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2012.10.04

タツタ工業のクモハ12040(1)

もうすっかり秋である(遠い目)
秋といえば、祭りである。
もうすぐ、あの「軽便祭り」である(ち~ん)。

さて、それとは関係ない話題(いいのか?)

吊掛モータが実用化を完了し、搭載する車両を増やそう・・・と考えると、そういえば、
カツミのモハ30を大昔に購入したことを思い出した(凄く遠い目)
このモハ30は、台車が揺れ枕式になっており、まさに「吊掛モータ向き」であり
この機会を逃してはならない!と思った。
(注:なんていいつつ、逃しまくりです(ご~ん))

それはいいのである。
モハ30を発掘して「モハ・サハ・モハの3両編成だ!」と燃えて発掘すると・・・・
は?・・・・(絶句)
あれ?モハが2両しかない。

・・・・・・お金が無かったのか・・・・・・(どご~ん)

これはいかん!(何が?)
こうなったら、モハ30系をなんとしても1両足そう!(なぜ?)
などと言っていたら・・・

Tatsukumoha1_20121004
 う~ん、ネコ跨ぎしていた・・・・「タツタ工業の17m国電」・・

なんでこういうものを見つけてしまうんだろう・・・
(いや、もう2週間前から知ってます)
かつて、「コイツはいかん!」と思っていた、タツタ工業のエッチング多用の
17m国電シリーズの、モハ30系改造の電車である。
プロトタイプは、たった1両(しゃれかい!)しかない、30系から改造のクモハ12
である040号機である。

しかし・・・・

Tatsukumoha2_20121004
 もちろん一筋縄ではいかない・・・ 30年の時を経て・・・

状態を確認。
窓、ドアの輪郭は??、折り曲げの断面はおかしい、屋根のカーブ変・・・

さあ!腕の見せ所である!!(あるのか?)

Tatsukumoha3_20121004
 まず、分厚い真鍮板で作られた端鏨で挟んで折り目を修正

Tatsukumoha4_20121004
 折り目を修正した後で、木材で丹念に歪みを修正

Tatsukumoha5_20121004
 最後はヤスリ、キサゲブラシ、ワイヤーブラシで磨く。

まあ、おおよそこんな工程を経て、さらにヤスリで窓とドアの輪郭をおおよそ
修正する。
削りすぎると無くなってしまう(あうあう)ので、適度なところを判断するのが
コツである。

Tatsukumoha7_20121004
 最終的に図面と合わせていくと・・・・

おおよその修正が終わり「これで箱組みできるか」というところまで来た。
確認すると、屋根の板が短く(2mmくらい)車体幅が34mmにしかならない。
また、車体が2.5mm長い。
妻板が車体の中に納まらないので、前に貼るとさらに+0.8mmである。

まあ、うまいことやろう。
鉄模社のクハ16、それに発掘したカツミのモハ30x2両・・・・
吊掛モータのおかげで、電車増殖中の予感。

そして・・・軽便祭り(だんじり祭り)まで、あと4晩寝るとだ!!!

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コメント

こんばんは。
うわぁ(@@;、たつたの旧国Ehキットは初めて見ました。しかも説明書の写真を眺めると、いろいろとラインナップが揃っていたのですね。
それにしてもこれは・・・かなり手強そうです(^^;。

投稿: みのる | 2012.10.05 22:44

みのるさん、こんにちは
タツタ工業の17m電車のキット、確かに種類はいっぱいあったのですが・・・ほとんど寸法が合ってないし、抜きは悪いし・・・で、完成に至ったものがあるのか?という製品ではあります(う~ん)

投稿: ム | 2012.10.09 06:49

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