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2013年2月

2013.02.24

新型吊掛モータ(の試作品)

先週と今週は、鉄道模型以外の趣味のちょっとしたまとめをやっていた。

そうだったのであるが、こういうものを「試してみる?」と受け取った。

Sun4_20130224
 新型の吊掛モータの試作部品

今までのものとは違うタイプの吊掛モータのパーツである。
エッチングパーツで折り曲げて使う。

この形式、実は面白い特徴を持っている。
複数のギア比に対応しているのである。

Sun5_20130224
 9:24(8.5φの車輪用)ギアはギリギリで届かない

Sun6_20130224
 9:28(9.5φ車輪用) 余裕で使える

Sun7_20130224
 9:30(10.5φ車輪用) もちろん大丈夫

大径のギアの丁度いいのがないので試していないが、感覚的には34枚くらい
まで余裕のようである。
このように、1種類の金具?であらゆるギア比に対応出来るのである。
これは素晴らしい。

Sun8_20130224
 端子側は接着。 組むとこんな感じになる。

さて、どのギア比で?と考えた結果、結局無難に9:30で組んだ。

組立てはもちろん簡単である。
まず、ピニオン側でギアの位置を合わせてネジ止めする。
そして、端子側は接着する。

ところで、この組立では端子を従来のパーツで延長しているが、製品版は
専用のもっとカッコイイ専用のパーツになるそうだ。

Sun9_20130224
 ほんとうはロンビックの車両にしたかったが・・・

実は3週間前くらいから「ロンビックイコライザの実用車両」を作ろうとして
いる。
しかし、どんな形にするか?で迷っているのだ。
この新型吊掛モータでやりたいのだが、残念なことにロンビックイコライザの
設計がまだなので、仕方なく従来の吊掛モータのテスト車両(単車)を
再改造(といっても、今の仕様に合わせただけ)してテストすることにした。
重量はちょっと重くなって174gである。

ということで、今日はここまで。
明日にでも連続運転のテストをしてみよう。

ところで、市販価格は今までのものよりは少し高くなるようである。

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CAWのパパ南部、エキストラクターが折れる

別にどうということもない?ネタである。

 

Sun3_20130224
 唐突にエキストラクターの爪が折れる

 

さして頻繁にでもないが、パパ南部で排莢(ダミーカートなので、弾丸が出るが)
していると、なにか細かいパーツがポロっと出てきた。

 

ん?

 

あれ?エキストラクターの爪ではないか!

 

最近のモデルガンは、こういう部分(結構力やら衝撃がかかる)もダイキャストで
作るのか・・・・

 

昔のモデルガンであれば、板材でプレスで作るよなぁ・・・
マルシンのベビー南部もこの部分は鉄板プレスなのに。

 

21世紀ともなると、こういう作り方なのか? とちょっと悲しくなった。

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2013.02.20

松屋カメラ市とAarau SWITARと

今日は松屋のカメラ市であった。
銀塩がかなり衰退しつつある現状で、このイベントがいつまで続くか?心配
なので、今日は午後休んで行ってみた。

で、B級品のLEONON50F2を購入して帰宅。

昼間なので、ちょっと前に入手したAarau SWITAR50F1.8とともに
試写を行った。

Wed10_20130220
 LEONON50F2 ヘリコイドが・・・う~ん・・・

今回のカメラ市で入手したLEONON50F2。
なにかヘリコイドが渋いというか?スムーズでないというか・・・と思ったら
なんと!ピントリングを1/4も回すとフルに繰り出してしまう。
う~ん、凄いコストダウン・・・

Wed11_20130220
 LeicaM9 + LEONON50F2 絞り解放

ピントリングのスムーズさはともかくとして、レンズとしての写りはまあまあ
かと思う。

続いては、以前手放してから思いっきり後悔した(しくしく)、AarauのSWITAR
である。
大抵の人はご存じだと思うが、このレンズはあのMacro SWITARの初期の
タイプのレンズである。

Wed7_20130220
 専用のフード(は元々持っていた)を使って撮影。

Wed8_20130220
 LeicaM9 + Aarau SWITAR50F1.8 絞り解放

M9でフルサイズで撮影すると、ここまで(1m)の寄りである。
う~ん・・・・もっと近くまで寄りたい!!

Wed9_20130220
 NEX-7 + Aarau SWITAR50F1.8 絞り解放

う~ん、これはいいレンズだなぁ。
以前、「あんまりキリっと写らない」と感じて手放したものの、「それは
勘違いだったような気がする」と後悔していたのだ。
人間を写すならM9でもバストショットは行けると思われるし、チョコ君撮影は
NEX-7でバッチリではないか・・・と思うと、ようやく長年?の後悔から
立ち直れたような気がする。

追伸

Wed12_20130220
 ウチのCASCAIIであることが。 クラシックカメラはいきもの?

帰宅してから、ちょっと面白いことがあった。
今回のカメラ市では、早田カメラさんに標準レンズがQuinon50F2の
交換レンズフルセットのCASCAII型を見て感動したのはともかく、
レモン社にやはりII型のオリジナル皮ケース付があったので「ウチに
あるものを修理するより、こっちを買うかなぁ(にやり)」とか思った
ものの、それもなんだかなぁ、と思って買わずに帰宅。
さて、帰宅して、自分のCASCAII型を操作していると・・・
「あれ?距離計が作動しないぞ?」
う~ん、こりゃ浮気?のせい?と思っていると、今まではぜんぜんその
気配がなかった前面の皮がペロンと剥がれた(う~ん)
クラシックカメラは生きているんだなぁ(遠い目)と思う出来事であった。
ちなみに、距離計もなぜか自然復活(今もちょっと誤差あるものの)

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2013.02.16

CAWのパパ南部

久々の「日本軍の拳銃」ねたである。
私は兵器マニアではないが、「拳銃はその設計・生産した国の性格
が出る」と思っている。
そのため、地味に調べものをしている。

 

まさか!と誰もが思ったと思うが、CAWからパパ南部が製品になった。
それが先日届いたのである。

 

Sat3_20130216_2
 CAWの箱はいつも地味だな・・と思いつつ

 

非可動モデルは持っていたのだが、やはり「可動モデル」は素晴らしい。
初ロットであるためか、ちょっと引き金を引くと気持ち重く感じるが
いずれ当りがついてスムースに動くようになるだろう。

 

Sat5_20130216_2
 「Japanese Military Cartridge Handguns 1893-1945」と

 

可動モデルがあると、資料に書かれているものがどういう意味なのか?が
はっきりして楽しい。

 

Sat6_20130216_2
 南部自動拳銃は14年式とはフィールドストリッピングの方法が・・

 

説明書に従ってフィールドストリッピングを行う。
しかし、14年式と同じ説明の「マガジンラッチを押し込んでトリガーガードを
下げる」は出来ないことが判明。
で、文献を調べると、この部分の構造は南部自動拳銃と14年式では
違っている。
14年式はマガジンラッチとして1個の部品であるが、南部自動拳銃は
マガジンラッチはボタンとボディに分かれており、ボタンを外してボディを
抜かないとトリガーガードは下げられない。
この構造では、野外でやるときっと部品を無くすかこわすかするであろう。

 

分解方法は、説明書にある通りであるが、なかなかバネのボタンの穴に
はまっている部分が抜けているのかどうかが??であり、ボタン自体も
180度回しても「これって外れるのか」という感覚であった。

 

ちなみに、この構造は文献によると「実物通り」である。
さすがはCAWさんだ。

 

Sat4_20130216_2
 分解してみると「部品は少ないが作りにくそう」という実感

 

それにしても、日本軍の自動拳銃は・・・部品が少ない。
そして「なんとも作りにくそうな構造」である。
こういうことは、自分でいじってみると満足がいく。

 

Sat7_20130216_2
 トリガーを板バネで押すやり方は・・ボーチャートを参考?

 

ず~っと疑問に思っていたのだが、トリガーを板バネで押す構造は、
どの銃を参考にしたのか?
P-08もモーゼルミリタリーも違うのである。
で、ふとボーチャートを見ると、なんとそっくりである。
なるほど、こういうものを参考にしたのか、と思うと面白い。

 

Sat8_20130216_2
 3丁の南部自動拳銃

 

豪華に3丁になり、パパ南部とベビー南部と揃ったので、他のモデルガンと
ともにあれこれと比較したり、資料を調べたりするのは面白い。

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2013.02.11

16番運転スペースの改修(2)

カーブ変更とそれに併せて台枠の変更も済ませたので、次は「高架化」で
ある。

フラットトップの台枠の上に直接レールを敷くと、ベニア板に振動が伝わって
盛大に音が出る。
それは、KATOの組みレールを使っても同様である。

それを防ぐ方法はないか?

ふと思いついたのが、「そういえば、レイアウト上にある鉄橋を渡るときは
音が静かになる」ことである。
レール下ががらんどうになっていることで、振動するものがないので
音が静かになる。
では、これを高架にして台枠とは直接固定せず、脚部分の接点も出来る
だけ少なくし、かつ、隣の高架とも出来るだけ疎な結合にすれば、同じ
交換が出るのではないか?

ということで、3連休に試してみることにした。
音の問題だけでなく、下を路面電車や軽便を通すことも出来るので
いずれはやらないといけないと思っていた。

Mon1_20130211
 ベニア板をカットして高架を作る

なにしろ数作らないといけないし、脚の部分を細くしたいので、ベニア板
を使うことにする。
本当は脚はレール2本で2脚にしたかったのだが、外側に倒れてしまう
ので3本になった。

Mon3_20130211
 脚の結合はクリップでちょこっと止めるだけ

高架同士は、クリップで軽く固定しているだけである。
脚もベニア板だけで台枠との接点は最少である。
直線部分のものの脚に、小さい角材を両面テープで固定し、その部分だけ
で台枠と固定にしている。
これだけでも、結構ガッチリと動かなくなる。

Mon2_20130211
 組み合わせていくと、こういう風になる

Mon4_20130211
 台枠との固定部分、ここから振動が台枠に伝わってしまう

数が多いので、ベニア板をカットするのに半日、組み立てるのに半日。
出来てみると、案外すんなりとエンドレスが組みあがった。
最小限の強度になっているので、クリップで止めて組んでいくと案外いい
感じにエンドレスになった。

さっそく走行試験をすると、確かに音が静かになった。
それだけでも満足なのだが、やはり台枠との固定部分から振動が伝わり、
その部分からボコボコボコ・・と音がする。
なるほど、それはそうだ・・・と思いつつ、まだまだ改良点があることが判った。

Mon5_20130211
 高架化の完成祝いをカツサンドとビールで!

高架になることで、音が静かになるとともに、走行している姿が良く見える
ようになった。
3連休の作業結果を祝って、カツサンドとビールである。

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2013.02.09

16番運転スペースの改修(1)

さて、昨年末に「きゃりーぱきゅぱみゅを紅白で見ながら運転する」という
壮大な計画として作成された元自室用レイアウト。

走行させていると、R430は走行出来る車両が限られてしまうので、使用頻度
が低くなる。
それに、名鉄と小田急の擦れ違いとか、NSEとSEの擦れ違いが出来ない
などの問題も発生!

Sat4_20130209
 R550とR490の小判型に変更!

今日から3連休である。
車両の吊掛モータ化などの作業をとりあえず止めて、家にある材料で
R550とR490のレイアウトに変更してみた。
R550を外周にすると、+120mmになるので、直線を1本減らして(-250mm)
ある。
手前の台枠は、600x900と700x350+200mm幅を入れてある。

結果、ようやくロマンスカーの擦れ違いが出来るようになった。
これなら、蒸気機関車の編成の擦れ違いも、157系お召と新1号編成の
擦れ違いも出来る(ん?)

満足度高し。
ちょっと運転してみて、台枠の寸法も調整してみよう。

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2013.02.04

中村精密のNSEの吊掛モータ化

もうそろそろ動力変更ネタも無くなるだろう・・・と思っていた。
しかし、避けて通れない車両があった。

Odakyunse1_20130204
 中村精密の3100系(NSE) R490では完全に妻がくっ付いてしまう

Odakyunse2_20130204
 R550でもギリギリの隙間

DCCサウンド化したい! そう、中村精密の小田急3100系(NSE)である。
年末にR490とR430のエンドレスを敷設して確認した結果、R490でもダメだった
のである。

改めて確認してみると、R550でも??であった。
まあ、ここまで来れば「根本的に直せばいいのだ」と居直れる。

Odakyunse3_20130204
 さっそく吊掛モータ化をする(9号車を改造)

Odakyunse4_20130204
 吊掛モータは上に出っ張らないので、足回りはそのままで対応可能

吊掛モータを台車に入れること自体は今までと変わらない。
中村精密の足回りは、車体にボルスターが付いているうえに、床板は別に
なっていて、全体的に低いところがミキのSE(3000系)とは違う。
こういうときに、吊掛モータであればボルスターがそのままで行けるので
楽なのだが、配線を別構造の床板にするのが面倒である。
また、床板があまりに低いので、補重はブロックのウェイトを載せることに
なった(結果、153g=>278g)

Odakyunse5_20130204
 車体のみのボルスターを長くしてR490対応

中村精密のNSEは、ボギー車=車体のみでボルスター=ボギー車という
構造になっている。
要するに「とっても長いドローバー」なのである。
ということで、短縮編成で2号車と10号車の「車体のみ」のものボルスター
を長いものに変更する。

Odakyunse6_20130204
 R490を走行テスト!

結果、あっさりと走行するようになったが、ときどきショートする。

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 カーブで車輪が触ってしまうので、ボルスターに絶縁処理をする

床板が低く、ボルスターも低いので、車輪が触ってしまうことが判明。
ボルスターを絶縁処理をして対処。

Odakyunse8_20130204
 続いては「本線走行テスト」 2%勾配を6両編成で登る

平坦線は大丈夫なので、続いては6両編成(4号車・片ボギーを追加)に
よる勾配線のテスト。
 動力車のみ : 5V/0.1A
 編成 : 9V/0.3A(勾配で0.4A)
 勾配途中からの牽き出し : 10V/0.5A
これで、フル編成(11両)のときには、もう1ユニット入れれば大丈夫である
ことが判った。

しかし、問題が発覚!
ごく稀にショートするのだ!!
苦労して原因を調査すると・・・・

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 絶縁側の車輪がフログに落ちるとき・・

Odakyunse10_20130204
 ボルスター止めネジの頭にモータが当たって微妙にレールに

苦労して確認した結果
 ・カーブポイントに
 ・フログ側が絶縁車輪のときに、そちらがフログに落ちて
 ・吊掛モータがボルスターの止めネジに当たり
 ・モータの底がレールを擦る
ということが判った。
う~ん、なんという微妙な話!
しかも、モータは走行前方向のものだけが当たるのである。

Odakyunse11_20130204
 ボルスターのネジを交換し、モータ底を絶縁

たまにしか発生しない現象なので、ボルスターのネジの当るものを
頭の小さいネジに交換、モータ取付を若干上にあげた。
そして、底の部分をビニールテープで絶縁。

これでたぶん大丈夫だろう。

なにかこう、スッキリした気分。

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さようなら ローバーミニ(涙)

ウチには、実用車(トヨタの劇古デュエット)とローバーミニがあった。
しかし、月にせいぜい100km乗るか乗らないかの状態で、駐車場代もムダ
でもあるし、まずは1月に車検が切れるデュエットを売却した。

で、ミニ1台で・・と行きたいのだが、これから介護はますます大変になる
だろうし、親族にも色々なことが起こるだろう・・しかも、たまに人を乗せる
ときにミニはどうなんだ?という大きな疑問。

さらに、ミニはメカはいいのだが、外装が痛んでいて、改修すると100万円
くらいかかりそう(遠い目)

そのような訳で、「50歳代の10年は実用車にしよう」ということになった。

Mini1_20130204
 さようなら!ローバーミニ!!

お別れの当日、日曜日にローバーミニを掃除して記念撮影。
ボンネットの塗装は傷んでカラープライマーが見えているけどしっかり
した外観である。

Mini2_20130204
 ちょっとした問題だけで、大きなトラブルはなかったエンジン

水ポンプからダダ漏りしたり、インジェクションのパイプが腐ってエンジンの
回転が落ちなくなったりという、マイナートラブルだけで、快調だったエンジン。
スペックは大したことないのに、本当に良く回るエンジンだ。

Mini3_20130204
 ラックブーツも交換なしでここまで来た。

多摩川自動車さんで調整してもらってから、足回りは調子が良く
ほんとうに運転するのが楽しかった。

思い出をありがとう!ローバーミニ!

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