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2013年10月

2013.10.27

ポール対応の架線分岐部(1)

椎間板ヘルニアは、ここ数年収まっていたのだが、一度悪化するとしつこい。
とはいえ、なんとか日常生活は出来る。
では、模型工作を・・となると、簡単なものなら良いのだが、結構試行覚悟する
ものはしんどい。

この「ポール対応の架線分岐部(ポイント部)」などは、長年の悩みであった。
1995年当時にはとうとう克服出来ずに断念したのだ。

そんな難易度の高いものを、このしんどいときに?という気はするが、やはり
気になることは早く克服したい。

Sun3_20131027
 とりあえず、こんな感じで作ってみる

さてはて、どのくらいの「架線の開き角度」にすれば良いのか?
ポイント分岐部との位置関係は?
実車で試しつつ「こんなものか?」と、開き角度の広いものを作ってみた。

Sun4_20131027
 結果、「どちらに分岐しても真ん中」の皮肉(笑)

結果として、「左右どちらに分岐しても真ん中からポールが出る」ことが判明。
凄い脱力感・・・・
どうやら、開き角度は狭く、両側の壁(ポールの接触部が飛び出さない)に
沿うような角度と幅にすることが必要であることが判明。

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 作り方も「やりやすい方法」にして、作り直し

あれこれと試行錯誤した結果、作りやすい(最初に外側の壁(0.5φ)を付け
後から架線を付ける)方法も思いついた。

Sun6_20131027
 完成した姿はカッチリした感じになった

さすがに2個目となるとカッチリと出来る。
ポイントとの関係も、10mm程度長くした。

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 やった!無事に走行!

すんなりと行ったわけではなく、ちょっと調整は必要であったが、結果的には
無事通過出来るようになった。
とはいえ、「成功率90%くらい」である。
まあ、それくらいなら良いか?

これでおおよそ合格なので、もうちょっと工夫して「エンドレス走行テスト」が
本格的に出来そうだ。

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2013.10.26

今さら彼岸花撮影の画像

待ちに待った「フルサイズ版のミラーレスカメラ」が発売になる。
SONYのα7である。
これを待つために(ほんとうか?)、NEX-7で修行をしていた甲斐があった(遠い目)

それで思い出したのが「そういえば彼岸花を撮影したな」である。

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 KODAK Ektra用Ektar50F1.9 絞り解放

Higan_20133_20131026
 KODAK Ektra用Ektar50F3.5 絞り解放

Higan_20131_20131026
 このEktarレンズ軍団が「ようやくフルサイズで撮影!」

たまたまに閃きで作ったNEX-Ektraアダプタのおかげで、今年からはEktra用の
レンズがデジタルで使えるようになった。
Ektra用レンズもそうであるし、ALPAについてもフルサイズで使えるようになると
いうのは、夢のようである(さらに遠い目)

さて、続いてはLeicaM9で「すでにフルサイズ対応」のM/Lレンズ。

Higan_20138_20131026
 Fujinon50F1.2 絞り解放

Higan_20139_20131026
 Zunow50F1.1(新) 絞り解放

さて、今年の紅葉撮影はALPAもEktraも「フルサイズ対応」か?

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2013.10.25

いさみやの雨宮タンクロコ

台風26号のときに長距離を歩いて移動して「歩くのなんか苦じゃないさ」と
思ったのはその日だけ。
翌日から持病の椎間板ヘルニアが一気に悪化して、のべつ幕無しの腰の
痛みが付きまとうようになった。
おかげで、週末の工作が出来ず。
この病気は「だましだましやっていくだけ」なので、悪化するとかなりしつこい。
困ったものである。

それはともかく。

このようなものを入手した。

Fri4_20131025
 いさみやの雨宮タンク機のキット

昔から知ってはいたのだが、現物を入手するのは初めてである。
仮組みをしてあるものを2種入手したので、1両を本組みしてみることにして
バラした。

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 磨いて、まずはキャブを組む。

バラして表面を磨いて組みなおす。
まずはキャブから組む。

さて、組むのはなんとかなるのだが、問題は動力である。
おぼろげな記憶では、この機関車ではTOMIXのCタンクを使うはずである。
当然、今となっては入手困難だ。

そうなると、代替品が必要である。

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 PU101とトーマス(パーシー)、どうやらムリっぽい

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 MicroACEのCタンク、モータを交換すれば?

手持ちの動力装置では、なかなかに難しい状況。
組み終わるまでに、なにか方法を考えないと?

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2013.10.18

トラムウェイのC12

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 ようやく手に入ったトラムウェイのC12

天賞堂のプラ機関車連続発売!に背を向けて、待ちに待ったトラムウェイの
C12をようやく入手した。
(いや、要するに「金欠」なのである(涙))
入手してみると、出来はそれなりに良い。
正直な感想としては「出来はまあまあとして、C12は3万円台にならなかったのか」
という感覚である。

金額と外観の話はこのくらいにして・・・私のことであるから、「そんなことよりは
走行性能」が一番の関心事である。
いつものように「牽引力測定(通称”いじめ”)」である。

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 1両(400g) 快調に2%勾配を登って行く

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 2両(800g) 驚いたことに2%勾配を登ってしまった。

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 1.5両(600g) 勾配途中引出しも可能なのには驚き!

いさみや2階のレイアウトで1両400gの牽引力測定貨車によるエンドレスを
1周、途中には2%勾配(一部3%? 通称”いさみ坂”)のある難コースである。
結果は以下の通り。
          平坦線     勾配時   勾配途中引出し
単機       12V/0.1A     〃        可
+1両(400g)  14V/0.1A     〃        可
+1.5両(600g) 14V/0.1A    14V/0.1A   可
+2両(800g)   14V/0.1A    16V/0.2A   不可

この結果は、小型軽量機かつゴムタイヤなしのCタンク機では優秀である。
C12の車重は203g、天プラのC11が299gと比較すると「そのくらいか」と
納得できる重さではある。

それにしても、最近のプラ蒸気は本当に走行性能が良い。

追記:

そういえば「このC12はR370を曲がれると書いてなかったか?」
ということでさっそくテスト。

Fri7_20131018
 KATOのR370をなんなく通過。 Sカーブも問題なし。

なんなく走行した。
S字カーブでも問題なし。
こういうところを見ると、スケール蒸気で16番の小型レイアウトを実現出来る!
という夢が湧いてくる。

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2013.10.14

花巻電鉄風レイアウトの試作(1)

ようやく涼しくなった。
蒼い空が秋の気配である。

さて、林鉄レイアウトに続いて、花巻電鉄風レイアウトの試作である。

Mon4_20131014
 交換駅部分を作る

TOMIXのレールで試作をして、それをPECOのレールとポイントで作成し直す。

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 接続部分はTOMIXのレールとする

TOMIXのレールとの接続部分を作る。
こういう準備をしておけば、この後設計変更/線路接続試験も楽である。
何年もレイアウト作成で悩んでいると、こういう知恵がついてくる。

Mon6_20131014
 架線、架線柱、レール・・と準備が済んで組んだところ

全ての準備を完了して、試作品として組んだところ。
台枠の大きさは470x610になることが判明。

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 架線柱のベース、架線柱、架線とポールの関係など

架線柱は今までの「ナット締め」ではなく、上から抜き差し出来る構造に
なったので、架線を付けるのに不具合があると、簡単に架線柱を抜いて
接続部分(シノハラの#50用ジョイント)の調整が出来るようになって、
大変満足である。
この画像から、「ポールが分岐で架線から外れるタイミング」が判る。

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 ポール対応の架線、これが長年の宿題

かつて、'96年(だったか?)に、あの路面電車の偉大な先達のNさんに
長尾軌道県道線を見てもらったときに「ムさん、ポール対応を止めたの?」と
言われたときに「いや、必ず対応します」と答えて・・・15年以上・・
もうこの宿題をやらないといけないだろう!=>自分

というところで、3連休が・・・

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2013.10.13

林鉄レイアウト改良(2)

軽便祭りに行く直前まで、検討していたものがある。

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 花巻電鉄風レイアウトの検討

「架線のあるレイアウト」、つまりは花巻風レイアウトである。
いろいろと検討して、久々に「長尾軌道県道線」を出してきて、比較を
しながらどんな風にするか?を検討中である。
まあ、結局は単純なプランになるだろう。

さて、続いて林鉄レイアウトである。
修羅(ループ部)にいよいよ地面を付ける。

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 まずはおおざっぱに地形に合わせて発泡スチロールを貼る

発泡スチロールを貼る前に、敷きなおしたレールの枕木とループ部の
脚の塗装と実感処理を済ませておいた。
後からやるのは面倒だからである。

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 接着剤が固まったところで、ガリガリと削って地形を整える

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 アクリル絵の具で着色

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 着色と軽く仕上げをして、このような感じ。

ここまででおおよそ8時間くらい。
ず~っとやっている訳ではなく、途中なんどか別のことをやって
この時間で地形が出来てしまうのが、発泡スチロール+ペーパーの
工法の良さである。

さて、花巻電鉄風の方もなんとかせんと。

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2013.10.06

第9回軽便祭り

雨は止んだが、少し蒸し暑い。
そんな熱気?の中、第9回軽便祭りである。

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 今年のエッチング版、温根湯の15tボギーDL

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 シェフの#40レールのハンドスパイク試作レイアウト

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 クリクラはレールカー始め各種車両終結!

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 その中に、私のモーターカーも参加!

さて、お店の方も見てみます。

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 いつもながら良く出来てる。

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 会場は適度な混み具合

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 今日の成果。 ダージリンの本は長年の夢がかなって満足。

買い物もそこそこに、真ん中の部屋に移動。

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 下電モジュールと新規格のモジュールの接続

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 Oナローモジュールは緑豊か!

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 これは素晴らしい!下津井電鉄イメージのレイアウトは見応え十分

さて、2番目の会議室に戻ります。

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 なるほど、栂森鉄道さんはこういうレイアウトだったのか!

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 いつもながら良く出来ているDMCのモジュール

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 ラージスケールの森林は迫力十分!

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 吊り橋のあるレイアウト、全景を俯瞰で見ると良い感じ

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 ご厚意でモーターカーを走らせてもらいました。

他にもいっぱいあったのですが、撮影うまくいってなかったり・・(しくしく)
ともかく、今年もいっぱい刺激をもらいました。
自分のレイアウトもがんばらんと!

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2013.10.05

モーターカー大急ぎ仕上げ!(行くぞ!軽便祭り!)

しとしと雨である。
明日はいよいよ軽便祭りであるが、独身で介護問題があると土曜日は多忙。

その間を縫って、レールカー祭り参加の最終仕上げをする。

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 人形を載せる!

Sat4_20131005
 反対側にも人形がある!

なにしろ、中央にで~んと動力があるのだ。
さてはてどうしたものか?と考えた結果、エコーモデルの人形を大胆に
真ん中からカットして、ウェイトの両側に接着した。
イスは、エコーモデルの車内用をカットしている。

かなりいい加減?な作りなのだが、こうやって人が乗っているとモーターカーは
やはり感じが違う。

さて、いよいよ明日は祭りだ!

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