カツミN電の吊掛モータ化(1)
実は、去年のうちにに今年の取り組みは決めてあった。
それは「架線とポール」である。
このテーマは、実は私は架線集電に取り組み始めたときからやっていたこと
なのだが、当時('95年くらいか?)はどうしてもうまく行かないところがあって、
とりあえずは諦めたのだ。
しかし、そのときに「いずれリベンジします」と誓ったのである。
私も年齢的に、そろそろ開始しないといけないのである。
そうなると、そのための車両が必要である。
もっとも、ウチの都電400と4100はいずれも「すぐにポール対応可能」なので、
それでも良いのであるが、せっかくなので、長年の憧れの車両をポールの
題材とすることにした。
そうなると、動力装置を更新しないといけないのであるが。
カツミのN電の吊掛モータ化を開始する
私の憧れの車両、それはN電である。
あのクラシックで小さなボディで、ポール集電して走る姿は、車両としても
レイアウトとしても取り組んでみたいテーマであった。
それについに取り組む。
幸運なのか? 単に浪費家なのか?
何時の間にか、カツミのN電が3両揃った。
これを吊掛モータ化して、最終的には架線集電&DCCサウンドにして、
レイアウトも!という作戦である。
吊掛モータ化は、前作の羽後デハ3と同じ
床板をt0.6の真鍮板で作成する。
これに台車を取り付け、台車側の集電シュー側の絶縁強化を行う(クリアランス
がギリギリなので)という以外は、前作の羽後交通デハ3と同じである。
補重して、重量が123gというのが面白い
トラクションモータ仕様では98gであったものを、130g程度(吊掛モータの
単車ではこの重さくらいがベスト)するために、補重を行った結果、123gに
なった。
数字がぞろ目なのが面白い。
左がオリジナル、右が吊掛モータ仕様
床板がt1.2=>t0.6、車輪が10.5φ=>9.5φとなり、車高も-1.1mmに
なった結果、ぐっと腰が低くなった。
また、下回りがすっきりしたのがお判り頂けるであろうか?
さて、残りあと2両も改装しないと。
今年のテーマに一歩ずつ近づこう!
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