2021.12.07

作業軌道レイアウトの作成(6)

気が付くと2021年も1ケ月・・・
そろそろ大晦日に年越し運転するレイアウトを考えないと(そこか)
ということで作業軌道レイアウトもそろそろ一段落付ける。 
 
Sagyo1_20211207
切株を作る
作業軌道レイアウトなので芝生平原?では締まらない。
当然「伐採跡」が必要である。
普通に切株(幹の短いやつ)を刺すか?と思っていたが、
それでは単純すぎて面白くない。
なんかる林鉄班の鰔川線の本を読んでいると、伐採後は植林の
地拵えをする際にヒノキの根や株を残し、そこに枯れ枝や葉を
積み上げる「点状集積」を行うとの記載を見つけた。
なるほど、それで写真を見ると荒々しい感じに見えるのか。
模型としてもそれを表現してみることにした。
やることは簡単で、先日KATOのホビセンで購入した樹木素材
がパリパリと砕きやすいのでそれを切株の周りに撒いて
木工ボンド水溶液で固めて「切り株シート」を作る。
 
Sagyo2_20211207
レイアウト上に接着
既にNOCHの草撒きをしてあるので、設置場所の草を
ワイヤブラシで落としてそこに接着する。
 
Sagyo5_20211207
どんな場所にも貼れる
薄い木工ボンドで固めてあるだけなので地形の凸凹や
傾斜地でもグイグイ押し付ければ馴染むので簡単である。
 
Sagyo3_20211207
作業員宿舎周り
 
Sagyo4_20211207
全体ではこのくらい設置
最初に作っただけでは不足だったので追加で切株シートを
作ってこのくらい設置した。
実際の伐採跡ではもっとあるのだろうが、小型レイアウト上では
あまり多くするのもしつこくなるのでこのくらいにして
おこう。
 
樹木の件は今後も努力するものとしてこのレイアウトは
これで一括り。
年末までに何をやろうか?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合があります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
ナローゲージモデリング 機芸出版社 発行
木曽谷の森林鉄道 西 裕之 著 (株)ネコパブリッシング 発行
助六 木曽森林鉄道 鰔川線 なんかる林鉄班 発行

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2021.12.02

作業軌道レイアウトの作成(5)

先日「ここに作業員宿舎があるといいかも」と思いついたので
試してみることにした。
 
Sagyo1_20211202
建物を設計?
レイアウトのサイズがそもそも小さいので敷地面積は
さらに小さい。
プランとしては手前(妻側)に事務所、奥に休憩兼宿泊所と
いう設定にした。
建物の大きさはエコーモデルのドアから決める(笑)
前回、蘇水寮風建物をカラーペーパーを使ったのだが質感が
ちょっと違う?と思ったので今回は桐板シートを使う。
ドアの色を「現地で白いペンキを塗った風」にするのだが、
こういうときに「エコーさんの窓枠・ドアセットはケント紙
で作ったタイプが欲しい」と思う(しみじみ)
 
Sagyo2_20211202
屋根は定番のトタン貼り
「三番目の家」で定番になったトタン屋根は7mm幅の紙を
貼る方法である。
塗装は茶色になってしまうのだが「もっと良い色はないか?」
 
Sagyo3_20211202
大きさが決まったので山肌をカット
建物のサイズが決まったので整地を開始する。
山肌をカッターナイフでカットする。
私のレイアウトの地面はペーパータオルorテッシュと
発泡スチロールだけなのでカットするだけである。
 
Sagyo4_20211202
山側に石垣
平な部分にペーパータオルを貼って着色、山側には石垣シート
を貼って土留めをする。
 
Sagyo5_20211202
整地した場所に建物を置いてみる
整地が出来たので建物を置いてみると・・・ギリで狭い。
これは手前側に広げないとダメか。
 
Sagyo6_20211202
手前にも石垣
山側の石垣シートの残りを使って手前にも石垣を作って
敷地を広げる。
このやり方、なんとも実物っぽい(笑)
 
Sagyo7_20211202
樹木を変えて確認
建物にディテール追加&ウェザリングを行う。
助六の写真を見ると宿舎周辺には広葉樹が多い?ようにも
見えるので樹木をオランダフラワーのタイプに交換して
感じを確認する。
まあまあいい感じか?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合があります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
ナローゲージモデリング 機芸出版社 発行
木曽谷の森林鉄道 西 裕之 著 (株)ネコパブリッシング 発行
助六 木曽森林鉄道 鰔川線 なんかる林鉄班 発行

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2021.11.28

作業軌道レイアウトの制作(4)

銀塩で紅葉撮影を行っているので模型工作の進捗が遅い?
 
Sagyo1_20211128
草撒き作業開始
これまでの林鉄レイアウトが「スポンジの草」なので迷っていたが
NOCHの草撒きの方が作業が早いのでこちらを選択した。
コツとしては「植生の違いを出すため」に4種類の素材を
小さいスポットに分けて何度も細かく散布していく。
そのため、600x400の小さいこのレイアウトでも撒き終わるのに
6時間かかった。
 
Sagyo2_20211128
垂直に刺さったもの以外は除去
NOCHの草撒き器で散布を行うと
・狙ったところ以外に落ちる
・横倒しや重なって落ちている草がある
これらを掃除機で除去して刺さったものをドライヤーで固定して
「狙ったところに絞り込む」ように散布するので、結果的に
半分以上の素材がムダになってしまう。
林鉄系のレイアウトでは傾斜部があるのでさらにロスが多い。
素材単価は安いのだが少し気になるところだ。
(まだまだ改善が必要)
 
Sagyo3_20211128
全体に草撒きを行い樹木との相性確認
草撒きを完了。
植生の違いはまあまあ出たが、草の素材は草原前提?の
ような感じで枯草っぽい色(ウォームグレー)で長短の素材が
あると助かるのだが・・・
先日作成した樹木を仮置きして相性を確認する。
樹木を置いて気が付いたのだが短い方の木でも傾斜部の
上の方に植えるとレイアウト全高が20cmを超えてしまい
収納に不便であることが判った。
う~む、どうしたものか。
 
Sagyo4_20211128
予定変更して建物を置く?
ここからは植林と伐採跡の表現になっていくのだが、
緩勾配側の少し平な部分を見ていて気が付いた。
「ここに伐倒手の宿舎があるといいかも?」
私はどうも「自然しかないレイアウト」が苦手である。
ここで少し生活感のある風景を入れるといいかも?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合があります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
ナローゲージモデリング 機芸出版社 発行
木曽谷の森林鉄道 西 裕之 著 (株)ネコパブリッシング 発行

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2021.11.20

樹木の作成(モミの木卒業の努力)

作業軌道の地形が出来ると必要なのは樹木である。
そこがまた悩ましい。
 
Tree1_20211120
伝統的針葉樹
これは以前から所有している林鉄&地鉄レイアウトである。
樹木はウチで伝統的?に使用している「ブラシの木」である。
古いモデラーの人はこの呼び名を使う人が多い。
針金を折り曲げてブラシの毛をグルリと回し、円錐形にして
針葉樹にしたものである。
形からすると子供時代に見覚えのあるモミの木(クリスマスツリー)
にソックリなのでなんとなく親近感がある。
で、思うのである「私はモミの木が欲しいのか?」
 
Tree2_20211120
実物樹木(杉)の画像
これは近所の森林公園で撮影したものである。
細かい差異はあるものの、林鉄で伐採される杉、ヒノキの
ような樹木はこのような形をしている。
葉っぱ、枝ぶり(上向き/下向き)などを考えつつ
レイアウトで使う樹木を作れないものか?
 
Tree10_20211120
手持ち素材で色々と試す
今までにも色々な素材で樹木を作成している。
各種素材のストックの中からまずはコケ類を使ってみたが
「コレジャナイ感」に少し凹む(ち~ん)
 
Tree3_20211120
幹素材を捩じっていく
KATO 24-309 樹木キット針葉樹(中)を捩じって幹を
作る。
高さは10cmくらいで「もうちょっと高さと太さが欲しい」と
思うくらいのサイズである。
作業していて思うのだが「枝の数はこの倍以上欲しいので
捩じる加工の必要ない幹」を製品化出来ないのだろうか?
 
Tree4_20211120
FINE-LEAFで枝葉を付けた
ストックしてあったウッドランドシーニックのFINE-LEAFを
使って枝葉を付けていく。
予想していた通り枝が少ないので枝葉のボリューム感を付ける
ために盛って行くと先の画像(実物)のような針葉樹の
イメージから遠くなって少し凹む。
それでもなんとか形になった。
両脇に「ブラシの木」を置いて比較すると「まあまあか?」
とは思うもののもう少し大きな木が欲しい。
 
Tree5_20211120
大きな幹を作る
ウッドランドシーニックの17cmくらいのサイズの幹を
使って大きな木を作成する。
このキットは広葉樹?なのでますます枝が少ない(涙)
 
Tree9_20211120
とりあえず枝葉を付けたが・・・
先の樹木同様にFINE-LAEFで枝葉を付けた。
う~ん・・・なんという「コレジャナイ感」(ち~ん)
仕方がないので、木工ボンド水溶液を染み込ませるときに
ボリューム感を足すことにする。
 
なんとか針葉樹(大・小)が揃ったので出来を確認する。
 
Tree6_20211120
水平に見たところ(地上目線)
 
Tree7_20211120
上方から見たところ(模型目線)
全体的に「そうなのかなぁ~」という感じになった。
レイアウトを見る視線(やや上方から)ではそれほど高さに
違いがないようにも見えるが水平からではそれなりに差異が
出ている。
林鉄で切り出すサイズは大きい方の樹木、「切り残した木」
は小さい方という見方が出来るのか?
 
Tree8_20211120
他素材の木とストラクチャを置いて確認
こうしてみると「樹木って大きい」と思う。
右側に「ブラシの木」「オランダフラワーの木」を置いて
比較してみたがどうだろうか?
正直なところは「気持ちモミの木感は少し抜けたが・・・」
である。
 
Tree11_20211120
「レイアウトに合う樹木」を作る努力
これまでに各種素材を使って樹木を作ってきた。
ここにあるものは「とりあえず合格」のものである。
まだまだ理想には遠い。
レイアウトで使う樹木は
・模型としてのリアル感
・運転する場所として使うための耐久性
・レイアウトのサイズによる制約
などの要求事項があって正解を出すのが難しい。
それで思うことがある。
「日本の植生に合った素材は製品化されないのか?」
 
とりあえず樹木問題はこのくらいにして、作業軌道の植生
をやることにしようか?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合があります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
ナローゲージモデリング 機芸出版社 発行
木曽谷の森林鉄道 西 裕之 著 (株)ネコパブリッシング 発行
木曽の森林鉄道 銀河書房 発行

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2021.11.07

作業軌道レイアウトの制作(3)

レイアウト工作は「地味に工作を続ける」ので、ブログへの
UPのタイミングが難しい。
 
Sagyo1_20211107
枕木塗装にミッチャクロンを使う
作業軌道にPECOのフレキを使うと「枕木に着色した」と思う
ことが多い。
そのために良いプライマーを探していた(時間かかった)のだが
ミッチャクロンが良さそうなので地味にテストしてから
枕木を塗装した。
あまりがっちり塗装はせず、軽く吹く程度で充分である。
 
Sagyo2_20211107
発泡スチロールを貼る
枕木とレール側面の塗装を済ませてから発泡スチロールを貼って
地形を作っていく。
この作業を行うと「作業軌道全体を俯瞰(ジェットコースター)」
が味わえなくなるのと軌道の保守が難しくなるので確認作業を
充分な時間行った。
 
Sagyo3_20211107
ペーパータオルを貼っていく
発泡スチロールの固定が済んだところで削り取って地形を
作っていく。
平地部分はペーパータオル、急峻な部分はテッシュで下地の
細かい凹凸が出るように貼っていくのだが「ここから先の作業で
土、岩肌、乾いた急峻な地面」などにしていけるように
発泡スチロールを刻み込んでいくのは慣れが必要である。
素材は安く(梱包材を保管しておけばタダ)一般ゴミとして
捨てられるものなので充分に練習が可能である。
木工ボンドの薄めた液を染み込ませて固定しながら地面の
基本色を入れていく。
木工ボンドが完全に乾燥すると塗料が染み込まないことと
真っ白い上に塗装していくのは意外に手間だからである。
塗料はリキテックスを使うとペーパーの強度も出て良い。
 
Sagyo4_20211107
地形全体に基本色を入れ終わったところ
基本色なので薄く茶色を全体に入れもいいのだが「この後の
地形の仕上げ方検討」のために「ある程度想定した色」を
入れていく方がイメージを決めやすくなる。
急峻な部分は灰色(硬い地層や岩)アイボリーイエローや
パステルサンドなどの色(急峻で乾燥して崩れたの地層)
などを意識している。
(注:着色はこの後の工程で変更可能)
 
Sagyo5_20211107
灰を撒いてザラっとさせ本格着色
基本色を入れて完全に乾燥を済ませたところで表面に線香の灰を
全体に撒くことで「ザラっとした感じ」を出す。
この作業も木工ボンド薄め液が固まったところで本格的に地面に
着色していく。
 
Sagyo6_20211107
岩肌ばかりでは気が植えられえない
先の画像で「岩っぽい山」に仕上げてしまったものの、よ~っく
考えると「それだと林鉄としておかしくないか?」と気が付いた。
3ケ所をザクッと削り取って(発泡スチロールなので簡単)
緩斜面にして土にする。
 
Sagyo8_20211107
地形の着色を済ませターフ2種を撒く
各地形の着色をしてから、ターフ2種で植生感を出していく。
地面敷設の線路にはバラストを撒く。
 
Sagyo7_20211107
おおよそ地形が出来てきたので車両を走らせる
ターフを撒いて着色も落ち着いてくると「地形っぽくなった」
と感じたので車両走行可能にレールを整備する。
地形は「運材列車が微妙に見え隠れする」ように意識して
あるのだがまあまあか?
 
ここから「林鉄風」にしていくのだが、何をどう試すか?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合があります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
ナローゲージモデリング 機芸出版社 発行
木曽谷の森林鉄道 西 裕之 著 (株)ネコパブリッシング 発行

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2021.10.23

ウルトラマチックというカメラ

誰も覚えていないと思うが、以前このブログで困った話をした。
 
Ultra1_20211023
ウチのズーマーは無限遠が・・・
ズーマーを久々にアサペンLX?で使ったときに「このレンズ
無限遠のピンが甘いぞ」というのに気が付いた。
10年以上前に購入したものなのに今さら気が付く?
別に困りはしないのだがハッキリさせてはおきたい。
そうなると純正ボディで確認したいのだが、前出の通りで
フォクトレンダーのボディは持っていないのである。
しかもデッケルマウント機は困った問題がある。
それは「ファインダーが素通しタイプが多い」のである。
フォクトレンダーのボディで素通しでないもの
・ベッサマチックm
・ウルトラマチックCS
・ベッサマチックCS
いずれも数が少なくて入手が難しいのである。
幸運なことに、偶然某所で一応動くが・・・なのでレンズ代
でいいよ、というウルトラマチックCSを見つけたので購入。
それを使って確認した結果は「無限遠は出てない」(ち~ん)
ところで、このカメラはともかく重い。
ボディ単体で855gもある。
ズーマーが802gなので上画像の組合せにすると大変である。
 
Ultra2_20211023
フィルム装填から悩む
このボディ、露出計X、当然AEはXなのだがシャッターは動作して
いるので使ってみようということになった。
ところが!である。
ウルトラマチック「どこを操作すれば裏フタが開くのか?」が
そもそも判らない(笑)
左肩の謎のノブとツマミを操作すると巻上ノブがポコン!と
出る・・・という謎ギミックから順に謎を解いていく。
 
Ultra3_20211023
フィルム装填は楽なのだが
苦労して裏フタを開けてフィルムを入れるのだが、このカメラの
巻取り軸は優れものでフィルム先端を3コマ目くらいで折って
突起に引っかかるように差し込めば終わりである。
おお!便利!
しかし、さすがはフォクトレンダー!この状態ではスプロケットは
フリー状態で巻上が出来ないしくみになっている。
苦労して巻き戻しノブを押し込んで裏蓋を閉めないと巻上がらない
のだが「フィルムが送られているか?」は巻き戻しノブ上面の
模様がゆ~っくり回るかどうか?でしか確認出来ない。
 
Ultra11_20211023
自動リセットの逆算カウンタ
ウルトラマチックのカウンタは自動リセットである。
お!便利!と思うのだがこのカウンタ、リセットする前に
20枚(え?)か36枚か?を選んでおく必要がある。
逆算式だからなのだが、36枚撮りなのに20枚でリセットする
と20枚でストップしてしまう。
すぐに気が付けば先の裏蓋開閉をしてリセット出来るのだが、
これも先に書いたが「巻き戻しノブを上げてまた戻すのは意外に手間」
なのである。
こういう「凝っているのは判るが便利なのかそれ?」を堪能する
のがフォクトレンダーのカメラとの付き合いなのかも?
 
Ultra5_20211023
ウルトラマチックCSのファインダー
このカメラは1965年から販売されている。
ファインダーは近代的?なスプリット/マット面である。
購入したときに「マット面でもピンが見られる」と期待したのだが
実際にはボ~っと見えるだけで今一つである。
前モデルまでの素通しを止めたのは、利便性向上ではなく
TTL開放測光を可能にするためだったのか?
こうなると、同年代のカメラのファインダーはどうなのか?が
気になるので撮影してみた。 
Ultra8_20211023
コンタレックススペシャル(1960年?)
 
Ultra6_20211023
ALPA6b(1959年)
 
Ultra7_20211023
ライカフレックスSL(1968年)
 
Ultra9_20211023
ニコンF(1960年)
世間では良く見えない!と評判?のALPAのファインダーであるが
6bのファインダーは意外によく見える。
凄いと思うのがライカフレックスSLのファインダーで、受光素子が
ミラーボックス下部にあるのでミラーはハーフミラーなのだが
ファインダーは暗くはなくて見やすい。
ニコンFはフレネルの線が画像縮小のためモアレになってしまった
がアイレベルファインダーでは暗くはない。
 
Ultra10_20211023
見やすくするための地味な努力
先の通りのファインダーを老眼の私が使うのは厳しい。
少しでも見やすくするためにゴムのアイピースを付けてみた。
この後、トップカバーを外してファインダー内清掃したことも
あってまあまあ見えるようになった。
 
Ultra4_20211023
シャッター速度優先AE可能なデッケル
前モデルのウルトラマチック(1962年)からシャッター速度優先
AEが可能であったが、CSではTTL開放測光になった。
ここで気が付いたことがある。
それは「AE撮影が可能な日本の一眼レフの最初は?」である。
資料を調べてみるとクラ専No.30 アサペン特集において
ES(1971年)の説明に「世界で最初のTTL開放測光、自動露出
の一眼レフ」とあるのを見つけた。
ウルトラマチックCSは6年も前に実現していたのに・・・
考えてみると、前モデルでセレン式外光式AEだったものを
TTL化したが「デッケルマウントはプレビューが出来ない」
ので結果的に開放測光になった?のでフォクトレンダーは
「世界初の!」と言いそびれてしまったのだろうか?
今となってはどうでもいいかも?ではあるものの、世界最古の
カメラメーカーの謙虚さ?が気の毒なのでここに書いてみた。
このカメラのシンクロコンパーは、他のデッケルのようなライト
バリュー式ではないので絞り/シャッターのダイヤルが独立で
回せるので操作がしやすい。
 
Ultra12_20211023
Septon50F2 F=1:4
 
Ultra13_20211023_20211023131101
Dynarex90F3.4 F=1:5,6
私が所有しているデッケルマウントのレンズは友人の遺品
である。
こうやって「本来の銀塩ボディ」で撮影していると、派手さは
ないが味のある描写を見ることでしみじみとする。
 
Ultra14_20211023
長年解けない「謎」
ウルトラマチックCSを入手して思い出したことがある。
私は友人からレグラCTLというM42のカメラをもらった。
このカメラ、普及品が主体のレグラにしては妙にハイスペックで
シャッター速度は最高速1/2000、シンクロは1/125とミノルタ
X-1と同等の高級品である(そうなのか?)
それはいいのである。
問題は「なぜかウルトラマチックに似ている」のである。
外観だけでなく、以下の共通点がある。
(1)巻取り軸の構造がほぼ同じ
(2)巻上レバーの位置がトップカバー下
ウルトラマチックはレバー上に露出計関係のパーツがある
のでこのような形にせざる負えなかったのだが、M42の普通?
のフォーカルプレーン機(しかも設計年次は新しい)が真似る
理由はどうも思いつかない。
そういえば、シャッターダイヤルとレリーズが同軸にある
Zeiss配置(注:そういう呼び方をする人もいる)だったりする
など色々と想像させる要素は多い。
クラカメ趣味は「こういう想像(妄想)」をするのがまた
楽しいのである。 
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
画像の描写についてはあくまで個人の感想です。
参考文献
フォクトレンダー オフィスヘリア 発行

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2021.10.11

ローライSL2000Fを使う

そろそろ寝ようか?と思ったら震度5の地震・・・
揺れが収まってから家内をチェックしたときになぜか
「ローライSL2000Fは動くだろうか?」とチェックする
気になった(あほ)
3003の方は3年に一度くらいは使うのでいいのだが、こちらは
「ひょっとしたら10年くらい使ってない?」ような気がする
のでドキドキだったが、動かなかったのは3003だった。
1時間ほどあれこれやって、マガジンの設定を間違えていただけ
なのが判った(地震の後にアホすぎ)
こりゃいかん!ということでSL2000Fを使うことにした。
 
Rollei1_20211011
純正グリップとの組合せ
SL2000Fを使うときはグリップとセットである。
3003ではビデオカメラのように片手でグリップできるようになる
のだが、このタイプではどうも持ちにくい。
 
Rollei2_20211011
マガジンの使い方を再確認する
このカメラの特徴はなんといってもマガジン交換式である。
このマガジンだけでも「ちょっとしたカメラ」と同じレベルの
複雑な作りで使い方を間違えると困ったことになる。
ところで面白い話がある。
フィルムホルダーを抜くときは上画像のポジションにする
のだが、このO_Oというポジションの「読み」が不明
なのである。
マニュアル(英語、日本語)にも読みはなく、カメラレビュー誌
の解説記事でもO_O とわざわざフォントを作っている(笑)
 
Rollei3_20211011
にぎやかなカメラ上面
直観的にクイッと回せるダイヤル操作はなかなか使いやすい。
シャッター速度ダイヤルはAとXにはクリックがあるのだが
15~1/1000は「可変抵抗のようにスルスル」になっていて
1/1000の先になってしまったりして焦る。
ウェストレベルファインダーはなぜか左右逆になることもなく
見やすいのでローアングルで使いやすい。
 
Rollei4_20211011
アイレベルファインダーは独特
アイレベルは視度補正がガッツリ出来るので見やすいはず?なのだが
覗く角度(スイートスポット)が凄く限られていて少しでも斜め
になると見えなくなる。
視度補正をちゃんと合わせてファインダーを覗くと「ピンの合った
ところが浮き上がるように見える」独特な使い心地である。
おかげで28mmクラスの広角レンズでもフォーカスしやすい。
もっともアウトフォーカス部はゆらゆらして見え(個人の感想)
ることがあり、無限遠で使うときに被写界深度内にあるところも
ゆれて見えてちょっとイラっとすることもある。
 
Rollei6_20211011
Planar50F1.4 F=1:5,6
 
Rollei5_20211011

Planar50F1.4 絞り解放
 
Rollei7_20211011
フィルムスキャン結果で衝撃の事実!
フィルムスキャンをしていて「あれ?」
シャッターが残っている?コマがある。
製造後30年以上動いている奇蹟のボディなので仕方がない?
と思ったが、さらに確認すると「AEで1/1000時に縦撮り」
するとこうなることが判った。
まさか重力が影響するとは!
 
改めて「クラカメには作法がある」ことを認識。
このくらいの心遣いが出来なくては使えないものなのだ。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」であり、
各レンズの描写コメントは「個人の感想」です。
参考文献:
カメラ レビュー No.28 1983年3月 朝日ソノラマ 発行

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2021.09.29

そうだ!フォクトレンダーを忘れていた!

今月は「長らく使っていなかったカメラを使う活動」である。
(そうなのか?)
ニッカIIILとヤシカYFも使って「これで使っていないカメラはない」
としみじみしていたが・・・
自分のカメラのHPの目次を見ていて気が付いた!
「おいおい!Voigtlanderが無いぞ!」
 
Prominent1_20210929
まったく忘れていたPROMINENT
デジカメの時代になってからはちょっと聞かなくなってしまった
フォクトレンダーは創業は1756年(モーツァルト生誕年!)と
世界最古のカメラメーカーのひとつである。
双眼鏡や顕微鏡などの光学製品を製造していたが1841年には
総金属ボディ/数学計算に基づく設計のレンズを装備した
カメラを作成している。
そのようなメーカーなので私もかつてはビテッサを使ってはいた
ものの今では手元にボディは無い・・・と思っていた。
ところが!思い出したのである。
「ノクトン50F1.5といっしょにボディを買ったはず」
捜索すると出て来た!(あほすぎ=>自分)
プロミネント1型である。
このカメラは1951年発売になった戦後フォクトレンダーの
最新カメラである。
 
Prominent2_20210929
0番シンクロシャッターを装備
特徴的(なことが多すぎのカメラだが)同年代のライカや
コンタックスがフォーカルプレーンシャッターであるのに対して
プロミネントは大型の0番シンクロコンパーを使用した
ビハインドシャッター機である。
シャッター速度は1/500~1、Bでこの方式のおかげで全速
シンクロである。
制約の多いこの方式の標準レンズはノクトン、ウルトロン、
カラースコパーの3種であるがノクトンは(一部の例外はある)
他のボディで使用したものはない。
(私はノクトンが欲しかったのでプロミネントを所有している)
 
Prominent3_20210929
特徴あるフォーカシング方式
凝り過ぎメーカーのフォクトレンダーなのでフォーカシング
機構だけでも「言葉で説明出来ない」くらい複雑である(笑)
ボディ内にあるシンクロコンパーを取り付けてある
フォーカシング・ユニットを押し出すピンをカムを動かす
ためのダイヤルは巻き戻しダイヤルと同軸に配置されている。
これを回してフォーカシングする操作はちょっとコツがいる。
コツといえばシャッター速度設定も1/500だけは「巻上前に
セットしないと入らない」という「知らないと故障かと思って
凄く焦る」ものもあり、クラカメは「作法が大事」であることを
思い出させてくれる。
 
作法が他にもいっぱいあるのでフォクトレンダーの書籍を
久々に読みながらちょっとワクワクする。
さて、いよいよ撮影である(ちゃんと動作するか?)
 
Prominent4_20210929
Nokton50F1.5 F=1:8
プロミネントは0番シャッターを使っているためか?大柄な
ボディで大きな巻上ノブの先にある小さなレリーズが押しにくい。
そのため撮り鉄しようとするとレリーズのタイミング(間合い)
が難しい。
3コマほど失敗したがどうにか撮影出来た(笑)
 
Prominent5_20210929
Nokton50F1.5 絞り解放
 
Prominent6_20210929
Nokton50F1.5 絞り解放
 
Prominent7_20210929
Nokton50F1.5 F=1:2.8
マウントアダプタでライカやデジカメで使っているのでノクトンが
「解放から良く写るレンズ」なのは判ってはいるのだが、こうして
純正ボディで銀塩撮影してみても「ああ、やはりいいな」と
しみじみ思う。
さすがはフォクトレンダーである。
スキャンして判ったのだが、このシャッターは1/500と1/250は
なんとか使用出来るもののそれより低速は遅くて露出が不安定
であった。
なんとかフィルム1本撮影出来て良かった。
  
Prominent8_20210929
同時代のライバルと
使用して思うのは「ともかく重い」である。
実測してみると924gであった。
同時代のライカIIIfにSumarit50F1.5を装備すると742g
スペック的にはライカの方が上、レンズのバリエーション
(過去資産も含めて)圧倒的ライカ優位ではあるものの、
フォクトレンダーのレンズの素晴らしさ、そして「存在感」
は捨てがたいものがある。
フォクトレンダーのカメラボディが欲しい!(遠い目)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
画像の描写についてはあくまで個人の感想です。
参考文献
フォクトレンダー オフィスヘリア 発行

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2021.09.25

出番の少ない?クラカメで撮影(3)

実はミランダよりこちらが先だったがなんとなく順番逆転。
 
Kare1_20210924
意外に出番が無かったこの2台
カードンとリードは10年以上所有しているカメラである。
レンズは先行して入手していたのだが、資金難によりボディは
後になってしまった(遠い目)
その頃はちょっと忙しくて使う機会が無かった。
 
Kare2_20210924
Ektar47F2 絞り解放
 
Kare3_20210924
Ektar47F2 F=1:4
 
Kare4_20210924
Ektar47F2 F=1:5,6
カードンは購入時から距離計のハーフミラーが劣化していたので
エクターを絞り解放で使うにはどうか?と出番が無かった。
10年以上経過して「これでは気の毒」となって距離計修理を
含めたオーバーホールを済ませたものの、今度はコロナ禍で
1年出番が遅れてしまった。
このカメラはLeicaIIIaを参考にしている?ので距離計と
ファインダーの間が離れているタイプで寒冷地で手袋をして使う
ためにレリーズと巻上ノブに特徴がある。
構造そのものはバルナックライカと同じなので特別なコツなどは
ないが、操作感はライカとはそれなりに異なるのが楽しい。
エクターも久々に使ったが良く写るレンズである。
 
Kare5_20210924
Tayler-Hobson50/f2 絞り解放
 
Kare6_20210924
Tayler-Hobson50/f2 F=1:5,6
 
Kare7_20210924
Tayler-Hobson50/f2 F=1:8
同じバルナックコピーでもリードはIIIbを元にしているので
カードンより近代的に感じられる。
メッキも綺麗、操作感もスムーズで「さすがはイギリス」と
感心する。
テイラーホブソンの50F2はボディ同様外観の仕上げが美しくて
使うのを躊躇っていたが今回使ってみるとカッチリ写る良い
レンズだと改めて思う。
 
同じ時代にバルナックライカを元にしているのに、国が違うと
結構違うものなんだなとにやにやしてしまう。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」であり、
各レンズの描写コメントは「個人の感想」です。

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2021.09.22

出番の少ない?クラカメで撮影(2)

猛暑が終わるのを待って使うクラカメがある。
 
Mira1_20210922
猛暑に弱いカメラ
「早く猛暑が終わって欲しい」と出番を待っていたカメラ。
それはミランダTである。
なぜか?というと貼り革が凄く弱くて汗で湿気ると表面が
剥がれてダメになってしまうからである。
クラカメというのは「結構気を使う」のである。
もう一つ理由があって、それはシャッター速度が1/500までしか
ないことがある。
自動絞りがない一眼レフを使う場合、撮影する際は「絞りを
実絞りにセットして被写体を待つ」のであるが、ピーカンの
天気では(ISO100を使っても)1/500でF=1:11なので
「真っ暗な中を何かが接近してくる」のを撮影するように
なってしまう。
若い頃はそれでも平気だったが歳を取ると暗いところで動く
ものを見るのが辛い(涙)
そのため「雲が多いがちょっと晴れ間」の天気を狙うことになる。
 
Mira2_20210922
Zunow50F1.9 絞り解放
 
Mira3_20210922
Zunow50F1.9 F=1:5,6
この2枚、実は2回目の撮影のものである。
1回目は久々に使ったので老眼で絞り解放でピンが合わせにくく
ズノーのプリセット絞りの操作もうまくいかなかった。
複雑な操作などいっさいないシンプルなカメラなのだが、
シンプルさゆえに?(いや老眼ゆえに)慣れるにはどうしても
使って覚えないといけない。
 
Mira7_20210922
一回目の失敗した例
この日はまあまあの快晴だった。
そのため1/500で絞り解放でピン合わせ=>F=1:4に絞るのだが
そんなことをしている間にカモの1羽がこちらに寄って来てしまい
「おいおいジ~っとしていてくれい!」の図である(笑)
動物をプリセット絞りで撮影するのは慣れが必要である。
 
Mira4_20210922
初めてExアダプタを使う
今回、20年近く前に購入しておきながら使っていなかった
ミランダのアダプタを使うことにした。
M42用とEx用を持っているのだが、前者は外バヨネットを
使うのでボディに傷がつく?かもしれないで止めた。
(慎重派?)
このアダプタ、レンズ側のピンをカバーする形になっている
のでKomuraのピンがちょっと外気味になっているので
Angeniux90F1.8と135F3.5しか装着出来ず。
 
Mira5_20210922
Angeniux90F1.8 絞り解放
 
Mira6_20210922
Angeniux135F3.5 F=1:5,6
135mmの方は「あれ?ファインダでは見えなかった小田急の
オーバーパス(上方)が入っている」
ミランダの視野率はContax Dよりは良いと思うのだがそれでも
80%くらいなのだろうか?
ま、そういうことをフィルムスキャンしてから考えるのも
楽しいことなのである。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」であり、
各レンズの描写コメントは「個人の感想」です。

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2021.09.21

作業軌道レイアウトの制作(2)

長雨が続いたり台風が来たり・・・ようやく猛暑は終わり?
少ない晴れ間にクラカメ撮影をしながら作業軌道の工作は続く。
 
Saku4_20210921
ループ線の線路敷設開始
フレキをカーブに曲げでスパイクを打って固定していく。
脚部の強度は十分で道床面は平行に仕上げてあるのでスパイクを
打ち込んでも問題はない。
 
Saku5_20210921
登坂テストはOK!
ループ線部のレール敷設を完了したので登坂テスト。
計画通り運材x2で登坂可能。
勾配を再計算すると7%。
 
Saku1_20210921
緩勾配側の工作
エンドレスを完成させるために緩勾配側の作業軌道の道床面貼りを
開始する。
ループ部でカンを思い出したので作業は早い。
 
Saku2_20210921
道床部分の設置完了
道床面を平滑にしてループ線同様に塗装を行う。
 
Saku3_20210921
こちらも登坂テストOK!
レール敷設を完了して登坂テスト。
勾配は5.3%なので楽々?登坂する。
 
Saku6_20210921
エンドレス+分岐のレール設置完了
ポイント+分岐線を付けて、フィーダ端子を付けてレール敷設は
一応完了。
 
次は枕木とレールの塗装をあれこれ試してから地形に入る(予定)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合があります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
ナローゲージモデリング 機芸出版社 発行
木曽谷の森林鉄道 西 裕之 著 (株)ネコパブリッシング 発行

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2021.09.10

作業軌道レイアウトの作成(1)

HPのレイアウト更新をどうするか?を考えていたら
「最近林鉄関係がないような?」
特に作業軌道モノは極小タイプ以降は作っても今一つで
残っているものがないのは問題である。
花巻風と草軽風レイアウトの手を止めて(なぜ?)
そちらに着手することにした。
 
Sagyo1_20210910
ループ線の検討
作業軌道レイアウトは単純なエンドレスにしては面白くない
ので、まずはループ線の検討に入る。
MWのホイットコムと助六5tでテストを行った結果、R103で
6%強の勾配であれば運材台車x2で登坂出来ることを確認
した。
 
Sagyo2_20210910
ループ線の勾配を元に地面を作る
ループ線は7%近い勾配なので通常は逆時計回りで緩めの
勾配にした方がいい、ということで台枠サイズは600x400と
余裕を持たせることで勾配が5%強になる線路配置にした。
作業軌道(脚)は一番低いところが21mmになるように
するために地面を上げる。
 
Sagyo3_20210910
設置前に脚の出来をチェック
設計図を描いて地味に脚を作成する。
設置前にチェックすると1個高さを間違えていた(ち~ん)
 
Sagyo4_20210910
脚・道床部の工作
図面に従って脚を設置、道床面+丸棒を接着、固定を確認して
から上面を平滑にして塗装を行う。
何度もやっているので手慣れえてきた。
 
Sagyo5_20210910
まだまだ続く軌道設置作業
残りの橋脚を作成して設置確認をする。
ここの設置が終わると次はレール敷設である。
 
その後は走行確認もあるので先はまだ長い?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合があります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
ナローゲージモデリング 機芸出版社 発行
木曽谷の森林鉄道 西 裕之 著 (株)ネコパブリッシング 発行

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2021.08.27

ContaxII型の思い出

長雨の後は猛暑で外出出来ず。
(それ以前にコロナ禍)
それならばと過去に撮影したフィルムをスキャン。
 
Co21_20210827
2台目のレンジファインダー機
高校、大学とヤシコンRTSを使っていたが電気カメラは
「ひょっとしたら現地で故障するかも?」と機械式カメラの
バックアップとして初ライカ(LeicaIIIf)を社会人になって
購入した。
喜んで使っていると光漏れがあり修理することになった。
そんなときに撮影オフ会である。
どうしたものか?とウツキカメラの社長さんと話をしていると
手にはContaxII型が・・・
ウツキカメラさんの危険?なところは、社長さんと顔見知りに
なると「お帳面」でカメラが買えてしまうところである。
欲しそうな顔をしていると「**さんお帳面!」と手を
叩かれて番頭さんが来たらアウトである(笑)
当時のクラカメ知り合いの間では「お帳面出来る人はクラカメ道
入門者」の時代だった(そうなのか?)
上画像のII型は現在所有の状態良好のものであるが、当時は
巻上は重くレンズ(Sonnar50F2)前玉キズだった。
それでも「レンズ交換式レンジファインダー機」は選択肢が
狭いので貴重な品であった。
さっそく、ヤシコンRTSと撮影旅行。
 
Co22_20210827
撮影初日は微妙な天気
初日は廃線巡りだったが駅で5200型を撮影。
前玉拭きキズなのでハレーション気味。
(それ以前に凄くフィルム褪色)
 
Co23_20210827
 
Co25_20210827
 
Co24_20210827
 
Co26_20210827
2日目は撮り鉄の日だった。
スキャンして思い出したのだが「謎の光線漏れ」が出ている。
初日は無かったのになんで?
この日は5000型と5200型はさよならヘッドマーク、7500型は
試運転だった。
メイン機はRTSなのでまあいいとして、この結果は残念である。
まあ、クラカメだからなぁ(笑)
その後は街撮りが多かったが1年ほどでライカの下取りに
なってしまった。
 
その後状態の良いボディとレンズを入手するのは20年近く
後の話となる(遠い目)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」であり、
各レンズの描写コメントは「個人の感想」です。

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2021.08.22

草軽風レイアウトの改修(6)

猛暑=>長雨でも生活はあまり変わらない。
レイアウト改修はいよいよ建物作りである。
 
Kusa1_20210822
作業員宿舎を作る
建物はナニがいいか?
当初は「温泉旅館が欲しい」と思ったりもしたのだが、山中に
忽然と旅館が出現するのもどうなのか?
しかも面積が狭い。
次に思いついたのが以前から作ってみたいと思っていた
作業員宿舎(蘇水寮のような)である。
これだったらちょっとアレンジして小さめにすればいいか?
80x70の大きさで壁を作る。
 
Kusa2_20210822
こんな感じ
一階は事務所(奥に鉄道関係者宿直室と風呂)
二階正面は常駐作業員の部屋、奥は6畳間x2(宴会部屋?)
常に宿泊者がいる部屋は雨戸がある。
 
Kusa3_20210822
入り小屋屋根にトタン板を貼る
 
Kusa4_20210822
屋根が付くといい感じ
トタン屋根は前回の「三番目の家」でやった細い紙を地味に
貼っていく方法である。
面倒ではあるがまあまあそれっぽい感じになる。
片方入母屋は花巻風レイアウトの旅館から使い始めた方法で
レイアウトスペースの問題で建物を短くするのに便利な方法
である。
この状態で見ると蘇水寮に見える・・・かなぁ?
 
Kusa5_20210822
階段をどうするか?
この建物の「ある意味見せ場」は階段である(そうか?)
写真を見て思うのだが「蘇水寮の正面って横?の入母屋の
方だよね?」
機関車がいたり広場があるから階段側から撮影していると
思うのだが正面側を撮影したものが少ないのは不思議である。
(やはり「車両中心」なのか?)
階段であるが「強度を持たせつつ簡単に作る方法は?」を
考えていた。
結局、いさみやの桐板シートを帯状に切ってスジを入れて
折り曲げて貼っていく方法を試すことにした。
それだけでは強度が不足するので、何か所か補強の板を
貼り、段を貼り終わったところで側板をもう一枚貼って
強度を出すようにした。
 
Kusa6_20210822
踊り場の脚を組む
 
Kusa7_20210822
階段完成
木工ボンドで組んでいくのでちょっとパーツを貼っては
待つ・・・を繰り返して工作完了。
ぜんぜん細密ではないがいい感じかも?
 
Kusa8_20210822
屋根はネジ止め
階段を接着(ここで踊り場の幅が不足なのに気が付く)
屋根はネジ止めにした。
こうしておけば後で室内を作ることが可能になる。
 
Kusa9_20210822
欄干を付けて一応完成
二階の雨戸のある部屋に欄干を付けて一応完成。
この建物の設定(妄想とも言う)はこんな感じ。
・かつては何もない山中だったが上流にある作業軌道が
 乗り入れをするので交換線を増設
・鉄道管理者の詰め所を作る話になったときに「どうせなら
 一緒に作業員宿舎も」という話になった
・常駐者の部屋x3の他に谷側に6畳間x2が増員時の
 仮宿泊部屋(普段は宴会部屋)がある
・宴会部屋は普段は空いているので鉄道ファンが一升瓶を
 持ってお願いすると宿泊させてもらえる
・一階奥にあるヒノキの風呂が凄くいい感じ
最近作るストラクチャー、結局「自分が行きたい場所」を
作っているだけなのかも?
 
Kusa10_20210822
次はこちら側
交換線側の工作はほぼ終了。
そうなるとつぎはこちら側(黒子の窓)なのだが、どういう風に
するか?は検討中である。
いい案が出来るまでこのままか?
こちらから作業員宿舎を見ているとこんなストーリー。
 -車窓を眺めていると木造の作業員宿舎が見えてきた-
 ー今夜はここに泊めてもらうつもりー
 -去年入ったヒノキ湯舟の風呂が楽しみ-
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
鉄道模型趣味 No.302
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行

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2021.08.14

草軽風レイアウトの改修(5)

線路と架線の設置が完了したので車両のテスト。
 
Kusa10_20210814
花巻デハは普通に走行
ポイント分岐部の架線を安定して作成出来るようになった
おかげで花巻デハのポールは普通に動作する。
さて、他の集電装置はどうか?
 
Kusa2_20210814
ワールド工芸のデキ
私が草軽風レイアウトを作ろうと思うきっかけをくれた
ワールド工芸(最初期製品)デキなのだが走行性能が
今一つであれこれ改造を続けて現在に至っている。
R140カーブで走行出来ないことで乗工社デキに主力の
座を奪われたのだが「ひょっとしたら」とこのレイアウトで
走らせてみると走行可能であった(呆然)
結局、この20年くらいで線路敷設技術が向上したようで
結局「車両のせいというより線路がダメだった」らしい。
この車両、架線集電対応のテストとして元々は固定の
パンタを苦労して可動にしてバネを入れたのだが、
自重不足でボンネット方向で走らせるとウィリーする
のでバネをカットして架線ギリの位置になるように
調整してある。
 
Kusa1_20210814
乗工社デキのパンタ
こちらについてはパンタを軽改造。
・シュー部に1.0φ銅線を甲丸にしたものを接着
・カウンタウェイトに鉛板を巻く
こんなチョロい改造でもしっかりと架線を擦って
パンタが上下動して走行するのだから楽しい。
 
Kusa3_20210814
猫屋デハのパンタ
アルモデルのパンタは優れものである。
それは「イコライザ標準装備なので無改造で架線対応」が
出来る製品なのである。
日本製パンタは「見た目はいいが実際に架線を擦れない」ので
ある。
理由はイコライザが入ってないからである。
実物には付いている(当たり前)し、Oゲージ時代には
廉価版でもイコライザが付いている。
ところが16番ではなぜか省略なのである。
この問題「ディテールに凝るのに実物にあるしくみを入れない」
のはなんとも不思議である。
走行させてみるとおおむねOKなのだが、追加ポイント側の
架線でシューが外れてしまう。
どうしたものか?
 
Kusa4_20210814
パンタ台を試作
 
Kusa5_20210814
前3mm~後7mmで調整可能
以前から標準状態では架線高60mmでは高さが不足?と
思っていたのでパンタ台は作ろうと思っていた。
架線対応をしていると「車体側は無改造」で対応する
知恵?が付いて、こういうものはすぐ出来る。
前3mm後5mm or 7mmを選択可能して動作確認を
行う。
 
パンタ台だけでなく架線側も改修を行う。
 
Kusa6_20210814
ハンガー部の長い架線柱
分岐先の架線2本についてはクロススパンにして上昇押さえを
したいのだが、このレイアウトはスペースがない。
そのため、ハンガー部を25mm長くした架線柱を作成した。
 
Kusa7_20210814
1本側の架線柱をクロススパンにする
ポイント分岐部の架線は分岐先の2本の架線が1本側を
押す力が勝つので本来は台座をネジ止め式にして保持
するのが理想である。
困ったことにこのレイアウトではこの架線の下に台枠の
角材があってネジ止めに出来ない。
対応としてはクロススパン式にして2本の架線柱で
受けるようして強度を確保するように改修した。
ウチの架線システムは「台座は簡単に設置可能」にして
あるので柔軟に対応可能である。
こうした知恵は「長年架線集電をやってきた」経験が
モノを言う。
 
Kusa8_20210814
無事通過可能
さらに架線のカーブを調整する。
線材では単体でカーブ調整は出来ないのでメッセンジャー
とスパンor引き棒を使わないといけないのだが帯板架線は
こういう便利さがある。
これで無事走行可能になった。
 
Kusa9_20210814
これで各種集電装置対応は完了
地味な改修作業を完了して各種集電装置は問題なく
使えるようになった。
一見単純に見える架線で各種装置に対応することは
案外面倒なことなのである。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
鉄道模型趣味 No.302
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行

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2021.08.12

草軽風レイアウトの改修(4)

更新をサボっていたので連続書き込み(ズボラ?)
 
Kusa7_20210812
敷地拡張のため板を貼る
山部分の発泡スチロールをカットしたので平坦部にベニア板を
貼る(地味)
その先の「黒子の思想」の部分をどうするかは思案中。
 
Kusa8_20210812
ペーパータオルを貼り基本色
私は地面の色を一発で決めるほどの技術がない。
色々とやってきた結果「地味に素材と色を足していく」方法で
進める。
まずはペーパータオルを木工ボンド水溶液で貼り、リキテックス
の茶色でベース色を付ける。
 
Kusa9_20210812
線路周辺から仕上げに着手
線香の灰を撒いて表面を細かくざらざらにして、線路周辺から
着色&砂撒きをして感じを整えていく。
 
Kusa10_20210812
道路部分着色の後でバラスト撒き
左側は道路なので灰と砂を2度ほど追加散布して色調を整え、
線路にはバラスト撒きを行う。
 
Kusa11_20210812
ターフと線路塗装で地面処理完了
線路についてはグレー、茶色、黒で実感処理。
ターフ(2種)を撒いて地面処理は一応完了。
今後は植生(草)になるのだが、かつてのようにスポンジに
するか?草撒きをするか?は検討中。
とりあえず架線を戻して車両を走らせてみる。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
鉄道模型趣味 No.302
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行

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草軽風レイアウトの改修(3)

地味に工作は続く。
 
Kusa1_20210812
山を崩して宅地スペースを作る
ある意味で「大改造」となる山部分を大胆にカットして建物を
置くスペースを作る。
私のレイアウトでは紙粘土も石膏も使っていないのでサクっと
発泡スチロール主体の地形をカッターナイフで切るだけだ。
 
Kusa2_20210812
築堤部の石垣取付
この築堤部分は元々石垣にする予定だったのだが、当時はまだ
その技術が無くて雑に草を植えただけだった。
 
Kusa3_20210812
石垣シートを地面に差し込む
石垣シート(30mm)を高低差に合わせて雑にカットして
地面の溝に差し込み、築堤表面に押し付けて接着する。
 
Kusa4_20210812
固定して隙間を塞ぐ
石垣が固定出来たところで隙間に砂を入れて木工ボンド水溶液を
染み込ませる。
ここまで来ると「お!いい感じかも」
 
Kusa5_20210812
着色+ターフ(2種)で仕上げ
茶色、黒、白などで色調を調整してターフを撒いて実感を出す。
石垣シートを使うとなんともチョロく作業が完了する。
 
Kusa6_20210812
石垣シート量産
30mm高のシートが無くなったので量産する。
型に麦飯石を入れて木工ボンド水溶液を流し込んで固まるまで
放っておけばいいので簡単である。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
鉄道模型趣味 No.302
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行

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2021.08.04

草軽風レイアウトの改修(2)

オリンピック開幕に合わせたように猛暑。
草軽風レイアウトの改修は続く。
 
Kusa1_20210804
ハンガータイプの架線柱(3種)を試作
クロススパン用架線柱に続いてハンガータイプを作成する。
・コスト(素材を少しでも少なく)
・生産性(簡単に作れる)
・強度(架線脱着で壊れない)
・見た目(そこそこ実感がある)
を満たしたものをということで3種試作した。
作成して気が付いた(何度もやっていながら)ことがある。
「丸棒に穴を開けるのは大変である」
ポンチマークを入れてもドリルが滑って開けにくい。
しかも、架線柱で開ける穴の数や位置を変えると作業が混乱
して「あ!穴が貫通してない!(怒)」などの手戻りが多い。
これはいかん!
 
Kusa16_20210804
丸棒穴開治具を作成する
1日考えて以下の改善を行うことにした。
・穴は3ケ所、位置関係は同一にする
・穴高さは治具をスライドすることで可変にする
・ポンチマーク不要な治具
4x4角パイプに3点穴を開け、これを台座位置からの距離で
調整することで軽便用/16番用も共用出来るようにした。
結果、試作時には3本2時間かかったものが10本1時間で
作成可能になった。
 
Kusa2_20210804
作成したものをトビカで塗装
出来た架線柱をまた塗装。
24h硬化まで待つ。 
さて、最後の課題解決方法を考える。
(やること多いなぁ)
  
Kusa4_20210804
ポイント分岐部金具の作成
ポール集電の場合、ポイントで分岐する部分の架線に金具を
入れる必要がある。
米国には製品がある(ポール集電専用らしい)のだが、日本には
そういうものはない。
今までは3x1アングル材をハンダ付けして作っていたのだが
その方法は素材費用が高く”開角度が限定”されてしまうという
問題があった。
さて、どうするか?
この問題は延々と数か月考えていた
(思いつかないので簡易軌道の改修を始めた説あり)
ここまで来ると逃げられない。
4時間ほどあれこれやって、上画像のようなものを作成した。
手順は以下の通り。
 
Kusa5_20210804
直角に追ったt0.3板をt0.8ゲージを使って切る
 
Kusa6_20210804
角度決め治具はこの位置にセットする
 
Kusa7_20210804
治具ごと万力に挟んで曲げる
 
Kusa8_20210804
エッジが甘いので3x3角材を当てて叩く
 
Kusa9_20210804
t0.8ゲージ(2)はこの位置
 
Kusa10_20210804
カットしてこの後仕上げ
これで断面がコの字になるので端面を仕上げて終了である。
これで金具を量産することが可能になった。
結構面倒?だが3回も繰り返すと習熟して気にならなくなる。
 
Kusa12_20210804
架線システム用治具一式
なんだかんだでこれだけ治具を作った。
この治具を見ていてしみじみ思うことがある。
私の父(TMS第一世代?)が私に模型工作を教えるときによく
言ったことである。
それは以下のようなものである。
 良いモデラーはパーツをいっぱい付ける人ではない
 ”必要な治具を咄嗟に作れる”人のこと
考えてみるとそれは当たり前で「精度良く正しく同じ位置」
を維持するとともに「ハンダコテの灼熱」に耐えるためには
治具が必要なのである(遠い目)
今回は切削系が多いので金属の治具が多いが、ハンダ付け
用のベークや木材の治具は数限りなく作ってきた。
'70年代までのTMSを読むと判るが各種治具の話が多い。
いつの間にかそういうものが減ったのはなぜか?
 
Kusa11_20210804
ポイント分岐金具で架線を作る
ようやく問題が解決したのでポイント上の架線を
作成する。
この金具、「ポイント上方の”あるポイント”に正確に固定」
しないと正しくポール先端が動作しない。
ポイント分岐部におけるポール先端部の動きは「チ。~の
惑星の軌道問題」のような微妙な動きをしている。
空中のその一点を維持するためにはここまで書いてきた
ような努力が必要なのである。
 
Kusa13_20210804
架線固定先端部も治具
今までは「ハンダの匠ワザ」で固定していた先端部も
治具を使うことでしっかり位置決め/ハンダを確実に流す
ことが可能になった。
 
Kusa17_20210804
位置関係はこんな感じ
「カ。~ 架線とポールの動きについて」という作品が
作れるくらい延々と動作を観測した結果、割り出した位置
はこんな感じである。
ここまでの道は長かった(かも?)
 
Kusa15_20210804
追加線路部の架線敷設完了
地味な努力で架線柱/架線を敷設して作業完了。
これでようやく「一番面倒な工作」を完了した。
 
さて、ここからはディテール工作だ。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
鉄道模型趣味 No.302
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行

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2021.07.28

草軽風レイアウトの改修(1)

猛暑の日が続く。
簡易軌道風レイアウト工作が一段落したので、次は
草軽風レイアウトの改修を開始する。
 
Kusa1_20210727
500x350の小型レイアウトの改造
このレイアウトは「黒子の思想」を試すために作成した
ものである。
一応、分岐はあるが使うでもなく、実質「グルグル回るだけ」
であることが不満であった。
不満(コレジャナイ感)があるとどうしても稼働率が落ちる。
こういうときに思うのである。
「使えるレイアウトの最小限の要素とは何か?」
それは大きさ(路線長)なのか?運転形態の複雑化なのか?
複数列車が同時走行/交換して走行なのか?
 
Kusa2_20210727
拡張部の大きさを検討
レイアウトの必要要素?を考えた結果「せめて列車交換」に
改造ポイントを置くことにした。
というのが「あまり大きくすると保管や補修が難しくなる」
からである。
小型・軽量にしておくとひっくり返したりして改修出来るし
その気があれば持ち出して使うことも出来る。
元が小型のこのレイアウトなので、拡張範囲は少しでも小さく
したい。
R140のレールと追加ポイントを置いて地味に検討する。
 
Kusa3_20210727
台枠拡張部と追加
 
Kusa4_20210727
裏っ側から見たところ
 
Kusa5_20210727
張出構造は脱着可能
結局、台枠短辺側は50mm、長辺(ポイント追加)は
40mm追加することにした。
追加部は張出式にして「今後の進展で気に入らなければ
作り替えるため外せる」よう構造になっている。
短辺側は50mm幅角材なので取付は簡単だったのだが、
ポイント追加側は台枠構造が複雑で、脱着式にするために
凝った改造をする必要があった。
ゴム道床と線路を設置して、草軽デキと花巻デハで走行
テストを行い、無事走行することを確認した。
 
通常のレイアウトはここから地面とストラクチャーなので
あるが「架線集電レイアウト」はまだ先がある。
そう「架線システム」である。
 
Kusa6_20210727
架線システムテスト用台枠作成
架線対応は「自分で試行錯誤するしかない」世界である。
今回は架線固定と台座部分の改善を行う。
新しいことをするということは「色々とテスト」が必要と
なる。
そのためのテスト台枠を作成するところから始める。
 
Kusa9_20210727
架線柱台座の改善
最近使い始めたハトメを台座に使う方式では以下の内容を
改善した。
(1)ゴム差込式での固定を硬くすること
(2)作業工数削減(ハンダ付け省略)
色々と試した結果、ハトメに2/3まで切れ目を入れて圧入すると
内径が0.5mm減って(タイトになる)ハンダ付けが不要になる
ことが判った。
 
Kusa7_20210727
クロススパン架線柱、ハトメ資材変更
クロススパン架線柱は中間部に1.4φネジを入れることで
スパン線を脱着することが可能になる方式である。
作りながら考えるのが「ハンガータイプとクロススパンは
どちらがトータルコストが安いか?(作成~維持)」
である。
(1)ハンガータイプは素材の種類が多い。
 =>洋白丸線、角線など
(2)クロススパン式は「なんでも2セット」
 =>柱、台座など
(3)工数
・ハンガータイプは各種洋白線を使い、穴あけ加工が多い
・クロススパンは1.4φネジ固定が手間(タップ切り)
 =>それを2回行う必要がある
(4)保守
 どちらも丈夫なので本体が壊れることはほぼゼロだが
 架線固定のためのジョイント部のハンダが外れることが
 あったり、台座位置が微妙で調整が必要になることが
 ある。
 ・ハンガータイプは本体を外して補修
 ・クロススパンタイプはスパンを外すだけ
そんなことを考えていたら、黒染のハトメが売っている
のを発見!
おお!これで塗装工程が減った!
ああ、なんという地味な喜び。
 
Kusa8_20210727
作成したものをトビカで塗装
地味なことを考えながら作成したパーツを塗装する。
基本はこれの繰り返しである。
細密化とはまったく程遠い「実用一点張り」の工作に
我ながら笑ってしまう。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
鉄道模型趣味 No.302
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行

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2021.07.24

出番の少ない?クラカメで撮影(1)

猛暑の日が続く。
梅雨で撮影出来ない日が続いたが、ようやく快晴の日が連続する
ようになったので「出番の少ないカメラ」で撮影することにした。
 
Came1_20210724
CASCAII Culminar50F2.8 F=1:8
 
Came2_20210724
CASCAII Culminar50F2.8 F=1:8
1年以上使っていない(はず)のカメラを使おう!ということで
まずはシュタインハイルのカスカII型を使う。
元々幕速が遅めの調整になっているのは知ってはいるが
現在どのくらいの速度?なのかが判らない。
今回からISO200のフィルムを使う(ISO100入手難)ので
一段と条件が厳しくなってしまった。
撮影結果を確認すると「幕速1/200という感じか」という
レベルでしっかりと露出オーバー。
ネガ撮影なのでPhotoShopで補正可能な範囲だったので
どうにかこうにか上記のような結果になった。
 
Came3_20210724
FOCA OPLAREX50F1.9 F=1:8
 
Came4_20210724
FOCA OPLAREX50F1.9 F=1:8
続いてはFOCAのPF3
レンズは最高級?のOPLAREX50F1.9が付いているのだが
このレンズ「絞って使うと印象派の画」の描写になるという
謎のクセ?があるのは覚えていた。
撮影結果は上記の通りで「写真」というより「絵画」
ウチにはOPLAR50F2.8付のFOCAFLEXもあるのだが、
別に特徴のない(笑)普通の写りである。
絞り解放で光の具合の良いところだといい感じかも?に
なるのだが・・・
これがフランス流なのか?FOCAの方針なのか??
 
Came6_20210724
KODAK EKTRA Ektar35F3.3 F=1:8
 
Came5_20210724
KODAK EKTRA Ektar135F3.8 F=1:8
最後はエクトラである。
レンズはEktar35F3.3、50F3.5、135F3.8を使用した。
こちらは定評のある?エクターをF=1:8まで絞って使うので
ぜんぜん問題なし。
 
Came7_20210724
猛暑下で使うカメラ?という濃さ
久々の銀塩撮影にこの濃いメンバー。
使い終わってから気が付いたのだが「こういうものばっかり
使うから結果的に一番使わないのはライカ」という事実に
気が付いてしまった(驚愕の事実)
相変わらずのコロナ感染拡大で自由に撮影して歩ける状況には
ないのだが、早く正常化して銀塩撮影に出かけて行きやすい
状況になってもらいたいものである。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」であり、
各レンズの描写コメントは「個人の感想」です。

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