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2011.07.31

ハドソンの14年式の話(2)

ちょっと前にUPしたネタの続編。

 

元々は「日本軍の拳銃がなぜ海外からは低い評価なのか?」を調べるため
に購入したモデルガンなのだが、ハドソンの14年式(N-1)は40年近く前の
製品で、その時代のスタンダードというか、銃刀法のせいなのか?パーツ
強度も精度も低く、ウチに来た当時はまったく動かなかった。
それを修理して、なんとかストライカーが動作するようになったのだが・・

 

Sun1_20110731
 ストライカーが折れてきた

 

さして動作させている訳でもないのだが、今日ふと操作してみるとボルトが
変な位置で止まるようになった。
なぜだろう?とストライカーを抜いてみると、「あ!折れてきた!!」
なるほど、これではストライカーがボルトの中で詰まって動作しなくなる。
まあ、別に放置しても良いのだけれど、せっかくなので、洋白0.5tで補強を
してみた。
まあまあ動作するのだが・・・

 

結局、またヒビが広がって動きが悪くなってくる。
これはもう、根本的な解決をしなくてはダメなようだ。

 

Sun4_20110731
 6.0φのパイプでストライカーを作りなおし。

 

結局、真鍮6.0φのパイプで作りなおす。
t0.8の真鍮板をハンダ付けして補強とそれなりの形にする。
シアーに当たる部分は両側の磨耗するところをt0.5の洋白板を貼り、
突起とパイプの固定部分にはピンを圧入して強度を上げてある。

 

結果、凄く快調になった。

 

考えてみると、この製品が出た当時には私はこのモデルガンを購入する
気はまったくなく、遠く40年近くを経て手にしたものを直している。
せっかくここまで形を保っているのだから、きちんと動くよう維持して
やるか。

 

それにしても・・・・・鉄道模型作れよ!
 =>自分

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