阿里山シェイの工作計画(前途多難)
さて、いよいよ本格的にこの難物に取り組む。
すぐにかかれるほどやさしいものでもなく、本格的に制作する技術もない
ので、まずは計画を練る。
上段が構造を参考にするUnited合同のシェイ、下段が鉄模社のシェイ
動力装置、伝動装置はUnited合同のものを参考にする。
昔、パーツ取り用に購入したUnited合同のシェイのパーツがあるので
並べて構造を分析する。
台車はほとんど同じ構造。 それにしても動輪が大きい。
United合同のシェイは、しっかりとスケール?で8.0φである。
鉄模社のシェイは10.5φか?
まあ、そのようなことはどうでもいい。
参考にしているUnited合同のシェイは、初期タイプなのでクラウンギア
仕様である(その辺りの話もいずれ解説しよう)
鉄模社のシェイは作りのいいベベルギアを使っている。
こういうところが、ギヤードロコマニアを刺激する。
軸箱が伝動軸の軸受けも兼ねている。
当然のことながら、ベベルギアの中心線は動輪の軸と合っていなくては
いけない。
そのため、軸箱が兼用になっている。
オリジナルのキットでは、親切にも組立済になっている。
最大の難関!ジョイントはこのような構造である。
シェイの特徴であるこのジョイント、5.0φ外径と結構大きく、肉厚で
あることがこの画像で判る。
これに、角パイプを組み合わせてジョイントを作る。
United合同のシェイは、後台車が絶縁になっているので・・・
United合同シェイは、後位の台車がなんと!ギア側が絶縁になっている。
そのため、ジョイントも絶縁構造になっている。
この画像のものは、旧タイプ(やはりいつか説明せんといかんか)なので、
ジョイントの角棒がポリ製の角材になっている。
これが弱点で、この後構造が変わっている。
幸いなことに、鉄模社シェイはギアの反対側が全部絶縁になっており、
ジョイントを絶縁構造にする必要はない。
(カツミの阿里山シェイと同じに、集電シューを付ける)
United合同シェイのクランクはこういう風になっている。
このスチーブンスン弁のロッドが結構大変そうだ。
鉄模社シェイはウォームが無くなっているので、手持ちのギアで?
鉄模社シェイはクランクとシリンダは組み済になっている。
しかし、ここで問題がある。
ウォームギアが無いのである。
手持ちのモジュール0.3(得意のストックパーツ)で組みなおせばいいのだが、
そうするとクランクをバラさなくてはならない。
う~ん・・・・
また、スチーブンスン弁のロッドは新規作成になる。
と、一応なんとなくやるべきことが見えてきたか?
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