2024.10.04

エンドウB20にSmileSound搭載(3)

またか!と言われるかもしれない。
しかし、B20にこだわることには理由がある。
前回のB20の話:
 
B201_20241004
次の搭載目標は2-B機
私がDCCサウンドを搭載しようとするSLは「稼働率が低い」
ものが多い。
(もう一つは「2両持っている」)
せっかく苦労して制作or整備したものを使わないのは気の毒
だからである。
ウチの場合、古典ロコが牽引力やトレーラー車が少ないことで
どうしても稼働率が低くなってしまう。
最近、小型タンクロコはサウンドカー、もう少し大きいものに
ついてはサウンド搭載して使う機会を増やしている。
そうなると「難易度が高くで対応出来なかった」2-B機が
ターゲットになる。
集電する動輪が2軸で重量のかかり方も微妙なので最後に
なっていたのだが、こうなると「同じB型のB20で問題を
解決しておかないといけない」となる。
 
B2011_20241004
Next18(R06)に交換
前回の記事での問題点を確認する。
(1)サウンドの音が小さい
 =>ブラスト音がぜんぜん聞こえない
(2)走行がカクカクする
走行については集電(接触)を改善することで地味に良く
なってきたが、問題は(1)である。
デコーダ自体の問題の可能性が高いので個人の努力では
どうにもならない。
困っているとメーカから「新バージョンのR06で音量が
MTC21と同等になる」との発表があった。
さっそく購入して交換することにした。
(ああ、出費が・・・)
B204_20241004
さらに問題発生するも「面白いこと」が発覚
新バージョンのNext18(R06)に交換してテストをすると
それでも問題が発生した(グッタリ)
(1)SQ相当スピーカーで音割れ、ノイズが出る
 =>ブツブツ、ジャ~というノイズが出る
 =>特に汽笛では完全に音が割れる
(2)走行がカクカクする
う~む、そう来たか(達観)
後者についてはSQ相当=>MRC20φに交換してみた。
これで音割れとノイズが解消した。
そこで面白いことが判った。
なんと「カクカク走行がスムーズになった」のである。
ん? スピーカーが走行に関係するって!
 
なぜなのかは判らないが面白くなってきたぞ。
これは一つ「網羅的に調査・分析する必要がある」と実感。
 
B203_20241004
サウンドデータとスピーカーの相性確認
まずは「音割れするスピーカー」の確認である。
・サウンドデータ(C12/C56、DMH17c、名鉄7000)
・スピーカー(SQ相当品、SQ、Micro-SQ、16φ)
・デコーダはMTC21とNext18(R06)
テスト結果は以下の通り
      音割れ
SQ相当品  する
SQ(ESU) しない
Micro-SQ  汽笛で発生
16φ     しない
とりあえずSQ相当品はSmileSoundでは使わない方が
無難なようである。
 
B202_20241004
モータ設定ファイルの確認
発進がうまくいかない、走行が遅い、カクカク走行については
モータ設定ファイルをKATOパワトラ指定にすることでDCやECは
解決してきた。
ではSLではどうなのか?
B20(サウンドはC12/C56)で行うと快調に走行するようになる
のだがブラスト音がまったくシンクロしない(笑)
そこでモータ設定ファイルで変更されるCV値を比較してみた。
う~む、こんなにも違うのか・・・
確認して思ったのは、DigitraxやMRCでは普通のモバイルタイプ
の設定と同じでOKなものが、SmileSoundでは大きく変更されて
いることである。
これはおそらく「サウンドに合わせている」からなのだが、
こんなに大きく(しかも通常は変更しないCVも)変える
必要があるのだろうか?
この件は地味に研究するとして次の確認作業に入る。
 
B205_20241004
とりあえずMicro-Cube
手持ちのスピーカーの中で「割と良い結果」のMicro-SQを
搭載して確認する。
判ってはいるがブラスト音はよく聞こえるが汽笛は割れる。
驚いたのは「カクカク走行が解消した」ことである。
こうなると「スピーカー選択はモバイルの回路に影響がある」
のは確実なようである(う~ん)
 
B206_20241004
メーカー販売のスピーカーとサウンドデータの相性確認
DesktopStationに発注したスピーカー(数字部分省略)
CMS:18x9x3mm 8Ω/0.7w エンクロージャー無し
CES:26x13x8mm 8Ω/1.2w 細長いエンクロージャー
ASE:25x25x7mm 6Ω/1.0w 四角いエンクロージャー
これにESU SQ 8Ω/0.5wを入れてテストを行う。
 
B208_20241004
資料調査とテスト結果
サウンドのテストデータをさらに追加。
蒸気:C12/C56
DC :DMH17c
路面:都電7000
EC :名鉄7000
EL :EF64
評価項目:
・音量
・音割れ、ノイズ
・ホーン/汽笛・ミュージックホーン
・ブラスト音の音量/音質/歯切れの良さ 等
・吊掛音(うなり音)の出方
について各スピーカーでテストを行う。
この手のテストは「網羅的」になるのでかなり手間で
ある。
この問題、かつてMRCやDigitraxでもやったので
「もう済んだ話」と思っていたが「メーカが変われば
全部やらないといけない」のだとしみじみ実感。
サウンドデータについてはモータ設定も一覧化。
(いずれちゃんと一覧にしよう)
 
テスト結果は以下の通り。
(1) 出力1w~ のものがすべての項目で良好
(2)比較としてCMS<CSE<ASE の順
ここで気が付いたのだが私はESUのSQは1wだと思っていた
のだが改めて確認すると0.5wだった。
このSQでもサウンドについては問題ないのだが、たまに
「コマンドを受け付けなくなる」現象が発生した。
因果関係は判らないが、ここでも「今まで悩まされた現象」
の原因らしいものが判った。
注意!
これらのテスト結果は「あくまで個人の感想」です。
本当に正しいか?の保障はなく「結果の保障なし」
であることをご理解下さい。
個人の感想を「鵜呑みにする」のは危険です。
 
B207_20241004
成績の良いスピーカーの改造
テスト結果を元にB20の改良作業を行う。
スピーカーについては一番結果の良かったASEを使う。
そのままでは搭載出来ないのでエンクロージャーを可能な
限り小さく改造する。
エンクロージャを小型化すると当然音質に影響するのだが
テストすると「それほど低下しない」ことが判った。
注意!
メーカ製品を加工することは危険です。
スピーカーだけでなくデコーダも破損する可能性があります。
お勧めしません!(というか止めましょう!)
実施する場合は「自己責任」です。
 
B209_20241004
スピーカー搭載
小形にしたASEを搭載する。
SQまではキャブ天井部に接着していたが、ASEは大型なので
水タンク間に搭載することにした。
両側がダイキャストで強度高/重量がある状態なので
取付強度は各段に上がった。
 
B2010_20241004
多大なる努力と出費の末に「爆音B20」
テスト結果は以下の通り。
(1)サウンドは一気に音量/音質改善
(2)走行は始動時にちょっとカクッとするが良好
ああ、ここまでの道は長かった(遠い目)
これでやっと「爆音B20」になった。
 
初めての装置をモノにするには「莫大な手間と出費」が
必要になることをしみじみ実感した(遠い目)
 
B2012_20241004
まだまだ続く「サウンド沼」
これで2-B機にサウンド搭載すれば終わりか・・・
おっと、もっと本命がいた!
路面電車である!(呆然)
路面電車は車体が小さく、低速走行をするため動力は
割と大きい。
しかも架線集電したり、ECはSLより良い音質が出るよう
工夫しないといけないのである。
悩みは尽きないのである(ち~ん)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.09.29

第20回軽便鉄道模型祭

今年も祭りの日である。
 
Sun620240929
今年の祭の板
祭り恒例のエッチング板は「栗原鉄道ED18」である。
現物を見た印象は「この大きさなら老眼の私でも?」である。
のちに狭軌に改装されるクラスのロコなのでレイアウトで
使うのは厳しいか?と思ったが案外ウチのレイアウトでも
使えるかもしれない。
 
とりあえず物販コーナーを見るのだが、思ったことがある。
 
Sun720240929
魅力的なコッペルの3Dプリンタ製品
 
Sun2120240929
3Dプリンタで車体を作り動力は定評のある市販品
 
Sun2220240929
これがあれば非電化地鉄レイアウトが?
去年の段階で3Dプリンタ製品も多かった。
今年もそうかな?と思って見ていると「あれ?なんか仕上がりが
良いのでは?」と思うようになった。
以前見た3Dプリンタ製品は「表面仕上げのうえ塗装」という
感じが多かった(全部ではないにしろ)が今年の祭りで見た
製品は「購入即運用」のレベルに思えた。
私は「一応工作派のモデラー」のつもりなのだが、ここまでの
レベルのものが「購入するとすぐに走る」となると
「ロコは買ってレイアウトに注力すべき?」と思ったりもする。
技術の進歩に驚くばかりである。
 
Sun820240929
自分の老眼を嘆く(遠い目)
コンさんのコーナーに行って「自分の世界(金属工作)」を
見る。
いいなぁ、とは思うものの「老眼の私にはムリ」と思った。
(初老の挫折)
 
物販コーナーを見てからレイアウトを見る。
 
Sun920240929
OO9レイアウト
上の階に上がってまず気になったのはOO9のレイアウト。
私は英国に行ったことはないのだが、一連のレイアウトを
見ていると「イギリスってこういう街なんだ」と見えて
くるから面白い。
適切な素材を選んでちょっと複雑な線路と組み合わせる
考え方は面白い。
 
Sun1020240929
いつも勢いがあるレゴの世界
毎年「活気があるなぁ」と思うのがこのグループの展示。
レゴって凄い。
 
Sun1120240929
レイアウトの形とは?
納めるケースに合わせた台枠形状という考え方は、
「制約を付けて正解を出す遊び」として面白いのかもしれない。
私もときどきやってみようか?と思うのだが、結局完成出来ない
ような気がして諦めることになる。
この挑戦、来年はどうなるか?と楽しみになっている。
 
Sun1320240929
毎年発展していく世界観がいい
駿遠線モジュールは「車両もモジュールも進化を続けている」
という意味で楽しみである。
1つの題材(鉄道)を楽しみつくす感じが素晴らしい。
 
Sun1220240929
3Dプリンタの話を聞きたかったが・・・
いつも「3Dプリンタ導入について」話がしたいと思うのだが
他の「私よりパワフルな人」と会話しているので今年も
聞けないで終わってしまった(無念)
 
Sun2020240929
街並みの表現
軽便の世界で「電鉄系」が増えてくると「街中を走る風景」が
多くなってきて「私的には嬉しい(参考になるから)」のだが
だんだんと立ち並ぶ建物やストラクチャーが進歩していて
「自分の進化の無さ」にちょっと凹むこともあったり・・・
 
Sun1420240929
やはり路面電車はいいなぁ
スケールは違うものの、私も路面レイアウトを作っているので
街並みの作り方に憧れている。
 
Sun1820240929
今年の買い物
なんだかんだで資金難なので今年は書籍だけ(まっとー)
 
軽便祭、来年も楽しみである。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.09.25

名鉄7000系にSmileSound搭載

あれこれやってきて「本命」に戻る?
 
Mei120240925
古いデコーダを交換する
SmileSound採用検討は「そもそもミュージックホーンが
標準で使えるサウンドデコーダが欲しい」だった。
ウチの場合、以下の車両が対象になる。
・小田急のSEとNSE
 =>NSEに搭載しようとしたがサウンドが今イチで
   なぜか名鉄1000系になっている(う~ん)
・名鉄7000系と8800系
 =>8800系が搭載済(名鉄1000系のデータ)
思い出したので7000系に搭載する。
開けてみるとLenz+SFX004にデカいツインスピーカーが
搭載されているがこれを外す。
この車両も10年くらい走らせていないので、まずはDC仕様に
して入念に走行テストを行った。
(天賞堂ハチロクの教訓)
 
Mei220240925
もはや手慣れた搭載方法
この時代の標準だったのか?160gのデカいウェイトから
先に交換したキハ80から外した88gのウェイトに交換する。
その上を絶縁強化してMTC21と搭載する。
(このウェイト20m車に調度良いことを発見)
スピーカーがキューブタイプのエンクロージャの手持ちが
無くなったのでプラ板で作成した。
 
Mei320240925
搭載完了!
MTC21に名鉄7000系+KATOパワトラのデータを
ロードして搭載完了!
(かなり手慣れてきた感じ?)
 
Mei420240925
快調に走行!
名鉄8800系とNSE(なぜか名鉄データ)でテスト済
なので当たり前だが結果は良好である。
名鉄のミュージックホーン「イヤダイヤダイヤダヨ~」を
爆音で鳴らしながら走るのは楽しい。
 
そこで思うのである。
「小田急NSEもこの仕様で編集し直して欲しい」
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.09.22

天賞堂ハチロクにSmileSound搭載

秋になって欲しい、と思うのに猛暑(ち~ん)
こんなときは「ミスが発生しやすい」のである(言い訳?)
  
Hati120240922
DCCサウンド搭載したハチロク
ウチには天賞堂のハチロクが2両ある。
この車両、モータがフルイチ1624なのでアダチ聖?と
思われるのだが、問題はスピードが遅くて非力であった。
それでも前オーナーは結構走行させて手放したようだ。
ほぼ不動で来た2両は、モータをLN14(高速)に交換して
(構造的にかなり大変だった)使用していたが、1両を
DCCサウンド化したことだけ覚えていた。
それから10年以上・・・
デコーダはTSUNAMIだっけ?ととりあえず動かしてみる
ことに・・・ん?
あれ?動かない!(汗)
ロコ側でビビビッとかジジッと音がする(大汗)
開けてみてビックリ!
・メーカ純正のライト接点(スナップ式)の基板が腐食して
 分解してショート(というか車体に接触)
 =>デコーダのモータ配線がモロにやられる
・触ると動いてしまうブレーキシュー(金属)ががっつり
 絶縁側動輪で接触
分解したので、動力系はガッツリ整備してライトは配線を
カットした!(怒)
 
Hati220240922
デコーダ全滅(涙)
サウンドDCCはDZ123+MRCサウンダー(SL)である。
モバイルはダメであった(それは覚悟のうえ)
問題はサウンダーで「まったく音出ない」(ち~ん)
搭載デコーダ全滅!(が~ん)
 
モバイルはともかく、サウンダーは一連のショート問題で
破損したのか? または「寿命」なのか?
モバイル/サウンド分離式は後者が生き残るところに
メリットがあるのだが、製品寿命だとすると問題は
深刻である。
 
ショックから立ち直ってSmileSoundを搭載する。
 
Hati320240922
MTC21搭載
このロコはDCCサウンド化としては後期に改造した
ものなので構造的にこなれている。
(1)天板が開くので上からデコーダ搭載が出来る
 =>デコーダやスピーカーの配置が楽
(2)ロコ側配線(通電+モータ)がコネクタになっていて
 メンテ時に脱着が可能
 =>このハチロクのドローバーはがっちり挟むタイプで
  固定状態から外した状態にするのが便利
 =>モータ配線が外せるとモータ整備や動輪清掃が楽
   =>通電出来るから
 ※常識ですがデコーダ配線状態でモータ側から電気を
  流すとデコーダは破損します(遠い目)
基本的な整備をしたうえでショートの原因になる
ブレーキシューは撤去(怒)
MTC21のデコーダ+基板を用意、本体からのコネクタが
接続出来る仕様にした。
 
Hati420240922
天板が開く便利さ
デコーダを設置してスピーカーとコンデンサを配置、
本体からの配線を引き込んで接続、最後は上から
調度良い位置に綺麗に並べる。
ああ、天板が開くと作業が楽!
そういえば天プラキューロクも天板が開くので
サウンドの搭載は楽であった。
それで思い出した!
「これからのデコーダ搭載ロコは天板が開く構造」
にすることにしたのだった。
それから10数年・・・
まったく忘れていた(あほ)
 
Hati520240922
亡き父の教訓・・・
走行テストを行うと、この時代の天賞堂ロコは減速比の
問題で高速タイプのLN14でも低速である。
そのため、先のトビーのハチロクC50改のようにブラスト
レートが調度いいとはやや言い難し。
それでも走行はスムーズで静かである。
 
走行させながら思い出した。
電気系のエンジニアだった父が良く言っていた。
「古い電気製品はうかつに電源ONしてはいけない」
その教訓から「DCC車両は点検してから使う」ように
していたつもりなのだが・・・
 
やはり「初心忘るべからず」である(反省)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.09.18

エンドウB20にSmileSound搭載テスト(2)

忘れそうなくらい前にやった話。
あることを思い付いたのでリベンジ。
 
B20420240918
鉄模社C56の集電ブラシ
C56のDCCサウンドをSmileSoundに交換するときに
通常のテンダー機と同じ「ロコとテンダーで片方ずつ」の
集電に戻すか?本体のみ集電を生かすか迷った。
というのが集電ブラシが0.25φリン青銅だったためである。
私のこれまでの経験では「集電ブラシは接触面積が多い方が
良い」だったからである。
そのため、ベリ銅のt0.08やt0.1で1mm幅の帯を作って
集電ブラシを作るようになっていた。
いっそ作り直すか?と思ったものの「若さゆえの頑張り」
を残したかったのでそのまま使用した。
(たぶん「これだけではダメ」になるだろうとの予想で)
結果は前のC56記事の通りで「なぜか快調」であった。
 
そこで思ったのである!
「SmileSoundと0.25φ集電ブラシは相性が良い?」
ひょっとするとこの方式?の方が接触がいい?
またはノイズが出ない??
 
B20120240918
B20の集電ブラシを交換する
リン青銅0.25φの集電ブラシ作りは簡単である。
t0.6の板を切ってリン青銅0.25φをハンダ付けするだけ
である。
一応フィーダ線は別にして外せるようにしてある。
(注:上画像には”間違い”があります!(笑))
 
B20220240918
Next18を再度搭載
前回同様にNext18の基板を搭載する。
何度やっても「デコーダのスペースがない」
サウンドデータはC12/C56を使用する。
 
B20320240918
結果は・・・
さっそく走行テストを行う。
前回は「カクカクするだけでほぼ走行しない」であった。
今回はというと、ときどきカクッとするだけでそれなりに
走行するようになった。
ちょっと?はあるものの「こんなにも集電(接触)が
改善するとは」とちょっと感動。
それはいいのだが、違う問題が発生!
なんと!「ブラスト音と汽笛が聞こえない」のである。
なぜかメカニカルノイズはまあまあ聞こえる。
こうなると・・・DCCサウンドとは?となってしまう。
どうしたものか?(遠い目)
 
追伸:2024.9.20
Fri720240920
非絶縁側動輪にも集電シュー
さらなる走行性能改善の方法は?
調査の結果「非絶縁側動輪の軸受のモリブデングリスが
SmileSoundには汚れとして接触不良になっている?」と
いうひらめきがあった。
とりあえず簡単にリン青銅0.25φでシューを作って付けて
みたらちょっと走行がスムーズになった。
 
ちょっとした隠し味チューンで走行改善!
まるでお惣菜のようなデコーダ?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.09.16

鉄模社C56にSmileSound搭載(2)

なぜか後発のC50に抜かれてしまった。
理由はこの後徐々に明らかに・・・(それほど?=>自分)
 
C56120240916
モータ交換
まずはモータをマシマ1025=>IMON12-10-20に
交換する。
IMONのこのモータはアダチED61でも使ったがDCCとの
相性が良いからである。
 
C56220240916
交換終了(集電ブラシに注目)
モータ交換を終わり、配線(DC走行)を済ませたところ。
このC56は絶縁側動輪にも集電ブラシが付いている。
(先の記事参照)
ロコ単独で走行可能であるため、上回りを載せてDC走行
テストを行ってみた。
結果は、なぜか集電が悪くてギクシャクする。
 
C56320240916
ウェイトを後ろに10mm
調査の結果、ウェイトの位置が前すぎて重量バランスが悪い
ことが判った。
古いロコなので、棒モータ時代には仕方がなかったのだが
小形モータ交換後なのでウェイト位置は変更可能である。
(注:マシマ1025時代に出来なかったのは上にデコーダが
 載っていたから(だと思う))
ウェイトにナットを埋め込んで10mm後ろにした。
 
C56420240916
テンダーの構造
C56のDCC化が停滞したのはテンダーの構造の問題
である。
このテンダーは台車を固定するネジと床板と上回りを
固定するネジが兼用になっている。
そのため「台車を組んで(集電ブラシ含む)から
上回りを載せる」ことが出来ないのである。
そうなるとデコーダの搭載方法が制約される。
固定方法を変更しようか?と検討したが、それをやる
と大改造になっていまうので止めた。
苦労を覚悟?してこのまま進める。
 
C56520240916
驚愕の事実
テンダー集電をどうするか?とチェックしていて気が付いた。
「あれ?台車枠がなんか変」
C56の台車は後方にツリアイバリがあるのだが、上画像を
見ると片方にはそれがない。
う~ん、なんでだろう?
ナゾはナゾのまま工作を進める。
 
C56620240916
ロコ側からの配線
モータ交換とウェイト固定も終わったのでロコ側は組んで
配線を引き出す。
線を出しておくのは「テンダー側の通線が大変だから」
である。
こういうことは「長年の経験」がものを言う。
 
C56720240916
テンダー側の配線
MTC21のデコーダはテンダー天井部分を絶縁強化して
貼り付ける。床板の穴から基板の線を出してロコ側の
配線を繫げて長くする。
長くしないとこの後床板を閉める作業が大変だから
である(う~ん)
スピーカーは通常のキューブタイプ+エンクロージャー
を使用するが、C56の小型テンダー内はコンデンサーと
配線でいっぱいである(う、う~ん)
もっと綺麗にやる方法はないか?と考えたのだが、
とりあえず動かしてみたいのでこれで閉める。
この状態ではテンダー側の集電はナシで、ロコ側だけで
給電する。
 
C56820240916
どうにか納まった
とりあえずはテンダーを閉めて配線も縛って運転可能に
なった。
 
C56920240916
とりあえずちゃんと走行
SmileSoundなのでテンダー側の集電ナシで大丈夫か?
心配しながらテストすると・・・あれ?快調だ(歓喜)
特に車輪が激しく汚れるでもなく、ギクシャクもせず
普通に走行する。
 
本来は「テンダー集電で快調に走行」になると予想して
テンダーだけ集電をC50で試してからC56に結果を
繁栄するため順番が前後したのだが、結果は予想外の
方法に行っている。
(テンダーだけ集電についてはC50参照)
 
こういう番狂わせはよくあることである。
C56のテンダー側はどうしたものか?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.09.15

トビー ハチロク改めC50にSmileSound搭載

鉄模社C56はどうした?の声がありそう?
 
C50120240915
トビーのハチロクを改造したC50
30年くらい前に国鉄制式機を揃えようと思ったときに
「C50はどうしようか?」と思った。
当時製品としてあったのはトビーなのだが、このメーカの
製品は高級品で買うことが出来なかった(遠い目)
そこで諦めたら話はそこで終わりなのだが、ふと「ハチロク
から改造出来るのでは?」と思いついた。
運よく「よくぞここまで」とボロになっていたトビーの
ハチロクを入手出来た。
改造ポイントは以下の通り。
・テンダーと下回りはほぼそのまま
・上回りはボイラー+キャブ前面/屋根を使用して
 キャブ側面(雨樋下で継ぎ)とランボードは全部
 新規作成
凄く苦労して作ったのだが、いざ使おうとすると実車が
地味な運用だったのと同じで、運転会などでは大型パシ機が
良く使われてC50は仕舞ったままに・・・
 
そんな不遇だったC50だが、30年を経て思い出した。
「ハチロクやC50のテンダーは床板と台車が別ネジ?」
先の鉄模社C56はテンダーと台車の取付ネジが兼用に
なっていて、デコーダや集電ブラシの取付をやりにくい。
それならばC50のテンダーでテンダー集電を試してから
C56をやるのが良いのでは?
え?そんなことで?と思うかもしれないが、使い易い
ロコという観点は大事である。
ということでC56はちょっと保留でこちらの工作を開始。
 
C50220240915
まずはモータ交換
当たり前だが30年前のロコにポンッとデコーダを積めば
動くわけがない(遠い目)
まずはSmileSoundと相性が良い(経験的に)モータに
交換する。
開けてみるとタネダのモータが搭載してあったが、モータ
ブラケットを見ると前に別モータが付いていたようだ。
今回で3回目のモータ交換である。
その前はハチロクで棒モータだったのだから「ここまで
しぶとく改造する」モデラーは私くらいか?
 
C50320240915_20240915115101
交換完了
モータ交換は特に問題なく終了。
 
さて、いよいよテンダーの工作である。
 
C50420240915
絶縁強化
今回のDCCサウンド化では「テンダーだけ集電でいけるか?」
がポイントである。
C56については「ロコの動輪集電だけ」で動くことが
判ったのだが、それは意外に大変なのである。
(1)SLの絶縁側に集電ブラシを当てるのは難しい
(2)テンダー内デコーダに2本配線を持って行くのが手間
ハチロクの3軸テンダーは大きいので集電ブラシを付けて
3軸集電にすれば「ロコからは不要」になるか?の
検証である。
それに加えてDCC化で車輪が汚れやすいのを遊輪だけにすれば
掃除が楽である(そこか)
 
車輪を調べると軸絶縁であった。
これなら集電ブラシを付けるのは楽なので、絶縁ワッシャを
入れて絶縁強化するくらいで対応可能である。
 
C50520240915
集電ブラシを付ける
床板が大き目なのでプラ板を敷いてL字の真鍮板に
ベリ銅t0.08でシューを当てる方式はもはや定番である。
 
C50620240915
ウェイトを貼る
デコーダが入るのと集電ブラシの配線があるので真ん中に
デ~ンといたウェイトは止めて側面にウェイトを貼る。
ウチではかなり前からこの方法になっている。
(ハチロク=>C50ではサボった?)
 
C50720240915
ドローバーは作り直し
配線もあるのでロコとテンダーは永久連結になる。
ドローバーは作り直し、テンダー側はネジに交換している。
 
C50820240915
前輪上の絶縁強化
デコーダ搭載前に確認すると、デッキ下に先輪が擦った跡が
あった。
プラシートを貼って絶縁強化する。
 
C50920240915
配線を通す苦労
これでようやくデコーダ搭載である。
MTC21にC12/C56をローディングする。
さあ搭載だ!とやってみると、床板が台車を付けて
着脱出来るのはいいのだが、取付板が「デコーダを
ギリ通せる間隔」という意地悪をしている(が~ん)
集電ブラシへの配線、本体との配線をあちこちの穴を
通して・・・なのだが、線の入れ方を間違えたり、やっと
デコーダが収まったらスピーカーが外に・・・(あほ)
そんなこんなで何度もやり直した(遠い目)
 
C501020240915
SmileSound搭載完了
結構苦労してようやく搭載完了!
 
これで「テンダーだけ集電」が試せる!
テスト走行する・・・あれ?
ギクシャクするだけで動かん!(絶望)
車輪の汚れ?と思ったがそうでもない。
なんで?
 
C501120240915
バイパス回路
しばし考えて気が付いた!
「集電ブラシ側の接触が不足しているのでは?」
集電ブラシの通電については、先の工作時にかなり
ガッチリ確認してある。
SmileSoundを使う場合、DC運転ではOKな集電(接触)
ではダメなことがあるのはこの3ケ月でさんざん経験
している(凄く遠い目)
対処は簡単で、本体側からバイパス線を集電ブラシに
接続する。
 
結果は良好で、ウソのように快調に走行するようになった。
 
C501220240915
無事走行
「テンダーだけ集電」の野望は挫折したものの、3ケ月の
SmileSound経験から立ち直りは早かった。
ブラスト音を出して快調に走るC50は良い感じである。
 
しかし、それだけで終わらないのがDCCサウンド!
快調に走らせていると・・・あれ?コマンドを受け付けない!
これはNSEやキハ82でも発生した問題である。
 
C501320240915
明らかになった課題
キハ82同様に「どれくらい走るとコマンド受けない障害?」を
調べると、面白いことにキハ同様に「R730エンドレスと10周」
でそうなることが判った。
これは一体・・・
車輪の状態を確認して判ったのだが、本来はレールを擦っている
動輪が?と思ったのだが、そちらはほとんど汚れていない。
汚れが付いていたのはテンダー側の車輪で、10周程度で上画像の
綿棒の汚れになることが判った。
え?この程度でこんなに汚れるのか・・・
なぜ遊輪が?と考えて気が付いた!
同じ距離を走行した場合「大きな車輪より小さい車輪が回転数が
多い=レールを擦る回数が多い」のである。
なるほど、それでこういう差が出るのか(ふむ)
ということは「10.5φ車輪はR730x10周でクリーニング」という
ことなのか?(対症療法的解決策)
 
この問題、キハ82のときは「SmileSoundの消費電力が高い」
ことが原因だと思っていた。
今回のC50の件もあり2006年のC56(3度もデコーダ交換)
の模型日誌の記録を調べると面白いことが判った。
「TSUNAMIは車輪がすぐ汚れて走行不良」
「MRC miniでも同様」
の記載があったのである。
この問題「18年前からの宿題」だったのである(驚愕の事実)
 
原因は判ったが根本的解決策は・・・(う~ん)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.09.08

カツミ キハ82のSmileSound搭載

前回C56ネタで引っ張ったくせに違う話をする私。
 
Kiha1_20240908
カツミのキハ82
モータ設定ファイルにKATOパワトラを指定することで
SmileSoundのDCサウンドが使えるようになった。
「次に搭載すると良い車両は?」と考えて思い出した。
ウチの「始祖の16番車両」である。
私が産まれたときに父が所有していた車両。
・鉄模社ED16
・小高模型オハ35系x4両
・天賞堂のサンタフェ(なぜ?)
・天賞堂の米国スイッチャー(ん?)
・パイオニア模型C51(たぶん)
・カツミ キハ82
幼稚園くらいになって子供心に一番好きだったのは
キハ82であった(遠い目)
なんといっても「色が綺麗」だからである。
(サンタフェも充分に綺麗な色だが)
ウチのキハ82系が「カツミの極初期製品」なので、ただ
所有していただけで60年も生き残れない。
前面継ぎ目ハンダ割れの修理に合わせてハンダやり直し(裏打ち)
塗装はやり直し、小型クーラの追加、動力をキハ80に
寄せるなど大改造を経て現代に到っている。
(注:他の車両もすべて私が整備して現存)
 
Kiha2_20240908
新しい動力
ウチにはキハ82系改装後に購入した宮沢キハ81系もある。
先頭車以外は同じカツミなので動力車をDCとDCCにすれば
どちらにも対応出来る。
まずはDC動力車(キハ82系用)を開けてみたら、なんと!
カツミの新動力(MP前)だった。
動かしてみると動力は快調で、キシ80が動力車になっていた
のをキハ80に変更した。
 
Kiha3_20240908
開けてビックリ!
キハ81系用のキハ80は2M式だった。
これはチョロくDCCサウンド化出来る・・と開けてビックリ!
「え!DCCサウンド化してあるぞ!」
驚いたことに中身はDCCサウンドの始祖「いさみやのボイスレターの
回路を使ってファンクションデコーダで音を出す」製品だった。
ということは、これ25年くらい前に仕込んだもの?(驚)
 
Kiha4_20240908
超久々に音を出してみる
どんな音が出るのか?と音を出してみた。
結果は・・・「ホーンだけ」だった。
25年前にはこれでも「やった!サウンドだ!」だったのだ!
 
Kiha5_20240908
キハ80にSmileSound搭載
歴史を堪能してからSmileSound搭載開始。
20m車なので特に問題なくあっさり作業完了!
 
Kiha6_20240908
定番の使い方
サウンドについてはDMH17H+KATOパワトラを使用する。
モータ設定ファイルをKATOパワトラにすることでDC車両の
「コントロールがしにくい」は問題解決した。
 
Kiha7_20240908
走行/サウンドテスト
上記サウンドデータでテスト走行を実施。
当たり前だが快調に走行した。
 
Kiha8_20240908
何度も更新されて60年!
極初期キハ82系は何度も何度も改装され、極初期DCCサウンド
搭載(笑)=>最新のSmileSoundでDCCサウンド更新と
オリンピックを2度経験した模型は逞しく生き残ってきた。
走行する姿を見ると本当にしみじみとする。
なんといっても「自分が幼児だったときのもの」を令和に
なってまた眺めているのである(遠い目)
 
Kiha9_20240908
そしてまた改装
喜んで運転していると、キハ81系購入時にいっしょに
交換したACEカプラーのために連結面間隔が狭いことと
カプラーの連結が強すぎて車体が捩じれて集電状態が
悪くなることが判った。
ということでK&Dカプラーに交換するのだが・・・
う~む、60年経っても改装かぁ~!
今回の改装で「車齢100年でも使える」かもしれない。
 
追伸:
Kiha10_20240908
高校時代に作ったペーパー製キハ81
私の高校時代にはキハ81を先頭にした「くろしお」が
話題になっていた。
先に書いたキハ82系の更新作業は終わっていたので、
ペーパー製のキハ81を作成した。
この時代はちゃんと室内を入れてヘッド/テールライトも
点燈していたのか(遠い目)
 
Kiha11_20240908
懐かしの「くろしお」が復活!
カプラー取付を直してさっそく先頭に入れてみた。
当時はクリアタイプのレンズが無かったのでヘッドライトは
2φの絶縁ネジである(しみじみ)
それでもヘッドマークはちゃんと作っている(透過素材で
光る(はず))からがんばっている。
 
追伸:2024.9.9
Mon9_20240909
真鍮ボディ編成のSmileSoundテスト
これまでのSmileSound搭載車両はロコまたは単独で
運転するDCまたはECだった。
今回、金属ボディの編成モノに搭載して判ったことがある。
カツミのキハ82系は1両:250gくらいある。
基本編成(6両):1644g
ペーパーのキハ81含む編成:1768g
この編成でエンドレスを周回していると、あるタイミングから
DSairLiteからのコマンドを受け付けなくなることが判った。
原因はなんとなく判るのだが、解決策を考えないといけない。
 
Mon10_20240909
車輪の汚れ具合
フル編成(1768g)でR730のエンドレスを周回テスト。
結果、11周でコマンドを受け付けなくなった。
原因はハッキリしていて車輪(+レール) の汚れである。
上画像はそのときの車輪の汚れ具合である。
真鍮車輛は片側2輪で集電しているので、このくらいの汚れでも
SmileSoundでは影響が出ることが判った。
 
う~む、どうやって解決する?(悩)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.09.06

鉄模社C56にSmileSound搭載(1)

一時期涼しかったがやはり猛暑。
そろそろ涼しくなってくれないとロコ工作が進まない。
(言い訳臭い?)
 
C56620240906
鉄模社C56を開けてみた
SmileSoundの搭載もそれなりに進み「次に搭載したら良い
車輛はなにか?」ということになった。
それで思い出したのが鉄模社C56である。
整備も兼ねて開けてみると・・・ん?なんだこれは!
しばし考えているうちにだんだんと思い出して来た。
 
C56220240906
放置状態だったC56を改修
鉄模社のC56は未塗装完成品の中古を父が買ったものである。
買っただけでそのまま放置・・・
かなり経過してから、私がそれを使えるように改修した。
外観整備(かなり汚くて破損あり)して作用銅管も付けて
塗装を行った。
モータも2回交換したが、当時はこの手の小型機に収まる
ものは少なくて、相性が悪くてやり直すのは資金的にも
辛かった(遠い目)
結構苦労して動くようになったものの、当時は大型レイアウトで
長い編成を走らせることが多かったのでC56は出番がなく
仕舞ったままになっていた。
 
C56120240906
まずはSL-1対応
不遇な状態だったC56が復活したのはSL-1とEL-1が
友人の遺品として私のところに来たときだった。
よく使う幹線用ロコを改造すると稼働率が低下する
ので「動力整備が完了していてあまり使っていない
ロコ」をSL-1対応することになったのである。
対象になったのは以下の車両。
・アダチ ED61(EL-1)
・カワイ B6(SL-1)
・鉄模社 C56(SL-1)
こうして書き出すと笑ってしまう。
「いずれも今はSmileSoundになっている」
この時点で「最新のサウンドDCCになる運命」だった
のである。
 
C56320240906
当時最新のサウンドデコーダ
SL-1のテスト/HPとブログで成果公開して任務終了。
また仕舞いっぱなし・・・と思ったがそうはならず。
当時(2006年)のSL用のサウンドデコーダは大きくて
大型の幹線用テンダーロコにしか搭載出来なかった。
それがなんと!小型機にも搭載可能なサウンドデコータが
発売になったのである。
・SOUNDTRAX TSUNAMI(TSU-1000)
・MRC mini
小形とはいってもB6には入らない。
そこでC56の出番である。
理由は「SL-1用にスピーカー搭載していたから」
DCCサウンド化するにあたってモータはマシマ1225に
交換した。
2種類のデコーダの搭載結果は良好で、TSUNAMIを
搭載して継続使用することになった。
 
それでDCCサウンド搭載は終了!とならないのが
笑ってしまう。
その1ケ月後にはまた改修となる。
 
C56420240906
当時最新のKATO DCCフレンドリー
KATOからNゲージ車両にワンタッチで搭載出来る
電車用デコーダEM13が発売になった。
これは当時「画期的に小型」であった。
う~む、これはなにかに使ってみたい!
そこで搭載対象になったのがC56である。
理由は「SL-1の接点があるので接点式のデコーダと
組合せが出来るから」である。
新型デコーダのテストも兼ねてC56は集電シューも
付けて本体のみで走行可能、デコーダはモータ上に
取付て「SLとしてはデコーダが外から見えない」
仕様になった。
 
C56520240906
SOUNDTRAX接点式SLサウンド
サウンドデコーダはSOUNDTRAXの接点式である。
これも「SL-1用に接点があった」ことで採用になった。
改めて搭載方法を見ると、2006年のスピーカーは
小径のものを「普通の使い方」をしていることで
ある。
接点式のサウンド(シュ~というノイズを接点で
ブラストにする方式)で音量は小さかっただろう。
画像を見るとMRCの20φエンクロージャー付きが
あったのだがスペース的に入らなかったのだろう。
 
今回の改造時に車両の状態を確認すると、車輪が
かなり汚れていたので「かなり使った」ことが
判る。
2006年時点ではサウンド搭載機が珍しかったのである。
それから18年の時が過ぎて・・・
また最新のサウンドデコーダ搭載となるのである。
50年前のロコがここまで使われるとは、なんとも
面白い話である。
(この話続く)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.09.02

珊瑚模型キハ05にSmileSound搭載

不思議なコースの台風10号はようやく消滅。
(また猛暑になるのか?)
 
Kiha1_20240902
珊瑚模型のキハ05発掘
南部縦貫キハ102を発掘中に「そういえば珊瑚模型のDCが
あったよな?」と気が付いた。
珊瑚のDCはキハ07とキハ05を持っている。
そのうちキハ05の箱にはDCCというラベルが貼ってあった。
これは使える!と中を確認すると・・・
おお!なんとSoundtraxのギャロッピンググースのデコーダ
が入っているではないか!(貴重品)
懐かしいので動かしてみようか?と思ったのだが、モバイルの
Lenzのデコーダが反応しない(う~ん)
仕方なくテストベンチで動かしてみるとグースのエンジン音と
クルマのホーンの音がいい感じ。
とはいえ、キハ05の音?となったのでSmileSoundに
交換開始する。
 
Kiha2_20240902
最近発掘した高級キューブタイプスピーカー
スピーカーは大き目のものにしようか?と考えた結果、
最近発掘した高級キューブタイプを使うことにした。
(高級品をデットストックする私って・・・)
18x13mmのタイプのエンクロージャーが無かったのだが
他のサイズのものがなぜかピッタリだった(なんで?)
 
Kiha3_20240902
普通に搭載して走行テスト
MTC21のデコーダにDMH17c+KATOパワトラのモータ
設定ファイルをローディングする。
この組合せ定義のおかげでDCへの導入がスムーズになった。
走行テストをすると、むしろ調子が良すぎるくらいで
この動力(2:16ウォーム使用)ではスロットルは絞り気味
で使うのが良いことが判った。
(このタイプの動力がウチには多い)
 
Kiha4_20240902
SmileSound搭載気動車が増えた
一時期はSmileSoundのDCサウンド定義はコントロールが
問題?となって導入が停滞したが、上記の組合せで
使えることが判ったので導入が進んだ。
このDC3両とカツミCタンク、DD13(一次)があれば
「地鉄レイアウトが作れる!」と妄想(遠い目)
 
こうなるとカツミのキハ80系にも搭載してみたいと
思うのだが手持ちのデコーダが無くなった。
技術的問題が解決すると「最後は資金問題」と
なるのか・・・(さらに遠い目)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.08.30

カツミCタンクにSmileSound搭載

奄美屋 南部縦貫キハ102へのSmileSound搭載が完了。
次はカツミのCタンクへの搭載を行う。
 
Katu1_20240830
カツミのCタンクの構造
モータ交換をしたときの記憶がないので「中がどう
なっていたっけ?」と思ったのだが、開けてみると
四角い水タンク(真鍮)の上にダイキャストの
ボイラーをネジ止めするという構造だった。
台枠はかなりガッチリ(肉厚?)のダイキャスト製である。
これだったらSmileSound(MTC21)+スピーカーが
余裕で入りそうである。
(後でそうでもないことに気が付くのだが)
 
Katu2_20240830
床板?を切り抜く
集電ブラシを3輪にかけるようにするため、ランボードを
切り抜いて2分割式にする。
切り抜いて思ったのは「凄く分厚い」である。
台枠全体に肉厚気味で、なるほどこれならウェイトを
わざわざ載せなくていいのか、と思った。
(SmileSound搭載後の自重:197g)
 
Katu3_20240830
2分割式の集電ブラシ
16番の古典機では標準になった?2分割式集電ブラシ。
ブラシの固定は1.4φプラビスで行い、ブラシは
t0.08のベリ銅を帯板にカットして使用している。
ランボードが肉厚のため集電ブラシの曲げ方にちょっと
工夫が必要だったがそれ以外は普通の構造である。
ボイラーの水タンクへのネジ止めについては、ゴツイ
3mmネジでは頭がジャマなので1.4φネジx2に
変更した。
 
Katu4_20240830
エンクロージャー
水タンク内は面積は充分なのだが高さが通常のキューブ
タイプのエンクロージャーには不足であった。
コールバンカー側に入れる?とも思ったが、一か所に
まとめたいので薄くて細長いエンクロージャーを作って
容積を確保する(25x11x3)
 
Katu5_20240830
サウンドのテスト
サウンドはC12/C56、8620、9600を聞き比べした結果、
キューロクのものを使用することにした。
(B6でいいか?とも思ったが違うものにしたかった)
薄いエンクロージャーのスピーカーの音量確認も
兼ねて仮搭載して走行テストを行う。
結果、音量/音質とも問題無いことを確認した。
ところで、キューロクを使用したのは「ブラストレートが
このCタンクに合っている」と思ったからである。
(ブラストレート変更はいずれ試してみよう)
ところで、SmileSoundでたびたび問題になる「起動と停止が
うまくいかない」件については、先に搭載したB6同様、
キューロクのサウンドデータでも問題無かった。
それで思ったのだが「サウンドデータにはモータ設定値が
セットになっているのか?」である。
この件はメーカーに質問してみよう。
 
Katu6_20240830
デコーダ+スピーカーを搭載
水タンク内にMTC21デコーダ+スピーカーをセットする。
搭載して気が付いた「あれ?コンデンサは?」(あほ)
ちょっとしたボケはあったものの、水タンク内に一式
納まって良かった。
(デコーダの体積問題はサウンドDCCの課題)
 
Katu7_20240830
車体を被せて搭載終了
ちょっと手間だったがSmileSound搭載は大きな問題なく
終了した。
走行についても出発(動き出さない)/停止(制動距離)の
問題もなくいい感じである。
その問題についてはDCだけの問題なのだろうか?
(継続して調査)
ところで、SmileSoundのSLの音で気になることがある。
SLのサウンドはブラスト音と汽笛以外の補機類の音が
混じって聞こえる。
(1)F0(ライト点燈)でDigitraxやMRCはタービン音
 (発電機)のヒュ~ンという音が出るのだが
 SmileSoundにはない。
 =>日本型でも同様の発電機なのになぜ?
(2)補機類(給水ポンプやコンプレッサ)は搭載が
 ロコにより異なるので上記メーカーではPFで
 オフに出来るようになっている。
 =>サウンドデータでミュートするとしても
   「元に戻せない」のでは困る
(3)汽笛が長/短あるのは良いが、ベルもあると嬉しい
 =>上記メーカーのSL用は標準でベル音がある
 =>ベル音は公開の運転会などでは一般の人には
  凄く好評でベルと汽笛を交互に鳴らすと喜んで
  もらえる(宣伝効果が高い)
(4)SmileSoundのSL音を聞いていると小さく
 チンチンチンチン・・・とベル音のようなものが
 連続で鳴るのだがこれは何の音?
(5)私はキューロクとハチロクは「3音階の同じ汽笛」
 だと思っていたがSmileSoundでは両機でまったく
 違う汽笛の音になっている。
 =>実車の汽笛を聞いたことがないので「そうなの
  かぁ~」というレベル
 
小形DCと小型SLのDCCサウンド化をすると「地鉄
レイアウト欲しいなぁ」としみじみ思う(遠い目)
サウンド化は「運転するを増す」良いきっかけである。
 
注意!
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参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.08.26

奄美屋 南部縦貫キハ102にSmileSound搭載

先日「SmileSoundテストでSLとDCの搭載が少ない」と
書いた。
確かに「各1両で結果をまとめる」のはなんとも・・・
 
Nanb5_20240826
追加搭載候補
手持ちの車両で「これに搭載したら面白い?」というもの
をあれこれ選択。
結果的に以下の車両を選んだ。
・カツミのCタンク:デコーダの搭載スペースが取れること
・奄美屋 南部縦貫キハ102:サウンド搭載したら面白そう
両車とも走行性能は良好であることも選択基準となった。
 
Nanb1_20240826
定番になった搭載方法
カツミCタンクは動輪の輪芯塗装があるので、まずは南部縦貫
から作業着手。
デコーダは当初は「床上にゴロン」でいいか?と思っていたが
中を見るとシートがウェイトを兼ねて接着されていたので
そういう訳にもいかない。
(楽は出来ないものである)
結局、天井(フレキシブルウェイトが貼ってある)をプラシートで
絶縁して、さらにデコーダを貼る部分はt1.0のプラ板を重ねて
絶縁強化する。
 
Nanb2_20240826
搭載完了
配線は床上に端子が出ているので変更は楽である。
デコーダを天井に貼って搭載作業は終了。
 
ところで、南部縦貫に当初Next18を使う予定であった。
DMH17cのサウンドデータをローディングして音を出して
みると「あれ?音量が小さい」
前回、電車(猫屋線)では普通だと思ったのに?
検討の結果、他の16番車両が爆音(笑)なのにこの車両だけ
静かなのはどうか?となりMTC21に変更となった。
 
Nanb3_20240826
走行テストで苦労
サウンドデータはDMH17c(縦置き)を使用した。
実車は機械式変速機で小型エンジンなのだがそういうデータは
無いので仕方がない。
さっそく動かしてみる・・・あれ?走らん?(絶望)
ちょっと音が出てすぐ止まり・・・である。
これは天プラのキハ22のときもそうだった。
それならばとモータ設定ファイルをトラムウェイキハ40を
ローディングしてみるがやはりダメである。
集電(接触)性能を上げてみる?と考えたが、南部縦貫は
2軸/4輪なので限界がある。
(というかせいぜい集電ブラシと車輪クリーニング)
これはモータ交換?(やだなぁ)
もしくはサウンドDCCは断念?
 
Nanb4_20240826
モータ設定ファイルの使いこなし
そこで気が付いたことがある。
先にSmileSound搭載したDD13は2両ともパワトラ仕様だが
DE10のサウンドデータが快調に走行した。
ひょっとして?とDD13のデータをローディングして南部縦貫を
走らせてみると・・・あれ?快調に走行するぞ??
これはどういうことか?
居直ってDE10のサウンドデータで使う?(笑)と思ったが
それもどうなんだ?と思ったので代替案を考える。
奄美屋の南部縦貫キハのモータは「昔のKATOのものに似ている」
のである。
それならばモータ設定ファイルの中に似たものがあるのでは?
一覧をじみじみ見てみると「KATO_ho_powertrack」がある。
このパワトラは昔のモハ40系のものか?最近の製品に多い
パワトラなのか?は判らない。
結局「モハ40系じゃね?」と予想してDMH17c+パワトラ
でサウンドデータをローディングしてみた。
結果は良好で「今までの悩み(DC車両の)はナニ?」という
感じで走行するようになった。
結局「気動車で似た形式の動力だから」と設定ファイルを
選択していたのが間違いだったのか?
 
追伸:
Mon5_20240826
キハ22にもモータ設定ファイル応用
南部縦貫キハでうまくいったので、天プラキハ22でも
KATO_ho_powertrackのモータ設定ファイルを使用してみた。
結果は良好でスロットルへの反応が改善された。
テスト走行をしているうちに、停車のレスポンスを良くする
ためにはスロットルを30%程度で速度維持してから絞ると
まあまあいい感じに停車することが判った。
 
DCCサウンドはまだまだ奥深い、と思った(遠い目)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.08.25

DSairLite購入

SmileSound導入で車両改修などで苦労した結果、原因はD101の
不調だった・・・(遠い目)
いずれはもっと小型なコマンドステーションを買おうと思っていた
ので、この機会にDSairLiteを購入した。
(結果、MTC21のデコーダは1個しか買えず(涙))
 
Ds1_20240825
DSairLite購入
発注してなんと2日で到着!
さっそく開墾してみると小さいことと同時に「あれ?AC電源が
入っているぞ」ということに驚く。
HPの説明を見ると「AC電源は別に買わないといけない」ように
見えたのでそちらも発注したのだが・・・
別途購入中の方はまだ未着なので「今週はテスト出来ないか?」と
ガックリしていたので良かった。
(電源同梱はある意味”売り”なので説明書に明記すればいいのに)
 
Ds2_20240825
大きさの違いに感動
DCC導入当初('98年)から使い続けているLenzのシステムと
比較する。
う~む、圧倒的に小さい。
この大きさでほぼ同等の能力+Wi-Fi対応などの機能がある
のだから電子機器の進歩は凄い(遠い目)
 
Ds3_20240825
表示とボタン
購入前に心配していたのが「表示部やボタンが小さい?」
だったのだが、到着したものを比較すると「本体の多きさと
表示部/ボタンの大きさは関係ない(ほぼ同じ)」で
あることが判った(安心)
 
Ds4_20240825
操作は簡単
私はCV値やアドレス変更は赤箱で行うので、コマンドステーションは
車輛運転だけに関しての捜査だけで問題ない。
アドレス変更:
・ENTERをON
・アドレス入力
 (FNCでクリア)
・ENTERで登録
と簡単でやり易い。
操作時にパネルも「アドレス入力中」が判るのは好印象。
 
Ds7_20240825
テスト走行で使ってみる
同梱のAC電源(1A)でテスト運転をしてみる。
う~む、普通に使い易い(笑)
私の場合、車両には室内灯はなく、テスト時にはDCC搭載車両
単体で行うことが多いので1Aくらいの小容量の電源で行う方が
トラブル時に破損する可能性がなくて便利である。
(おそらく使用時はほぼ1A電源で済んでしまうかも?)
 
Ds5_20240825
推奨AC電源到着
ちょっと遅れて秋月電子の推奨AC電源が到着。
う~ん、デカい!(そこか)
 
Ds6_20240825
SmileSoundの搭載車両
なんだかんだで上画像の車両にSmileSound搭載して導入テスト
を行った。
そろそろ「導入試験の総括」をしようか?と思ったのだが、
見ていると「SLとDCが少ない」ことに気が付いた。
追加で2両ほど搭載してみるか?
 
う~む、そうなるとデコーダをどうするか?
DCについてはNext18にしてみるか?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.08.20

旧型電機にサウンドDCC搭載(2)

アダチのED61のSmileSound搭載が完了。
そうなると宮沢のED16なんとかしないと。
(そう思ったのは新型コロナ感染より前)
 
Ed161_20240820
16番用サウンドカー2号機
前回のSmileSound搭載で結果が今イチだった。
(注:ED61のところで書いたが走行不良の原因は
 D101の故障だった)
そうなると「電機でもSFX004によるELサウンドカー」が
あると便利では?と思いついた。
(少し悲しい)
いうことでKATOのヨ8000を再度購入。
1号機は小型SL用だったので古い客車のボディを被せた。
今回はEL用なので車掌車のボディをそのまま使う。
(暖房車は?とちょっとだけ思ったが)
2回目の改造となると慣れたものである。
オリジナルの基板をちょっと加工しただけでデコーダ
交換可能のサウンドカーが出来た。
スピーカーは28φが収まらず大き目のキューブタイプの
ものを使用する。
 
Ed162_20240820
EL+サウンドカーのテスト
ED16はモバイルデコーダに交換して、サウンドカー
牽引によるサウンドのテスト。
走行については問題はない(当然?)
MTC21のデコーダテストでいつも思うのだが、SmileSoundの
テストでは集電(レール接触)で走行に問題が出るのに、
モバイルオンリーのLaisDcc(カンフーシリーズ)にすると
あっさり快調に走行するのは不思議である。
(というかLenzやDigitraxでも同様なのだが)
サウンドについてはSL同様なので問題はないのだが、
スピーカーが小さめなので汽笛はいいのだが、モータや
ブロワーなどの音は控えめになってしまうのが惜しい。
 
Ed163_20240820
発掘した4シリーズのサウンドデコーダ
EL用サウンドカーはまあまあの成果だった。
しかし、SFX004+キューブスピーカーではどうもサウンドが
物足りない。
(というか、箱物ボディでサウンドカーってどうなんだ?)
それで思い出したのが同じ4シリーズのSDH164である。
このサウンドデコーダ、スピーカーが特殊(32Ω)でキューブ
タイプのスピーカーが使えないのでお蔵入りしていた。
あまりに昔のことなのでサウンドがどうか?を覚えていない。
ではちゃんと確認しようとGG-1のサウンドをローディングして
確認すると音量/音質ともに良好である。
う~む、優秀なサウンドデコーダを10年以上死蔵・・・(遠い目)
 
Ed165_20240820
とりあえず搭載してテスト
SDH164が良いデコーダなのは判ったのでさっそく
ED16に搭載して走行/サウンドのテストを行う。
当たり前なのだが走行は快調でサウンドも良い(う~ん)
 
Ed164_20240820
搭載方法を工夫
32Ωの28φスピーカーが問題で死蔵になっていたのだが
ED16元々がこの径のスピーカーの搭載スペースが中央に
あるのでそこに工夫して納めれば良い。
ちょっと考えた結果、28φスピーカーのエンクロージャを
3mmほど薄くしてスピーカーを下にして固定。
エンクロージャ(プラ)の上にデコーダを搭載するように
した。
(これで少しは磁気より遠く出来る?)
 
Ed166_20240820
宮沢ED16はSFXシリーズでDCCサウンド化
NGDCCのEF58用デコーダ搭載後、デコーダを降ろした
状態で保管状態だったED16が快調に走行するサウンド搭載
電機として復活した。
 
Ed167_20240820
NGDCCのEF58用サウンドデコーダ
ところで、前回のUPでSmileSoundの旧型電機のサウンドが
今イチ(汽笛、走行音など)という話をした。
しばし考えた後「では、どのようなサウンドがいいのか?」
そこで思い出したのが「NGDCCのEF58用のサウンド」である。
久々に復活してサウンドを確認してみた。
・汽笛は普通の国鉄電機のもので長/短2種類ある
・旧型電機だから吊掛音?と思っていたが、よく考えてみると
 国鉄電機はEF13(大歯車にバネがない)以外はそれほど
 吊掛音はしない
・電機で目立つのはブロアー音
その点に注目してSmileSoundのサウンドを確認すると、
むしろEF65やEF64用を使えばいいことが判った。
古い=旧型は私の思い込みだったか(遠い目)
こういうとき「温故知新」すると問題点が明確になるのか
としみじみ思った(さらに遠い目)
ということで、ウチでは電機用サウンドはEF64用で新旧ロコで
共用すれば良いという結論になった。
 
問題が1つ解決してスッキリした。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.08.18

アダチED61にSmileSound搭載

ED16へのSmileSound搭載は「少し不完全燃焼」だった。
これではいかん!
ということで違う車両に搭載して比較することにした。
 
Ed611_20240818
アダチのED61に搭載
そういえばEL-1のテスト用に改造した車両があった。
確か片台車だけ動力だったような?
開けてみると「あれ?吊掛モータ(2:16)になっている」
どうやらEL-1テスト後に吊掛モータのDCC化のテストを
行ったようである(配線で判る(笑))
それならそのまま使えるだろうと使用することにした。
 
Ed618_20240818
ウェイトを新規作成
メーカー純正の1M時代のデカいウェイトではデコーダも
スピーカーも搭載出来ない。
こんなときに参考になるのが宮沢ED16である。
中央を広く空けて両脇にウェイトを置く方法である。
ED16の場合は28φスピーカーだったが、先の経験から
ウェイトの間隔はもう少し広く取らないとSmileSoundの
搭載には余裕がないことが判った。
ということでかなり広めの間隔のものを作成した。
 
Ed612_20240818
とりあえずSmileSoundを搭載
吊掛モータのおかげで広めの間隔のウェイトでも納まった。
さっそくSmileSoundを搭載して走行テストをすると・・・
ギクシャクしてダメだった(遠い目)
原因を考えてみると以下のようなことが考えられた。
(1)吊掛モータとの相性
 4個モータ/全並列の方式が微妙に相性が悪いか?
 さらにテストしていて判ったのだが、この吊掛モータの
 ウォームの取付がロックタイトのみの固定(古い方法)で
 1φ軸に固定していた。 
 この方法は「使用時の衝撃or発熱」で抜けてしまうことが
 あり、全並列の場合は「ギアの抜けた軸が過回転して他の
 軸が止まってしまう」ことがある。
 (その後イモネジで固定する方法になった)
(2)リジットの台車枠の集電(接触)が悪い
 アダチのED61は片方台車にメーカー製の大きなパワトラ
 が入る方法が純正だった。
 さすがにその方法では・・・と動力は変更したのだが、
 台車は板材にネジ止めのリジットであった。
 これはさすがに集電(接触)が悪いだろう。
そうなると「足回りは全部やり直し」である。
これはパワー出して作業せんと!

そんなときに新型コロナに感染してしまった(が~ん)
私は「重い基礎疾患」があるので回復までに2週間かかって
しまった。
一応回復した今でも体力低下などあってしんどい。
 
Ed619_20240818
台車の改良
まだフラフラながら作業再開。
軸受は2φの穴でダイキャストに直だったのでカシメを使って
2-1.5のメタルを入れた。
接着になるので「集電(接触)」がちょっと心配。
次はリジット式の台車を「普通の可動式」にする。
台車側の段付きネジを入れる部分は3φのデカい穴(絶望)
仕方がないのでt0.6の板に3φのネジ棒を入れてそこを中心に
接着することにした。
中心に2φのネジを切り、回り止め/補強で下に1φネジを
入れた。
 
Ed614_20240818
台車改造
動力は吊掛から31mmインサイドギアに変更する。
軸の長さに合わせて枕梁を作るのに苦労した。
 
Ed613_20240818
小形モータを使用
短いボディに間隔の広いウェイトを入れるのでモータを
小さいものにすることにした。
IMON12-10-20を使うことにしたが、幅が小さいので
床板との接触を意識せずにt0.6の板でスペーサを作る
だけで済んで楽が出来た。
ウォームギアは吊掛時代の2:16を使用する。
ボルスターは方式を変えて着脱が楽なものになった。
 
Ed615_20240818
再度SmileSound搭載
さっそくデコーダを搭載する。
今度はSmileSound搭載用にしたので余裕で納まった。
モータは径の小さいものにしたので楽勝で納まっている。
 
Ed616_20240818
集電(レール接触)の改善
走行テストをするとやはりギクシャクする。
軸受のメタルが接着なので集電(接触)に問題があるのか?
そういうこともあるだろうと枕梁には集電ブラシを付ける
ためのネジ穴を2ケ所開けておいた。
(SmileSoundにもだいぶ慣れてきた)
とりあえずは非絶縁側にベリ銅t0.08の集電ブラシを付けて
車輪を清掃したら改善した。
 
Ed617_20240818
ようやく調子の良いロコ
全軸集電にしないとダメか?と心配したのだが、結果的に
上記の改造だけでよく走るようになった。
それでも反転/停止後の再起動がしなかったり、勝手に
PF4(ATS)が入ったりする。
なんでだろう?
SmileSoundの問題?と思ったものの「ひょっとして」と
コマンドステーションをD101=>Lenzに交換したら
あっさり解決した。
これは「D101のバグ(あるいは故障)」なのだろうか?
どうやらPF9を押しても反応しなかったりするので、
小形のコマンドステーションを買い替えないとダメか?
 
なんにしても「ようやく調子の良いEL」が出来て良かった。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.07.21

旧型電機にサウンドDCC搭載(1)

すっかり猛暑。
日中は外出など出来ないレベル(遠い目)
 
Sun5_20240721
宮沢のED16
猛暑=外出しないのだから「エアコンの効いた部屋で
ハンダ付け工作」で良いはず。
しかし、なにか忘れているような?
あ!SmileSoundの旧型電機への搭載である。
これまであれこれとテストしてきたが、私は元々
EL/ECのサウンド化はSmileSoundに統一したいと
導入テストをしてきたのである。
理由は簡単で、El/ECは米国製のデコーダに対応した
製品が無いからである。
(DigitraxのSFXシリーズは可能なのだが物足りない)
それなのにELだけテストしていないのは悲しい。
ロコは何にするか?
ウチにはED16が5両ある(あほ)
その中で宮沢模型のものが2両あって、1両はNGDCCの
EF58用サウンドデコーダを搭載していた。
それならばDCC対応は済ませているので良さそうである。
 
Sun6_20240721
久々に「昔の苦労」を偲ぶ
かつてのサウンドデコーダ搭載は大変だった。
NGDCCのEF58用デコーダはEF級のボディ(センター間)に
合わせてある大きなもので、スピーカーもちゃんとELの音を
堪能するためには大きなスピーカーを入れる必要があった。
(そのため各種動力装置を作りに作った(遠い目))
大きなスピーカーを限られたスペースに入れるためには
中央を大きく開ける必要があり、ロコに多い中央にモータが
デ~ンとあるスタイルではなく伝統的なインサイドギアに
ウォーム垂直にウォームを落とし、天井部分にデコーダを
納めるために極限までモータ高を下げてある。
絶縁処理もありとあらゆる処理をして、モータにもビニール
テープが巻いてある(う~ん)
中央部分は2連スピーカーなどあれこれやった結果、28φの
大型スピーカー(エンクロージャー付き)を納めるため
ウェイトも特別な配置になっている。
過去の努力のおかげで「今回は楽出来る」ような?
Ngdcc_20060827
NGDCC時代の画像(2006年8月)
 
Sun9_20240721
サウンドデータのローディング
SmileSoundのページから旧型電機のサウンドデータを
ダウンロードしてローディング/テストを行う。
テスト結果は以下の通り。
(1)走行音は「ハッキリと電機(モータ音+ブロワー音)」
 で良い感じである。
 音量も余裕があり良く聞こえて好印象である。
(2)問題は「汽笛」である。
 PF2で鳴らして見て「は?」
 汽笛の音を文字起こしするのは難しいが、電機の場合は
 ポ~ッ(国鉄標準機)や小型や海外機はピィ~!という
 感じ、あるいはホーン音の「ファ~ン」だと思っている。
 (表現については”個人の感性”です)
 ところがこのサウンドデータは「ホワワァ~ン」という
 音なのである。
 (表現については”個人の感性”です)
 海外のELなどでは「楽器のような音」のものがあり、
 「世界は広いんだなぁ(遠い目)」となるのだが、
 今回のデータは「旧型電機(国鉄)」である。
 これはどうしたものだろうか?
汽笛の件は書き始めるとキリがないので、とりあえず
走行テストを優先することにした。
注:ひょっとするとデコーダの障害?とも思ったので
 2個のデコーダでテストしても結果は同じでした。
 
Sun7_20240721
MTC21を搭載
今回はデコーダが小さい(笑)ので28φスピーカーを
納める中央のスペースをプラセルで絶縁強化して
そこにMTC21のデコーダを納めた。
スピーカーはSQなので昔のような悩みはない!(遠い目)
 
Sun8_20240721
走行は問題ないのだが
搭載を終了してテスト開始。
なにしろ過去に「嫌というほどDCCサウンドテストした車両」
なので基本的には走行は問題はない。
(強いていうなら「もうちょっと集電性能上げた方が?」
 くらいのレベル)
こうなると、やはり「汽笛がダメなのは致命傷」だと思う。
 
サウンドデータをHP公開する前に発音チェックは
しないのだろうか?
メーカーのサウンド公開データは「いずれは自分でサウンドを
作る人」のお手本となるものでもある。
そういう意味での「品質チェック」はするべきではないだろうか?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.07.18

16番用DCCサウンドカーの試作

今夜は涼しいので少し楽。
サウンドDCCはほぼやることはやった?ような気がするので
そろそろロコ工作に戻りたい(ような気がする)
 
Wed5_20240717
ある理由で忘れていたもの
久々にサウンドDCC(16番)をやっていて思い出した。
「トラムウェイのC12がデコーダ焼いて放置?」
直すかどうか?は別にして状態を確認しよう・・・と出して
みたら「あれ?ちゃんとサウンドDCCで動くぞ」
う~ん、なにを勘違いして「壊れている」と思ったんだ?
=>自分
他にも天プラC11も「デコーダ焼損」と思っていたのが
確認したら基板の配線(グレー)が元から切れていた。
(現在直接コネクタ接続してDCCサウンド化テスト中)
ああ、なんというもったいない!(反省)
 
そんな反省の日々で思い出したことがある。
 
Wed6_20240717
軽便用のDCCサウンドカー
少し前に「車体が小さくサウンド搭載が難しい軽便車両を
サウンドカーで対応する」方法を実用化した。
方法は「KATOのN車両台車の軸受と車輪を使う」という超簡単な
方法で、結果は「長年の悩みが一気に解消した」のであった。
そのときに思ったことがある。
「同じ方法で16番の車両がサウンド化出来ないか?」
 
Wed3_20240717
さっそく購入
思いついたが吉日でKATOの車両を即購入!
ヨ8000は室内とテールランプ点燈のため集電可能な下回りに
なっている。
これを使うと簡単なのではないか?
 
Wed7_20240717
こんな構造
さっそく分解してみた。
注意!
 製品の改造は「自己責任」です。
 そのことが判らない人は改造を行ってはいけません!
思った通りで、微妙に軸受は可動になっている。
バネで接点のある板を押すことで通電する方法なので、
その部分を作ってやれば良さそうである。
 
Wed8_20240717
サウンドカーと一号機関車(モバイル搭載)
さっそく、プラ板と真鍮板で接点板を作成した。
サウンドオンリーデコーダはMRC SOUNDER(SL)である。
ロコはサウンド搭載が難しい小型車輛としてカツミの劇古の
一号機関車にモバイルデコーダを搭載した。
(実は元々いつかやろうと動力は改修済だった)
 
Wed9_20240717
劇古ロコが最新?のサウンドDCC化
とりあえず赤箱でアドレスを揃えて走行テストを実施。
結果は良好で音切れなしで「それなりにブラスト音は連動」
することが判った。
さて、こうなるとサウンドカーの上回りはなにが良いか?
貨車?小型客車?それともブレーキバンか?
ここまでやってさらに気が付いた!
「単車がOKならボギー車はもっと良いはず」
KATOのスハ43かオハ47を使う?
う~ん、出来ればKATOさんが原点回帰(Nの最初)して
オハ31を16番でも出してくれたらなぁ(遠い目)
 
これで16番でも「今まではサウンド化を諦めていた車両が
DCCサウンド化可能」になった。
ちょっと嬉しい。
 
追伸:2024.7.19
Fri5_20240719
上回りを考える
サウンドカー本体は出来たので「車輛としての体裁」を
考える。
あれこれ考えた結果、珊瑚模型のハ10のエッチング板を
組んだものが2両あるのでそれを使うことにした。
ヨ8000に載せてみるとデッキ部分だけ作れば行けそうである。
 
Fri6_20240719
デッキ部分を作る
いつものように現物合わせでデッキ部分を作る。
なんだかんだ言っても「DCC搭載よりハンダ付け工作が楽」
である。
 
Fri8_20240719
昔作った車両が次々とDCC対応
この珊瑚模型のハ10x2両、組んだのは10年以上前である。
「いつか地鉄レイアウトを」と組んだものの、活用されること
長年仕舞ったままになっていた。
それが令和の世になって「DCCサウンド」という技術によって
第一線の車両になったのである。
鉄道模型を走らせて楽しむ技術に対しては、常に興味を
持つべきだとしみじみ実感した。
 
追伸:2024.7.20
 
Sun3_20240721
MRC SOUNDERのCV値設定
サウンドカーが「車輛としてはまあまあの姿」になったので
一号機関車(古い方)とのサウンドを調整する。
サウンドオンリーデコーダのCV値についてはちょっとした
コツがある。
それはNGDCCの赤箱でCV値の読み出し(SCN)をすると
読み出されてくるものは「モバイルデコーダのもの」なの
である(当たり前かも?)
設定自体は赤箱で可能なので、ロコに合わせて変更した
場合はCV値をどこかにメモっておく必要がある。
今回の場合は以下のように設定した。
CV50(Whistle type):8 (設定範囲:0~17(5))
CV55(Chuff type) :8 (設定範囲:0~9(0))
CV117(Chuff rate) :30 (設定範囲:0~460(30))
この設定、あくまで私の「個人の感想」ではあるが、CV50を
10 or 8で設定するくらいで日本にいたロコは問題ないと
考えている。
こういうことをやっていると「他の古典ロコもDCC化」したく
なって来る。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.07.12

エンドウB20にSmileSound搭載テスト(1)

猛暑だったり雨だったり・・・
 
B201_20240712
SmileSound導入評価中
1ケ月近くSmileSound導入を行って来た。
なんだかんだでかなりの費用がかかったので、ここから
どうするか?を評価しないといけない。
私はとても忘れっぽいタイプなので「行ったことは記録する」
ことを1986年に決めて模型日誌に書き出している。
なんだかんだでSmileSound導入の経緯を1行も記録していない
ことに問題を感じ(忘れてしまうから)とりあえず活動を停止して
日誌を書き始めた。
やり始めると結構書くべきことがあって1晩では終わらず。
=>夏休みの絵日記を8/31にやるような感じ?(アホ)
なんだかんだで1週間くらいまとめにかかりそうだが、その間は
不足品の購入も禁止状態である(子供か?=>自分)
 
B202_20240712
エンドウB20にNext18搭載テスト
模型日誌を書き始めて気が付いたのだが、Next18について
猫町線デハ(動力はTOMIX ED61)への搭載テストは
行ったが、一般車両(ロコ)への搭載テストを行っていない
ことに気が付いた。
MTC21はパーツ不足なのだがNext18はデコーダに余裕が
あるのでロコ搭載してみることにした。
それで思い出したのがエンドウB20である。
この車両、MRC SOUNDER(SL)を搭載しているのだが
ペアで使うように2両あるので、これにNext18を搭載すると
比較が可能になる。
 
B203_20240712
エンドウB20の中身
久々に開けてみた。
モータを交換、ボイラー下(水タンク内側)の空間を
使ってDZ123+MRC SOUNDER(SL)を搭載している。
開けてみて気が付いたがこのSOUNDERはコンデンサの
ない初期タイプだった。
スピーカーはキャブ屋根に薄いエンクロージャを
作るなど結構苦労している。
この装備での走行状態は良好で、サウンドはMRCらしく
「爆音」である(笑)
 
B204_20240712
SmileSound(Next18)
B20に搭載するため車両側ボードを用意する。
配線は最小限にして、スピーカーはキャブ上エンクロージャに
SQを貼り付けるようにする。
プラセルを貼って水タンク内側を絶縁強化する。
使用するサウンドデータは何を使うか?
・C56,C12 蒸気機関車:標準的なSL音イメージ
           (B20っぽいかは疑問)
・8620 蒸気機関車:汽笛がB20(小型ロコ)っぽい?
・9600 蒸気機関車:ブラスト音がB20っぽい?
(注:いずれも個人の感想です)
個人的にはキューロクのブラスト音に汽笛をハチロクだったら
イメージ通り?
個人的にはその組合せで大正ロコの音でいいような?
(注:あくまで個人の感想です)
結局、テストはC56,C12を使うことにした。
ところでサウンド確認していて気が付いたことがある。
上記のサウンドをNext18にローディングして確認して
いると「ブラスト音が小さめでメカ音(給水ポンプやコンプ
など)の作動音が目立つのである。
この辺り、PF or CVでオフにすることが出来ると嬉しい
と思うのだがどうだろうか?
(注:あくまで個人の感想と要望です)
参考:
MRC SOUNDER(SL)の説明書の記載
PF6:ブラスト音OFF
PF9:メカニカル音OFF
 
B205_20240712
Next18搭載
搭載してみるとNゲージ用の小型デコーダなので本体は
スッキリ納まったのだが、モータが大きいのでコンデンサを
納めるのに苦労した。
 
B206_20240712
運転スペースでテスト実施
走行テスト結果は以下の通り。
注意:
今回の搭載テストは「個人的興味」による組合せです。

メーカー推奨のものではありません。
このことで製品の評価が決まる訳ではありません。
「あくまで個人的経験」であることをご理解下さい。
サウンド編:
・音量は「かなり控え目」である。
 =>エンクロージャが小さい?
  (MRCでは”爆音”なのだが)
・メカニカル音(給水ポンプorコンプレッサ)の音が目立って
 ブラスト音が聞こえない
・汽笛(長・短とも)メカニカル音にかき消される
走行編:
 なぜかギクシャク走行する
 =>小径ロッド連動ロコにはありがち
 =>その対策のため大き目のモータにしてあるのが
   むしろ禍いしている?
 =>Next18にこの形式の動力は負荷が高すぎるか?
 
う~む、なんともはや。
今回の結果も含めて評価を進めていく。
 
追伸:2024.7.13
Sat5_20240713
テスト終了して元に戻す
Next18のテストを終了してDZ125+MRCに戻した。
一連のSmileSoundの対応で絶縁強化の技術が向上して
前回改造(2009.8.23)よりすっきり搭載出来た。
スピーカーもSQのままにしたので音も良くなった。
 
なんだかんだで「継続することは大事」なのを実感した。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2024.07.08

小田急NSE(ナカセイ)のSmileSound搭載

SmileSound導入も一段落。
さてと、ロコ工作へ・・・え?NSEのサウンド提供開始?
そうなるとやらないといけないのか。
 
Nse1_20240708
NSEの動力車両
ナカセイのは古い製品なので、元々は縦型モータ+インサイドギア
の仕様が原型である。