羽後交通デハ3(車輪径9.5φ)
小径車輪8.5φに続いて、9.5φの車輪(ギアは28枚)の車両である。
さて、9.5φの車輪の車両?と考えた結果(というか成り行き)、羽後交通デハ3
を使うことにした。
この車両、キットでは10.5φの車輪のパワトラを使っている。
それを、9.5φの吊掛モータ仕様にしようという訳である。
床板を作り直して、吊掛モータを搭載する
パワトラ(軸距35mmの特殊仕様)を外して、単純に吊掛モータに・・・と思ったり
したが、結局それでは全然だめであった。
・軸穴を1.8φのドリルで掘り下げる
・台車の幅を+1.0mmに広げる
結局、床板は作り直しとなった。
その他にも、K&D(No.27)を取り付けるために、端梁(ロスト)もカットしている。
床板は完全フラットになった
床板を作り直したおかげで、集電ブラシは単純な構造で済んだ。
ところで、肝心の吊掛モータであるが、いさみや純正仕様のままで28枚の
ギアを入れたのだが、通電して動かすのは問題ないのであるが、車輪側を回す
(つまりはレールに載せて動かす)と、ときどき引っかかるのである。
これは、ギアの噛み合わせのギャップが若干広いときに起こる。
この点については、改良が必要である。
パワトラを止めたことにより、オリジナルの床板と室内?は不要
実走行テストの実施
さて、実走行テストである。
ちなみに、自重(床上に+41gのフレキシブル?ウェイトを載せている)は
130gである。
空車 : 4V/0.05A
+1両(400g) : 8V/0.1A
+2両(800g) : 14Vかけでも走り出せない
牽引力は、まあ元々期待していないからいいとして、スローでも安定して走行して
性能的には満足な結果であった。
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