2023.01.26

路面複線レイアウトのストラクチャ工作

路面単線レイアウトがそれなりになった(のか?)
ということで複線レイアウトの工作も進める。
 
Romen2_20230126
建物の配置検討
単線レイアウト同様に中央の地面処理を行ってから建物の
配置を検討する。
(1)画像下側(ポイントがない方)は作成済の建物を並べる。
(2)画像上側は新規に2棟作成する。
(3)画像右側の住居地区はとりあえず単線レイアウトの建物を
 共有(最終的には別物を作成予定)
 
Romen1_20230126
作成する建物の検討
新規作成の建物をどうするか?
小型レイアウトなのでこちら側も「角地」である。
なんとなく「角地には石造っぽい銀行」と思って試作して
みたが「立派すぎないか?」という気持ちになる。
風呂無しアパート前は当然のように銭湯(笑)
 
Romen3_20230126
銭湯と地方映画館
銭湯はネットで見た(ような?)地方の小さなものを参考に
さらに小さいものを作ってみた。
角地については「個人的に地方の街にありそうな」小さな
映画館(兼小劇場)を作ることにした。
銭湯は形をイメージしやすいのだが、映画館はこれといって
決まった形がないものなのでデザインが難しい。
結局、看板がある側(チケット売り場と映写室)と
客席(劇場)をザックリと作ってみた。
 
Romen4_20230126
銭湯の入口改造
銭湯がおおよそ形になったところでコレジャナイ感。
なんでだろう?と思ったら「入口の戸」だった。
銭湯の戸が閉まっている=休業である(ち~ん)
こりゃいかん!ということでゲタ箱付入口に改造。
 
Romen7_20230126
生活感爆誕?
通行人目線で銭湯を見てみる。
よしよし、生活感出て来たか?
 
Romen5_20230126
映画看板とポスター
映画館は「普通の建物では使わないような壁」ということで
M'sの「え~!この色はなぁ」の雑貨店のカラーペーパーを
使ってみた。
私が見て来た「地方の小さい映画館」は外観は割とぶっきらぼう
だったので壁にうらぶれ感を出して、ザックリと映画看板と
ポスターっぽいものを貼って感じを出した。
劇場名は個人的好みで「超シンプル」にしてみた。
 
Romen6_20230126
ある街の繁華街
出来た建物を並べて感じを確認する。
こうしてみると、真ん中の店(M'sの商店を小改造)は
ちょっとパンチに欠けるかも?
こうやって「個人的地方都市」を考えて作れるのが路面電車の
レイアウトの醍醐味かもしれない。
 
Sat2_20230128
反対側の建物
ポイントが無い側にあるM'sキット組みの郵便局と単線レイアウト
と共有?のアパートの屋根も仕上げる。
 
複線レイアウトがそれなりに進捗したので単線レイアウトの
工作を進めるか?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行

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2023.01.15

路面小型レイアウトの作成(3)

ストラクチャがそれなりに揃ったので地面を作る。
 
Nagao_new232_20230115
敷石下板を貼る
線路下に片面の紙を剥がしたフリップボード(t2.0)を貼る。
敷石の隙間から白が見えないように黒く塗ってある。
 
Nagao_new233_20230115
地面部分にフリップボードを貼る
線路側の下地を貼り終わったところでフリップボード(t3.0)の
片面の紙を剥がしたものを貼っていく。
架線柱台座の隙間はこの後でキッチンペーパーで埋めるので
気にしなくていい。
 
Nagao_new234_20230115
敷石(R140)を作る
凄く久々に敷石を作る。
カーブ部分は上画像の治具を使ってスジボリしていく。
 
Nagao_new235_20230115
敷石の塗装
塗装については
・タミヤのスプレーサフェーサー
・黒スプレーをざらっと吹く
・白スプレーをざらっと吹く
・リキテックス(白)を目地に擦りこむ
これで「なんとなく硬めの石っぽい」になる。
細かい色調調整は設置後でも可能なのでこの時点では均等に
仕上げておく。
 
Nagao_new236_20230115
敷石貼りと敷地割りをする
敷石を貼りながら敷地の割り付けもする。
今回は宅地側(画像右)を未舗装道路にして「砂埃の道」に
する。
 
Nagao_new237_20230115
地面と道路の着色
おおよそ着色を済ませたところ。
建物下になる部分は湿っぽい感じ、敷地の庭っぽい部分は
湿っぽさ+ターフ(3種)を入れてある。
道路については舗装部分はタミヤのテクスチャーを使っている。
 
Nagao_new238_20230115
建物を置いてみる
上画像では??に見えるが建物を置くと「そうかな?」という
感じになる。
 
Nagao_new239_20230115
砂埃の道の風景
車両と人形を配置して「未舗装路の感じ」を確認する。
まあまあか?
 
この後は建物を本格的に設置してディテールを加えていく。

 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行

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2023.01.02

液体クラッチの整備

あっという間に2023年になってしまった。
さて、まずはなにから始めるか?
 
Mon4_20230102
2022年最後のトライ!
大晦日に電鉄軽便レイアウトの整備も済ませ、今年最後に
なにか挑戦してみるか?という気持ちになった。
それで思い出したのが「オイル切れで使えなくなった液体クラッチ」
である。
なにしろ30年以上前の製品?でオイルが抜けてしまったので
「使えないのも仕方がないか」と一度は諦めた。
しかし、やはり惜しい気はしていたのである。
それで思いついたのが「穴を開けて注油」である。
なにしろ中がどういう構造なのか??なのである。
2022年最後の試みとして「失敗したら諦めよう」と踏ん切りを
つけて穴を開けたら、1mmほど貫通したらあっさり穴が開いた。
1.4φのネジを蓋にして注油してみた。
 
Mon5_20230102
あっさり復活
ダメ元だったがあっさり走行するようになった。
う~む、期待していなかったので凄く嬉しい。
 
Mon6_20230102
ギアの違いによる走行性能の違い
上がいさみや試作のクラウンギア仕様、下は私が2022年に入手した
ベベルギアをデフにしたもの。
原則比が違うので走行性能が微妙に異なる。
液体クラッチがヘタってしまったので走行性能の研究は止まっていたが
これを機会に地味な始めてみるか?
2023年もやりたいこといっぱいである!

 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2023.01.01

謹賀新年

Sat19_20221231
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします。
 
Tue2_20230103
2022年は懸案の電鉄軽便線レイアウト
2022年は路面電車(複線)レイアウトで始まり、ここ数年の懸案
だった電鉄軽便線のレイアウトが一応完成。
試作や予備パーツで路面電車(小型)レイアウトまで着工。
そこで考えてみると、いつの間にか「架線のあるレイアウト」が
7個も揃ってしまった。
 
さて、2023年はどうするか?

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2022.12.27

路面レイアウト用のストラクチャ工作

2022年もあと数日。
クラカメ遊びも一段落したのでレイアウト工作に戻らねば!
 
Tate1_20221227
アパートを作る
私の路面電車の風景=昭和の街である(漠然)
あくまで個人的印象であるが「露天階段のあるアパート」が
昭和の街には必須のような気がするので作ってみた。
本来は横4~6室くらいはないと経営が苦しいのでは?と
思うが小型レイアウトでは3室くらいにしないと収まらない。
 
Tate2_20221227
裏側はこんな感じ
昭和のアパートの裏側はこんな感じにディテールを足していく。
 
Tate4_20221227
商店を2度目の改築
続いて「ニセ洋館作り」の商店である。
以前、最初の電鉄軽便レイアウト用に2店舗入居に改装した
ものも「タバコ屋ありの雑貨屋」に改修する。
実際の街の商店も「店舗部分だけ何度も改装」されるので
私もそういうことに向いた構造に作ってある。
 
Tate5_20221227
新規作成を含めて3軒
M'sのキットは右端のものが原型で、それを2階建てにしたものが
他の2軒である。
キットに入っていた看板を仮取付してみたが良い感じ?
 
Tate3_20221227
さんけい民家-3に屋根
風景に向いているか?を確認するためにさんけい民家-3に
屋根を付けるのだが、入母屋なので大変であった。
追加で作るものは切妻にしよう(笑)
 
Tate6_20221227
日本型路面レイアウト伝統の「角の家」
レイアウト全書の瑞穂電気軌道にも登場する角の家は、
私にとっては「路面レイアウトの必須アイテム」である。
最初に作成した長尾軌道 県道線にも当然設置されているが
2015年にM'sのキットを改造して左のものを途中まで作成
して放置プレイになっていたが、追加で1軒作るついでに
完成させることにした。
まったく同じではつまらないので、微妙に仕様を変えている。
 
Tate7_20221227
屋根がやはり面倒
角の家を作るときに面倒なのは屋根である。
さすがに2軒目なのでこの変な形も切るのは少し楽だ。
 
Tate8_20221227
屋根を付けて一応形になった
面倒だとグチりながらも屋根が付くと良い感じである。
ついでに蔵改造の「青年団小屋」にも屋根を付けた。
 
Tate9_20221227
残りの日数であとどれくらい足せるか?
あれこれがんばってどうにかこれくらいの数になった。
年内もうちょっとがんばって2軒は増やしたいがどうなるか?
 
Thu2_20221229
M'sのしもたや
左は窓枠がプリントだった時代(2015年に組んでその後改装)
右が今回組んだもの(窓枠が抜きになった)
キットのままでは奥行がありすぎて小型レイアウトでは
使いにくいことは判っているので奥行を60mmに減らしてある。
  
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行

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2022.12.15

アルパレフレックスのアダプタ(2)

模型作りが停滞したまま12月も真ん中(あほ)
 
Alpar1_20221215
苦労してソンベルアダプタ?が完成
M37接写リング+M42チューブ(の中リング)+キエフの
ヘリコイドという「ヘンタイとしか思えないアダプタ」が
ようやく完成。
一見「まったく合う気がしないパーツ」が実は組合せ可能
になってしまうことを発見するのは楽しい。
(単にアホなのかもしれないが)
 
さて、いよいよ撮影である。
前夜にソンベルとタクマーを使ってしっかりと訓練。
古いカメラは「フィルムを入れて即撮影」とはいかない。
(その労力を模型に使えよ!=>オレ)
純正レンズはAngeniux50F2.9を使うことにした。
このレンズは距離計連動なのでレンジファインダ使用で無難に
成功を狙えるからである(ちょっと悲しい)
 
Alpar3_20221215
Angeniux50F2.9 F=1:5,6(レンジファインダで撮影)
 
Alpar4_20221215
SOM-BERTHOT FLOR50F3.5 F=1:5,6
撮り鉄?についてはレンジファインダで撮影するとファインダの
位置関係(ピントグラスを避けて横にある)の関係かどうも
真ん中に持って行けない。
ソンベル50F3.5での撮影については、撮影したときにはダメかも?
と思ったが現像結果はカッチリ写っていた。
(ちなみにタクマー50F3.5での撮影は失敗)
 
Alpar5_20221215
タクマー50F3.5 F=1:5,6
 
Alpar6_20221215
SOM-BERTHOT FLOR50F3.5 F=1:5,6
残り少ない紅葉の撮影。
快晴のおかげもあってかいい感じに写っている。
同じ条件で撮影してもタクマーとソンベルで微妙の描写が
異なるのが楽しい。
 
Alpar7_20221215
SOM-BERTHOT FLOR50F3.5 絞り解放
 
Alpar8_20221215
タクマー50F3.5 絞り解放
 
Alpar9_20221215
Angeniux50F2.9 絞り解放
絞り解放での3レンズでの撮影。
いい感じ?にハレーション気味になっているが、プリズマレフの
一眼ファインダもボ~っとハレーション気味になるのでピント
合わせが辛かった(単に老眼かも?)
当たり前かもしれないが3本中一番新しい?タクマーがやや安定
した写りになっているように思うがどうか?(気のせい?)
 
Alpar2_20221215
使いにくいカメラでアダプタを使うということ
ウチのプリズマレフは実はシャッター幕交換済の完品である。
それなのにレンズが2種類(もあれば充分?)しかないので
使用頻度は高くなかった。
今回、アダプタを使うことで純正とはまた違ったレンズの
用途うが増えて撮影意欲が向上した。
え?写真の腕前=ヤル気じゃないのか?って?
私の場合、昔の銘機+銘レンズ?を使うことで「この時代の
人はなにを考えてこれを作り、どういう気持ちで写真を見て
いたのか?」を考えるのが好きなのである。
アルパレフの前身、BOLCA1の標準レンズはソンベルの
50F3.5であったらしい、ということを聞いたことがある。
戦前にこのカメラを買った人は、私と同じに「ピントの山が
見えん!(怒)」と思いながら撮影したのだろうか?
そんなことを考えるのは楽しい。
 
おまけ
 
Sat2_20221217
タクマーでの撮り鉄失敗の原因
撮影終了後、タクマー50F3.5でなぜ撮り鉄失敗?の原因分析。
結果、無限遠が出ていなかったことが判った。
t0.8でリングを作って調整したが不足、さらにt0.4のリングを
足してどうにかOKになった。
 
ああ、疲れた。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
製品を改造することはリスクが多いです。
場合によってはカメラやレンズを壊す可能性もあるので
お勧め出来ません。
参考にされる方は「自己責任」で行い、他の人に迷惑を
かけないよう留意しましょう!

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2022.12.13

アルパレフレックスのアダプタ(1)

2022年もあと3週間(しみじみ)
今年は模型よく作ったなぁ、レイアウトも作ったなぁ(遠い目)
Mon7_20221211
大掃除?で発見したもの
レイアウトや模型を作ると予備パーツや資材で部屋が散らかる。
先月から片づけを実施しているのだが、模型だけではなく
カメラ関係のパーツも整理しようと各種マウント(の材料)を
整理していたらアサペンM37の接写リングが出て来た。
それをジ~っと眺めていて思いついた。
「これ、アルパレフのマウント径と同じでは?」
アルパレフのマウントはアルミ製でしかもライカLマウントより
細いのでなかなか良い素材が無くて困っていた。
これはいいかも!ということで糸鋸とヤスリでゴリゴリ切ったり
削ったりしたらなんと!装着可能になってしまった。
しかも笑ってしまうことに一番短いリングは少しオーバーインフ
になるが無限遠が出るのである。
ちょっと得した気分か?
 
Mon8_20221211
ロック部を作る
問題はロック部分である。
アルパレフは距離計のアームが「標準レンズだけ距離計が
使えるようするボタン」がマウント部にあって、交換レンズは
これが作動しないようにマウントが作られている。
(そういうことだけは良く知っている)
そういうボタンがマウントロックのわずか1mmの位置に
あって、それを作るのが面倒なのである。
1晩考えてt0.4の真鍮板をカットしてロック部分を作成した。
(その技術で模型作れよ!=>オレ)
 
Mon6_20221211
これでアサペンのレンズが使えるのだが・・・
なんだかんだでアルパレフ-M37アダプタが完成した。
これでアサペンのレンズが使える!・・・のだが、よ~~っく
考えると手持ちのM37レンズは50F3.5しかない。
アルパレフ/プリズマレフのファインダーでこれを使うのは
どうなんだろうか?
 
Mon5_20221211
美の巨人の格言
途中、面倒なので止めようかと思ったのだが、同時に発見した
キエフのマウント部も加工して使えないか?と考えているうち
に「おお!この姿は!!」
そう!美の巨人 タローマンである!(そうなのか?)
タローマンの格言
「デタラメをやってごらん」
「真剣に命がけで遊べ!」
に励まされてどうにか作業完遂!
う~ん・・・疲れているのかも?
 
疲労感はあるが探求心は続く(それほどのこと?)
 
Mon2_20221211
発掘したキエフのマウントをカットする
なにかの役に立つだろうと、壊れたキエフから外しておいたマウントを
カットしてヘリコイドとして使うことにした。
そう書くと簡単に聞こえるが、ヘリコイドは「カットすると入らない」
のである。
なんとかかんとか工夫してどうにか戻すことに成功した。
(注意!:かなり大変です、マネしないように!!)
 
Tue4_20221213
2個目は作るのが早い
もう1個M37接写チューブを加工する。
120度でどれだけ切ればいいか?どう削るか?は判っている
ので前回よりは楽である(そうなのか?)
 
Tue5_20221213
長年使えなかったソンベルチオのレンズに光が!
出来たパーツをあれこれ組み合わせて無限遠が出るまであれこれ
試行錯誤した。
とりあえず上記のような感じで無限遠が出るようになった。
 
ああ、先は長そうだ(模型作れよ!=>自分)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
製品を改造することはリスクが多いです。
場合によってはカメラやレンズを壊す可能性もあるので
お勧め出来ません。
参考にされる方は「自己責任」で行い、他の人に迷惑を
かけないよう留意しましょう!

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2022.12.05

モメッタI型

ZEISS S-310に続いてコンパクト機の話。
 
Mom1_20221205
ハンガリーのカメラ「モメッタI型」
このカメラを知ったのはチョートクさんの「銘機礼賛2」である。
コロっとしたかわいい姿、出身?がハンガリーとちょっと神秘的な
存在だと思って興味は湧いたのだがなぜか入手する機会が無かった。
それが偶然入手してしまったのである。
このカメラ、MOM社で1954年~1962年の間に製造された
モメッタというものでこれはI型である。
レンズはYMMAR50F3.5で固定、一眼式のレンジファインダー、
小柄ながら本格的フォーカルプレーンシャッターのカメラである。
 
Mom6_20221205
フィルム装填が難しい
II型になると裏蓋脱着式になるのだがI型はバルナックライカと
同じ底蓋脱着式である。
それだけなら良いのだが、独特なボディ形状のためフィルムを
装填するのが難しい。
バルナックライカであればテレカを使えばフィルム側は加工
しなくても装填出来るが、I型は「本来のバルナック機のフィルム」
のように細長くカットしないと装填出来ない。
(注:1時間格闘した結果痛感)
ボディ形状に合わせて2ケ所カクッと曲がるので細くカットしても
引っ掛かることとボディが縦に長いのでスプロケットが奥にある
ので装填は時間をかけて慎重に行うのが良い。
ところで、このカメラコマは24x32と小さいので通常のカメラより
多く撮影出来るのだが、現像上がりはこんな感じになる。
Wed3_20221207
コマサイスが小さいだけではなくコマ間も0.5mmくらいしかない。
そのためプリント屋さんが現像上がりのフィルムをカットするのが
大変で、帰宅してスキャンするのもちょっとコツが必要になる。
  
Mom10_20221205
YMMAR50F3.5 F=1:8 1/500
 
Mom9_20221205
YMMAR50F3.5 絞り解放 1/100
撮影してみるとコンパクトなボディなので持ち歩きが楽で
操作も簡単なので撮影しやすい。
距離計窓が小さいので紅葉撮影(葉っぱにピント)は老眼には
ちょっと厳しいがF=1:3.5のレンズなのでそれほどシビアでは
ないので気にしなけばどうということはない。
レンズの描写はクセのない安定した感じでボケ味も悪くないと
思う。
 
Mom4_20221206
時代は違っても「庶民のカメラ」
今回、3台まとめて入手(一応ジャンク扱い)したものが実は
しっかり使えたことで「救出して良かった」としみじみ。
改めて眺めていて気が付いたことがある。
S-310は1972年、モメッタI型は1954年?のカメラであるが
どちらも「庶民が日常使うカメラ」である。
それで気が付くのが「普及機ではコストダウンのため汎用の
レンズシャッターを使うのにモメッタはフォーカルプレーン
シャッター」である。
この時代、ドイツでは高級機のフォクトレンダーのプロミネント
でもレンズシャッターなのである。
ハンガリーのMOM社凄い・・・で思い出した。
ポロミラーでアイレベルファインダー、世界初?のクイック
リターンミラー一眼レフのデュフレックスはハンガリーの
ガンマ社製であった。
ハンガリーがその時代高度な技術を持つ国だったことに
しみじみするのであった。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2022.12.04

ZEISS S-310

紅葉の季節もそろそろ終わり。
今年はあまり撮影していないように見えて実はそれなりに
撮影しているのだがどれからUPするか?
 
Zs3101_20221204
実は使う予定のなかったカメラ
このカメラ、紅葉撮影結果を現像に行った店に「3台セット」で
売っていたものである。
私の場合、そういう売り方のものは買わないのだが・・・
ちょっと惹かれるものとセットだったので購入。
その1台(後日)はともかくとして、2台あったカメラは
S-310というZEISSのコンパクト機である。
外観は凄くカッコいいが距離計のない「普及機」である。
使い方も判らないし「ジャンク」と書かれていたので不動だと
思ったら偶然動くことが判った。
となると使うしかあるまい!
 
Zs3104_20221204
浅い知識で撮影した結果の「悲劇」
とりあえずフィルムを入れて撮影。
なんとなく”予感”がしたので思いっきり期限切れフィルムを使って
撮影して巻き戻し・・・あれ?凄くクランクが重い!
まあ、充分に回したから・・・絶句(ち~ん)
浅い知識で使った「天罰」を久々に食らってしまった(あほ)
 
Zs3105_20221204
リワインドの方法
詳しい人に巻き戻し方法を確認。
(1)撮影終了時に巻上レバーが中途半端な位置で終わっては
 いけない(注:これが意外に難しい)
 =>正しく収納された位置にしておくこと
(2)巻き戻し時にはレリーズボタンを押し込む
 =>油断して押し方が不足するとフィルムが引っかかる
(3)巻き戻し側はクランクを起こして回すとバネが出てきて
 軸に巻き付くのだが先の注意事項を間違えるとただ
 ぐるぐる回るだけになる(悲劇)
(4)巻上/巻き戻し時は背面の赤いバーがカクカク動く
 ので判る。
 =>これが動かなくなったら終了
ああ、最初から確認してやれば良かった(反省)
 
S3102_20221203
Tessar40F2.8 F-1:8
 
S3104_20221203
Tessar40F2.8 F-1:8
目測の普及機なので「それなりの写り」だと思っていたのだが
上がりを見てビックリ!
「え!こんなに写るの!!」
ネットで検索して調べるとこのカメラのテッサーはZEISSが
きちんと自社製造したもので写りには定評があるらしい。
 
良い方に裏切られてしまった(笑)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2022.11.24

路面小型レイアウトの作成(2)

路面小型レイアウトの線路+架線はほぼ出来たが・・・
ついに「因縁の闘い」に終止符を付けねば!(そこか)
 
Romen1_20221124
架線システム最後の課題
この話は2016年に遡る。
ときどきひらめきがあると作る「架線と集電装置の新型」で
あるが、このときも長尾軌道 県道線の架線の改良を行った。
1995年に始まり2000年でとりあえず「それなり」になった
架線システムはパンタとビューゲルには対応していたが
ポールには対応していなかった。
無念のまま(というか違うことをやっていた)なんと!16年の
月日が過ぎて「このままではニンゲンがダメになる!と思い
ポール対応を行ったのである。
結果は「思っていたよりうまくいった」のである。
さて、そこまではいいのである。
改善したのはポイント上の分岐架線とクロス部分なのであるが
ポイント側は問題なかったのだがクロス部(1x3x1チャンネル材)
を使った部分に当時最新?のアルモデルの1本シューのパンタが
嵌り込んで引っ掛かるのである。
あれこれ試した結果、画像のように「幅広シュー」にしたのだが
どうにもカッコ悪い。
PS16(KATO)の2枚シューなら問題ないので結局諦めた。
 
それから6年・・・
ついに反撃である(それほどか?)
 
Romen2_20221124
色々と考えた結果
6年考えた結果「最も簡単な方法が良いのでは?」と思うに
到った。
それが上画像のもので8mm角の板の中心2mmを開けて
十文字に架線を張ったものを作成した。
 
Romen4_20221124
ポールはあっさり通過
まずはポールを通してみると何事もなく通過・・・
1x3x1チャンネル材である必要はまったく無かった。
要するに「考えすぎ」であった(あほ)
 
Romen3_20221124
アルモデルのパンタで試験
次はいよいよパンタグラフである。
結果は「やはり引っ掛かる」
もっとも、前回?のチャンネル材のように「がっちり嵌る」
ではなくシューのエッジが横に走る架線に当たっているだけ
である。
ではどうするか?
 
Romen5_20221124
1本シューのパンタの試行錯誤
真ん中のものがノーマル。
下は幅広タイプ(ダサい)
結局、シューを横に幅広にしたものの両端を少し丸くして
あるものにして解決。
ああ、長い道だったな(遠い目)
 
Romen6_20221124
線路と架線は終わった!次は・・・
ということで基本部分の問題は解決した。
まったく、よくもまあ20年以上あれこれやったものである。
で、結局次は「ストラクチャー問題」である。
デザインのセンス無いかえらなぁ=>オレ
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行

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2022.11.23

路面小型レイアウトの作成(1)

ニュースによると「コロナ第8波?」の話をしている。
なんだかなぁ、と思いながら思い出したことがある。
 
Nagao_new232_20221123
路面レイアウトの資材累々
ブログを確認すると2022年は路面複線レイアウトの工作から
始まっている。
このレイアウトは2019年5月から延々と工作が続いている。

架線集電対応の路面電車で参考になるものが少なく、課題に直面
すると「自分で解決策を思い付かないと先に進まない」ので
どうしても停滞する。
(注:言い訳説、単に飽きっぽい説もある)
あれこれ新しいことをやろうとするので試作が多く、架線関係は
完全に自前なので予備パーツも多い。
その結果が上画像の通りで「運転スペースや工作室に資材累々」
なのである(呆然)
この他に仕掛車両などもあって、今年はその解消も行って来たので
あるが、路面関係の資材はどうにかしないと問題である。
ということでMW野村組DLの次は祭板の予定だったのだが、大掃除?
も兼ねて整理することにした。
 
Nagao_new233_20221123
使える資材は活用する
不用品?は捨ててしまえばスッキリ!なのであるが、せっかく作った
ものを廃棄するのはもったいない。
そういえば新電鉄軽便レイアウト(600x400)の台枠を作ったものの
結果として800x450の台枠で作ることになったので余剰になったもの
がある。
架線あり/6%勾配テスト用とリバース線のテストレイアウトは
試験完了で解体することにしたので「その資材を活用」する
ことにした。
不足資材は複線レイアウトの予備パーツを活用すれば行けそうである。
ということでプランを検討する。
16番でこの台枠サイズでは出来る線路配置は限られる。
結局「長尾軌道 県道線」のプランをちょっと見直したものになった。
クロス部分は60度にしたかったがサイズ的にムリで90度になったので
KATOのユニトラックのものを活用する。
 
Nagao_new234_20221123
資材はとことん活用する
線路関係についてはリバース線+複線レイアウトのものを
合わせると充分確保出来た。
架線関係については勾配テスト用レイアウトの架線(上画像の
下のもの)を最新の仕様(上のもの)に改造する。
従来の0.4φ洋白線でジョイントを止めただけでは強度が
不足して架線脱着時にジョイントが外れてしまうことがあった。
結局、架線と同じ0.8帯板(t0.4)を使うのは複線レイアウトの
教訓で、架線の余り部分が使える。
架線についてもシノハラ#60ジョイント用で余剰になった架線
の先端部を交換して再利用する。
おお!なんとエコなレイアウト!
架線柱の台座については、勾配線のものの仕様が古いので
そこだけは新規作成(高さ4mm=>3mm)した。
 
Nagao_new236_20221123
定番になった分岐部の仕様
複線レイアウト=>電鉄軽便レイアウトと経験を積み重ねて
ポイント部の架線/架線柱の仕様はこの形が定番になった。
何度も作ることによって性能的には安定感を増している。
この分岐部分の架線は電鉄軽便レイアウトの予備パーツを
手直しして使っている(エコ)
 
Nagao_new235_20221123
給電端子も定番化
路面複線レイアウトで試行錯誤のうえ採用し、電鉄軽便
レイアウトでも同仕様になった「台枠の角を落として端子設置」
を今回も採用した。
ラグ板と端子についてはリバース線からの転用(エコ)
 
Nagao_new237_20221123
ストラクチャ配置の検討
このレイアウト「路面小型」としてあるが実はエンドレス内側の
サイズは複線レイアウトとほぼ同じにしてある。
というのが、複線レイアウトでストラクチャ作成を検討するため
あれこれ配置して検討するのだが「複線の架線の向こう側」なので
手を入れにくいのである。
この手の悩みは「架線があるがゆえ」である。
といって架線/架線柱がないとストラクチャ配置が決められない
ので困っていた。
単線であれば煩わしさは少ない。
 
他にも色々と試すことはある。
今年は「レイアウトに始まりレイアウトで終わる」のか?
それはまだ判らない。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行

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2022.11.14

MWの野村組DL(2)

ドア位置を間違えたショックから立ち直って塗装。
 
Nomu1_20221114
2両で色違いにする
祭板の野村組DLの色の候補は上画像左のダックエッググリーン
(英空軍迷彩色)なのだが前作の谷村GLが茶色なのでその塗装
のボディとの2種類にした。
カラープライマー(白、黒)を塗ってから各塗装を行う。
ダックエッググリーンの台枠は阪急マルーンにしてみた。
(注:この判断は・・・だったかも?(ち~ん))
 
Nomu2_20221114
モータを削る・・・
塗装を完了したので動力装置の組込みである。
説明書をみると「モータを削る」とある(は?)
なんで?と仮止めして確認したのが上画像でモータブラケット
を含めて大ギアにぶつかる(ち~ん)
 
この後、ギアボックスを組んでいくのだが、極小Eリングが
入らないわ飛ばすわ・・・(怒)
その毎に捜索をするのだが予備1個は2両とも紛失(ち~ん)
あまりに苦労したので撮影を忘れた。
くっそ~!組みにくい!と激怒したが、動かして見ると
調子はいい。
助六5tの「抜けてしまうピン」よりはかなり改善されていると
思ったものの、ギアのピンで集電ブラシをEリングで固定する
方式はメンテナンスの面からも疑問を感じる。
(注:個人の感想です)
 
Nomu3_20221114
クリアランス状況
とりあえずギアボックスとモータを固定したところ。
大ギアとモータ/モータブラケットのクリア状況はこんな感じ。
ところでこの製品は外観上の台枠にギアボックスとモータを
別々に取り付ける構造である。
そのため「微妙な固定位置」でスムーズさや静粛性が凄く
変わる。
 
Nomu7_20221114
ギアボックスの固定
ギアボックス側が長ネジなので位置は動かせる。
上画像右側が台枠との固定のみ、左側はボディの固定ネジも
兼ねている。
長ネジだから調整可能!と思いがちだがちょっと違う。
ボディのクリアランスの都合なのか?下画像のようにギア位置が
「ギリで先端部がかかる」だけなのである。
そのため、調整範囲は意外に狭いので要注意である。
 
Nomu4_20221114
集電ブラシの絶縁処理
これは極小ロコならではなのかもしれない(違うかも?)が、
集電ブラシの端子がモータブラケットのネジ止め部に微妙に
接触してしまうことがあるので絶縁処理した。
 
Nomu5_20221114
ウェイトの搭載
動くようになったところで補重である。
キットには助六5tでおなじみのウェイトがタップリ入って
いるがバランスを考慮して搭載したのは上画像のものだけ。
ボンネット側のウェイトはウォームに当たる部分を大きく
削ってある。
 
Nomu6_20221114
一応完成で僚機と記念撮影
一応完成したところで同クラス機と記念撮影。
面白いのは助六5tと野村組DLは同じ34gに仕上がった。
谷村GLは27gである。
この手の小型機はスペースの制約が多いのでおのずと
似たような重さになるのだろうか?
 
Mon6_20221114
林鉄レイアウトで運転
一応完成したのでレイアウトで走行させる。
ダックエッググリーンの方はボディが少しポテッとした
感じになるのと阪急マルーンの台枠がつやつやなので
実感処理をしてみた。
 
Mon5_20221114
やはり「レイアウトがあると」車両が欲しくなる。
ドア位置を間違えるミスはしたが谷村GLの「相棒」が出来て
満足である(遠い目)
軽便の車両はレイアウトがあるとがぜん作りたくなる。
 
Wed2_20221116
初代作業軌道レイアウトで運転
そういえば!と初代のレイアウトにも入線してみた。
このレイアウト、R50/8%勾配(一部10%)という厳しい
走行条件なので助六5tやホイットコムは「やっとこさ」
という走行状態であった。
さて野村DLは?と思ったらスムーズに走る。
う~ん「MWの小型ロコの動力は良くなっている」
(注:ウチの野村DLは初代製品です)
MW製品も改良されているのだな(遠い目)
 
それはともかく・・・祭板を組まないとダメか?(笑)
  
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験と私見」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2022.11.10

MWの野村組DL(1)

新電鉄軽便レイアウト+車両追加も済んだ。
さて、次はストラクチャー作り?
色々と検討しているがまだ決まらない。
それならば!ということで車両を作ることにした。
 
Nomu1_20221110
MWの野村組DLキットを組む
2019年にTwo-Foot Model Works 谷村鉄工所GLの
エッチング板キットを発掘・組み立てた。
そのときに「野村組DLも欲しい」と思ったのだが、私らしく
違うものに興味が行ってそのままになってしまった。
久々のリアル軽便祭に行って牧場さんと祭板の話をしていた
ときに前の祭板の内大臣森林の野村組DLの話になり
「これはいいぞ」と思い、動力装置を買っておいた。
よし!板をやるか!!
しかし、板を見ると「う~ん、細かい!」(老眼)
そこでココロが折れそうになったので、これまた発掘した
MWのキットを組むことにした。
さっそく開封してみると・・・小さい(ち~ん)
それでも部品数は多くないので「腕慣らしにはいいか」という
判断で着手。
(注:この時点で「致命的な判断ミス」をしている)
 
Nomu2_20221110
妻を組む段階で
妻板にパーツを付けていく。
窓枠などは特に問題はないのだが、タイフォンとヘッドライトの
ロストパーツ側は0.4φくらいの棒なのに対して穴は
0.8φくらい(注:個人の感想です)あるのである。
この小さいものにこの穴でどうやって保持してハンダ付け?
結局、目をショボショボさせながらピンセットで摘まんで
ハンダこてをあてて「流れたかぁ?」と何度も確認しつつの
作業になった。
 
Nomu3_20221110
箱にする作業
妻と側面にパーツを貼る作業終了
(注:この画像で「え?」と気が付く人がいそう)
箱にしていくのだが妻板の厚みを縁取りにするように
箱にするのはいいとして、なにしろ小さいので治具を
どうするか?が難しい。
t0.1もない縁を出しつつ直角にするのである。
6x6の角材に両面テープを付けてこれまた目をしょぼしょぼ
させて位置決めしてハンダ仮止めして角材を外し、直角を確認
してからハンダを流す地味な作業である。
このような「素材側に位置決めの方法がない」のは
「昭和のキットだよねぇ」と思う(遠い目)
 
Nomu4_20221110
せっかくロストで作ったパーツなのに
キャブ背面の燃料/水タンクのカバーであるが、ここだけ
なぜか洋白板である。
それは別に問題ないのだが、手摺が「お!ちゃんとハンドレール
ノブじゃないか」と喜んだの束の間・・・
「え?これ穴大きすぎじゃね?」
せっかく台座のあるハンドレールノブなのに「穴が台座より大きい」
のである(ち~ん)
これってどういう意味?
これならば割りピンにした方が工作しやすいのに(笑)
結局、台座がギリギリで残るくらいに治具を作って調整して
ハンダを流すのだが穴が大きいのでキサゲするなど、
ちょっとなんだかなぁ、という結果であった。
 
Nomu6_20221110
フロントの手摺
フロントグリル?と手摺がまた迷った。
グリルを付けるとラジエターが塗装出来ないのである。
一晩「後付けする方法」を考えたのだが思いつかず。
それは「グリルに手摺をハンダ付けする構造」だからである。
結局、ラジエターの塗装は断念したものの、次は手摺の強度
である。
キットの説明書には上側先端(画像参照)をグリル側にハンダ
付けして下側は台枠部に0.6φの穴を開けて差し込む・・・と
なっている。
え?それ洗浄の段階で取れてしまうんじゃね?(疑問)
1時間ほどボディを眺めて思いついたのは、谷村鉄工所GLの
ように取付部を作る方法である。
1x1のアングル材をラジエターに付けてその先端に穴を開けて
そこに差し込んでハンダ付けした。」
ところで野村組DLのフロントグリルは2種類ある。
片方は平らで穴がいっぱいあるタイプ、もう一つがこの格子
のタイプである。
この格子タイプ、最初入らないので「サイズ間違い?」と
思ったら折り曲げて使うものであった。
え?こういうタイプ実物にあるの?と疑問を感じたのは
ともかくとして「これなにかに似てないか?」
で、気が付いた「そうだ!ロビンマスクだ!」
ということで、ウチではこのタイプをロビンマスク、
もう片方をジェイソンを呼ぶことになった(そこか)
 
上回りはこんな感じ。
次は下回りである。
 
Nomu5_20221110
台枠は角材の治具でOK
 
Nomu7_20221110
ギアボックスのこのパーツは付けにくい
 
Nomu8_20221110
ギアボックス取付部の治具
下回りハディテールパーツがないので治具があれば組み易い
はずなのだが、久々のMWのキットなので少し手間取った。
特にギアボックスのスペーサがアダチのSLキットのように
カシメだと思ったら違った上に「中途半端な位置」でハンダ
付けしないといけないのである。
その問題は両面テープ+角材で治具を作って対応した。
 
Nomu10_20221110
砂箱の悲劇
2両組み終わって満足していると、「あれ?このパーツは
ナニ?」というものが出て来た。
消火器?それともマフラー??
結局、砂箱ということが判ったがあまり見たことのない
ものである。
結局、1両だけ付けてみようとエポキシで接着。
説明書ではこの位置?なのでよしよしと思ったのだが・・・
台枠に載せると下のカバーにモロに当たる(ご~ん)
ナ、ナンジャイこりゃ~(と、太陽にほえてみる)
よっぽど引っ剥がそうかと思ったが、変化をつけるのに
よかろうとカバーを少しカットしてみた。
(注:お勧めしません、カッコ悪いです)
後でNEKOアーカイブの本の写真をよ~~~っく見ると
このタイプの砂箱の下側は円錐形ではなく「平らにカット」
されているようである(ああ、ちゃんと本確認しれば良かった)
 
Nomu9_20221110
2両組み終わって気が付く「悲劇」
なんだかんだあったが2両組み終わった。
さて、次は塗装だ!と実物資料を眺めていて気が付いた。
「あれ?キャブがなんか違う」
私の野村組DLの知識はNEKOライブラリの魚梁瀬森林
鉄道の本にある数枚の写真くらいしかない。
(注:この本の画像では前側に小窓あり)
なので「キャブ側面の小窓は前側だな(助六5tの経験)」と
思って組んだのだが、野村組のロコはドアが前なのである。
あ~!やっちまったぜ!(遠い目)
まあ「これが普通」と思ったくらいなので「オレの野村組DL」
だと思えばいいか。
今回の教訓「昭和のキット(マインド問題)は注意しろ!」
 
さて、次は塗装である。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験と私見」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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2022.11.02

富井電鉄デハ2007の動力化

新電鉄軽便レイアウトがそれなりに完成した。
そうなると、それに合わせて新車を導入したくなる。
先日、いいものを発見した。
富井電鉄デハ2007である。
前回の動力化の話:
 
動力化するのはいいのだが、問題はタネ車である。
手持ちのTOMIX ED61が無い。
困ったなぁ、と思っていると・・・「そうだ!近所の模型屋!」
私はNゲージを買わないのですっかり忘却していたが、地元に
ことぶきや模型があった!
さっそく行ってTOMIX ED75を購入!
(動力装置はED61と同じだから)
 
Wed4_20221102
前回同様の改造
3x3のアングル材+3mm帯板(t0.4)を使って改造する。
2年ぶりに作業するとなんだったっけ?となることが多い。
 
Wed8_20221102
ビューゲル仕様にする
プロトタイプの花巻デハはZパンタだったような気もするが
今回はビューゲルにしてみた。
取付規格は同じなので交換可能なので問題なし。
右の都電6000は架線高:65mm仕様、左の猫屋線は
架線高:60mmでビューゲルを気持ち短めにしてある。
この架線対応の自作ビューゲルは構造が簡単なので高さを
変更するのが容易である。
 
Wed6_20221102
軌道線風を堪能する
 
Wed7_20221102
花巻電鉄のバリエーションが増えた
縮尺が異なるが実車がそもそも体格差(笑)があるので
気にならない。
これでますます電鉄線が楽しくなった。
 
Thu5_20221103
草軽風レイアウトにも入線
このレイアウトでもビューゲルの使用テストを行った。
特に問題はなかったが片方のポイントの架線柱が短アーム仕様
だったので先日作成した長いアームのタイプに交換した。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
鉄道模型趣味 No.302
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行
鉄道工学 森北出版株式会社 発行

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2022.10.31

新電鉄軽便レイアウト(6)

少しずつ工作は続く。
 
Mon13_20221031
樹木を植えてみた
用意してあった樹木を追加して感じを確認する。
 
Mon5_20221031
収納スペースに入るか?を確認
台枠高が40mmなので高さ制限が心配であった。
(上にある路面電車レイアウトの台枠が低いのはそのため)
このスペースに納めるには樹木は小柄なものを選択した。
性格の異なるレイアウトを複数所有するには「省スペース化」が
必要である。
 
Mon4_20221031
架線柱追加
ポイント部分に長いハンガーのものを使うので架線柱が
不足してきたので追加生産する。
1本未塗装だったものも追加で塗装。
 
Mon6_20221031
草軽デハ+ホハ30
ウチで電鉄ナローというと「実は草軽が本家」である。
先のR140の草軽風レイアウトでは使えなかったホハ30も
ようやく使用可能になった。
 
Mon7_20221031
追加で2両を架線対応
新レイアウトが使えるようになったので、乗工社デキの残り2両も
パンタを架線対応改造した。
 
Mon9_20221031
軌道線の風景
花巻風の軌道部分について眺めてみる。
ストラクチャを色々と追加してにぎやかさを出すと良さそう。
 
Mon11_20221031
田園風景は大型車両向き
直線部分のある田園風景は三重交通、下津井電鉄の車両の走行を
楽しむことを想定して作ってある。
田んぼの表現については継続して検討していく。
(もう何年も考えているが良い案がない)
 
Tue4_20221101
長編成の運転が出来る!
直線を長めに取る線路配置なのでこの点の「軽便にしては長い編成」
もムリなく走らせることが可能になった。
 
Mon10_20221031
駅をどうするか?
電鉄線については「基本単行列車」なのだが、草軽や花巻デハの
混雑時対応などではこのくらいの長さになる。
駅舎やホームをどうするか?など色々と考えなくてはいけない
ことも多いが、それがまた楽しいのかもしれない。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
鉄道模型趣味 No.302
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行
鉄道工学 森北出版株式会社 発行

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2022.10.25

新電鉄軽便レイアウト(5)

とりあえず地面と線路の工作を済ませる。
 
Dente21_20221025
道路に撒く砂と砂利を用意
砂利道や農道、河原などに散布する砂や砂利は粒を分類して
おくと便利である。
軌道モノが多いと砂の消費量が多いのでたっぷり用意する。
 
Dente22_20221025
フィーダと端子
本来は線路敷設後すぐにやればいいのだが、私は走行テスト
しながら配置を変えたりする(架線との関係もある)ので
地面作りを始めるまで配線が出来ない。
(注:単にものぐさなのかも?)
パックと繋ぐ端子は長手方向の両側に付けるのを基本と
しているが、予備に1個(画像右下)も用意してある。
 
Dente23_20221025
駅部分の地面と線路
地面仕上げとバラスト散布、レール塗装をようやく済ませた。
走行テストを入念行う。
(架線を付けてからのレール整備はそれなりに面倒)
画像右下の台枠角に今回取付した端子(4端子式)は
架線付きレイアウトの新標準パーツである。
 
Dente24_20221025
架線を戻しストラクチャを配置
地面の仕上げを済ませたので架線を戻しストラクチャを
仮配置して今後の計画を練る。
こういうことは実際に車両を走らせて遊びながら決めると
楽しい。
 
Dente25_20221025
駅と農家部分
この辺りはまだ迷っている。
花巻風で用意した駅舎は少し大きすぎるような気がする。
ホームを付けるか?農家と駅舎の間になにか遮蔽するような
ストラクチャを置くか?など検討の余地は多い。
 
Dente26_20221025
軌道風景(花巻風)
宿屋と共同浴場はこのスペースに収まることが判った。
左端の建物は普通に食堂か商店が良いかもしれない。
 
Dente27_20221025
石垣と山
この部分は「眺め方によっては草軽風?」になることを
狙っているがどうか?
山部分はここからどう仕上げていくか?をあれこれ
考えている。
 
Dente28_20221025
築堤
この角度から背景に田んぼや山を入れて眺める風景は
「模型的撮り鉄スポット」になるように作成している。
田んぼについては人工芝でない「もっと良いもの」を
継続的に探していく。
 
Dente29_20221025
田園風景
緩いながらも棚田にしたのはこの角度で見たときにメリハリが
出ることを狙っている。
背景に宿屋などがチラッと見えるように狙っているが
いずれ樹木を植えるのでもっと「見え隠れ」するように
なる。
 
ここまで確認した結果は「まあまあ」である。
 
Dente210_20221025
架線の分岐部分
単に見た目だけでなく機能としても改善作業は続く。
バックボーンを張らなくても一応ポールは分岐を通過するが
より確実に動作することを狙って上画像のように分岐金具の
しくみを見直したりする作業は続く。
架線柱も今は汎用品だが何本かは専用品にするかも?
 
これで一応イメージは掴めた。
架線の整備(改良?)やストラクチャの新規などを地味に
進めていく。
 
レイアウトは「所有者の使い勝手」が大事である。
運転してみたりあちこちから眺めてみたり・・・と
時間をかけて作っていくのが正しいやり方だと思う。
その「試行錯誤の過程」が楽しいのである。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
鉄道模型趣味 No.302
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行
鉄道工学 森北出版株式会社 発行

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2022.10.22

草軽風レイアウトの改修(7)

山を切り開いて建物を作ってから1年以上・・・
前回の更新:
新電鉄軽便レイアウトの工作といっしょに仕上げを行う。
 
Kusag3_20221022
崖部分を発泡スチロールで塞ぐ
 
Kusag4_20221022
石垣シートを貼る
 
Kusag5_20221022
草を撒いて仕上げ終了!
崖部分の仕上げを済ませて築堤側から遠景を見ると
こんな感じになる。
同じスポンジ素材の草なのに発色が違うのは
いずれ同じ風合いになるだろうか?
 
このレイアウト、最初に一応完成したのは2019年。
その後もなんだかんだと改修を続けて今の姿になっている。
「レイアウトに完成なし」の典型か?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
鉄道模型趣味 No.302
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行

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2022.10.18

新電鉄軽便レイアウト(4)

線路、架線と出来たのでいよいよ地面を付けていく。
 
Dente21_20221018
発泡スチロールを貼る
地形の基になる発泡スチロールを貼っていく。
貼り終わってからどこをどうカットするか?を検討する。
 
Dente22_20221018
ストラクチャを置いてイメージを固める
カッターナイフでおおよそのイメージにカットする。
ストラクチャを置いてスペースを考えながら作業を進めていく。
(眺めていると楽しい)
 
Dente23_20221018
地形イメージにカット、削って表面をデコボコにする
私のレイアウト地形では紙粘土や石膏は使わない。
軽量化のためである。
そのため発泡スチロールのカット&デコボコ削りで地形が決まる。
手でがりがりと削って「荒々しい地形」にしていく。
 
Dente24_20221018
ペーパータオル、テッシュを貼ってベース色で着色
発泡スチロールの地形が出来たところでペーパータオルorテッシュを
貼ってベース色で着色して下地を作る。
 
Dente25_20221018
灰撒き+着色+ターフ散布
木工ボンド水溶液が乾燥して固まったところで灰を撒いて
表面をザラザラにする。
その乾燥が終わったとことで複数のリキテックスで地形に
合わせて地形の違いによる色の違いを出していく。
それが完了したところでターフ(暗い色)を適宜散布して
土の質感を出す。
 
Dente26_20221018
ターフ2種追加、石垣設置
ターフ2種(緑色の濃淡)を使って地面に緑を入れて下地を仕上げる。
手前部分に石垣シートを貼って坂道も作る。
 
Dente27_20221018
レール塗装、草撒きをして地面処理完了
ちょっと地面に緑が入ったところでレールを塗装すると
「お!実感的」と気分が高まってくる。
最後に草撒きを行うのだが、5種類の素材を地形と場所(背景)に
合わせて細かく撒き方を変えていくので手間である。
撒き終わったところで架線システムを戻し、ストラクチャを
置いて感じを確認する。
 
Dente210_20221019
軌道側の風景
とりあえず建物を2棟置いているが駅側の角地については
四角い建物では厳しい。
また、花巻風レイアウトでは奥行があるので奥行のある
建物を置きやすかったが今回は台枠幅を狭くしたので
サイズは見直す必要がある。
どういう建物が良いか?はこれから考えていく。
 
Dente211_20221019
駅側の風景
駅周辺のこちら側については「風景を仕切るなにか」を
置いた方が風景に変化が出せるような気がする。
なにが良いだろう?
 
他にもレイアウト全体として植生(樹木や竹など)の追加など
考えることはある。
こういうことを考えているのは楽しい。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
鉄道模型趣味 No.302
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行
鉄道工学 森北出版株式会社 発行

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2022.10.12

新電鉄軽便レイアウト(3)

線路敷設を完了したので次は架線である。
が作成する路面電車や電鉄のレイアウトは「架線集電対応が
必須」になっている。
それは続行運転やサウンドDCCを行うためには架線を使う
ことにメリットがあるからである。
反面、架線集電や架線の敷設については模型的には参考になる
ものが少ないので基本は全て自分で考えなくてはいけない。
 
Dente21_20221012
架線柱の台座
私の使う架線システムは「すべて脱着式」である。
充分に強度を確保するようにはしているが「空中に敷設」する
ものは破損する可能性は高く、また「人間のケガを防ぐ」ために
必要時には外れることが必要だからである。
路面電車の長尾軌道シリーズ発足時には「裏側からナット止め」
だったのだが、その方法では架線柱脱着時にレイアウトを縦に
する必要があり、ストラクチャなどを壊すことがあった。
最近ではハトメを台座にして架線柱側は網戸のゴムを使った
脱着式が定番になっている。
今回、ハトメを圧入する治具(画像左上)を強度のあるものに
作り変えた。
 
Dente22_20221012
ハトメを圧入
万力を使って真鍮板にハトメを圧入する。
簡単に見えて「ちょっと狭い穴にハトメを圧入」することは
コツが必要で、圧の加え方を失敗するとグチャっと潰れる。
 
Dente23_20221012
台座の設置
私が使う架線柱の台座は2種類ある。
・ゴムを使用した上から差し込むだけ
・2mmネジで下側からナット止め
後者は架線給電用のフィーダ線を付けるためのもの(画像下側)
なのだが、差込式でもナットは使えるので今回は前者だけを
使用する。
ちなみに架線柱の仕様は以下の通り。
・架線高さ:60mm
・設置位置:レールセンターから25mm
こういうことは早めに「標準化」して、台座や架線柱を量産して
おくと実使用時に便利である。
(破損したときの予備パーツ確保が楽)
 
Dente24_20221012
架線作成治具(先端部)
架線を脱着するしくみはPECOのN用ジョイント(ちょっと加工)
したものに0.8帯板(t0.4mmでちょっと特殊な真鍮帯板)の先に
1.0mm帯板(t0.3)の小片を付けたものを使う。
これまでは目見当でハンダ付けしていたのだが、それでは
作業に時間がかかることと「老眼」が辛いので上画像のような
治具を作成したら劇的に楽になった。
画像上のものが長い架線用、下は分岐部などの短い線用のもの
である。
 
Dente25_20221012
架線作成治具(分岐部)
ポール/パンタを併用する場合は「共用可能な金具」で
分岐させる必要がある。
そこにハンダ付けするための治具は上のようなものである。
 
架線、架線柱、台座と用意出来たところで設置である。
当然ながらそれについてもコツがある。
 
Dente28_20221012
架線柱設置(基本的カーブ)
直線はどうとでもなるがカーブの段階で考えないといけない
ことがある。
上画像はR177のカーブ築堤上に架線柱を設置したものだが
ちょっとでも現物の知識がある人は「違和感」を感じるの
ではないか?
そう「架線柱の位置がセオリーに反している」のである。
ちょっと専門用語を使うと「直接ちょう架式のトロリー線で
ハンガータイプ/各柱引きにする場合は架線柱は外側」なので
ある。
張力をかけた架線をカーブに添わせるためには外側に引っ張る
必要があり、バックボーンを入れるにしても架線柱は外側に
ないとそれを張ることも出来ない。
では「判っているクセになぜそうしないか?」
理由は簡単「模型として使うときジャマ」だから(笑)
実物と違ってレールや架線の維持、スタックした車両の救助は
人間が手を入れて行うのである。
架線柱があると維持が困難である。
こういうことは「あるべき論」でやってしまうと、そのうち
面倒になって「架線システムを止めてしまう」原因になる
のである。
こういうことは「生きていくうえでの知恵」である。
 
Dente26_20221012
架線柱設置(分岐)
Dente27_20221012
上から見たところ
分岐が入るとグッと面倒になる。
しかもこのレイアウト「分岐した先が急カーブ」なので
さらに面倒である。
先に述べたように「模型的都合で架線柱を内側」にしたい
のだが分岐+カーブでは車両が架線柱に接触してしまう。
そのため、仕方なくハンガータイプの架線柱を1本外側に
設置して、交換線側はクロススパン(線路中心から30mm)
になっている。
このような場合に架線をうまい具合の位置にするには
ジョイントの設置位置と架線長さの調整が必要で
経験が必要となる。
これがポールだけ、もしくはパンタ/ビューゲルだけにして
しまえばかなり簡単になるのだが妥協はしない。
 
Dente29_20221012
架線敷設完了
治具の改良のおかげもあって架線設置は割と早く済んだ。
駅側から眺めてみると、こちら側はストラクチャの設置など
まだまだ考えないといけないことが多い。
とりあえず棚田&山側から地形を付け始めるか?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
鉄道模型趣味 No.302
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行
鉄道工学 森北出版株式会社 発行

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2022.10.07

新電鉄軽便レイアウト(2)

2021.5.17に日記UPしたこのレイアウトをどうするか?
 
Keiben28_20221007
レイアウトの改修案を検討
新レイアウトの改修案については、先に改造を行った草軽風
レイアウトの経験を生かすことにした。
草軽風レイアウトでは台枠短辺側に配置することで小さい台枠
でも交換線を可能になるという「庶茂内さんのプラン」を
参考にしている。
反対側の「石垣のある風景」は高低差を「黒子の思想」で
対応したのだが、こちらは「イマイチ」なので台枠サイズに
余裕のある今回のものでは「ちゃんと山を付ける」ことを
試す。
 
Keiben21_20221007
台枠の形を変更
昨年、既存台枠を改造してレイアウトを作り始めたのだが、
どうもコレジャナイ感が出て放置。
やはり台枠から作らないとダメなのか?と思い始めたものの
「捨てるくらいなら大胆改造を試してから」という気持ちに
なった。
検討の結果、台枠半分を低くして高低差感を出すことにした。
 
Keiben22_20221007
高低差はこんな感じ
台枠の半分近くを3cm下げた。
前回のUPで作成した棚田?の他に山をつけて立体感を
出す予定。
 
Keiben23_20221007
ストラクチャーの配置(全体)
 
Keiben24_20221007
ストラクチャーの配置(駅側)
台枠改造を行ったところでストラクチャの配置を検討する。
地形の方や良さそうだが駅側の建物形状と配置はまだまだ
考える必要がありそうだ。
 
Keiben25_20221007
築堤を付ける
台枠を低くした部分に築堤を付ける。
前回は道床というか犬走を細くし過ぎた結果、架線柱の設置が
面倒になったので幅を50mm(外:20mm/内:30mm)
取付てから内側が太すぎ?と感じたので架線柱部以外は10mm
減らした。
 
Keiben26_20221007
台枠の角を落とす
レイアウトの収納を楽にするとともに電源端子をどちらからでも
扱い易い位置にするため台枠の角を落とす。
 
Keiben27_20221007
線路敷設完了
静音化対応としてのゴム道床については「安いが匂うゴム板」
を止めて匂いがほとんどないゴム板(2mm厚)に変更した。
線路についてもPECOのポイントの特徴(ギャップを入れなくても
ショートしない)を生かすことにした。
(電鉄線の車両(電車)は全車DCCサウント対応の予定)
線路敷設を済ませて草軽デキを走行させた結果は良好であった。
 
Keiben29_20221007

台座を設置して架線柱を立ててみる
線路はこれで良さそうなので架線敷設の準備に入る。
台座を設置して架線柱を立ててクリアランスを確認する。
交換線はセンターポール式にするか?と仮に架線柱を置いて
みたのだが・・・
 
Keiben210_20221007
センターポールはムリか?
先の画像では内側の交換線で架線柱に車両が接触。
こちら側はぎりぎりセーフのようだが、やはり厳しいようで
ある。
もう少し考えてみよう。
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献
鉄道模型趣味 No.302
レイアウト全書 (株)機芸出版社 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究5 鉄道友の会 発行
RAILFAN 12月臨時号 車両研究6 鉄道友の会 発行

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