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2010年2月21日 - 2010年2月27日

2010.02.27

Rollei SL2000F 撮影のための準備

ローライSL2000Fで久々に撮影しようってのに、生憎の天気である。

仕方が無いので、動作確認を行うことにした。

 - 注意事項! -
この日記の中に、改造を行うことが書かれているが、これは私の拙い知識で
なんとか使うための話をしているのであって、この方法が正しいかは不明である。
もし、この方法を参考に改造(というほどでもないが)を行うのであれば、それは
「自己責任において」行うことを忘れないで頂きたい。
もし、実施結果が失敗に終わったり、事故が発生したとしても一切の責任は
負わない。

Rollei10_20100227
 とりあえず本体とマガジンを分離。フィルム装填ではこの必要はない。

Rollei9_20100227
 レバーをメガネのようなマーク(たぶんロードされたフィルムの形)に合わせて、
 マガジンの中身を引き抜く。

Rollei5_20100227
 装填は結構面倒。フィルムは複雑に通っていく。

Rollei7_20100227
 上の金具の下を通すようにしないと、マガジンに戻すときにフィルムを痛める。

Rollei6_20100227
 巻き取りの方向に注意してフィルム先端部分を差し込む。
 間違えると抜けたり、途中でスタックしてかなり焦る。

結構難しいので、しばらくやっていないと装填が出来ず、イラっとする。
画像の説明のところに注意事項は書いたつもりだが、フィルム巻上げの軸は
マガジン上部にある赤ポチを押すと1コマ分フリーになるので、それを押して
回して確実に巻き上げるようにセットする。
これが途中で外れると、普通のカメラのように簡単にフィルムを取り出すことも
マガジンを抜き取れなくなる(途中でスタックすると)ので、注意が必要で
ある。

何度かトライして、フィルムを巻き上げるかを確認する。

Rollei1_20100227
 3003からはNi-Cdが固定で入っているマガジンになった。
 SL2000Fは自分で電池をセットする方式であった。

やはり、20年以上経過したNi-Cd電池はダメであった。
計測してみると、6Vは出ているのだが、アンペアが不足しているようである。
SL2000Fのバッテリーパックは自分で電池を装填する方式であった。
しかし、通常の単3電池(マンガン、またはアルカリ)では、アンペアが不足の
ため、もしレリーズできたとしてもせいぜい5枚くらいでスタックしてしまう。
よほどクレームが多かったのか、3003ではNi-Cd電池を固定で装填
したタイプに変わっていた。
そのこと自体は良いのだが、なにせNi-Cd電池である。
あっという間に劣化してしまう。
私はSL2000F用を持っていたのだが、ゆえあって(号泣)そのパックが無くなって
しまい、細々と3003用を使ってきた。
それが21世紀になって、ついに寿命を迎えたのである。
まあ、約26年も使えたのだから、大したものである。

しばし遠い目・・・・・・

このままでは撮影が出来ない。
クラカメを改造するのは私は嫌でもあるし、電気に詳しくない私としてはこの手の
改造は嫌いなのだが、仕方なく着手する。

Rollei2_20100227
 交換用のeneLoopのテスト(1個多くなってますが無視してください)

今時のことであるから、エコな電池を使う。
eneLoopならばNi-Cdの代用に十分なる。
テストの結果、問題なし。

Rollei3_20100227
 中は極めて単純

Ni-Cd電池を取り出す。
構造は極めて単純であった。
たぶん、SL2000Fの普通の電池を使うタイプをそのまま流用しているようだ。
リン青銅の板をカットして電池が繋がるようにしただけの安易な改造を完了。

Rollei4_20100227
 ごく普通にeneLoopが収まった状態

結局、なんということもなく改造を完了し、SL2000Fも3003も無事に動作。
これで撮影の準備は済んだ。
しつこいようだが、私はこの改造はお勧めしない。
参考にするのであれば、くれぐれも「自己責任」でやるように!

Rollei11_20100227
 右側が元々3003に付いていた古いもの。左の緑のものが新しいもの。

これで、古い方(黄色のNi-Cd)はeneLoopに変わった。
新しい方は10年くらいしか経過していないので、まだまだ使えるであろう。

Rollei12_20100227
 3003用クイックチャージャー(上面)

Rollei13_20100227
 3003用クイックチャージャー(下面) シーベルヘグナー扱いの品

あと数年でもう1個のバッテリーがeneLoop化されると、この大きくて旧型
のチャージャーも使命を終えることになる。
まあ、製造後30年以上も使われれば、この電気製品も本望ではないか。

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2010.02.25

「さんぴん」の意味

時代劇で、チンピラが下級武士に「このサンピンが何言ってやんで~」という
台詞を聞くことがある。
あのサンピンとは何だろう?
調べてみると「三一武士」のことなのだそうである。
もっとも下級の武士の給料が三両一人扶持だからなのだそうである。
ふむ、なるほど。

それは良いのだが、カメラにも「さんぴん」がある。
何かというと、それはローライSLシリーズのレンズの仕様なのである。
それでは、その意味を順に説明していく。

Pin1_20100225
 第一のピン。それは絞り込みのピンだ。

一番目のピンは、M42の自動絞りのピンである。
これは、SL35の時代からある。
M42のレンズではおなじみだ。

Pin2_20100225
 第二のピン。絞り値を伝えるもの(SL350,SL35E)

このピンは、開放測光が出来るようになった機種用に付いたピンで
ある。
これにより、レンズの絞り値が伝わる。

Pin3_20100225
 これがもっとも判りにくい「第3のピン」 開放値を伝えるピン
 (SL2000F、3003、3001)

これがもっとも判りにくい。
なぜなら、「ピンはレンズ側ではなく、ボディ側にある」からである。
では、レンズ側はどうなっているのか?

Pin4_20100225
 ボディ側ピンに情報を伝えるため、マウント部が掘り込まれている(左側)
 マウントアダプタ(右側)は掘り込みがない。

要するに、レンズ側のマウント部が掘り込まれることにより「全体でカム状態」
になっているのである。
では、f値でどれくらい違うのか?と実測してみると、
 F=1:1.4 0.5mm程度
 F=1:2.8 0.8mm程度
という結果であった。
それにしても、ずいぶんと微妙な寸法の違いで、重要な情報を伝えているもの
である。

最期に、「では、SL2000F(または3003)で1ピン仕様のレンズでAEをやると
どうなるのか?」という疑問である。

Pin5_20100225
 マウントアダプタ(1ピンと同等)を装着し、SL2000FをAEにした状態
 左側がシャッター速度、右側が絞り値。全部点灯しているのに注目!

結論から言うと上記のようになる。
2ピンのレンズをSL2000F、または3003、3001を使うと右側が点灯しっぱなし
になる・・・と聞いてはいるのだが、私はまだ2ピンのレンズが無いので検証
出来ていない。
それはいずれ解決するとして、1ピンをSL2000FでうっかりAE設定すると
この画像のようになってしまう。
さらに、間違ってレリーズすると、シャッターが開きっぱなしになり、当然ミラーも
上がりぱなしだ。
これを解消するには、メインスイッチをオフ(○印)にすれば良い。

このような注意も必要なのである。
まあ、判ってしまえばどうということもない。

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