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2010.06.21

電機の動力装置の話(4)

ED電機がokならば、新性能EF級は同じ方法で4モーター化が
可能である。

Fh_move1_20100621
 4モータEF級の第一号はEF81、次がEF66。

EF級は700g級とした。
第一号はどの車両にするか?と考えた結果、EF81(しなのマイクロ)
を使うことにした。
この車両、実は1982年(だったか?)の鉄模連の牽引力測定会
に参加しているのである。
我が家初のシールドモーター(サガミ)を使い、車重も1085gに
増やしてのトライは呆気なく惨敗(途中リタイア)
つくづく、牽引力を出すことの難しさを実感した。

その敗北から20年以上・・・
車重が重すぎること災いして、この10年以上はまったく持って出る
こともなかった。
そのEF81が、いよいよ21世紀の近代機として蘇るときが来た!

Fh_move2_20100621
 改造中の姿。ED58と変わるところはない。

EF81、のちにEF66を改造対象に選択したのは、台車の軸距が
長いということもある。
なにせ2個のモータを向かい合わせで搭載するのであるから、
軸距が長いに越したことはない。

Fh_move3_20100621
 ムリに中間台車を動力化するのは止めた。

EF81は2007.3.10に改造を完了。
EF66は2007.5.4に改造を完了。
いずれも700gクラス(中量級)である。
特にEF81は、重さがグッと軽くなって運転に持っていくのが楽に
なったので、急にこの機関車の愛着が復活した。
考えてみると、高校生のときに無け無しのお金で組みかけ(かなり
バッちい)のキットを購入して丹念に修復し、その後「あの敗北」
が来るまでは主力機関車だったのである。
ああ、ようやく報われる?ときが来るのか??

Fh_move4_20100621
 2%(一部3%)勾配を登るEF66(残念ながらEF81の画像なし)

計測結果は以下の通り。
 ・EF81 : 13.25両(5.3kg)
 ・EF66 : 13.5両(5.4kg)

ああ、ようやく夢の強力機関車が出来た。
そういえば、ここまで電力消費の話をしなかったが、このEF級に
おいても2%勾配登坂時でも0.2A/16V程度であった。
電流については実は重要事項で、DCCを使用するときには、
Maxが1A以下でないとデコーダが破壊されてしまう。
のちにモバイルとサウンドが別(DigitraxのSFX004など)になった
から良いようなものの、このテストを行っているときには、大変効果
なモバイル・サウンド一体のデコーダを破損しようものなら、もう
3日は立ち上がれなくなってしまうのである。
(それ以上に、経済的に大きな打撃である)
一見「なに車両イジメしているんだ」と見えるであろうが、新しい
動力形式において、限界数値(電力Max)を出すためには、ここまで
過酷なことをしないと検証できないのだ。
逆に、ここまでやっておけば、普通に運転しているときには「楽勝
である」ということは判っているので安心なのだ。

これで、4モーター車が実用になることは検証出来た。
モータは背の低いタイプを使っているし、ウェイトも少し積めば十分
なので、DCC+サウンドも可能である。

電力にまだまだ余裕がある・・・
そうなると、いよいよ「最大パワーの車両」を試さなくてはならない。

                            この話、続く

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