大判デジカメ、ついに野外撮影!
先週から腰が痛い。
週中の天気予報では「週末は天気が荒れる」ということだったので、ひょっとしたら
撮影は出来ないのか?と心配していた。
今日、起床すると晴れ!
これは大判デジカメで撮影をしろ!という天のおぼしめしに違いない。
(違うような気もするが)
腰が痛いことが心配ながらも、そんなことも言っていられない。
まずは室内から野外を撮影するテスト。
まずは外の風景を撮影する。
室内ならば、絞り解放でも撮影ができるが、快晴の場合はF=1:45でも明るすぎるくらいだ。
その感覚からすると、このスキャナはISO400くらいでシャッター速度は1/30という
感じだろうか?
機材を確認し、撮影地に向かう。
重くはないのだが、体積が多いのが大判デジの特徴である。
ついに野外にダンボールデジカメが出撃!
まずはお墓を掃除してから、いよいよ撮影開始である。
野外に出してみると、なるほど、このダンボールカメラはかなり怪しい。
快晴のためか、いつもは静かな場所なのだが、妙に人が多い。
通りかかる人が、ことごとく「こいつなんだ?」という目で見ていく。
ピントを合わせ、ついにデジタル撮影開始!
ダンボールカメラ、スムーズに動作しない(笑)のでピント合わせはちょっと面倒なうえに
腰が痛いのでかがんでフォーカシングするのがかなり辛い。
こうやって撮影していると、いろいろな人が「ピンホールカメラですか?」と聞いてくる。
なるほど、鉄腕ダッシュとか他のバラエティでそういうのをやっているな(遠い目)
「いや、これはスキャナ使って大判カメラのレンズを使っているんですよ」と説明すると
「パソコンになにやら高度な機器を使っているからなんだろう?と思ったんですよぉ」と
言われたのは笑ってしまった。
で、「その割にはダンボール箱なんですね」と言われて、そりゃ怪しいよなと思った。
大判デジカメ F=1:32 IR/UVカットフィルタなし
大判デジカメ F=1:16 IR/UVカットフィルタなし
記念すべき、野外初撮影。
そんなに日当たりがいい場所でもないのに、絞りは最大近くでぎりぎりであった。
照明機器用のIR/UVカットフィルタが、透過率65%であるのを心配していたのだが、
むしり、野外ではこの値に救われて撮影ができることも判った。
やはり、こういうことは実戦してみないと判らない。
大判デジカメ F=1:45 フィルタなし
大判デジカメ F=1:11 IR/UVカットフィルタ
野外撮影には、この廉価で効果のあるIR/UVフィルタは効果絶大である。
65%の透過率が、こんなところで生かせるとは。
さて、20数枚を撮影したところで、パソコンのバッテリー残量が50%を切ったので、
撮影を止めた。
というか、腰が限界だったのだが・・・
今回の撮影での教訓は以下のようなものだ。
・パソコンを置いて撮影する場所がほしい。
保存や回転(時計方向90度)の操作が、パソコンを手に持ってではやりにくい。
・スキャナを外し(USBケーブル)、再度撮影(画像取り込み)をしようとすると、
スキャナを認識しないエラー(前のUPに書いたもの)が出て焦った。
結果的に、パソコンを再起動すればよいことが判った。
電源の問題さえなければ、USBケーブルは抜かずに作業をしたい。
・ピントグラス(4X5くらいの大きさのスリガラス)は、やはりもっと大きいものにしない
と撮影が辛い(そりゃそうだ)
・ダンボールカメラ、やはりフォーカシングがやりにくい。
ダンボールの摩擦で持たせているのだから仕方がないが、引っかかってフォーカ
シングがやりにくい。
・いい加減にダンボールカメラに押し付けているスキャナ部なので、やはり光線漏れ
でどうしても像の両側が乱れる。
などという教訓を得た。
これで撮影が出来ることは判った。
さてはて、ここからどうしたものか?
もっとちゃんと撮影するなら、やはりきちんとした大判カメラ(ジナーFがいいな)が
欲しいのだが、8X10カメラを買う資金は無い。
もうちょっと考えてみよう。
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