ターンテーブルの試作(大胆に方向転換!)
猛暑・・・
ず~っと、「このままではいけない」と思っていたことがある。
ターンテーブルの試作品(失敗作ともいう)が累々・・・
以前から、ターンテーブルの試作をしてきた。
しかし、どうも今一つである。
気に入らないのである!
いや、「ちゃんと動かない」か・・・(涙)
このままではいけない!
これは「大きく考え方を変えよう!」ということになった。
行きついたのが「いっそ、思いっきり簡単なものを作ろう!」
あれこれと考えた結果、「今まではいきなり凝ったものを作ろう」としたから
行けなかったのだ!ということに気が付いた。
初めてやることは、まずは思いっきり基本的なことをやるのが良いのだ。
では、今レイアウトプランを検討するのに使っているTOMIXのレールに
単純に接続して、テーブルを指でグリグリ回して、厚さを精一杯薄くして・・
というものを作ることにした。
時間として半日。
どうにかこのようなものが出来た。
動かしてみると、「おお、これはこれで良いではないか!」という感じである。
面白いもので、1つそれなりのものが出来て、使っていると改善ポイントや
さらにこうしてみよう・・などということが判ってくる。
ということで、次々の改良型を作っているので、そのいくつかをUP。
ちなみに、テーブル径は8cmにしてダックスが載れるようにしてある。
(さすがにダックステンダーは断念)
試作1号
テーブル部は単純にt0.6の板で両端を絶縁して両面テープで留めている。
盤側はt0.4の板にセル板を貼って絶縁してベースに接着。
たったこれだけのものだが、なんときちんと使えるのである。
追加で、単に段付ネジだったものをバネ入りのものに交換して、さらに
調子が良くなった。
気が付いたのは、極性の入れ替えを線路中央に取っているので、テーブル
側の接触がななめになり、少しガタつくことがあるのが気になる。
試作2号
1号の「テーブルの接点がななめになるのでガタつく」を改善するため、
盤側接点のt0.4の板を20度ズラしてある。
また、1号では「ベタっと板に触って通電」であるため、盤を塗装できない
ことと、結果的に接触が悪くなるので、0.6φの洋白線を貼って、そこを
接点でこするようにしてある。
高さについては、1号同様にTOMIXレールの高さにそろえてある。
試作3号(テーブル円盤型)と試作4号・・と
試作3号はテーブルを円盤型にしてストッパーを付ける予定。
t0.4の板の外周に帯板を貼って通電のため盤側に接点が必要で、
また、薄い板に帯板を円周でハンダ付けしたため、微妙に熱で歪んでいる
ので調整が大変そうだ。
試作4号は、試作2号の改良型で、単に方向転換だけでなく、外周に
線路を置くのに便利なように通電用の板を円形にしてかつ縁が小さく・・
などを試みようとしている。
その他、動力取付なども考慮中。
これでますます判った。
「なにかを始めるには、変に耳年増になって凝ったものをやるより、
基本に忠実にやれ!」である。
使っているうちに、アイデアが出るものだ。
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