED56の工作をしないといけないのだが、どうしても
気になってしまう。
そう!輸入電機シリーズ最後の難敵「ED57」である。
実はこのキットも「遺品」なのである(ち~ん)
考えてみると鉄模社のキットが遺品って・・・(辛い)
開封して驚いた!「え!なんだこのパーツ数は!」
大量のエッチング抜きのパーツがぞろそろ出て来る!
こ、これは・・・(嫌な予感)
 
Ed562_20240430
裏押しのリベット
パーツを確認した後でとりあえずボディが仮組出来るか?を
確認する。
このシリーズの特徴である「裏押しのリベット」をやってみる
のだが、これがなんとも押しにくいのである。
屋根カーブのかかり部分や窓枠(エッチングが崩れそう)など
難敵なのである。
ペンチでピンを摘まんで1個1個丹念に押していく。
(注:角度に注意しないと窓枠をダメにします)
 
ウォーミングアップはこのくらいにして仮組を開始する。
 
Ed563_20240430
なに一つとして・・・
とりあえずボディの主な構成物を合わせてみる。
う~ん・・・どのパーツもまったく合わないではないか!(絶望)
 
Ed564_20240430
モニター部分はさらに
モニター部分のパーツを合わせてみる。
まったく合わない(限りない絶望)
 
Tue3_20240430
モニター部を車体に載せてみる
まあどうせそうだろう・・・と思ったが心底合わない(生き地獄)
 
この絶望的状況をどうするか?
いかん!このままでは全滅する!
とりあえず一時退避(一晩寝る)して体制を整えよう!
  
Tue4_20240430
図面を見ながら
一夜明けてあれこれ考える。
だめだ!難敵だと思って敵(なのか?)に呑まれていては
負けてしまう!
そうだ!「鉄模社のキットは理屈ではない!感じるのだ!」
という師匠(誰?)の教えの通りに行こう!
とりあえずスタイルブックの図面を見ながら「お前(ED57)は
どうなりたいのだ?」と問いかけながら曲げたり削ったり切れ目を
入れたりして地味に合わせていく。
それにしてもこのモニター部の屋根板は妙に板厚が厚い。
曲げを直すのも大変である。
しかしやっていて判った。
この曲げパーツ「板厚を厚くすることによって削って形を合わせて
から裏側からリベットを押す」のである!(驚愕)
う~む、リベット付き曲げ板部ってそんな作り方するんだっけ?
さすがは鉄模社・・・(恐るべし)
こういうことは「キットと闘いながら感じ取るものなのだ」と
しみじみ実感する。
(注:個人の感想です)
 
Tue5_20240430
どうにか仮組み
2時間ほどの格闘の結果、どうにか仮組が出来た。
このキットのパーツ、個別に見ると図面通りに見えないこともない
のだが、組み合わせるとなに一つ合わない。
それでも屋根カーブを合わせたりモニター部の妻?は削ったり
屋根の差込を広げたりするとそれなりに入るのである。
これまでこの輸入電機シリーズのキットを全て制覇(ん?)して
きた私にも厳しい闘いであった(遠い目)
(注:まだ終わってないけど)
 
Tue6_20240430
この隙間をどうする?
おおよそのイメージは判ったので次はハンダ付けして
本格的に組んでいく。
それはいいのだが、この妻と屋根の隙間は悲し過ぎる!
この辺りはもうちょっと考えてみるべきか?
 
Tue7_20240430
裏側からコテも当たらん(絶望)
モニター部分も隙間が空いている(ご~ん)
この部分、キットの通りに組むと裏側からコテが当らない。
なにか工夫しないとダメである。
 
鉄模社輸入電機シリース最後の闘い、ED57との死闘は
始まったばかりである。
(ああ、開封しなければ良かった)
 
この絶望的状況から立ち上がれるのか!(続く)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献:
国鉄輸入電機の系譜(上)(下) 吉川文夫 著 (株)ネコパブリッシング 発行

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2024.04.26

鉄道模型社ベースのEB電機の制作(3)

間が空いてしまったが実は地味に工作していた。
前回の話:
 
Eb561_20240426
EB56特有のテールライト
工作は私の苦手な「ディテール工作」である。
エコーさんがロストパーツを充実してくれたので悩みは
かなり解消したのだが「その車種独自」のものは自分で
作る必要がある。
今回は「ED56(実車)のテールライト」である。
この車両のテールライトは「物凄くシンプルなまん丸」
なのである。
遺品のパーツを整理するとそのパーツが出て来たのだが
これは「本物のED56」で使わなくてはいけない。
(ややこしいなぁ)
あれこれ考えた結果、
・2φカシメを薄くカット
・1-1.5φパイプを薄く切る
・1φネジで止めてハンダを流す
という方法になった。
 
Eb562_20240426
ディテールパーツを付ける
残りのディテールパーツは手持ちのロストパーツを付けていく。
スイスロコの中でED41とED54に使われている「船の汽笛?」
のようなタイプをエコーさんがロストパーツで作ってくれた
ので助かった。
(昔組んだスケールのED54の時代には無かった(涙))
 
Eb563_20240426
塗装
今回からガンをタミヤのニードル径0.5φの吐出量の多い
タイプを使うことにした。
(それまではエアテックスの0.2φ)
おかげで塗装がかなり楽になった。
EB56はマッハのぶどう2号、EB54はいさみやのカラー
プライマーである。
 
Eb564_20240426
EB54の補重
EB電機は車重を200g程度にしてある。
EB56はウェイト付きなので良いのだがEB54は自分で
積まないといけない。
台枠上に板を追加して鉄模社DD51から降ろした(笑)
ウェイトをカットして使用した。
 
Eb569_20240426
EB56の動力
この動力装置はEB10のものを車輪を交換して使用している。
整備して気が付いたのだが、この構造は故人のED56の動力と
ほぼ同じである。
ED56の方はエンドウの2:16ウォームギアにしてあるが
故人が組み込んだ1:20が余剰になったのでこちらで
使用することにした。
これで「ED23とED56とEB56の3兄弟」になった(遠い目)
 
Eb565_20240426
これで完成
細かい筆入れをしてライトのレンズ、パンタを付けて完成。
EB54を黒にしたのは正解だったようで、なんかカッコいい。
ところで完成したものを眺めていて気が付いたことがある。
それは「車体の特徴」である。
・EB56(ED56)はメトロポリタンで英国製
・EB54(ED54)はSLMでスイス製
まったく違う国のものなのに
・機械室部分の帯板を使った外装
・機械室が運転室前でスパッと終わっている
・絞り込んだ運転室と機械室部の段差
電装品はどちらもブラウンボーベリーなのだが、その辺りで
ボディデザインに影響が出るのだろうか?
(注:しかしED12はそのような構造ではない)
こういうことはEB電機にするデザインの検討過程で特徴を
洗い出しているから気が付いたことである。
 
Eb567_20240426
EB54の非ブーフリ式台車側
ボディ制作開始時にはブーフリ式台車をどうするか?で
悩んだが、制作が進むとこちら側をどうまとめるか?
が大変だった。
鉄模社ED54のエッチング車体を使うからである。
カットしても不自然ではない位置でスパッと切るのだが、
結果的には良かったようである。
 
Eb566_20240426
ボディを分け合った「兄弟」
ED23(2号機)もそろそろ完成である。
このED23とEB56は「同じボディを分け合った兄弟」である。
鉄道模型社マインドがこのように分割されて増えていくのは
なんとなく楽しい。
 
EB電機完成の後の計画は?
実は「あること」を考えている(遠い目)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献:
電気機関車展望[1] 久保 敏・日高冬比古 著 交友社 発行
国鉄輸入電機の系譜(上)(下) 吉川文夫 著
            (株)ネコ・パブリッシング 発行 

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2024.04.20

鉄模社ED56の制作(2)

「元は同じ車両」なので悩みはやはり同じ?
 
Ed561_20240420
パンタをどうするか?
ED56のパンタは大柄である(ザックリした表現?)
故人は関西私鉄の電車に使われている横碍子タイプを
購入して箱の中に入れてあった。
実車の資料を見るとED56のパンタは「普通に下に置く」
タイプである。
どうやら故人も「さてはてどうしたものか?」と手が止まった
らしく、中心位置(これがあとで問題になる)に穴を開けた
ところで終わっていた。
さてはてどうしたものか?
私の場合、こういうときは電車では「パンタ台を脱着式」に
して楽をしようとするのだが、機関車は櫓?を組んだパンタ台
のものはほとんどない。
不本意ではあるが手持ちパンタの在庫を発掘すると、
枠は同じで台座部は「いわゆる天賞堂方式(PS14)」のものを
発見した。
う~んこれなんで買ったんだっけ?=>自分(謎)
考えても用途は無さそうなのでED56に使うことにした。
 
さて、そうなるとED23同様にパンタ台をどうするか?
 
Ed562_20240420
3mm角パイプを使う
発掘して気が付いたのだが「あれ?このパンタ用の碍子がない」
天賞堂のこのタイプはプラ製の碍子を差し込んで真ん中のネジで
固定する。
ところがその碍子がないのである(絶望)
う~む、そうなるとパンタ台を作ってネジ止めか(遠い目)
で、どうやって作るか?
あれこれ悩んだ結果、ED23のときに使った3mm角パイプを
半分にカットして使うことにした。
(肉厚がt0.5はあるのでタップが切れるから)
とりあえずt1.0の板で治具を作り万力に咥えて糸鋸で
カットしてみる。
 
Ed563_20240420
高さを揃える
カットしたものは高さにムラがあるのでヤスリで揃える。
この方法、慣れて来ると反対側は「切らずに使える」ことも
判った(ラッキー!)
 
Ed564_20240420
当然こうなる
正確に固定するため治具(17x19の穴)を作って屋根上に
置いてみた。
当たり前なのだが屋根カーブ分で浮き上がってしまう。
これは内側削らないとダメか(ふむ)
 
あれこれ検討して手順を決める。
(製作法を記録しておくと後で便利?)
 
Ed565_20240420
1.0φのネジを切る
角パイプの状態で0.9φの穴を開けて1.0φネジを切る。
 
Ed566_20240420
t0.8+t0.3
脚の高さを0.8mmにするためt0.8の治具を作り、糸鋸の
刃の厚さ分のt0.3を入れた高さで万力で咥える。
(このやり方次第で色々なパンタ台が作れる)
 
Ed567_20240420
糸ノコでカットする
糸ノコで縦に切り目を入れて横からカットする。
(注:この方法はバイスや万力の口金を痛めるのでお勧めしない)
 
Ed568_20240420
t0.8で削る
脚の水平を出すだめt0.8治具に合わせてヤスリで仕上げる。
 
Ed569_20240420
内側を0.2mm下げる
t0.6の治具を作成して内側を0.2mm削る。
 
Ed5610_20240420
セロテープで治具ごと固定してハンダ付け
4個パンタ台を作ったところで治具を使って屋根上に固定する。
あれこれ確認した結果、故人の開けた穴は使えない(涙)ので
セロテープで固定する。
上画像を見ると判るが、パンタ台に「予め1φネジを切る」のは
このように固定するためである。
(ネジは作業後でサビサビになる)
ところで、このパンタは「スケールではない」のでパンタ台位置は
当然「なんとなく」である。
(帯板を踏まないようにしてある)
 
Ed5611_20240420
パンタを仮止めして確認
出来たところでパンタを置いて感じを確認する。
まあ、こんな感じか。
パンタ位置を気にするのは「大きなパンタがモニターに干渉
しないか?」が問題だからである。
結果は良好であった。
 
Ed5612_20240420
勢いに乗じてランボードも取付
パンタ位置が決まったのでランボードとモニターも取り付けた。
よしよし、グッと実車感が出たぞ。
 
走行可能になり車体パーツもここまで付けると
「お!いい感じではないか」
という気持ちになってくる。
 
ED23とED56ももうすぐ完成?
(とか言いつつ、違うことをやりがちなのだが)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献:
国鉄輸入電機の系譜(上)(下) 吉川文夫 著 (株)ネコパブリッシング 発行

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2024.04.15

鉄模社ED56の制作(1)

ED23の工作も進み「共通仕様」も決まった。
ついに本命である。
 
Ed561_20240415
故人の作りかけの改修検討
ED23も「結果的に遺品」なのだが、ED56は本当に「遺品」
なので慎重な扱いになっている。
故人はモデラーとしてはスキルのある人だったので作りは良い
のである。
そうなると「出来ればそのまま完成に持ち込みたい」
しかし、現実問題として「使って遊ぶものである鉄道模型」の
宿命として動力装置の仕様(走行性能や整備など)は
自社仕様にしておかないと後で困ったことになる。
分解して工作の計画を立てる。
 
Ed562_20240415
車体台枠は作り直す
ED23のときにも気になったのがこのロコの車体下の台枠表現
である。
実物写真を見ると車体下のチャンネル材が見えるのである。
ではその通りにするか?というとそこが悩ましい。
模型としてのチャンネル材で実用的に使えそうなものは1x2x1
なのだが、実際に使おうとすると大きいのである。
大きなチャンネル材を入れると妙に腰高になる。
実物写真でもチャンネル材は見えたり見えなかったりするので
サイズ的には0.8x1.5x0.8が欲しい(笑)
ED23(2両あるうちの後者)では結局0.8帯板で簡素に済ませた。
ではED56ではどうするか?
故人の付けたものは2.5mm以上の高さ(外してみたらレール)
があり、このままでは腰高になってしまう。
少し悩んだが外すことにした。
 
Ed563_20240415
台車の改修
次は台車である。
故人は「動力装置はギアボックス化すべき」と判断していた。
(存命中にその話は聞いていた)
ギアボックスはなんと!35mmギアボックスを2個使って
片方はギアを抜いて貼り合わせてボックス化していた。
ガッチリした構造でそのまま使うのは問題ない。
基本的にはインサイドギアなのでキヤノンのモータで
1:20のウォームギアを使用する「当時標準」のものである。
そのままでもいいかとも思ったが、ウチの鉄模社輸入電機は
上画像のモータ+2:16ウォームが標準となっているので
ED56でも標準仕様に合わせることにした。
台車枠についてはED23と仕様を合わせるため一部パーツを
剥がすことにした。
 
Ed565_20240415
台車の構造
ギアボックスと台枠の接続部は2φネジx2だったのだが、
カプラー取付ネジ兼用は問題があることや精度に問題のあった
ので1.4φネジx4に変更した。
センターピンはED23より2mm高くして同一仕様とした。
 
Ed564_20240415
モーター搭載
改造してあってもインサイドギアはED23と同じものなので
高さを上げるスペーサを入れて2:16のウォーム仕様にしてある。
 
Ed566_20240415
ED23と同等仕様
台車が組みあがったところでED23と比較。
外側の台車枠は分解する必要がないので前後端梁は固定にして
あるが外観は揃えてある。
センターピン仕様は同一なので「その気があれば両車で
台車振替も可能」である(笑)
長年「鉄道模型を走らせて遊ぶ経験」をしていると、
走行部分については「ディテールより維持が容易」を
優先するようになる。
入手が容易なパーツで共通仕様にして、整備も簡単な動力が
長く鉄道模型で楽しむコツだと思っている。
 
Ed567_20240415
床板をED23仕様に合わせる
床板とボルスター部はED23と同一仕様に改造した。
この方式は鉄模社輸入電機シリーズの共通仕様でもある。
 
Ed568_20240415
下回りを組んで走行テスト
走行部分の改修が済んだので仮組みして走行テストを行ったが
快調であった。
さて、ここからはディテール工作である。
 
遺品を組むときに「故人の遺志(制作途中)」をどこまで
生かすか?は悩ましい問題である。
私は「走行させて遊ぶ」ために必要なことは手を加えて
全体のイメージを残す方針でやっている。
 
次はED23と同じく「パンタグラフ」の悩みである(続く)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献:
国鉄輸入電機の系譜(上)(下) 吉川文夫 著 (株)ネコパブリッシング 発行

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2024.04.11

鉄模社ED23(2号機)の制作(3)

私は鉄道模型社の鳥飼社長に「ムさんはアバウトだから」と
言われるような人間である(遠い目)
(このネタが判る人はマニア)
とはいえ、一応モデラーの端くれなので「気になったもの」は
作らないと気が済まない。
ED23の制作を進める過程で資料を見ていて気が付いたしまった。
「このデッキ中央のふくらみはなんだ?」
考察は後にして改造に着手する。
 
Ed231_20240411
改造を開始
問題は「既にハンダ付けしてしまった網目板」である。
剥がして全部やり直す手もあるが今となっては貴重はフクシマの
網目板をムダにするのは惜しい(そこか)
あれこれ考えた結果、Pカッターとヤスリで彫り込んで9mm幅で
ベリッと剥がした(単純)
同時にデッキ外側のカーブも整える。
 
Ed232_20240411
折り曲げた板を貼る
4mm幅の網目板を作り、両端1mmを折り曲げたものを作る。
これをハンダ付けする(地味)
 
Ed233_20240411
デッキ下支えの表現
実物写真を見るとデッキ下側に支えのようなものがあるので
0.8mm帯板を貼って斜めにヤスる。
なんだかんだで結構悩んだのだが、やってみたら簡単な
工作であった(遠い目)
 
工作が済んだので「なぜこうなったか?」を考察する。
 
Ed234_20240411
ED56と比較
 
Ed235_20240411
上から見たところ
並べてみて気が付いたことがある。
(1)工作前には「デッキ高さはED56時代より低い」と思っていた。
 しかし実際は「同じ」であった。
(2)ではなぜ「中央を網目板だけ曲げる」という簡素な(笑)な
 工作を行ったのだろうか?
 上画像を見ると「ED56時代の正面ドア下はかなり段差がある」
 のである。
 この段差、旅客用だった時代は「それほど使わないから」あまり
 気にならなかったのかもしれない。
 しかし、ED23は貨物用機でデッキ下にはゴツい入換作業用の
 ステップまで付いている。
 当初は「まっすぐなデッキ」だったのだが、現場改造している
 うちに「この段差は無くした方がいいのでは?」と思った人が
 いたのではなかろうか?
 とはいえ昭和16年の緊急時なので「いまさらデッキを全部作り
 変える時間はない」ということで網目板を曲げたものを付けて
 対応したのではないか?
(3)緊急時なのだからデッキは「単純に長方形」でも良かったはず
 である。
 しかし、実際は微妙なカットになっている。
 上から見た画像を見て笑ってしまった。
 切り欠けている部分はED56時代の特徴あるテール取付部と
 同じ位置で、その前は元々の網目板位置(渡り部分)と
 同じではないか。
 テールランプの位置を合わせた理由はなんだろうか?はともかく
 この部分だけは妙に几帳面である。
(4)こうやって改造して気が付いたのだが、ED23のデッキ支え
 の下枠はED56のテールの位置である。
 模型的には1mm奥(気が付いたけど手遅れ(笑))
 
実物資料には「なぜこうなったか?」は記載されていない。
現実にはありえない「実物(新旧)を並べてみる」という遊びは
模型でしか出来ない。
こんな遊びが出来るのが模型の楽しさである。
 
ED23もほぼ目鼻が付いた。
いよいよ「本命」に手を付けるか?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献:
国鉄輸入電機の系譜(上)(下) 吉川文夫 著 (株)ネコパブリッシング 発行

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2024.04.10

鉄模社ED23(2号機)の制作(2)

ED23(2号機)の工作は続く。
 
Ed231_20240410
パンタグラフはKATOのPS13
ED56時代は大柄なパンタであったが、ED23は資料によると
カーボンシューを使うためにPS13に交換されている。
このキットが発売になった時期はなんとかなったのである。
しかし!令和の時代にはPS13使用は困るのである。
昭和=>平成へと時代が流れ、フクシマ模型が無くなって
しまったのである!(絶望)
結果「パンタグラフ欠乏時代」の到来である。
ではどうするか?
試行錯誤した結果、KATOのクモハ40用のPS13を使うことに
した。
購入したものに以下の加工を実施。
(1)通常の固定方法(中央ネジ止め)を止めてパンタ船固定の
 ピンだけ残す工作
 =>表面のメッキが強烈に硬いので糸鋸がダメになる(涙)
(2)1.0φネジ+ガイシで固定するための穴開け
 =>表面のメッキが強烈いに硬いので0.9φドリルがダメ(涙)
注意!
製品を加工or加工して使用することは「自己責任」です。
結果、工具類がダメになるのは仕方のないことです。
そのことが理解出来ない人はやってはいけません!
(メーカーにクレームを入れるなどは以ての外です)
 
Ed232_20240410
パンタ台をどう作るか?
ED23(PS13仕様)の特徴は「異常に背の高いパンタ台」である。
形態は台形で模型寸法としては4mm程度である。
まずは自分で真鍮板をカットして曲げて作ろうとして挫折(ち~ん)
強度があって(ネジ止めするから)精度の高い素材はないか?
検討した結果、3mm真鍮角パイプを使うことにした。
(1mm背が低いことは妥協(ありがち))
 
Ed233_20240410
パンタ台の制作
3mm真鍮角パイプを3.5mm長にケガいて真ん中に1.0φネジを
切ってからカットする(地味)
 
Ed234_20240410
パンタ台の精度確保
KATOのPS13はガイシ部が「本来は細いプラパーツが入る」ものを
ムリクリ1.0φ穴を開けている。
ここに1.0φネジを入れるので精度高くパンタ台を付けないと
取付が出来ない。
色々考えた結果、14x19の穴を開けた板で治具作成。
これを使ってハンダ付けした。
ところで、実物の写真を見るとパンタ後ろ側の台は「帯板より前」
になっている。
どうやら(実物は)ED23用に取付枠を作成しているらしい。
しかし、模型ではどう~にもならないので妥協する。
 
Ed235_20240410
取付完了
パンタ台の取付を終わってPS13を取付てみる。
なかなか良い感じである。
 
Ed239_20240410
ランボード取付
面倒なパンタ台取付を終わったのでランボードを付ける。
脚部分はキットのものを使うがキット純正の「木目板」は
私好みではないのでt0.3の3mm帯板に変更してある。
(この辺りは「製作者の好み」である)
 
Ed236_20240410
モニターを作る
ED56=>ED23改造を始めたときの予定では「モニターは
ED56のものを使う」予定であった。
工作が進展して資料を調べていくうちに、ED23に改造された
ときに抵抗器増加=>方熱のためベンチレター取付/モニターを
大型化していることが判った。
「ま、いいか」にしようかと思ったが、せっかくあれこれマジメに
やったので結局t0.3板をカットしてモニターを作成する。
 
Ed237_20240410
キットのもの(ED56)より大きい
出来たものは中央から両脇の帯板を超える長さにした。
キットのものと比べるとかなり大きい。
 
Ed238_20240410
真鍮部分の工作はほぼ終了か?
車体、台車ともかなり工作が進んだ。
ホワイトメタルパーツの接着、手スリ、ヘッド/テールライト、
汽笛で工作終了か?
 
ここで「あること」に気が付いてしまったのである(続く)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献:
国鉄輸入電機の系譜(上)(下) 吉川文夫 著 (株)ネコパブリッシング 発行

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2024.04.03

鉄模社ED23(2号機)の制作(1)

タイトルを見てこう思う人が多いだろう。
「おいおいED23は1両しかいないぞ!」
これにはちょっとした訳がある。
 
Ed231_20240403
それは2005.5.17の出来事
ED23(2号機)はかつてはED56であった(ん?)
私が以前からED56を探していたことを知っていた模型友人が
「もう一両組んでいるから」と譲ってもらったのである。
さて、それをどう組もうか?と考えているとご不幸があって
その1両も遺品として私のところに来ることになった(合掌)
そうなると「ED56が2両というのはどうも」となり、先頭部分を
カットしてED23のボディに改造した。
そこまでは良かったのだが・・・
 
Ed232_20240403
ED23初号機登場!(ん?)
悩んでいる間にEBで鉄模社純正のED23を見つけてしまった。
そちらについてはその後FABで購入したEF58用サウンドデコーダを
搭載するために大改造(床板と動力装置)を行った。
(EF58用のサウンドデコーダは長いのでこのボディが調度良かった)
こうなると「ED23が2両というのもなぁ」になる。
ということで車体だけが保存状態になっていた。
それが「今年は鉄模社年!」ということで遺品のED56に着手前の
ウォーミングアップで工作再開となった。
=>ということで2号機なのである
 
Ed233_20240403
車体と床板
同じ車両を2回目である(なんだそれ)
色々と考えた結果「ウチの鉄模社電機標準仕様」ということで
初号機と同様にボディに4x4アングル材を付けて床板も同じ構造で
作成する。
 
Ed234_20240403
台車も標準仕様
このキットの台車はエッチング板2枚重ねでホワイトメタルの
パーツを接着するタイプである。
鉄模社の場合、この構造だったりパーツがロストになったり、台車
そのものがロストになったりと時代で変化するのは不思議である。
動力は鉄模社のキット標準でインサイドギアにする。
初号機ではインサイドギアも2個作成(DCCテストのため)と
パワーがあったが、このロコはEF66から外した35mmの
インサイドギアを使うことにした。
そのままではモータが床板に当たるので3mmカプラー台とt0.8の
板でスペーサーを作って高さを上げてある。
台車については枕梁、前後端梁ともネジ止めにして分解可能に
するのも標準仕様である。
 
Ed235_20240403
走行テスト
床板と台車(枠)が出来たので走行テストを行う。
無難な仕様なのであっさりテスト完了した。
ところで組んでいて面白いことが判った。
2号機は先頭部分を私が図面を見ながら作ったので「スケール」
になっているはずなのだが、床板を初号機サイズで作ってある
ことに気が付いた。
なんと!「台車前端部が車体から少しはみ出す」のである。
計測してみると初号機が2mm長かった。
まったく同一ロコを作って寸法が違うのは面白い!
(ボルスターセンタを1mm内側にしてあっさり解決)
 
Ed236_20240403
ブレーキロッドを付ける
台車で困ったのがブレーキロッドである。
この車両、実物はかなり複雑にリンク(テコの原理?)して
両締めブレーキにしてあるのである。
あれこれ考えた結果「それっぽければいいか?」ということ
になり、真鍮板に洋白0.8mm帯板と0.4φ洋白線を貼ったり
曲げたりダメだったら引っ剥がしたり・・・と試行錯誤。
ようやく「それっぽくなったか?」というところで、今度は
手順確認にもう一組作ってみた。
(要するに台車1個分)
念には念を入れたうえで台車枠にロッドを付けた。
 
Ed237_20240403
これでようやくパーツが接着出来る?
笑ってしまうことに、ロッドを1台車付けたところで
台車枠下のアングル表現の帯板を付けないといけなことに
気が付き、苦労して1.2mm帯板をハンダ付けした。
残り1台車は最初からそれを付けてからロッドを付けたが、
今度はそれまでの手順(前画像の説明)が狂って逆に手間が
増すという悪循環・・・・
3日かかってようやくここまで来た。
台車はホワイトメタルパーツを接着すれば一応完成か?
で、気が付いたのである。
「ひょっとしてこの苦労をED56でもやるのか?(絶望)」
 
さて、次に悩ましいのはパンタグラフである。
ED23はPS13を「妙に背の高い座」で使っている。
どうしたもんだろうか?
 
やはり鉄道模型社は奥深いのである(続く)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献:
国鉄輸入電機の系譜(上)(下) 吉川文夫 著 (株)ネコパブリッシング 発行

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2024.03.24

鉄道模型社DD51の改修

今年は「鉄道模型社年」になった(そうなのか?)
輸入電機シリーズの工作をしていると「そういえばアレを」と
気が付いたものがある。
 
Dd511_20240324
ミクロウェイト爆発した鉄模社のDD51
上画像は2006.2.12に撮影したものである。
模型日誌を調べてみると、2005年末に模型収納場所の整理をして
いるときに、久々に箱を開けたらこの状態だった。
その時は「見なかったこと」にして翌年になり、しみじみ確認した
のがこの日であった。
当時はDD51については主力はKATOのDD51があったので
「いつか直そう」と思ってまた箱を閉めたのである(う~ん)
それから18年・・・
今年は鉄模社の車両を!となると、このまま放置しておくのは
精神衛生上よくない!
 
Dd512_20240324
動力を改修する
状態をさらに確認すると「ほぼ動かない」状態であった。
それでさらに記録を調べると、模型日誌('86年~)には記録が
まったく出て来ない。
このDD51はなんと「高校時代に購入して改造したもの」であった。
購入時点で中古だったものを改修してから45年!
なるほど、それでミクロウェイトなのか(と、納得)
結局、動力装置からやり直しである(遠い目)
 
Dd513_20240324
モータ交換、ウェイト作り直し
確認するとモータは「やっとこさ回っているだけ」であった。
手持ちの電車用?(交換して残っていたもの)に交換する。
このDD51は床板がヘロヘロなので上にモータ・ウェイトの
20mm幅の固定用床板(サブフレーム)をネジ止めした。
続いて、車内に接着!してあった「ムダに大きいウェイト」を
外して小型のネジ止め式に作り直す。
 
Dd514_20240324
破損した燃料タンク
問題の燃料タンクを確認する。
内側から「爆発するように破損」しているので、これを直して
使うのは辛い。
作り直すしかないか・・・
 
Dd515_20240324
新規に作り直し
t0.6で前後、t0.4の板を曲げて側面を作る。
 
Dd516_20240324
燃料タンクはネジ止めにする
今度はミクロウェイトを入れないぞ!(当たり前?)
とはいえ、燃料タンクは脱着式にしておいた方がいいので
ネジ止め式にしてある。
 
Dd517_20240324
走行テスト
とりあえず動くようになったので走行テストをする。
う~ん・・・「やっとこ動いている感」である。
さてはて、どうしたものか?
 
Dd518_20240324
動力装置を整備する
疑わしいのは「ギアボックス内か?」と分解する。
一見、普通の機関車用動力(中央にモータ/ジョイントで
ギアボックスへ伝動」なのであるが、なにしろ50年前のもの
なので中は「え?これなに?」という構造になっている。
一応軸箱メタルのようなもの?になっているのだが、真鍮素材を
カットして作ったものを入れてダイキャストのギアボックスに
「なんとなく嵌め込む」ような構造なのである。
そのため「組み方によっては軸がズレで動かなくなる」ので
状態を確認して何度も組み直して調子を確認する。
 
Dd519_20240324
動輪軸を抜いて組み直す
結局、動輪を抜いて軸箱メタルを確認する。
それにしてもなんとも不思議な構造である。
軸箱を何度もあれこれ入れ直して状態を確認するのだが、
「入れ方で調子が変わる」という感じはしない。
各メタル部分にグリスを入れて組み立てる。
  
Dd5110_20240324
モータを交換する
ギアボックスの改修結果は「まあまあ良くなったが現代のものと
比較すると軸の周りは渋い」である。
こうなると残る対処は「モータ交換」である。
手持ちの虎の子「エンドウ EN22」に交換する。
 
Dd5112_20240324
K&Dカプラー取付
組んでいて笑ってしまったことがある。
それは「カプラー取付台がない」ことである。
この時代「ボディ取付ネジでカプラーも固定」はよくあった。
(注:個人の感想です)
これではK&Dカプラーはムリなのでアダプタを作って固定する
ことにした。
 
Dd5111_20240324
ようやく改修作業ほぼ終了
幅が少し大きくなったウェイトとモータを入れるために
床板を少しカットして組立完了である。
 
Mon2_20240325
燃料タンク塗装終了
18年以上壊れたままだった燃料タンクがようやく塗装完了して
完成した。
さすがに高校時代よりは出来がいい?(笑)
 
Dd5113_20240324
走行テスト
なんだかんだで4日もかかってしまった(遠い目)
ようやく「それなりの走行性能」になった。
 
やっていて思ったことがある。
「今回の作業は高校時代(45年前?)の宿題」だったのか??
この製品が鉄模社でなければここまで手間なことはやらなかった。
やはり鉄道模型社は奥深いのである(さらに遠い目)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.03.18

鉄道模型社ベースのEB電機の制作(2)

久々にこのテーマ。
前回:
 
Eb1_20240318
ED56=>ED23改造
EB56を作るきっかけになったのは、故人の遺品の話からだった。
元々譲ってもらったED56(中古でやや作りが甘い)があったが
そこにさらに遺品としてED56が来たので「違う使い方を」と
ED23に改造したのである。
(注:そのED23の話は近々報告予定)
 
Eb10_20240318
EB56作成は2008.7.20
上記改造から3年ほど経過してカットした前面を使って
EB56(ボディ)を作成した。
t0.3真鍮板に帯板を貼り、それを曲げてボディを作る方法は
かつてEF50やED38を作成した方法と同じである。
 
Eb2_20240318
モニターとランボード
EB56は下回りはカツミのEB電機なので車体の仕上げである。
モニターとランボードを作成して取付。
 
Eb3_20240318
あとはホーンとライト類
前面下デッキ?はオリジナルのED56用を少し短めに取付。
仮組してED56と並べてみるといい感じである。
灯火類とホーンを付ければ完成である。
ED56の独特なテールライトをどうするか?は思案中。
(注:ED56についても近々報告(予定))
 
次はEB54である。
 
Eb4_20240318
EB54の下回りデザイン検討
車体は前回UPした経緯で作成したものの、実物?とは
まったく異なる下回りのデザインがなかなか決まらず
停滞していた。
先日「突然デザイン案が降臨」したのでボール紙をカットして
作って検討。
 
Eb5_20240318
台枠とブーフリ式台枠
前後台枠部をt0.6板で、ブーフリ式台枠、反対側のカバーを
t0.4板で作成してみた。
まあまあか?
 
Eb6_20240318
久々の金網貼り
下回りが進捗したのでボディの仕上げを開始。
ランボードを作成/取付し、車体側面ルーバーの金網をハンダ付け。
金網貼りはひょっとすると10年以上ぶり?
金網はほつれてしまうと困るので4辺をハンダを流しておくのだが
これが面倒な作業なのである。
 
Eb7_20240318
カプラー取付
上にデッキ(網板)があるのでカプラー台は床板とは別に
する必要がある。
t0.6とt0.8を組み合わせて脱着式のカプラー台を作成した。
 
Eb8_20240318
デッキ部
デッキ部はスケール機よりは簡素化してある。
フクシマの網目板を貼り、0.5φ洋白線で手スリを付ける。
手スリ付けは2019年の京福テキ512以来久々の工作?と
いうことで少し手こずってしまった。
ステップはアダチのハシゴを使ったが、そろそろ手持ちが
無くなってきたのが気になっている。
屋根上にはエコーモデルの真鍮製エアータンクを取付。
 
Eb9_20240318
なかなか良い感じになった?
なんだかんだと手がかかるEB電機なのだが、手をかけただけ
良い感じになった?
 
Eb13_20240318
鉄模社のパーツを使うのがこだわり?
ブーフリ式台枠のディテール作りにはかしめと50年くらい
前の鉄模社の蒸気用ロストパーツ(当時の130円は結構高い)
を使ってみた。
ボディに鉄模社ED54の車体をカットして使うくらいなので
「コソっとロストパーツが鉄模社」というのはよ~~っく
見ないと判らない「こだわり」である。
こういうことが「自作する楽しさ」だと思う(遠い目)
 
EB電機をやると思うことがある。
それは「長さが短いだけで労力はスケール機と同じ」である。
結局、前面はほぼ同じ構造、パーツ類(ライト、汽笛、パンタ等)は
スケール機と同じなのだから当然ではある。
それでもこのタイプの模型を作るのは「フリースタイルの楽しさ」を
感じたいのである。
 
実物(実寸)への忠実度や縮尺とは関係ない「模型の楽しさ」が
あるのではないか?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献:
電気機関車展望[1] 久保 敏・日高冬比古 著 交友社 発行

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2024.02.20

FOCAの交換レンズ

久々のカメラねたである(遠い目)
 
Foca20_20240220
広角レンズ
今年もカメラ市の季節になった(遠い目)
たまには都会に行くのもいいかと行ってみた。
買うモノはないよなぁ、と思っていたのだが見つけてしまった。
5年前にFOCA PF3Lを購入した。
購入時に「レンズ交換するか?」と考えた結果、割り切って
標準レンズだけでいくと決めてこの機種となった。
そうは思っていてもレンズ交換機なので他のレンズも使ってみたい。
噂では35mmが良いレンズらしいのだが、FOCAの広角レンズは
前玉が柔らかいのか?程度の良いものが見つからない。
面白いことに「諦めが付くと見つかる」もので、上画像のレンズを
購入することが出来た。
ウチにはボディの元箱もあるのだが、レンズの箱もなんとも
おしゃれである。
 
Foca22_20240220
レンズ外観とフード
FOCAのスクリューマウントのレンズなので距離計連動ではない。
そのおかげか?ライカのズマロン35F3.5が145gと重いのに対して
このレンズは45gと軽量である。
それは良いのだが、このレンズ「鏡筒に被写界深度目盛りがない」
のである。
FOCAにはこのレンズ専用ボディ(PF1,PF1bis)があるくらい
なのだがなんともサッパリしている。
これではパンフォーカスで撮影するのに困るのではないか?
よく確認すると、F=1:8と3mの刻印が赤くなっている。
この位置で使えばパンフォーカスになる?
それだけでは不便なので、試しに紙でフードを作り、F=1:5,6と
8の被写界深度を書いてみた(凄い手作り感)
準備は出来たので試写である。
 
Foca29_20240220
OPLEX35F3.5 F=1:8 パンフォーカス
 
Foca23_20240220
OPLEX35F3.5 F=1:5,6 無限遠
撮影結果を見て驚いた!
このレンズで撮影したコマは全てピンボケなのである。
パンフォーカスで撮影したものだけでなく、無限遠でそうなるのは
おかしい。
しかもOPRALEX50F1.9で撮影したコマは問題なし。
これはどうしたことか?
 
Foca24_20240220
原因は「謎のリング」
このレンズ、購入時から??だったことがある。
それは「装着するとマウント部に隙間が出来る」のである。
購入時に疑問は感じたものの、カメラ屋さんの「ちゃんと確認
しました」という言葉を信じたのである。
あれこれ考えた結果、マウントに嵌っていたリングを外して
ピントグラスで確認するとピンボケが解消した(う~ん)
このリング、さらに確認するとクリップを延ばして丸めたもの
であることが判った。
(自分でもクリップで同じものが作れた(笑))
このリング(クリップ)の径は0.8φあるので、それだけ
フランジバックがズレていれば当然ピンボケなのである。
わざわざ作成したのだから「ナニか理由」があったはずだが
目的はナニ?=>前オーナー
 
フランスのレンズなので「こういうピント調整もあるのか」と
思ってしまったのが敗因だった。
クラカメは「自分を試すアイテム」だと改めて実感した。
 
気を取り直して再トライである。
 
Foca30_20240220
OPLEX35F3.5 F=1:5,6
 
Foca31_20240220
OPLEX35F3.5 F=1:5,6 
前回のピンボケとほぼ同じ位置で撮影してみた。
結果は問題なしである(遠い目)
 
Foca25_20240220
OPLEX35F3.5 絞り解放
レンズ購入後なぜか天気が悪くて発色が今一つ?
 
Tue7_20240305
OPLEX35F3.5 F=1:5,6
 
せっかく新しいレンズを買ったのに雨続き。
悔しいので(c) 新橋周辺を撮影=>カメラ市最終日に行く(なぜ?)
 
Foca1_20240222
OPLEX50F3.5のセットを購入
久々に新橋=>愛宕山と歩いてみたのだがすっかり変わっていた。
「昭和の風景」は無くなってしまったなぁ(しんみり)
そんな気持ちのまま松屋のカメラ市へ。
最終日なのでレンズやカメラをじっくり見ることが出来て楽しい。
そして見つけてしまったのである!
ピッカピカのOPLEX50F3.5である。
しかも!純正ゴムフード+レンズリアキャップ付きである。
今までリアキャップがないのでレンズ持ち歩きに困っていた
のだが、その悩みが解消した。
 
Foca2_20240222
FOCA純正フード
なんといっても感動の純正フードである。
なにが驚きって「60年前のフランスのゴムフード」である。
ウチにはもっと後年のZEISSの前凹ウルトロンのゴムフード
(の残骸)があるが、欧州製品のゴムは姿を留めるものが
ないのである。
それがなんと!完全な状態である!(感動)
この感動は「凍土層から完全な状態のマンモスを発掘」の
ような驚きである。
おかげで「レンズ先端部分の溝」をどうやって使って
装着するのか?が解明出来た。
 
Foca3_20240222
実使用は手作りフード
オリジナルフードに感動したのだが、問題は実使用である。「
永久凍土層から発掘したマンモスくらい貴重なゴムフード
(そうなのか?)を使うのは気が引ける。
(ボロッとなったら絶望感に襲われるから)
ということで、いつものように紙を丸めてフードを
作成した。
先にフードを作成した35F3.5についても撮影結果を反映して
4mm長いものを新規作成した。
 
Foca4_20240222
OPLAR50F3.5 絞り解放
 
Foca5_20240222
OPLAR50F3.5 絞り解放
とりあえず撮影してみてビックリ!
凄く良く写るレンズではないか!
暗いレンズなのでもうちょっと被写界深度深くなるか?と
思ったのだが、ピント合わせた部分はカッチリ! 後ボケは
クセのない良いボケ味である。
 
Foca34_20240301
OPLAR50F3.5 絞り解放
 
Foca35_20240301
OPLAR50F3.5 F=1:5,6
 
元々所有しているOPRAREX50F1.9は面白いのだが
「個性的すぎる写り」なので普通に写る標準レンズが欲しかった
のだがようやく夢がかなった。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献:
クラシックカメラ専科 No.45 世界のライカ型カメラ

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2024.02.12

私鉄型C56タイプを発掘

「地鉄レイアウト」の話をしていて思い出した車両があった。
発掘作業の結果、何十年ぶりに姿を見た。
 
C56type1_20240212
中村C2タンク改造ロコ
この機関車の履歴を調べようと1986年から記録している
模型日誌を確認したが記録がない。
このロコ「40年くらい前に改造競作で作ったもの」だった(遠い目)
中村C2タンクの改造で作成したもので、キットで使用しているのは
ロコの下回り、ドーム類、煙室ハッチ部くらいで、他の部分は
自作である。
そんな昔のものでも、まあまあマジメにやっているではないか!
=>当時の自分
 
C56type2_20240212
全体に小型化
記録がないのでおぼろげに思い出したのは、このロコは
「地方私鉄が自社仕様に合わせてC56の小型版を発注した」
というコンセプトだった。
全体に小柄なのだが、テンダーも小さくなったので台車後部の
イコライザのリンクは省略という設定である。
(要するに「手抜き」)
 
C56type3_20240212
モータを交換
せっかく発掘したのでモータを交換する。
この時代、中村C2タンクくらいの大きさでもDH13を
使っていたのか(遠い目)
 
C56type4_20240212
走行させてみる
モータを交換後に運転してみると特に問題なく快調に走行した。
よしよし、これなら「地鉄風ロコとして使える」ではないか!
 
Mon6_20240212
前位デッキ下のステップとカプラーが無い理由
ところで、発掘後に状態確認をして気が付いた。
それは「前位カプラーとデッキ下ステップがない」のである。
しばし「なんでじゃ?」と確認して思い出した。
当時の私(たぶん高校生)が自宅で16番の車両を走らせるのに
使っていたレールはエンドウの450Rだったのである。
要するに「先輪が接触するから省略」だったのである。
競作展示のときはカプラーは装着したかも?ではあるが、
私の「運転に支障があるものは省略」という思想は、この時点で
割り切っていたんだな、としみじみ思うのであった。
改めて令和の時代にチェックしたところ、KATOの370Rの
S字カーブを易々と通過した。
 
C56type5_20240212
他の改造競作車両達(非電化タイプ)
その後もあれこれ改造競作に参加した。
改造競作の話:
 
車輛を確認すると非電化地鉄タイプが多い。
こんなところからも「いつかは地鉄レイアウト」と思っていた
ことが判る。
やはり16番のレイアウト欲しいなぁ(さらに遠い目)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.02.11

アールクラフトの遠鉄モハ1+サハの制作

前回まで「思い出の地鉄電車」だった。
今回は少し違う。
 
Enden9_20240211

幻の「地鉄レイアウト構想」
これまでの車両は「自分が旅行したときに実際に見た車両」である。
ところが遠鉄モハ1+サハは違う。
というか「自分の年齢では実車は見ることが不可能」だったものである。
ではなぜ購入したのか?
キットの内容が良いこともあるが「当時”地鉄レイアウトを検討”」
していたのである。
過去の模型日誌を見ると
・2002.8.30~12.27に地鉄レイアウトのテストレイアウトの記述
・テスト項目は勾配を登れる車両の確認
・12%~6%を試した結果「不可能」となり計画廃止
・検討の結果「レイアウトは軽便鉄道にする」に方針転換
とある(遠い目)
それでも「台枠+線路敷設」したのだから「本気」でヤル気に
なっていたのである。
その割には「記録画像も図面もない」のはなんとも情けない。
(反省)
このために2002年に購入・制作車両
・乗工社名鉄モ750       2002年に完成
・珊瑚模型名鉄モ510+520   2002年に完成
・モデル8叡電デナ21     2002年に完成
・珊瑚模型上田交通デハ5250(ん?)   未塗装完成
  =>なぜかエンドウの上田デハに買換え 箱組み
・フクシマ新潟交通モハ24   箱組み
・乗工社一畑デハ        箱組み
・アールクラフト遠鉄モハ1+サハ 箱組み
完成した車両については着工~塗装~仕上げで1週間で
作業を完了していることも判った(遠い目)
=>若いって素晴らしい(さらに遠い目)
この「完成するか箱組み止まりか?」の差はなにか?
日誌には書いていないものの「実車との親密度」らしい。
名鉄600v路線については、年に2度は訪問していたのである。
(野電、日立電鉄の車両がないのは謎)
 
Enden1_20240211
まずはサハから
上述の理屈からすると、次に再着手するのは新潟交通or一畑である。
しかし、ここで思ったのである。
「アールクラフトのデハ+サハを使わないのはもったいない」
この車両「思い出の・・・」ではなく「キットの出来」で
当時購入したものだったのである。
そのため、今も昔も高価だったダルマヤ25mm動力を最小している。
ということで(なにが?)まずはサハから工作開始!
残りパーツは少ないので、単台車の軸受(ピボット)をいさみやの
軸穴仕上げカッターで削って回転をスムーズにする。
 
Enden2_20240211
モハの残り部分を工作
22年前(う~ん)に箱組みは済んでいるのでディテールパーツを
付けるだけである。
こうしてみると「床下もカッチリしたパーツで構成されている」
良いキットだとしみじみ思った。
 
Enden3_20240211
パンタ台
ウチの電車は「架線対応可能(各種装置対応)」が必要なので
この車両でもパンタ台交換式に改造する。
笑ってしまったのがキット純正のパンタ台(ロスト製)が
真ん中の脚の位置が「パーツ毎で違う」のである。
そのため「カッチリ差し込むようにカット」したのが無駄になり
グダグダに拡げてハンダ付けすることになった(無念)
 
Enden4_20240211
改造したパンタ台の装着確認
パンタはKATOのPS16(イコライザ取付)を使用する。
絶縁していないのだが架線を擦ることは可能である。
(注:絶縁自体は簡単なので必要があれば後改造)
今回オリジナルのパンタ台を改造したのは、この位置に
ベンチレターがあるためである。
 
Enden5_20240211
塗装開始