全てはここから始った!
別に思い出話をするのではない。
人間、なにかをやるときには「そのときには考えもしなかったことがきっかけに
なる」という話である。
私の模型日誌。 2006.8.11からそれは始った。
模型日誌によると、2006.8.11にFABにてEF58用のサウンドデコーダを入手した。
そのときに種車にしたのは、友人から極めて廉価に譲ってもらった珊瑚の古い
完成品のEF53であった。
そう「デコーダを搭載すれば、ほら!サウンド!」というもくろみであった。
もちろん、そのように簡単には行かなかった。
ここで書くと長くなるので、詳細は私のHPのデジタルコントロールを参照して
欲しい。
http://homepage2.nifty.com/M-ROMEN/
2006.8.13の日誌には、このようなことが書いてある。
・モーター音が大きくて音がぜんぜん聞こえない
・連続運転をすると音が出なくなる
・汽笛の連続の音が出ない(ピッといって終わってしまう)
・動いたり止まったりを繰り返す
ここで誤解しないように注釈しておくと、ここで起こったことはデコーダの
不良ではない。
全てはアナログコントロールとデジタルの差の無理解によって起こった現象
なのである。
そういう意味では、電気ちんぷんかんぷんの私には、必要な試練であった
のである。
なんだかんだと追求の挙句、スピーカーの種類、エンクロージャーもとことん
研究した。
サウンドDCCについても、DigitraxのSFX004用のサウンドの研究もした。
そして「動力がダメなら新しいものを作ってやる!」と執念に燃え、ありとあら
ゆる組み合わせで動力を作った。
方式についても、サイドワインダー式、1軸1モータ式、さらに進んで本格的
な吊掛モーターの開発に到るのである。
そして、このEF53がどうにかサウンド対応したか?という状態になったのは、
実に2007.6.3である。
(注:しかし、「まだ音が小さい」と書いてはあるが)
全てはここから始ったのだ(強烈に遠い目)
ということで、動力装置の話はまだまだ続く。
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