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2011年10月

2011.10.30

草軽デキ12をちょこっとテスト

空気がカラっとして、気温もやや低めで心地よい。

さて、ダージリンタンクをちょっと加工して・・・と思って気がついたことがある。
そう、草軽風レイアウトを作ろうと思っていたことである。
高原鉄道としては、作ろうと思ったのはこっちが先であった。

Kusagaru1_20111030
 乗工社のデキ12を架線下で走行テスト

まずは、乗工社のデキ12を架線のある線路で走行テストをする。
快調であった。
R150のカーブも平気であった。
この花巻風レイアウト、架線の高さは60mmである。
どうやら、乗工社のデキのパンタは、この高さがばっちりのようだ。

Kusagaru2_20111030
 ワールド工芸のデキ12.モータを交換した車両。

モータをアルの新型に交換したワールド工芸のデキ12.
走行はいいのだが、どうやらパンタのバネ圧が強すぎるようだ。
乗工社のデキのパンタはバネではなく、微妙な錘の作用で上に上がる。
ゆえに、架線を押しすぎないので走りに影響がない。
パンタの構造を変えればそれなりにいけるかもしれない。
もっとも、このデキにはデコーダ搭載はムリなので、パンタを作り直して・・が
必要かどうかはちょっと迷う。
それと、キャブ側の先台車の芯向かい棒が1mmほど短く、そのために
カーブ通過が苦しい。

Kusagaru3_20111030
 とりあえず、先台車は改修する。

パンタを直すのは手間だが、先台車を1.0mm伸ばすのは簡単なので、
ベリリウム銅板(t0.08)で長さを伸ばす改修をする。

Kusagaru4_20111030
 地味な研究もやっている。

ダージリンタンクの改修についても、現在いろいろと調査中である。
問題はDCC化とK&Dの取り付けで、杉山模型さんのセンスのいい車両を
できるだけ手を入れない方法を考えている。
それと、画像のようなもので「あること」が出来ないかを思案中である。

Kusagaru5_20111030
 デキ12がいけそうなので、客車もフィニッシュへ!

これまたサボっていた草軽の客車2両もフィニッシュへと作業開始。
ほんとうは、集電可能にしてサウンドを搭載しようとしていたのだが、それを
やろうとして手が止まっていたので、当面は断念して完成することを優先
することにした、
乗工社のホハは部品は揃っているからいいのだが、ワールドの方は、ホワイト
メタルの側面を真鍮板ペラペラに貼るのが嫌で、どこかに無くしてしまった。
杉山模型さんの台車を使うことにしたのだが、カプラー取り付け方法を考え
ないといけない。

Kusagaru6_20111030
 杉山模型さんの台車にちょっとパーツ追加

ということで、カプラー取り付けの板を付けた。
以前、ダックステンダーでやった方法で、ハンダ付けではなくネジ止めだ。

地味な秋の模型の風景。

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2011.10.24

ローバーミニのなぞのパーツ(続編)

さて、先日真鍮パイプでプラグ(というらしい)を作って黄色いパイプを挿して
対応したローバーミニであったが・・・・

Sun4_20111023
 結局、最終兵器は「金魚のパイプ」

1週間経って、エンジンをかけてみると・・・・
やはりアイドリングが高い。
回転も安定しないのか、妙な金属音がする(う~ん)
こりゃだめだ、とエンジンオイル交換のついでにパーツ交換に車屋に持っていくことに
した。
それでもしばし乗らなくてはいけない。
車屋に「なんかいい方法ない?」と聞くと・・「ああ、それなら金魚のパイプがいいです」
とのこと。
なんでも、結構な人がそれで凌いでいる・・・というか、ず~っとそのままで快調の
人もいるのだそうだ。
やってみると・・・・ああ、なるほど快調(う~んう~ん)

ネットでさらに調べると、'97年式はプラグが1個(空気温度センサーがエアフィルタ部
についているから)だからいいものの、'92年~'96年式はなんと!ホースが3本、プラグ
は当然6個、これがどれか一つでも劣化するとエンジンが大不調になると・・・

さすがは英国車、侮れないな。

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2011.10.23

KATO 5tと温根湯ボールドウィンを一気に完成へ

忘れたフリをしていた2両を一気に完成に持ち込む。
(今さら・・と言われそう)

Katoonne1_20111023
 ウェイト?とエンジンは塗装済なので、あとは組むだけ

なぜに放置していたのか?なKATO 5t。
塗装はパーツを含めて塗装は済んでいるので、組むだけである。
実際には、カプラー?の大きさば微妙に大きかったりして、ヤスリがけする
などの手間はあったが、どうということなし。

さあ!いよいよ温根湯のボールドウィンだ!!

Katoonne2_20111023
 こちらも淡々と組むだけ

塗装は済んでいるし、動力は組み立ててあったので、淡々と作業を進める。
ここで意外な障害が発生!
「南極大陸」の1話の再放送があり、涙で目が曇って作業大幅停滞!
(言い訳くさい)

Katoonne3_20111023
 エアータンクのロスト、これってどう取り付けるの?

最後の難関(?)はこのパーツ、エアタンクのロストだ。
う~ん、このままではどうやっても取り付けられない。
いつもの通りで、説明書はぜんぜん役に立たない・・・・さて、どうするか?

Katoonne4_20111023
 結局面倒なのでカットしてネジ止めして完了

どうせ無くても困らないパーツだし・・・と、思い切って太い線の側をカットして
ネジ止めした。
まあ、これで合っているだろう。

Katoonne5_20111023
 涼しくなればこっちのもので、あっという間に完成

猛暑が去って、それなりに気力が戻ればどうということなし(そうか?)
完成車両が、本日で3両増えた。

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コンさんのポーターを作る(10)組み立て完了

Konporter1_20111023
 ウォームギアにNASAオイルをつける

Konporter2_20111023
 台枠への取り付けは前4mm、後ろ3mmの1.4φネジ

Konporter3_20111023
 ボイラーをキャブにこんな風に挿し込む

組み立ては別にどうということはない。
ウィームギアには、NASAオイルをつけておいた。
これなら、数年はメンテナンスフリーだろう。

Konporter4_20111023
 東洋活性白土2号(珊瑚エッチング板)と乗工社コッペルとの比較

大きさの関係はこんな感じ。
まあ、考えてみると人間の大きさは同じ(笑)なのであるから、ポーターが
小型機とはいえっても、特別小さいこともないのは当然か。

Konporter5_20111023
 一応完成。

まあ、私らしく「メンテを楽にするために一部省略」はしたが、出来上がった姿
はいい感じである。
ここで車重を計測
 ポーター 30g
 コッペル(乗工社) 63g
手に取るとずっしりと重いのに、計測してみると案外軽い。
走行性能はいいので、サイドタンクに補重は止めた。
まあ、必要があればやればいいのだろう。

Konporter6_20111023
 少し筆差しをしてみた。

ちょっと色を入れてみた。
お、いい感じ?
まあ、これからもちょこちょこやってみよう。

私は、軽便の車両は変に国内の実物やスケールに拘らず、こうしたセンスの
良い車両を走行性能良く組んで楽しむのが良いと思う。

こういう製品がどんどん出て来る時代になったのは喜ぶべきことである。

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2011.10.22

コンさんのポーターを作る(9)塗装

Konporter2_20111022
 とりあえず塗装

仕事が遅いのは相変わらずだが、ようやくポーターを塗装した。

Konporter3_20111022
 これを組めば一応の完成として、実は省略したパーツがある

これを組めば一応の完成。
まあ、仕方がないと思っていたキャブ屋根の折り目跡は、かなり削ったが
結局多少残ってしまった。
まあ、これは次に組んだときに対策を考えよう。
ところで、今回はブレーキシューとバルブロッドはとりあえず取り付けていない。
まあ、調子よく走ることを確認したら、いずれ付けるかもしれない。
以前のUPのレスで「シリンダが傾きすぎていませんか?」というのがあったが
確かにそういえば傾いていたのだが、取り付け時にはちゃんと付いていたものが
走行テストをしたあたりでズレてしまったようだ。
このキットのシリンダは、ポリ製の台枠に真鍮製のシリンダを丸い棒の部分を
差し込んで接着(ポリは接着剤が効かない)する方法では動いてしまうのだと
思う。
組み立てて、あれこれと試してみようと思う。

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2011.10.21

コンさんのポーターを作る(8)補足?

Konporter1_20111021
 前端梁の固定はネジ

そういえば、前端梁は接着?と思っていたら、よくよく考えるとカプラーを
止めるネジで行うのであった。
ネジは1.0φ。
前端梁の真ん中に1.0φの穴を開け、下側は2.0φのドリルでネジの頭が
収まるように座ぐっておいた。

さて、いよいよ洗浄して塗装だ。

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2011.10.18

コンさんのポーターを作る(7)仮組みと試運転

おおよその組みは終わったので、仮組みをしてみる。

Tue3_20111018
 ボディの固定は、1.4φのネジを2本

下回りとボディの固定は、1.4φのネジ2本で固定する。
ボイラーとキャブは、0.4φ洋白線が挿してあるだけなのは、ちょっと不安は
あるが、さてどうか?

Tue4_20111018
 モータ固定ネジの当り部分をカット

ボイラーがネジに当る部分をカットする。
画像でおおよその寸法は判ってもらえるだろうか?

Tue5_20111018
 単純にネジ2本を締めてみる。見事にくの字

まずはネジ2本を単純に締めて固定してみた。
みごとに、キャブとボイラーの付け根のところでくの字曲がり。
ありゃりゃ~

Tue6_20111018
 キャブ側ネジ後ろにt0.4の紙をスペーサーとして入れる

単純な解決方法として、t0.4の紙をネジ穴後部に入れて調整。
ま、こんなものか。

Tue7_20111018
 試運転。

とりあえず、キャブ屋根なしで試運転。
走行テストの結果、前進時にときどき引っかかる。
調べた結果、右側前輪のピンが微妙にきつかったので、少し引っ張って
ゆるめて調整完了。

さて、あとは前後の端梁を付けて塗装か?

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2011.10.16

コンさんのポーターを作る(6)上回り編

私は暑さに極端に弱い。
ようやく秋になったと思ったのに、今日は暑い。
しかし、泣き言ばっかりは言っていられない。

Sun1_20111016
 いよいよ上回りである。

糸ノコである程度切れ目を入れておいてカットする。
(注:ニッパーでライナーが繋がったパーツを切ると歪むから)
いよいよ上回りの工作である。

Sun2_20111016
 まずは水タンク組み

まずは水タンクを組む。
水タンクのフタを見ると、タンク側に止める側が段付きになっていない。
説明書には書いてないが、水タンクの蓋はやはりハンダのイモ付はどうか?と
思うので、0.4φの線を通してハンダ付する。
下側の板を付けないのは「ウェイトを補重したいとき」の備えてである)

Sun3_20111016
 キャブ囲い側はリベットがない。

ウォータータンクを組むときに、左右を意識してキャブ側に止める方をリベット
ナシにすることを注意しなくてはいけない。
ちなみに、私はしっかりと間違えた(しくしく)

さらに間違えたのだが、床板(というかステップというか)は、t1.0にアルミ板の
治具を使って「1.0mm浮かしてハンダ付」するのであった。
後で修正するのは面倒だったので、後から工作する人は注意して欲しい。

Sun4_20111016
 火室部分は10φくらいのものでカーブを付ける

火室部分はおおよそ10φくらいのもので、おおよそのカーブを付ける。
ちなみに、筆者の治具はこういうときは縦目ベンツのバルブである。
鉄なのに、こういう「サビを呼びそうなもの」を押し付けても、まったくサビ
が出ない。
ドイツの職人魂を見るようである(鉄道模型とはあんまり関係なし)

Sun5_20111016
 火室後部をハンダ付け。

Sun6_20111016
 とりあえず、大きさを確認

火室後部(ロストパーツ)を仮止めして、大きさを確認。
まあ、これで良いようだ。
模型工作の場合、こういう「現物合わせ」は必ずやるべきである。
説明書や図面を無条件に信用してはいけない。
モデラーは「自分の意思による判断」が重要なのである。
こういうことが、モデラーとしてのカンや経験を鍛える。

Sun7_20111016
 キャブ床板の固定(1)

Sun8_20111016
 キャブ床板の固定(2)

説明書を読むだけでは、ちょっと??な部分。
アルミ板(t1.0)が入っているが、それは何に使うの?と思い、私は判らずに
キャブ側面板に面位置に床板を付けてしまった。
結果的には大きな間違いで、キャブ側面か1.0mmの位置にハンダ付けしない
といけなかった。
結局、私はケガキを入れて治具なしでハンダ止めした。
このハンダ止めは、このキットではちょっと判りにくいところかもしれない。
また、説明書では??な「L字に曲げるもの」は、2番目の画像のように
キャブ前部にあるパーツである。
参考になれば幸いだ。

Sun9_20111016
 側面から見たところ

上記の2工程を経た結果の側面から見ると、こんな感じだ。
参考になれば幸いである。

Sun10_20111016
 ウォータータンクを固定。

そして、ウォータータンクを固定する。
これはそれほど難しくなり。
お分かりとは思うが、キャブ側のウォータータンクはリベットなしだ。

Sun11_20111016
 ここで火室を一応確認。

ロストパーツの固定のため、L字型に曲げた床板(後ろから見て右)に
適切な場所(現物合わせ)に1.2φの穴を開ける。
この方が、イモ付ハンダより楽だ。

Sun12_20111016
 部品の取り付け順番を確認。

火室パーツ(エッチング)の収まりを確認(これは意外に重要)してから、
火室のうれしはずかしのロストパーツの取り付け順を確認する。
なにしろ、実物の知識に疎いので、慎重に確認を行う。

Sun13_20111016
 ロストパーツをハンダ付

実は結構悩みつつ、ロストパーツを固定。
メーターっぽいパーツは、ロストのままでプランプランにしておくのは強度的に
怖いので、ステーを付けた。

Sun14_20111016
 キャブ屋根の柱を曲げる。

キャブ屋根の柱を曲げる。
真鍮のつもりで曲げると、カクッと曲がってしまう。
ちょっとコツがいる部分だ。
治具があるのはありがたい。

Sun15_20111016
 火室パーツ内部をリューターで削って

キャブを仮組みして位置関係を確認。
火室内部のハンダと突起(パーツの足)をリューターで削って、突起を無くして
クリアランスを確認する。
ちょっと浮いている?
ま、いいか(後で直せるし)

Sun16_20111016
 ボイラー部の接着パーツをとりあえず付けてみた

ハンダ付けのある部分はおおよそ工作を完了した。
ボイラー部などに接着する工作は済ませた。

一応、中間の仮組みはやったので大丈夫と思うが、全体を組んだ確認は
また、次のココロだぁ~

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2011.10.15

ローバーミニのなぞのパーツ

なにしろローバーミニなので、乗る前にはチェックをしないといけない。

Sat3_20111015
 なぞの部品となぞの黄色いパイプ

先週、エアクリーナーのインテークのところにある、なんだか良く判らない
パーツに挿してある黄色いパイプが抜けていた。
さて、今日もMiniを使おうとすると・・・・・・あれ?
パイプが挿してあるプラ(たぶんポリ)がバラバラになっている。
う~ん、なんなんだろう?

まあ、それは無視して走り出すと、アイドリングが1500rpmから落ちない。
なぜなんだ??まあ、水温が上がれば・・・って、ちゃんと80度あるし。

おかしいなぁ・・と思いつつ、用事を済ませてMiniに乗ると、なぜか今度は
アイドリングは800rpmに落ち着いている。
なんなんだ?

Sat4_20111015
 マニュアルを確認すると、どうやら・・・

帰宅して、Miniのメンテマニュアルをしみじみと読むと、どうやらこの謎の
パーツは空気温度コントロールバルブで、黄色いパイプはバキュームパイプ
だということが判った。
しかし、その取り付けのパーツは割れてしまっているし・・・
パーツはいずれ交換するのだが、とりあえずは「ほんとうにこれが原因か?」
を検証するために、ちょっと加工して取り付けることにした。

Sat5_20111015
 とりあえずこんな感じ。

金属パイプとビニールテープで取り付け。
エンジンが冷えたら、アイドリングを確認してみよう。

※翌朝、完全にエンジンが冷えてから動作確認。
 結果、良好の動作。
 しかし、こんな華奢なパーツが重要なパーツというのはどうかと?

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レイアウト作成を検討中

祭りのことを思い出したり、ある方のブログを見ていて「思いついた」こと
をやってみようと思う。

Sat1_20111015
 アイデアの元は、祭りで見た「町線」

町線を見ていてふと思いついたことがある。
さっそく、試作品の作成を開始。

Sat2_20111015
 クリアランスを確認したりする。

私の手持ちの軽便の車両でもっとも大柄な車両は、頚城のホジ3で
ある。
ふむふむ、こんな感じか・・・

ということで、大きさを決めないと。

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2011.10.12

コンさんのポーターを作る(5)

昨日は、あとは配線だけ・・というところで時間切れとなった。

Konportar1_20111012
 ハンダ付けをするところが小さいので気を使う。

Nゲージの下回りを使うので、配線をハンダ付けするところが小さい。
そのため、糸ハンダを使った。
プラ部分を焦がさないように、サクっと作業を行う。

Konportar2_20111012
 おお!ちゃんと走った!!

当然といえば当然であるが、ちゃんと走った。
まだ注油出来ない(塗装前だから)から少し走りは重い。

え?これだけかって?
う~ん・・・・

Konportar3_20111012
 さて、いよいよ・・・

祭りで刺激をもらったので、いよいよレイアウトを考えないと。
やはり電化ナロー(草軽、花巻)からやるべきか?

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2011.10.11

コンさんのポーターを作る(4)

今日も出社までに時間があるので、作業を進める。

Konportar1_20111011_2
 スライドバーとロッドピンのクリアランスを確認する

昨夜のうちに、シリンダは塗装しておいた。
まずはスライドバー(クロスヘッド)とロッドピンのクリアランスを確認する。
前輪のピンが、少し長いか?
とりあえず、0.8mmカットすることにした。
後輪のピンはそのまま。

Konportar2_20111011_2
 ロッドはこんな感じ。

ピンの固定はG17である(やり直しが出来るから)
ピンを打って固定するとこのような感じである。

Konportar3_20111011_2
 モーター固定台は少し絶縁

モーター固定台は、集電ブラシと干渉しそうなところを少しだけ絶縁して
おくことにした。

Konportar4_20111011_2
 お、いい感じか?

モーター固定台をネジ止めする。
ますますいい感じである。

Konportar5_20111011
 モーター軸先端をカットして固定。

先に組まれている方の情報により、モータ軸先端をカットすることも
判ったので、1.5mmほどカットした。
さて、ウォームギアをロックタイトで固定した。
固まったところで・・・・と思ったら時間切れだ。

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2011.10.10

コンさんのポーターを作る(3)

私の臆病な性格を反映して、ゆっくりと進捗するポーター製作。

Konporter1_20111010
 一晩考えたスポークの固定の件

結局、一晩考えて(単に呑んで寝ていたとも言う)、「やはり軸になにか
巻いた方がいいだろう」ということになった。
車輪の軸は1.1φ、スポークの穴の径は1.4φであった。
まあ、ちゃんと軸が出れば「理論上はショートしない」ことになる。
安心料かな?ということで、セロファンテープを細く小さくカットして軸に巻き
そこにスポークを固定することにした(薄くて接着が楽なものだから)
固定はG17である。
後工程で、調整のため外す必要もあるかもしれないからである。
(おお!慎重だ=>自分)
接着剤が完全に固まる(というか固定されるまで)まで、しばし法事で外出。

Mon2_20111010
 さて、問題のシリンダブロック。

PU101改良キットでもやったシリンダブロックの組み立て。
うっかりカットしてしまった台枠との固定のピン(1.0φ)も固定する。
蒸気を組む人は分かるかもしれないが「スライドバーを斜めに固定する」と
いうのは、意外に精度を出すのが難しい。
いつもの蒸気を組むカンが猛烈に狂うからである。
(注:最初からヘタだという説もある(涙))
次回からは治具をなにか考えようと思う。

Mon3_20111010
 息抜きに簡単な工作

息抜きにモーター固定台を組む。
さすがに、これは簡単。

Mon4_20111010
 準老眼(という言葉があるのか?)の私には辛い工作

かなり近いというか、細かいものを見るのが辛くなってきた私にはしんどい
クロスヘッドの組み立てである。
これもPU101で経験済だ。
 ・クロスヘッドのシリンダピン(0.4φ)とメインドッド固定ピン(0.7φ)
  を慎重に穴を広げる。
 ・0.4φ洋白線の両端にクロスヘッドをつけてハンダ付け
  (両面テープで固定しておく)
 ・とっても小さいピンをクロスヘッドに入れる。
 ・工作用紙2枚を重ねた上にメインロッドを置き、ピンを挿す。
  (これで調度良い高さになる)
 ・慎重にハンダ付け(流しすぎると動かなくなる)
 ・スライドバーの溝をふさぐ帯材をハンダ付け(これも慎重に)
ハンダの固定状況は、カメラ修理用の倍率の高いピントルーペで逐次確認
する。
ああ、目が辛い・・・

Mon5_20111010
 シリンダブロックを固定して今日は終わり(早!)

さて、ここまで来た。
ロッドをどうやって固定するか?
G17で無難にやるか?思い切ってロックタイトを使うか?
酒でも呑みながら考えよう!(またそれかい!!)

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2011.10.09

コンさんのポーターを作る(2)

休日なのに、各種雑用に追われる独身者の悲しさ。

Konporter1_20111009
 また間違えた!さらに不幸は襲う!!

目だったロストパーツでも・・・とニッパーで加工する。
パチン!・・・・・あ!(しばし目が点)
台枠に固定する突起部ごとニッパーで切り落とし(あ~あ)
さらに、このシリンダー部のスライドバー部分の湯の流れがダメだった
ようで、スライドバーを挿す部分の形がおかしい。
まあ、こういうことは慣れている(悲しい定めか?)ので、ボール盤で
0.5φ、06φのドリルで丹念に穴を作っていく。
台枠部には1.0φの洋白棒を植えた。

Konporter2_20111009
 念のため、ウォームギアの軸の絶縁をしておく。

TOMIXのウォームギアが入る部分の軸は金属製である。
一応、同時に集電シュー両側に接触しない長さにして絶縁を確保して
いる(これを調べるにも結構時間がかかった)のだが、今回はやらない
ものの、こういうギリギリの考え方では、DCCではノイズが飛んで不調に
なる可能性がある。
まあ、気休めに薄い紙を貼って絶縁しておく。
(注:DCCでは紙を貼ったくらいでは絶縁は確保できないことが多い)

Konporter3_20111009
 これって・・・・きつくない?

説明書に従い、オリジナルの集電シュー?に0.3φのベリリウム銅の
線材を固定してクリアランスチェックをした。
どうも動輪の回転が重い。
この画像で見るように、ちょっとタイト過ぎるように思われる。

Konporter4_20111009
 シューの材質を0.3φ=>0.08tベリリウム銅板に変更

同じベリリウム銅でも、より薄くて面積を確保できる0.08tの板を帯材に
カット(カッターナイフで簡単に切れる)したものに変更した。

Konporter5_20111009
 組み立てたところ。動輪は軽く回る。

まあ、こんな感じでいいか。

Konporter6_20111009
 スポークを塗ったところで・・・・作戦検討に入る

スポークを塗装し、チョコ君(愛犬のビーグル8歳♂)の散歩をして、
さて、また工作・・・と思って気がついた。
このスポーク、このまま入れると軸に触ってしまって漏電するのである。
う~ん、どうしたものか?

鉄道模型は動力がともかく快調であることが先決である。
むやみに工作を急ぐことなく、慎重に行かないといけない・・・と判断した。
(注:単に呑みに入る口実かも?)

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第7回 軽便祭りを振り返る(KBMC)

どうも怠け者なので、一気に祭りを振り返れないオヤジな私である。

木曽モジュールと、そして軽便モジュールクラブは、毎年「凄い活動だな」と
思って見ている。
去年から、地鉄がテーマになっているのが、これまた私の興味を引く。

Kmatsuri1_20111009
 俯瞰してみると、本当の街を見ているようだ。

Kmatsuri2_20111009
 車庫周辺を見ていると、なぜか名鉄600Vを思い出す(遠い目)

Kmatsuri3_20111009
 この風景、実物だったら撮影スポット(って、模型でもそうか)

Kmatsuri4_20111009
 個性的・・・

Kmatsuri5_20111009
 この風景は「自分の路面レイアウトでやってみたい」と思った。

Kmatsuri6_20111009

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 Kondoraさんの熱意を感じる駅の風景。
 後で気が付いたが学校をじっくり見てなかった(残念)

Kmatsuri8_20111009
 この風景は京都N電のレイアウトとかで・・と勝手に妄想

Kmatsuri10_20111009
 この風景も、なぜか岐阜の名鉄600Vを思い出す(遠い目)

Kmatsuri11_20111009
 これは路面電車レイアウトでいつか・・と思ってしみじみ。

軽便モジュールクラブのこの企画、全体のレベルが高く「みんながんばって
いるな」と思う。
来年はさらに発展しているのか?と思うと楽しみだ。

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2011.10.08

秋祭りとタンバール

秋祭りの季節である。

そういえば、近所の神社で祭りをやっていた。
撮影でもするか?と思ったのだが、さてはて、カメラとレンズは何を使うか?
ネット上にあげるならば、人が写っている画像は必要ない。
ということで、今年はタンバールを使うことにした。

Thambar901_20111008

Thambar902_20111008

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いずれもThambar90F2.2 絞り解放。
こういう撮影も面白い。

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2011.10.07

第7回軽便祭りを振り返る(Oナローモジュール)

今回の祭りでは、長年の先輩だったり仲良しだったりするozuさんの
Oナローモジュールを見に行くのを楽しみにしていた。

Kmatsuri1_20111007
 う~ん、今年のOナローモジュールはストーリーがあるな。

Kmatsuri2_20111007
 高原鉄道(草軽?)の雰囲気が出ていていい!

Kmatsuri3_20111007
 日本の田舎風景がいい!

Kmatsuri4_20111007
 みなさんがんばってるなぁ(遠い目)

Kmatsuri5_20111007
 ozuさんのモジュール、ブログで見るより高低差があってそこがまたいい。

Kmatsuri6_20111007
 優雅なオープン客車をとっても怖そう(笑)な高架上で走らせてもらう

今年のOナローモジュールは、各モジュールのストーリー性が豊かで、しかも
粒ぞろいで見応えがあった。
1年でここまで来たというのは、メンバー各位の努力が素晴らしい。

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2011.10.05

コンさんのポーターを作る(1)

今日は出勤まで時間があるので、祭りで購入したコンさんのポーターの
工作を開始することにした。

Kporter1_20111005
 中身を確認。

さっそく開封してみる。
私はコンさんの機関車を組むのは初めてである。
TOMIXのDE10台車を改造するのも初めてである。

Kporter2_20111005
 説明書には「例によって・・・」と書いてあるのだけれど・・・・

まずは台車の改造である。
で、説明書を見ると「例によって動力台車をバラします」と書いてある。

え?例によってって????
う~ん、初めてなのでわからん??

仕方がないので、昔購入してそのまんまになっている谷村組のキットの
台車改造を参考にする。

Kporter3_20111005
 あれ?なんか違うぞ??

さっそくカットして、コンさんの説明書と比較すると・・あれ?なんか違う?
う、う~ん・・・・参考にしたものが違うから・・

結局、「せっかくやったので」、もう1両分の谷村組キットの台車も改造。
2両分少し進捗(なんのこっちゃ??)

Kporter4_20111005
 正解はこういうカット。いい経験になった。

結局、これだけ切ればいいことが分かった。
時間がもうないので、とりあえずここまで。

う~ん、前途多難。

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第7回軽便祭りを振り返る(ホイットコム)

今回の祭りでうっかりしたことがある。
(いや、いつもか)

Kmatsuri1_20111005
 井笠鉄道の駅は大きいのだなぁ・・・と

MWさんのブースで、井笠の駅のモジュールをしみじみと見る。
結構大きいのだなぁ、と思ったり、いいなぁ、これ・・・と思ったりする。

Kmatsuri2_20111005
 おお、ホイットコムが並んでる・・・・・(あれ?)

井笠のモジュールを見て、隣にホイットコムがあるなぁ・・・・パチリ!

帰宅して気が付いた。
「あ!あれはホイットコムの改造コンペだ!(茫然)」

もっとよく見てくれば良かった(涙)。
アホすぎ!=>自分

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2011.10.04

Topcor135F3.5

もう10数年探していたもの。

Tue4_20111004
 長年探しているものは、偶然発見される。

トプコンのLマウントレンズは、35mmから90mmまでは所有している。
しかし、135mmがなかなか出てこなかったのだ。
いつも取り逃がす日々。

今日、あれこれと疲れていたものの「久々に銀座を流すか」と歩いていたら、
1件目で早くもこのレンズを発見した。

10数年探していたものは、案外このように唐突に姿を現す。

Tue5_20111004
 さっそく撮影。LEICA M9 Topcor135F3.5 絞り解放

すぐに試写。
Leicaのデジカメがあると便利。
さすがはトプコン、良く写る。

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2011.10.03

第7回軽便祭りをじっくり振り返る

祭りの翌日。
じっくりと振り返ってみる。

Kmatsuri1_20111003
 これもナローなのか?と毎回思う私。

毎年「これもナローゲージかな?」としみじみと思うC55の動輪。
輪軸を作り直してまでやっているのが凄い。

Kmatsuri2_20111003
 販売のコーナー、いつも凄い熱気。

毎年、販売のコーナーにはいっぱい人がいて凄いと思う。
私は10月になるとかなり消耗しているので、あんまり買い物はしない(いや、
出来ない)のだが。
これも祭りの熱気の一部なんだと思う。

Kmatsuri4_20111003
 今年もかっちりとしたエッチング製品

Kmatsuri5_20111003
 そして、いつも良く出来ているなぁ、と思うまつおさんの作例

毎年、よく出来ているなぁと感心する記念エッチング板。
そして、「ここまで作れないなぁ」とある意味自分の才能のなさを実感させて
くれる良く出来たまつおさんの作例。
たまには、これくらい作ってみたいと思う。

Kmatsuri3_20111003
 KBMCは今回は講演会の会場の場所にもなっている。

Kmatsuri7_20111003
 いい感じの緩い勾配+カーブを登ってくる木曽の編成美

KBMCさんは、今年は舞台の上で、ここは講演会の場所にもなっていた。
いつもながら良く出来ているなぁ、と感心する。

Kmatsuri6_20111003
 そして、いつも感心するシェフの仕事の速さ

昨日UPしたのとは違う角度のシェフのレイアウト。
ハンドスパイクでなぜにこうも仕事が早いんだろうなぁ、といつも感心する。
いや、私がのろまなのか?

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 日本のナローゲージレイアウトの心のふるさと

珊瑚さんの87分署シリーズを覚えている人にとっては、このレイアウトは
まさに心のふるさとである。
私は勝手に900x900だと思っていたのだが、実物は600x600くらいであった。
「ああ、こんなに小さいんだ」
この実感は、小学生だったときには広い校庭に感じたのが、おとなになって学校に
行くと「校庭ってこんなに小さかったんだ」という感想にちょっと似ているように
思った。

Kmatsuri10_20111003
 冬枯れの風景。この現物を30数年にして目にする感動!

この時代、冬枯れの風景を表現したのがかなり先進的で驚いたのだが、さすが
に現代の目で見ると、ちょっとさっぱりしすぎ?と思うことはあるが、それはまあ
時代だから・・・なのであろう。

Kmatsuri9_20111003
 乗工社の立体的レイアウト

実は私はこのレイアウトの記憶がない。
単に忘れているだけかも?
それはともかく、その時代にはかなり画期的な作品であったであろうことは
まず間違いがない。

そして、今年のお題の「コッペル」である。

Kmatsuri11_20111003
 集合したコッペル軍団(露出補正してみました)

今年も集まったなぁ(遠い目)のコッペル軍団。

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 歴史に残る銘作を目の前で見る。

う~ん、これが'70年代に作られたものとは・・驚きである。
まだ少年だった私が「いつかは・・」と思った銘作である。
そして、いまやオヤジの私は「今も達せず」なのはご存じの通り(しくしく)

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 こういう塗装をやってみたい!

コンさんのコッペルの塗りを見ると、いつかこういう塗りをやってみたい(遠い目)
となる。
で、結局出来ないから単純に黒になるのだが(う~ん)

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 90年近く前の木材とは思えない井笠の客車の幕板

まことに失礼な話であるが、この幕板が「今もしっかりと木材の色をしている」
ことに驚いた私なのであった。

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 長年の知人のozuさんの作品。これがなかなか発見出来なかった。

ozuさんと会話していて「私もコッペル出したので見て行ってください」と
言われて、さんざん探して見つけられず「どこにあるの?」と聞いてしまった
というコッペルトロリー。
作りの良さもそうだが、その意外性にビックリした。

ということで、今日はこんなところで。

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2011.10.02

第7回軽便祭り(とりあえず当日の報告)

Matsuri1_20111002
 午後になって会場に到着。やはり盛り上がっている。

Matsuri2_20111002
 今回のショー記念のエッチング板。まつおさんの作例が凄い!

Matsuri3_20111002
 シェフの乙レイアウト。う~ん、これを見習って私も頑張ろうという意欲が湧く。

Matsuri4_20111002
 どうにか無事にポーターを確保!コンさんありがとうございます。

Matsuri5_20111002
 長年のお知り合いのozuさんとも久々に会って模型談義。

Matsuri6_20111002
 コッペル!う~ん、みんなかっちり組んでるなぁ。

Matsuri7_20111002
 講演会は凄い人!

Matsuri8_20111002
 今日の成果。さて、ポーターをやるぞぉ~

ということで、その後あちこち寄ってきたので、本日は速報版ということで。
ともかく、毎年凄い熱気で圧倒されます。

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