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2013年6月

2013.06.30

いさみやの流体クラッチ(ボギー車対応)のユニット化

暑い+あれこれと雑用で思ったほど模型工作に時間を使えず。

単車によるテスト走行は完了したので、いよいよボギー車である。
搭載車両については、あれこれと思案中。

動力部分は搭載車両とは関係ない、いや汎用に「ユニット化」しておいた方が
今後も便利なので、そのための工作を行う。

Sun11_20130630
 なんとも簡単にユニット化

ちょっと考えた結果、t0.6の真鍮板を曲げたものでユニット化した。
これで、液体クラッチ部がブレて接続が切れにくくなる現象を改善出来ると
思う。
まあ、実際に走行させてみないと判らないが・・・

なにしろ、鉄道模型用の流体クラッチの使用例は、TMSの記事以外には
見つけられないから「試してみて」なのは仕方がない。

Sun12_20130630
 とりあえず、台車を持ってきて感じを見る。

さて、ここからどうしたものか?
次の手を考えるのは楽しい。

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カツミのOゲージ C12

本当に暑い。

Katsumic121_20130630
 友人宅の屋根裏で発見されたC12

先日、友人が「屋根裏部屋を整理したらこういうものが出てきた」と送ってくれた。
カツミのOゲージのC12である。
どういう状態なのか?と思ったが、ちょっとムリのあるフロントデッキの固定部分
が外れていただけで、他の状態はそれなりに良い。

Katsumic122_20130630
 もちろん3線式の下回り

Katsumic124_20130630
 先台車のバネが当たる部分に真鍮板で補強を入れた

Oゲージの下回りとしては、ちょっと華奢な台枠に感じる。
もちろん3線式である。
先台車のバネがフロントデッキに当る方式であったので、きっとそのせい(いや
他にも原因があるが)だろうということで、仮にデッキを止めるためもあって、
t0.6の真鍮板を入れる工作だけを行った。

Katsumic123_20130630
 簡素な作りなのにプロポーション良し!

とりあえず仮組みしてみた。
簡素な作りなのに、プロポーションもよくいい雰囲気である。

いずれ、機会を見て修理するか。

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2013.06.23

いさみやの東急7200キット

それにしても暑い。

先日、二子玉に行ったところ、昔のキットが出ていた。
いさみやの東急7200である。
なんでも「少しだけ作った」とのことで、車体と前面、妻板だけが2編成分
出てきたのだそうだ。

ということで、またしても「箱にする」シリーズである(ご~ん)

Sun1_20130623
 サビを落とし、アングル材を用意する。

かなり昔のキット(の残りパーツ)なので、かなりサビていた。
アングル、床板などはないので、とりあえずは4x4のアングルを車体に合わせて
カットする。

Sun2_20130623
 複雑な前面はプレスパーツ

特徴的な前面はプレスパーツの組み合わせである。
チェックすると、案外ピッチリと合う。

Sun3_20130623
 複雑な形の前面を車体に取り付けるのはそれなりに大変

両開きのドア(エコーモデル)を買い、アングルを買い・・・結構お金かかった。
というか、ドア(8ドア分で900円)が結構来る(なんのこっちゃ)
ドア付け、アングル付けは普通である(当たり前か)
複雑な形の前面の取り付けはちょっとコツがいる。
仮止めをなんどもやって、形を合わせて取り付けるのだ。
結構精度は良く、カットしたり削る必要は無かった。

Sun4_20130623
 ということで3両編成

なんだかんだで3時間くらいかかった。
いい感じである。

さて、ヘッドライトパーツはないし、冷房にするか?パンタの位置は??などと
考えるのは楽しい。

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2013.06.16

鉄道模型社のキハ10(流体クラッチ用?)

蒸し暑い。
私には辛い季節。

流体クラッチが使えそうなので、ボギー車に装備したい!ということで、以前出てきた
鉄道模型社のキハ10を整備することにする。

Sun3_20130616
 前面は単純にハンダ付けされているだけという危うさ

Sun4_20130616
 プレスでここまでシャープなディテールを出しているのは凄い

鉄道模型社の10系気動車は、優れたプレス技術で、あの時代では驚異的な
ディテール表現をしている。
反面、板が柔らかく薄いので、扱いが難しい。
しかも、ムリな床板取付方式で、側板が歪んでいることが多い。
慎重にアングルを外し、ただイモ付けになっている前面と側面を慎重に補強
して・・・など、結構面倒な作業が多い。

Sun6_20130616
 とりあえず、車体整備をまあまあ済ませる

歪みを取って、手すりのハンダを修正し、新しく4x4アングルを取り付け、
ヘッドライト/テールライトを新しいものに交換し・・・
これで上回りは安心である。
出来るだけオリジナルの部分を残すようにするのだが、雨どいが歪んでいるの
はやり直すべきか?迷う。

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 さて、液体クラッチ式の動力組み込みの準備をするか

ということで、床板を作って、下回り整備を開始するか。

Sun5_20130616
 16番の運転スペース復活!

まだまだ迷っている軽便の台枠をとりあえずどけて、16番の運転スペース
を復活した。

というか、最近思い始めているのだが「私にとって、車両を運転するための
レイアウトにしっかりと風景を付ける必要があるのか?」という疑問。

う~ん・・・
まあ、趣味なので楽しんで行こう!

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2013.06.13

模型の気動車用の液体クラッチ(単車搭載)の走行テスト

Wed3_20130612
 走行テスト。 想像以上にスムーズに走った。

模型の気動車用の液体クラッチを搭載した車両の走行テストを行った。
想像では、ブレーキが効かない(ウォームギアではないから)とか、勾配で
モータをフル回転(クラッチが微妙に滑って)にしないと!というシチュエーションを
想像したのだが、結果的には普通にスムーズに走行した。

ブレーキが効かないと困るので、単車にして集電シューを付けて・・などの
対策をしているからなのだろうけど、もうちょっと「この走行装置らしい」
を追及するためには、カラカラと音を出す装置や、もうちょっと慣性が付くように
調整するなど・・・を考えるべきだと思った。

それにしても、この液体クラッチ、製品になれば面白かったろうに。

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2013.06.09

模型の気動車用の液体クラッチ

梅雨のはずなのに暑い。

先日、面白いものを手に入れた。

TMSの1973年4月号に、気動車に液体クラッチを搭載する記事が出ている。
子供心に「これは面白い」と思ったのだが、それに続くものがあった記憶がない。

それから少し経過して、あるところで「こんなものを製品にしようと思っている
んだけどね」という話を聞いた。

Ekitai4_20130609
 鉄道模型用の液体クラッチの試作品

先の記事の液体クラッチはかなり大型のものであった。
それを直径10mm以下の大きさで作動するようにしたものであった。
おぼろげな記憶では、鉄模連のショーでテスト車が走ったような気がする。

それから30年くらいか?

先日「これ使ってみない?」と譲ってもらった。
私は鉄道模型については「ディテール工作より動力に凝りたい」という方である。
さっそく走行可能にする作業に入る。

Ekitai2_20130609
 液体クラッチが生きているか?を確認するためには?

なにせ30年以上経過しているものである。
この液体クラッチは、オイルを封入してガッチリと蓋が圧入されている。
従って「中を見ることは出来ない」のである。
となれば、動かして確認するしかない。
まずは、クラウンギアによるギアユニットの組み直し作業である。
この部分をクラウンギアかベベルギアにしないと、せっかくクラッチを入れて車輪を
フリーにした意味が無くなってしまうのだ。
まあ、そのせいで結構面倒になってしまうのだが。

この装置用のクラウンギアは、確認の結果プラ製であった。
(いや、ダイキャストか?)
慎重に分解・脱脂して接着をやり直す。

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 組みあがったディファレンシャルギア

単軸に入る構造で、いざとなればインサイドギアに組み込める構造にしてある。
こういうタイプのものを作るのは初めてなので、結構時間がかかった。
まあ、これはいずれ鉄模社のシェイの工作にも役に立つだろう。

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 仮組みして試験を行う

つぼみ堂のキハニ5000の足回りを使ってテストを行った。
結果的に、この液体クラッチはしっかりと動作することが確認出来た。

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 テスト走行のため、一応の形に組む。

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 モーター軸から流体クラッチ=>ディファレンシャルギアへと

まずは試験走行用に、吊掛モータ化することで余った小田急SEの床板を改造して
キハニ5000の足回りと組み合わせて走行可能にした。
結果としては、まあまあ走るのだが、どうも液体クラッチをブラリと下げたような
形にすると微妙に切れが悪くなるようで、もうちょっと考えないといけないことが
判った。

まあ、これでとりあえずはテスト走行させてみるか?

Ekitai1_20130609
 本格的テスト用に鉄模社キハ10の整備を開始

単車が良いのか?は判らないので、鉄模社のキハ10もテスト用に供せるように
塗装を剥離して整備を開始した。
この車両は、オリジナルの鉄模社の台車も付いているので楽しみである。

どうも私は性格的にディテールに凝る気が希薄である。
こうやって、動力装置を考えて作っているときが楽しい。

このような楽しみ方が'70年代にはいっぱいあったような気がする。
21世紀になって、モータなどは良くなったが、こういったしくみに凝るのは流行らない
ことなのか?

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2013.06.03

東横デハ6と叡電デナ1

さて、「罪庫の意識を薄らげるため」と「吊掛モータ搭載候補を増やす」ことを
目的にした、「人類組みかけ電車製造計画」もいよいよ大詰めである。

マスターピースの難関 x 2を突破して、いよいよこの2両である。

まず、乗工社の東横デハ6である。

Mon10_20130603
 パーツがはっきりしていて数が少ない!

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 なんという組み易さ! あっという間にここまで!!

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 瞬く間に箱になったデハ6

それにしても、このキットは驚異的に組み易かった。
あっという間に箱になった。

さて、次である!

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 ホビーモデルオカの叡電デナ1

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 組み易い!と思っていたが、窓枠が凝っていてハンダ付けが!

カッチリしたキットなので、組み易い!と作業を進めるのだが、前面の窓枠が
きついカーブに合わせて凝った形のものをハンダ付けするようになっていて、
これが結構大変である。

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 これも「カンピュータ制御によるハンダ付け」で突破!

結局、「適当にこの辺りに仮止めしよう」という、長年のカンピュータで窓枠を
ハンダ付けするのも克服する。

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 ロストのおでこの精度に若干の問題あり

バッチリ!かと思ったロストのおでこが、若干ガリガリを削る必要があった。

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 これで2両が「箱」になった

ということで、メディアリンクの南海タマゴ電車のWルーフを組む時間で
2両が箱になった。

あ~、疲れた。

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マスターピースの南海タマゴ電車(原型)を組む(2)

さて、久々の超難物、マスターピースの南海タマゴ電車である。

ここでくじけると・・なので、続いて一気呵成にWルーフを組む!

Mon2_20130603
 ロストのおでこ+エッチング板を曲げるという構成

う~ん、この下段の細い屋根をどうやって曲げるんじゃい!(怒)と思いつつ、
作業に入る。

Mon3_20130603
 上の屋根は簡単だ!

エッチング板を組むためには、常日頃からこういう丸棒や角棒を各種揃えて
おくのがコツである。
幅のあるものはいいのだ。
問題は・・

Mon4_20130603
 下段の細い方をとりあえず・・・

下段の細い方の屋根を、この幅の無いものを・・(込み上げる怒り)
とりあえず、細い棒でやってみると・・・グニャグニャになる(号泣)
この方法はダメだ。

Mon5_20130603
 結局、万力で挟んで角材でじわじわと曲げていく

第2弾!の攻撃。
こういう幅のないものは、端をガッチリと咥えて、もう片方にじんわり力を
加えてジワジワと丸くしていく方法がある。
結局、これが正解であった。

それにしてもこのキット、「あと1,000円取っても屋根板は曲げ済」にしてもらえない
のだろうか?
この硬い板を丸めるのは結構(いや、強烈に)大変である。
失敗すれば、25,000円のキットがパーになるのだ。

Mon6_20130603
 苦労の末に、屋根を組むのだが・・

さて、ここまでに1時間くらいかかって・・・Wルーフを組み始める。
ここで・・・この画像を見てなにか気が付かないか?(遠い目)

Mon7_20130603
 モニタールーフを逆に貼っていた(号泣) 外すとグニャグニャに・・・

さて、いよいよフィニッシュ・・・・あれ?
な!なんと!!モニタールーフ部を逆にハンダ付けしている!(号泣)
あ~!なんたる失態!

結局、ハンダを外したらグニャグニャになった(遠い目)
泣きながら、修正すること1時間・・・

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 猛烈な苦労の末にWルーフ完成!

Mon9_20130603
 どうにか車体完成、しかし・・・・

それにしても、最近凡ミスが本当に多い。
なにか疲れているのか?=>自分
どうにかこうにか車体は組みあがって「お、いい感じ・・・あれ?」
そう、屋根がスェイバックしているのである。
あ~、もうなんだかなぁ~、である。

ま、ということで、超難物キットどうにか「組みかけ化完了」だ。

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2013.06.02

マスターピースの南海タマゴ電車(原型)を組む(1)

色々とやっているのだが、ブログ更新が面倒でサボっていた。

さて、6月になっても「組みかけ製造月間」は続いている。
(っていうか、完成しろよ!=>自分)

再生産したという、南海たまご電車のキットを入手。
実は他に2両「組みかけにしたい車両(お~い)」があるのだが・・・

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 最新のキットは箱がペッタンコだ

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 さっそく組む。 ウィンドシルの細い線が・・・

今ひとつ「どう組むの?」という疑問を感じつつ、側板を組む。
ウィンドシルの細い線(エッチング)がヘロヘロで、ハンダ付けしても私には
カッチリさせられないので、あっさり洋白0.4φに置き換える。

Sun3_20130602
 淡路601と違い、5角形の前面内側は別付け(これが判りにくさを・・)

側面を組んで、いよいよ箱にする。
それはいいのだが、淡路601と違って複雑な形状の5角形の前面が別付けで
構造が???である。

Sun4_20130602
 どうやって前面を付けようか?とやっていたら、床板取付分を・・

どうやって前面つけようかなぁ~、と立てかけていたら、床板取付部を
グンニャリと曲げる(遠い目)
ああ、このキット凄く難解だ(南海電車だからねぇ(笑点かい!=>自分))
修正に結構時間かかる・・・・

Sun5_20130602
 エッチング板組むには、こういう丸い棒をいっぱいストックしておくのがコツ

Sun6_20130602
 どうにか箱になったが、Wルーフまで到達できず

なんだかんだと大変だったこともあり、なんとか箱にしたところで時間切れ。
この南海たまご電車のキット、前作の淡路601よりかなり手ごわい!

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