頑住吉氏のボーチャートピストル
実をいうと、私はその時代の氏のホビージャパン誌での活動を知らないのだが、
最近になって、坂本竜馬の拳銃=>日本軍の拳銃の不思議を調べていると
氏の作成した型取りして量産した製品が出てくるので「世の中には凄いことを
する人がいるんだな」と思っていた。
キャスティングでパーツを量産することは、鉄道模型でもやることだが、モデルガン
はそれなりの大きさがあるし、実物の制約があるので抜きが難しい、ましてや
量産向きのものではないから、その苦労に尊敬の念を感じた。
それはともかく、オークションで探し物を落札するついでに、ふと入札したところ
このような大物を落札してしまった。
ボーチャートピストル、ストック付
元々数が少ないうえに、'90年代の製品なので、入手出来たのは驚きである。
これだけの大きさのものをキャストで作るのは驚き
形の複雑さもあるが、この大きさをキャストで作るのは勇気がいることだ。
引きも出るし、経年で変形することもあるからである。
今回入手したものは、スライド部が少し曲がってはいたが、他の部分は
しっかりとしていた。
これは一種の「キャスト製品の耐久性確認」にも役に立ったことになる。
形態については、21世紀の製品と互角か?
ストックを付けた姿は立派!
キャストで作ったものなので、厳密なモデルガンとは言えないものの、こうして
ストックを付けて眺めたり構えたりすると結構いい感じである。
以前入手した26年式と
氏の製品は、キャスト製品の一応の耐久性を証明して、現代でも「よく出来て
いるな」と感心することが出来る。
私とは違うジャンルのモデラーの方の製品を堪能出来るのは楽しい。
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