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2013年9月

2013.09.29

そして、「戻れない道」(林鉄レイアウト改良開始)

実は金曜日早朝から腎臓結石が大変なことになっており、ヘロヘロになっている。
そんな中、ついに決断したのである。

「戻れない道に踏み出すか」

Rintetusyu1_20130929
 長年放置されていた「修羅のある林鉄レイアウト」を大胆にリフォーム?

TOMIXのレールでテストをして、「よし、これなら行ける!」と判ったものの、
三角レイアウトに組み込んでディテールを付けるか?新規に作るか?と
迷っていた。

で、思い出したのである。
以前、さんざん改造して結局元に戻った「修羅と三角橋のあるレイアウト」が
長年放置されたままになっているではないか。
三角橋側の水の表現があまりに・・だったので「改修したい」と思っていたのだ。

Rintetusyu3_20130929
 大胆に台枠をカットして三角橋部分を作り直す。

三角橋部分を台枠ごとカットする。
そう、「やってしまうともう戻れない道」なのである。
しかし、ここで躊躇してはいけない。
ノコで台枠と山ごとばっさりである。
このカット面を見ると判るが、このレイアウトが「何度も改修された歴史」が
あることが判る。

Rintetusyu5_20130929
 修羅の部分は新しい作り方を試す

同じ作り方では面白くないし、線路を正確に敷設するために新しい方法を
試すことにした。
道床をベニヤ板を細く切り、見えるところだけ角材or丸棒を貼る方法である。
まずはTOMIXのレールを定規にして円を作り、材木の当る部分と桁の間を
直線にカットする。

Rintetusyu6_20130929
 道床を強固に止めるために、丈夫な脚を作成する

ベニヤ板の道床を勾配を正確に維持するために丈夫な脚を作成した。
90度毎にこの丈夫な脚を設置し、それに道床を固定する。
他の部分については、ここまで強度があるものではない。
ベース部分は地形に隠れるので見えなくなるし、上部は桁に隠れて
よく見えないから気にならない。

Rintetusyu8_20130929
 台枠を80mm延長して、このような感じになる。

ループ部以外の道床は「まだ仮設」である。
こうやって線路を敷設して、走行状態を確認しつつ「これからどうするか」を
少しずつ決めていくやり方なのだ。

このレイアウト、なんだかんだで6回以上の改造を行われている。
まさに「レイアウトに完成なし」である。

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2013.09.26

モーターカー大急ぎで塗装(3)

祭りまでもうちょっとである。

さて、モーターカーを「一応の完成形」にする。

Thu4_20130926
 正面からの姿。 ウェイトを必要最小限に

色々と試した結果、ウェイトの大きさを必要最小限にした。
また、固定方法もパーマセルを貼るのではなく、真鍮板の内側に入れて
ネジ止めにした。
これならば、「一応の室内」も付けられるはずである。

Thu5_20130926
 ライト類のパーツが無くなってしまったので・・

ライト、テールランプは代用品である。
普通に見ていると気にならない(そうか?)が、こうやってアップにすると・・
辛いかもしれない(いや、辛いぞ~)

ともかく、これでなんとか間に合った(ホッ)

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2013.09.24

モーターカー大急ぎで塗装(2)

もうすぐ祭りとあっては、なにがなんでも大急ぎである。
といいつつ、別に誰も期待してないだろうけど。

Tue3_20130924
 塗装を完了し、動力装置とウェイトを組みつける。

凄く雑ながらも塗装を完了。
動力装置は前に作ってあるので、ウェイトを適当に作って組み付ける。
フレキシブルウェウトの内側の絶縁、そして固定はパーマセルである。

Tue4_20130924
 車重18g、これで安定して走行するものの・・・

窓ガラスを入れて、ウェイトを補充して、動力装置を整備して・・・で
快調に走行するようになった。
車重18gはMWの運材台車(木材搭載)より4g重い。
ホイットコムが27gだから立派である。

しかし・・「ウェイトを運ぶモーターカー」になってしまったか?
まあ、ちょこちょこ走るのが面白いので許そうと思う。

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2013.09.23

モーターカー大急ぎで塗装(1)

Mon5_20130923
 大急ぎでレールカー塗装・・って、失敗してばかりで・・

祭りに向けて「一応自走出来るようにしたMWのレールカー」を塗装中。

実は、レイアウトの大規模な工事をしつつ・・・しかも撮影もしたりして・・で
塗装は失敗の連続(言い訳臭い)

しかし・・・時間がないから、このまま持っていけるようにしよう!

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2013.09.19

第9回軽便祭りとお題「レールカー」

すっかり秋気分。

Thu6_20130918
 今年の軽便祭りは10/6

軽便祭りは10/6(日)である。
今からかなり楽しみ。

Thu5_20130918
 今年のお題は「レールカー」

クリクラさんのお題は「レールカー」である。

それを見て思い出した・・・「あれ?なんか忘れているものが??」
う~ん、動力化途中で放置プレイになっているレールカーが・・
これにしっかりと動力+DCC+室内・・のすごい作品を見て、結果的に
真似出来なかった・・・ものが(ご~ん)

と、祭りの日を楽しみにするのであった(遠い目)

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2013.09.16

後始末作業(遠い目)と次の作戦

昔、MWの運材台車を組んだときに「チェーンはどうしようか?」と考えて
いると、ユザワヤに「黒染め済のチェーン」を見つけた。

「そうだ!これを塗装してからハンダでちょん!と付ければ良い」と閃いた。

あれから数年・・・・(遠い目)
そんな面倒なことを・・・・とサボっていたのだ。

しかし、「このままでは人間がダメになる」と思い、ついに「昔の思い付き」を
実行することとなった。

Mon2_20130916
 しかし、思い付きを実現するのは大変なことなのである

昔の思い付きは、運材台車のステーク棒の先端にハンダを盛り、そこをコテで
ちょっと溶かしながらクサリをサク!っと挿せばOKというものであった。

やってみれば判るのだが「そんなうまくいかね~よ!(怒)」である。

結局、
 ・まず、先端をハンダメッキする
 ・うまいことクサリを先端にはめる(これが結構大変)
 ・うまいことハンダコテでハンダをダマにしてクサリを包み込む
のである。
こう書くと簡単に聞こえるが、クサリが外れてみたり(涙)、ハンダがうまくダマに
ならなかったり(号泣)、最後に引っ張って強度を確認するとズボっと抜けたり・・
(大号泣)とさんざんである。

それでもやり抜かなくてはいかんのである。
ここで決着を付けないと!

Mon3_20130916
 結局、2時間かかって5両のクサリを付けた

結局、すごくイラつきながら5両のクサリを固定した。
先にやった3両と合わせてMWの運材台車がようやくクサリ付けを完了した。

教訓「思い付きを実現するのは大変である(ご~ん)」

さて、涼しくなってきたので、次のレイアウトの作戦を練る。

Mon5_20130916
 路面電車(架線)はいよいよポイントのポール対応

架線付きレイアウトは、いよいよ「ポイントのポール対応」である。
いろいろと確認した結果、TOMIXのR280ポイントでは長くなりすぎる(すれ違い部)
ので、PECOのポイントで起こさないとダメなようである。

Mon6_20130916
 林鉄(修羅)についても再検討

ジョン・アレンさんの本を読んで「レイアウトは実際に線路を仮設して試行する」
という方法を改めて納得し、今日仕上げ?をした運材台車を使って三角配置
レイアウト内にR103のレールで敷設出来ないか?をテストを行った。
結果、高低差を40mmにすれば運材台車x2なら大丈夫であることが判った。

少し前進である。

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2013.09.14

ジョン・アレンさんの本(G&D Railroad)

今週はなぜか大阪出張があった。
ビジネスパークで昼食の後、ふと見ると古本市をやっていた。

Sat3_20130914
 この本を発見!

本をあれこれと見ていると「あ!これは!」と見つけた。
JOHN ALLENさんの本である。

帰りの新幹線の中でしみじみと読む(注:英語なのでボンヤリの理解ですが)
と、レイアウト制作は最初が1944年(え?WWII中ですよ!)で、あの偉大な
G&Dの第一期となる「定尺ベニヤ板サイズ」のものが1946年(え?)着工という
「聞いてはいたが、こうやって書籍で見ると感動」の数々を読むことが出来た。

それにしても驚いたことがある。
写真に出てくる車両やアクセサリー群である。
あの有名な「ドックサイドタンク」もある。
う~ん、戦中戦後にこの充実した製品群が・・・・
米国の底力を感じる・・・
といいつつ
”Starting from scratch -no kits!-” とあるのだが、え?これって・・
(ああ、乏しい英語能力)。

偉大なるG&Dの1946年~1978年という「歴史本」はそれにしても凄い。
 1946年に着工
 手前の駅部分が少し出来てきたところでターンテーブルが手前に(1948年)
 さらに路線延長+ナローゲージ
 そして最終的なあのG&Dへ
と変化していくのである。
レイアウトに完成なし・・・進化の歴史はかなり読み応えがある。

それにしても、1946年着工の「定尺ベニヤサイズレイアウト」が、最後まで
中心部分に残っている(本線でも支線でもなく景色となっても)のは
なるほど・・・・と感動した。

ああ、レイアウト作りたい・・・

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2013.09.08

S&W No.2

昨日「いよいよ林鉄レイアウト検討か!」とネタを振っておいて違うことを
するのが私らしい。

 

ず~っと前に書いたと思うが、NHKの大河ドラマ「龍馬伝」を見るまでは
銃器関係にほとんど興味が無かった。
「龍馬伝」の中で龍馬が高杉晋作からもらった銃が「なんでこんな古臭い銃なんだ?」
と思ったのもさながらだったのだが、お龍さんがその拳銃をパンパン打つ
のを見て「お龍さんって、パーカッション式の火薬入れて銃弾ぎゅーぎゅー詰める
のを出来たんだろうか?」という疑問を解くために、この拳銃について調べ始めた
のが・・・きっかけとなった(遠い目)。

 

Sw_no21_20130908
 マルシンの「坂本龍馬の銃」という、ストレートな商品名!

 

結局、興味はあったものの、実は案外初期のS&Wの拳銃の資料はなく、
製品もマルシンの「坂本龍馬の銃」という、ストレートな名称のものが昔発売に
なっていた・・・という状況であった。

 

ここで、簡単にS&Wの起業当時の話。

 

ホーレイ・スミスはスプリングフィールドで造兵廠に18年勤務。
ダニエル・バイアード・ウェッソンは兄が銃砲店を経営しており、
そこで銃器の製造技術を学ぶ。
2人は、最初に企画したのは弾頭に発射薬を仕込んだボルカニックを
使った銃を生産しようとしたがなかなか起業出来ず。
すると、企業家(投資家?)のウィンチェスターが出資を申し出る。
結局、レバーアクションライフルはウィンチェスター、ボルカニックから発展した
リムカートリッジ弾を使った拳銃はS&Wということになった。
初期のカートリッジ弾は薬莢の強度の問題などもあり、22口径の小口径タイプ
のNo.1が製品となった(1857年?)
参考文献:
 ザ・ファイヤーアームズ 床井雅美 著 (株)大陸書房 発行
 歴群「図解」マスター 銃 小林博昭著 (株)学研パブリッシング 発行

 

Sw_no22_20130908
 シリンダーを外してカートリッジを入れる形式

 

No.2は36口径である。
Model No.1、N0.1 1/2、No.2はシリンダーを外して装弾するもので、
前ヒンジの形式である。
ちょっと強度に疑問も感じるが、モデルガンの場合は装弾してシリンダー
をフレームに入れようとしたときに、うっかりフレームを下にしてシリンダを
入れようとすると弾がバラっと落ちてかなりイラっとする(笑)
やはり、まだまだ初期の製品だったのだと実感した。

 

Sw_no23_20130908
 シンプルな機構

 

弾丸がカートリッジ式である以外は、機構などはシンプルなものである。

 

Sw_no24_20130908
 長年の疑問「バレルの下の棒はなんだ?」が解けた

 

「龍馬伝」でNo.2を見て「バレルの下の棒はなんだ?」という疑問を持った。
結果としては「カートリッジ交換時にシリンダに張り付いたカートリッジを
突いて出す棒」であることが判明。
判ってみれば簡単である。

 

ということで、それなりに疑問解決。

 

次はいよいよ、26年式の元になったModel No.3か?

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