ローバー ミニのクーラーの吹き出し口
本当は模型ネタがあるのに、自動車ネタである。
これがミニの冷風を出すための吹き出し口である。
なんとも男らしい!(意味不明)なことに、その簡便な構造のため
右か左か?上か?下か?という超アバウトな動きしか出来ない。
さらに、段差を越えたりすると、衝撃であちこちを向いてしまったり
するのである。
ローバー ミニは、暖房とクーラーは別々の操作である。
最終型は2000年10月まで生産されたが、最期までこの構造は変わらず
に終わった。
というか、本国(含むヨーロッパ地区)では、この手の車にクーラーの
必要性があまりなかったらしい。
日本の場合、どこに行くにも渋滞+夏場の耐え難い蒸し暑さのため
この手の車でもせめてクーラーがないと辛い。
インジェクション仕様になって、安定して冷風を吹き付けるようになって
快適になっている・・ということで、私も購入が決断できた。
(注:ただし、冷たい!という風を出すか、止めるか、しか出来ない)
そのような訳で、どうもこの部分は超アバウトな構造である。
しかし、右に向けて冷風を吹きつけさせると、運転中に左の手が冷たさ
で痛くなってくる。
このままでは人間に辛すぎる!
そのような訳で、これまた私のアバウトな加工でルーバーの動きを
止められるようにした。
なんのことはない、ユポ(樹脂で作った紙のようなもの)を貼っただけ
である。
白く見えているものがそれである。
後はマジックで黒く塗って完了である。
ついでに、ヒーターも動かしてみた。
作動音はまさにドライアー(しかも古いタイプ)である。
それと共に、本当にドライアーの熱風のように熱い空気が足元やら
フロントウィンドーやらに出て来る。
温度調整のグリップを引いたところ、なんと!完全に元に戻らなくなる
という面白さである。
私の車は今年で製造されてから10年である。
その年代でも「クラシックカーを堪能できる」のが楽しい。
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