乗工社の雨宮5tと珊瑚のDC12(2代目)
それにしても猛暑である。
気温は36度を超えた。
さて、モデルガンネタは私の本来の趣味ではない(のか?)
模型工作も、せっかくなのでやることにする。
ある意味、組立が憂鬱な乗工社の雨宮5t
珊瑚のDC12から行くのが本来なのだが、私の性格として「もっとも憂鬱なもの
から着手する」のがあるので、乗工社の雨宮5tから行く。
このキット、動力装置は「いかにも乗工社」である。
蒸気機関車だとおおよそ標準的な「下の板で動輪を押えて」でななく、下から
おにぎり型?の金具2つ(左右)を入れ、それを上にそのまま上げて大きなギア
を固定するピンを入れ、それを絶縁ネジで集電ブラシごと止める・・・という、
なんともややこしい構造なのである。
大苦戦!このややこしい構造にさらにロッドを入れる
このややこしい構造でなんとかクランクの位置合わせをするのに30分以上
かかった。
ああ、憂鬱。
さてとちょっと回して・・・・
あれ?固い・・・
ダメだこりゃ、せっかく黒染めしたおにぎり型金具やら台枠にヤスリ仕上げする。
これって、「金メッキされたモデルガンをヤスリで削って」と似てないか?
さらに30分かけて調整をして、ようやくクランク角を合わせてロッドを・・・
あれ?固くなる・・・って、クロスヘッドがロッドピンに当るではないか!
さらに、クロスヘッドとスライドバーの位置がおかしい。
このキット、困ったことにシリンダを最初から台枠に固定してしまうので、調整が
猛烈に面倒だ。
ようやく調整を終わったのに・・・・
1時間ほどかけて、スライドバーを調整し、クロスヘッドが落ちないようにして、
ロッドピンは4度ほど植え替えをして・・・
ようやく、ちゃんと動くようになった。
そのとき・・・ちょっと手を滑らして・・・
5cmほど落下・・・
このくらいで壊れる・・・は?
もっとも心配していた、硬くて車輪になじまない集電ブラシがピ~ンと折れた・・
絶句(遠い目)
もう疲労困憊なので、今日はここまで
まあ、どうせ集電ブラシは構造を変えないとダメだとは思っていた。
今日はここまでにしておこう。
ところで、このキットにはダミーのバルブギアー(たぶんホワイトメタル)を
表現するパーツが欠品であった。
このキット、マイナーな製品であったろうから、IMONさんに問い合わせをしても
予備パーツはないであろう。
これは諦めるしかないか。
さて、気を取り直して、珊瑚DC12(2代目)の動力組みである。
モータが横置きになったことで、床板部が複雑になり・・・
DC12(初代)であれば、集電ブラシを作ったことがある。
しかし、2代目はモータが横置きになり、台枠に切欠を入れてモータを寝かせて
いるので、簡単に集電ブラシを作れない。
3mm帯板(t0.3)を曲げて、ベリリウム銅(t0.08)をカットして、集電ブラシを作る。
これまた面倒である。
こちらは正常に走行
1時間ほど、あれこれとやってあっさり出来た。
こういう「クラシックでオーソドックスな作り」のものは、私の得意範囲だ。
あっさり動いた。
まあ、今日はこれくらいにしておこう(疲れたので)
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