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2012年9月16日 - 2012年9月22日

2012.09.17

量産型の吊掛モータ(ギア比9:40)

続いては、新型電機用の動輪のギア比でのテストを行う。

Turikake7_20120917
 協育歯車の40枚(モジュール0.3)をスライスしたものを使う

今のところは、製品では30枚のギアのみが提供される。
機関車用のギアについては、私が協育歯車のモジュール0.3をスライス
したものを使用する。
軸受は、標準添付の6角パイプに、t0.8を2枚間に挟んで接着すればよい。

Turikake8_20120917
 台車への組み込みは同じである。

Turikake9_20120917
 床板はフラットだが、機関車用としてウェイトを追加搭載する。

床板がフラットであること、配線の手際などは、クモハ157系と同じである。
今回は機関車としての性能計測をするため+90gの補充を行っている。
このED100(懐かしい!)の重量は、332gである。
吊掛モータは、粘着がいい(空転しない)ので、むやみに補重する必要はない。

Turikake10_20120917
 牽引力測定(通称”いじめ”)を行う。

牽引力テストの結果は以下の通り。
 ・空車     : 4V/0.1A 10分連続走行でモータ微小な熱
 ・1両(400g) : 5V/0.15A  10分連続走行でモータ微小な熱 
 ・2両(800g) : 平坦部 5V/0.2A
           勾配(上り) 7V/0.2A
           勾配(下り) 4.5V/0.2A  
     10分連続走行でモータ微小な熱
 ・3両(1200g) : 9V/0.4A 
          勾配途中での引出し 13V/0.6A 
 ・4両(1600g) : 10V/0.4A  
 ・5両(2000g) : 12V/0.4A  
 ・6両(2400g) : 13V/0.6A  
 ・7両(2800g) : 勾配途中で動けなくなる
2両(800g)牽引時以外は、計測のための短時間走行(エンドレス1周)で
ある。
このモータの定格は、9V(無負荷時)であることを忘れてはいけない。

計測結果は、テスト車を組んだ私も驚くほどの牽引力であった。
2%勾配(一部3%)のあるレイアウトを、332gの小型機関車が、700gクラスの
大型機関車並みの性能を出すのである(短時間ではあるが)
大したものである。

9:30の仕様、9:40の仕様を試した結果、以下のような教訓を得た。
 ・1台車2モータ(並列)は、0.1Aの消費電力になる。
  =>車両数や台車数を決めるときの目安
 ・4個モータ(2台車_並列)の場合、車重は250g~350gが良い。
 ・通常走行電圧は4V~7V(勾配時)

吊掛モータでは、低電圧で走行をさせる。
そのため、洋白レールで距離の長いエンドレスのレイアウトを走行させる
ためには、集電性能向上を考えないといけないことが判った。

まあ、これから続けてこのモータ搭載の車両を作っていくので、あれこれ
考えてみよう。

注意!
 このブログに掲載している内容は、筆者の個人的経験である。
 ここを参照してなにかを行ったにしても、その結果を保障するものでもなく、
 筆者は一切の責任を負わない。
 「自己責任」という言葉を良く理解して、大人の礼儀をわきまえること!
 また、内容についての問い合わせにも対応しない。

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量産型の吊掛モータ(ギア比9:30)

ようやく、量産品が販売になる。
その製品のバラ状態(現在販売のため組立中とのことなので)を入手し、
本格的に性能テストを行うことにした。

Turikake1_20120917
 製品はこのパーツ構成+α

モータ(モジュール0.3で9枚のギア打ち込み済)に、6角パイプ(軸受)
30枚ギア打ち込み済(日光の車軸)、1.4φネジ(長さ1.4mm)、
モータ固定用のラグ、細い電線(この画像には写っていない)が
セットになっている。
私の場合は自分で6角棒を接着しているが、製品版は軸は固定済に
なるとのことであった。

Turikake2_20120917
 モータの取り付け方法(上から)

Turikake3_20120917
 モータの取り付け方法(横から)

モータの取り付けは、ラグ板を画像のように曲げて、枕梁につけた
真鍮線(0.4φくらいで十分)に軽く通しておくだけで大丈夫である。

Turikake5_20120917
 配線の例(あくまで私のやり方)

配線は別にどうということもないが、1両に載せるモータが多く、回転方向を
合わせる手間もあるので、エンドウの集電シューセットのプリント板を使って
上に配線を出して止めている。
まあ、この辺りは人それぞれだろう。

Turikake6_20120917
 恒例の牽引力測定(通称”いじめ”)

動力装置である以上、性能計測を行う。
カワイ157系に、以下のように吊掛モータが搭載されている。
 クモハ157(2) : 2個搭載 自重222g(当初) =>254g(補重)
 クモハ157(4) : 4個搭載 自重227g(当初) =>259g(補重)
補重を行ったのは、当初の状態で走行テストを行ったところ、牽引力が
今一つ(過去のテスト経験と比較して)だったからである。

計測してみると、以下のような結果になった。
 クモハ157(2) : 2両(800g) 12V/0.2A
 クモハ157(4) : 2両(800g) 9V/0.2A
            3両(1200g) 9V/0.3A
この結果は面白い。
モータが多い方が電圧が低くて済むのである。
仕事量(牽引するもの)が同じであれば、モータが多い方が効率が良い
のである。
これは、この吊掛モータを使って編成ものを組むときの参考になる。

Turikake4_20120917
 フル編成(って、4両しかない)での連続走行

クモハ157はモータを4個と2個搭載で、フル編成(4両しかない(涙))で連続
走行を行った。
 ・平坦地 :         4.5V/0.2A
 ・勾配(2%、一部3%?) :  7V/0.3A
という感じである。

注意!
 このブログに掲載している内容は、筆者の個人的経験である。
 ここを参照してなにかを行ったにしても、その結果を保障するものでもなく、
 筆者は一切の責任を負わない。
 「自己責任」という言葉を良く理解して、大人の礼儀をわきまえること!
 また、内容についての問い合わせにも対応しない。

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