« 2013年2月 | トップページ | 2013年4月 »

2013年3月

2013.03.26

11.5φの車輪用の吊掛モータ(2)

Tue8_20130326
 念のため、念には念を・・の絶縁をする。

実際には、絶縁側の車輪の方には、厚めの絶縁ワッシャが入るので
ショートの可能性はないのだが、動く部分でもあることだし、DCC化してから
ショートすると面倒だったりするので、念のため車輪が触りそうなところを
薄いプラ板で絶縁処理をする。

こういう「後でやると面倒なところ」は、先に手を打っておくというのは、
DCCサウンド化の経験から来るものである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.03.25

11.5φの車輪用の吊掛モータ(1)

いよいよ9:36のギアの組み合わせを生かす。

Mon1_20130325
 左:10.5φ(9:30) 右:11.5φ(9:36)

この新しい軸受けは、27枚~34枚(モジュール0.3)で使えるように
なっている。
今回使用するギアは36枚なので、少し径が大きい。
ただ取りつけるだけなら、そのまま取付が可能であるが、それでは固くて
動かないので、0.5mmほどネジと軸受け部分の切欠きをヤスってやるだけで
モータの取り付けはokである。

こうして比べてみると、2割ギアが多いとかなり大きく感じる。

Mon2_20130325
 この新タイプの吊掛モータの新しい部分。 端子が近代的。

このタイプになって、端子を車輪の径の外に持っていく金具が便利になった。
このようにモータの端子に入れてハンダを流し、パチンと切ってヤスれば完了。
これははっきり言って便利だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.03.19

CAWのパパ南部、エキストラクターに続いてシアバー折れる

Tue6_20130319
 シアバー後端のストライカーの突起が当たる部分が・・

 

先にエキストラクター先端のキャッ今日に当る部分が折れた。
交換パーツの問い合わせをして1週間以上経過・・・・返事なし。

 

きっと、対策パーツを・・・・(信じて待つのみ)

 

そんなときに、ある方のHPで「シアバーの後端が割れます」との情報を
見て、確認する・・・・・(ご~ん)

 

ああ、やはり割れている。

 

たぶんまた回答なしの可能性は高いが、とりあえず交換パーツの
問い合わせをしてみるか(遠い目)

 

それにしても・・・・鉄道模型もこういうところ(結局所有者がひたすら負担)
があるが、モデルガンは、昔っからその上を行くのだなぁ、もう21世紀
なんだけど。

 

さて、気を取り直して・・・

 

Tue7_20130319
 パパ南部と14年式の同じ個所を比較してみる

 

そういえば・・・と気が付いて14年式と比較してみる。
ストライカーの突起が当たる場所が変わっており、14年式では面積のある
ガッチリとしたものになっている。
そうか!きっと実物(南部自動拳銃)でもこの部分は弱点だったのだ!

 

なるほど、CAWさんは実物通りに作って「南部自動拳銃の難点」を
教えてくれたのか・・・・・ああ、ありがたい(感謝の気持ちは大事だな)

| | トラックバック (0)

2013.03.18

ギア比 9:36

Mon7_20130318
 日光の11.5φの車輪と協育歯車のモジュール0.3の36枚

新しい軸受部がもうすぐ出るので、11.5φの車輪用にもっと大きなギアが
使えないか?と探してみた。

36枚、いけそうである。

実際は34枚程度が良さそうな気がしている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.03.17

複線・リバース線用のパワーパック(2)

複線レイアウトでのテスト(というほど?)も終わり、続いてはリバース線の
ある「祖師谷軽便風レイアウト」の運転テストである。

Layout_20130317
 運転テスト実施。 結論は・・・・

仕舞ってあったレイアウトを持ってきて、運転テストを行った。
結果としては・・・・
パワーパックは別に普通なのだが、祖師谷軽便風レイアウトは、配線が
 ・駅に向かう線路
 ・勾配のある長いエンドレス
 ・リバース線
の3種類があり、各々に行っている配線の切り替えを短い線路を走り抜ける
前にバチンとやらなくてはいけないうえに、線路の組み合わせによってスイッチ
を逆転にしたり、正にしたり・・・・と結構大変である。
で、油断して間違えるとショートしてブレーカーがバチン!と飛ぶ(お~!)

なるほど・・・・
これでは、ポイントの集中する側を山の中に隠したら、とても私には運転出来ない
ことが判明(遠い目)

ということで、このレイアウトプランは、私にはムリということが判った。
まあ、きちんと確認出来たことは有意義であった。

注:「私には向かない」というのは、あくまで私の感想である。
  決して、このレイアウトプランが悪いということではない。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2013.03.16

一眼レフのファインダー

写真とカメラのHPを更新している。
それでふと思ったこと。

銀塩のカメラの主流となったプリズム式ファインダーの一眼レフであるが、
そもそもはどんな感じに見えていたのだろうか?
それが判ると、なにかしみじみと出来るのではないか?

で、それを確認したりする。
(模型作れよ!、という意見はともかくとして・・)

Finder6_20130316
 プリズム式一眼レフのトップはZEISSのContaxS(画像はD)

ContaxSは1948年にドレスデンのツァイス・イコンから発表になった。
発売は1949年~51年である。
私が所有しているものはそれの後継タイプのDである(1952年)。

なんだ、初期のものではないか!と言われそうだが、SとDの違いは
基本的にはシンクロソケットなので、ファインダー像はさして違わない。

さて、それはどんな風かというと・・

Finder7_20130316
 なんともしっかりしている。 さすがはZEISS。

ファインダー像の外枠に白い枠が入っている。
なんともきっちりしている。
画像も良く見える。
さすがはZEISSである。
もっとも、このシリーズはクイックリターンミラーではない(と、専門用語)ので
巻き上げないとファインダーは真っ暗である。
(ハッセズブラッドと同じ)

では、その次はなんと!イタリアのレクタフレックスである(1949年)

Finder1_20130316
 名誉ある二番手はイタリア! レクタフレックス!!

驚くことに発表は1947年! 生産開始は1948年。
考えてみると、あのドイツのシュタインハイルのCASCAも1948年~で
あるから、WWIIの敗戦国であるドイツとイタリアは、その復興のために
ともかく輸出できるものを作りたかったのだろうと、ふと遠い目になったり
する。

それはともかくとして、レクタフレックスはそのカメラのデザインの良さ
だけでもいい仕事をしているとうっとり出来るのだが、私は実は
「レリーズ時のファインダー像の変化」に、メルヘンのような、夢幻の
ようなものを感じるのを楽しんだりしている。

では、そのファインダー像をブログで堪能して頂こう!
(というほどのこと?=>自分)

Finder2_20130316
 レリーズ前

Finder3_20130316
 レリーズ開始。 ミラーはレリーズの押す量に比例する。

Finder4_20130316
 ミラーが1/2くらい上がると、なんともおぼろげ。

Finder5_20130316
 これはNEX-7で撮影した画像。 実際は地平線に像が消えていくように・・

レクタフレックスのミラーは、レリーズの押し下げる力で動く。
ということは、途中で止めると復元する(笑)
写真撮影をする人は判ると思うが、レリーズをガチンと切ると手ブレする。
なので、ゆっくりと押し下げることになるのだが、レクタフレックスでは
この「実像が少しずつ夢朧のようになって最後は地平線の先に消えて行く」
ように見えるという、幻想が味わえるのだ。
(ちなみに、このレクタフレックスのレンズは鏡胴内にソンベルチオ50F3.5を
入れてある(なので、余計に朧になる))

クラシックカメラは、こういう楽しみ方が出来て楽しい。
昔の人は、このファインダーを覗いて、そして撮影していたのだ。

ちなみに、3番目はアルパのプリズマレフレックス(1949年)である。
これがまたいいのだが、私は所有していない(涙)ので、画像を撮影する
ことが出来ないので残念だ。

参考文献:
 クラシックカメラ専科 No.43 Viva!イタリア 朝日ソノラマ発行
 コンタックスのすべて ハンス・ユルゲン・クッツ著 朝日ソノラマ発行

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.03.10

ボーチャートとルガーと南部自動拳銃の関係

私は戦記マニアでも銃砲マニアでもない(はず)。
しかし、機械というか、からくりというものに興味があるので、変わったもの
があるとうっかり購入して調べてしまったりする。

たとえば

Borchardt9_20130310

Borchardt10_20130310

なるほど、こうやって分解(フィールドストリッピング)して部品構成を
比較すると、ボーチャート=>P-08と改良されたたものだと理解できる。
(注:ルガーさんはボーチャートさんと同じ会社の人で、改良の責任者)

Borchardt6_20130310

Borchardt11_20130310

ボーチャートの独特なフレーム後部が、板バネを使ったものであったの
だが、それを改良してグリップ部にトグルリンクがうまくリンクするように
したのか・・・と、その道のりを想像したりする。

Borchardt14_20130310
 ボーチャートのこのトリガーとシアーの関係が

Borchardt16_20130310
 P-08ではこうなって

Nanbuauto27_20130217
 南部自動拳銃ではシアーの作用する方向は変わっても考え方は同じ

「機械のしくみの疑問」を理解したいという気持ちは大切なのだと思う。

さて、そろそろ模型というか、ロンビックイコライザとレイアウトをやらんと。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

複線・リバース線用のパワーパック(1)

このところ、鉄道模型以外のものの調べものやら雑用があって、どうも
レイアウトの進捗がない(かなり言い訳?)

などと思っていたら、制作をお願いしていたものが届いた。

Power1_20130310
 制作をお願いした「複線・リバース線用パワーパック」到着!

運転スペースを作って、すぐに困ったのが「パワーパックがデカくて
並べておくとじゃま」である。
じゃまというのは失礼だが、大電力用(5A)のパックと、私が生まれたときに
父が鉄模社のED16を買ったときに作ったパワーパック・・・と、どちらも
デカくて、並べて置くとかなりのスペースになるのだ。
しかも、大電力用はバッテリーの充電器などなどの各種用途に対応できる
ように電圧/電流も正確に表示されるのだが、もう1台は電圧しか判らない。
近年のように、動力装置をあれこれと組んで、性能を計測するとなると、
電圧よりはどちらかというと電流(A)を知りたいのである。

それと、リバース線のあるレイアウトなどでも、それに対応するパワーパック
(進行方向切換が2つある)が欲しいのである。

で、考えていたら・・・「じゃあ、1つのトランスから2系統に給電できる
パワーパックがあれば、複線にもリバース線にも対応できるでは
ないか」ということに気が付いた。

気が付くのは簡単なのだが、電気関係をいつも頼んでいた父はもういない
ので、ある方に外注制作をお願いしていたのだ。

要望は以下の通り。
 ・トータルで16V/3A(トランスの容量に関係する)
 ・できるだけ小型
 ・1つの電源から2系統に給電
 ・両系統に電流計を付ける

Power2_20130310
 とりあえず走行テスト

とりあえず、運転スペースにあった車両でテスト。
当たり前だが、きちんと運転出来た。
両系統で16V/3Aというと、ちょっと容量が不足なのでは?と思う人も
いると思うが、この運転スペースでは小編成しか走らせない(室内灯が
あっても数が少ない)ことと「大電力が欲しければ、今までのパワーパックを
使えばいいではないか(笑)」なので、これでいいのである。
もっとも、ウチの16番の車両は、ほぼ100%省電力仕様(モータ交換、動力
装置調整済)なので、3Aもあれば2編成くらいどうということもない。
=>これは、DCC化を見越してそういう改装をしたからであるが

これで、リバース線も対応可能である。
となると、すっかり放置プレイになってしまった(遠い目)の祖師谷軽便風
のレイアウトを改装して・・・という気持ちも湧いて来た。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.03.03

新型吊掛モータ(の試作品)の走行テスト

そういえば、テストをしたことをすっかり忘れていた。

Sun1_20130303
 さらに過酷な牽引力テスト(通称「いじめ」)

いつもの通りの牽引力測定である。
今回は、電力の計測はいらないので、吊掛モータの新しい部品(軸受部分)の
耐久性確認だ。

800g~1200gという荷重で急発進/急停車、勾配を勢いよく上がる、
勾配途中からの牽き出し・・・などなど。
あまりに過酷なので、カーブですっ飛んでみたり・・その衝撃で台車から
車軸が外れたり・・・・

このような「過酷すぎるテスト」でも、とうぜん吊掛モータの新パーツは
ビクともしなかった。

というか、この内容って「モータ自体への過酷なテスト」のような気も?

Sun2_20130303
 どうせ走らせるなら「レールクリーニング」

なにしろ単純に牽引力測定をしていると・・・飽きる。
で、思い出したのが「牽引で負荷がかかるのはレールクリーニングでも」
さっそく、レールクリーニングカーを出して、保線も兼ねたテストを実施。
ああ、便利だ(って、違うか)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年2月 | トップページ | 2013年4月 »