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2012.06.26

大判デジカメは続く(3)

イギリスの大判カメラ+イタリア製PROTARによる野外撮影を行う。

そういえば?と、近所のあじさい寺で撮影を行った。
この時期には珍しい快晴。

Obancamera1_20120626
 撮影風景

撮影風景はこんな感じ。
広角レンズなのでフォーカシング量はこれだけ?というものなので、
大判カメラの撮影としては、妙にコンパクトに感じられる。
スキャナが日中使うには高感度すぎる!ということは以前どこかに書いたが、
この暗いレンズのPROTARが、こういうときにはむしろ相性ばっちりなのが
21世紀の大判デジカメ(野外活動用)になるのが面白い。

Obancamera2_20120626
 絞り3段(最大絞り) IR/UVフィルタなし

Obancamera3_20120626
 絞り1段 IR/UVフィルタ使用

やや日陰気味なところで撮影しても、やはり「野外には紫外線と赤外線が
あふれているんだな」と実感される画像である。

Obancamera4_20120626
 絞り1段+ND8を使用

Obancamera5_20120626
 絞り2段+IR/UVフィルタ

日向での撮影。
ND8を使って絞り値を少なくしたものは、光量の調整はうまくいっている
ように見えるが、ややシャープさに欠けるようにも思われる。

撮影をした感想としては、PROTARによる室外の撮影は、ND8フィルタを
使うことより、可視光線以外をカットするIR/UVフィルタの使用で
コントロールするのがポイントであることを実感した。

それはともかく、あじさいをモノクロで撮影・・・・う~ん、どうなんだ?

Obancamera6_20120626
 野外撮影実施により、スキャナ枠リリースレバーの欠点判明

本日の撮影の結果、スキャナ取付枠のリリースレバーの強度と形状に
問題があり、左側のレバーが曲がってしまった。
やはり、t0.6のチャンネル材(の一部)を曲げただけでは強度不足である。
t0.8の板をさらに加え、全体をハンダ付して強度を増した。

使用時の問題点というものは、実践しないと判らないことだ。
鉄道模型も「徹底的に走らせて問題点を洗い出す」ことが重要なのだ。

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