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2012.08.06

軽便用ターンテーブルを試みる(1)

ともかく暑い。
しかも天候が不安定で、今日などは大雨になった。

Turntablek1_20120806
 カワイ157系はもう1ユニット改修完了。

1ユニットだけ・・・と思ったが、結局はもう1ユニットも改修した。
ただし、DT24(PL)が品切れであったので、OK-18(これが安いから)を装着して
ある。
まあ、吊掛モータのテスト用だから問題ないか?

さて、本題である。
以前、ターンテーブルの動力部を作ったが、どうもストップ機構が不安定で
そのまま放置していた。
諦める訳にもいかないので、違う方式はないか?と探してみた。

Nゲージ用でなにか製品はないか?
それで思い出したのが、TOMIXのターンテーブルである。
オークションにジャンク品を購入して調べてみることにした。

Turntablek5_20120806
 レール部分は上ガーター式。 ネジ1本で上から簡単に外せる。

Turntablek2_20120806
 動力部分はガーター部にたくみに組み込んである。

Turntablek3_20120806
 ギアの一部を欠き取ることで、インターバルをさせ、ストッパーもギアにかける。

Turntablek4_20120806
 もう1台購入。 1つ新しいタイプは機構が異なり、ストッパーはテーブルに。

ご丁寧に2台購入。
ありがたいのは、タイプが異なるものであったこと。
(どちらも最新のものとは違うようである)
ほんとうはこれから部品取りして・・・と思ったのだが、径が16cmほどあり、
小径(8cmにしたい)にも出来ない構造であることも判明。
分解して調べた結果、以下の教訓を得た。
 ・振動や回転時のブレが出ないようにするためには、ガーター部センターの
  軸を回すのではなく、センターは固定に徹するのが良い。
 ・上側にネジ1本の固定にすれば、通常のメンテ(回転部分の接点清掃)
  において、レイアウトをひっくり返さずに済む(破損のリスク減少)
 ・回転の力やストッパーは、外周部にある方がしっかりとロック出来る。
これらを参考にして、自分なりのやり方を考える。

Turntablek6_20120806
 ボール紙を切って確認し、真鍮板を丸く切って確認し・・

考えた結果、ガーターそのものを外周に出る円にし、大きくノッチを入れておき、
それを小径の円盤にアームを付けて短時間当てることで、回転させる方式を
考えた。
小径の円盤をゆっくり回すことで、インターバルをかける。
それが本当に可能か?を検討するため、まずはボール紙で円を作り、続いて
は、真鍮板を切り抜いて確認を行う。

Turntablek7_20120806
 1.5日かけて、このようなしくみになった。

なにしろこの猛暑である。
どうせ外出しないので、1.5日かけて、手持ちのギアヘッドモータを使いつつ
現物合わせでこのようなものが出来た。

Turntablek8_20120806
 ガーター部分と外周のノッチ部分はこのような感じ。

ターンテーブルは、直径8cmにした(ダックスサドルタンクが載る)。
外周部分には15度単位でノッチが入っている。
この角度は、TOMIXのターンテーブルを参考にした。
ガーター部分は円盤をカットして「それらしく見える」ようにしてある。

Turntablek9_20120806
 TOMIXのものを参考にしたもの。 センターはネジ1本で固定。

この部分は、エコーのカプラー台(3mm)を逆に使うことで、ガーターの円盤を
このネジ1本で固定することを可能にした。

Turntablek10_20120806
 ストッパー部分は、当然ガーター部の円盤を外側にある。

Turntablek11_20120806
 バネはまっすぐ押すようにした。

ストッパーは、計画時にはアーム型にしようと思っていた。
しかし、過去の経験(どちらかというとカメラの知識)やTOMIXのターン
テーブルの検証結果からすると、ストッパーはまっすぐに押す形にしないと
微妙のクセが出てしまい、回転方向で止まる位置が微妙に変化してしまう
ことが判ったので、この形式にした。
ストッパ部先端は鈍角かつ先端は丸くなっている。
これは、ノッチが外れて回転するときに、強い振動が発生させないためである。
確実にストップがかかり、振動が出ない形のものを作ることを工夫した。

Turntablek12_20120806
 動力部分は分離出来る。

Turntablek13_20120806
 秋葉原で300円で購入したギアヘッドモータを使用している。

動力部分は、整備の都合や「もっと良いものを思いついたとき」のために
分離可能になっている。
秋葉原で購入した廉価なギアヘッドモータを使用し、クラウンギアを入れて
動力部分の高さを押えている。

Turntablek14_20120806
 組み立てて作動確認をしているところ。

なんだかんだで、スムーズに動くまでは結構手間であった。
組んでみて不都合があればパーツを追加して強度や精度を上げて・・・の
連続であった。
この形でどうにか動作はスムーズである。
想定外であったのは、このギアヘッドモータは結構複雑なヘッド部である
割には減速比がそれほどでもなく、回転が結構速く、力もそれほど強く
ないのである。

要するに「インターバル(ガーター部が止まっている時間)が短い」ので
ある。

まあ、それでも使えないでもないのであるが・・・

ターンテーブル本体は良さそうである。
今レールを敷設しようとしている「祖師谷軽便鉄道の習作?」は手動式
であるので、それはそれで使えそうである。

動力部分については・・・そうだ!あれを使ってみようか?

などなど、かなり実用度は高くなったが、あともう1歩である。
路面電車用にトラバーサを作ったが、ターンテーブルも作ることが出来れば
理想に近づけそうだ。

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コメント

どなたかが書いておられましたが、ターンテーブルの土台は、金属が良いとか。一つ目は、木製でしたが、幾星霜の工作の甲斐あって、十分実用になっていたのですが、最近さっぱり、動きません。あ、テーブルでなくて、上に載った車輌です。どこかで集電不良を起こしているようです。トラブルシューティングも、次第に「たいぎ」になってきています。

投稿: 美男(備南鉄道) | 2012.08.07 22:13

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