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2013年11月

2013.11.19

α7でヘンテコレンズ

フルサイズ版ミラーレスデジカメのα7のおかげで、こんな変なレンズの写りを
確認出来る。

Tue3_20131119
 ダルメイヤーの引き伸ばしレンズとウォレンサックの35F3.5

黒い鏡筒のものがダルメイヤーの引き伸ばしレンズの50F3.5(英国)。
平たい方はステレオカメラ(なのでレンズは2本あった)に付いていたもので
ウォーレンサックでは珍しい?35F3.5である(米国)。
ステレオカメラ用なので、24x24だと思うが、35mm版をカバーしているような
気がする。

いずれも「たぶんフルサイズOKだろう」と思っていたものの、なにしろフランジバックが
短いのでLeicaでしか使えないものの、カムに対応していないので撮影が
面倒で、結局「写りが良いのか?悪いのか?判らん??」という状態であった。

それがようやく確認出来る。

Tue4_20131119
 Wollensak35F3.5 絞り解放

Tue5_20131119
 DALLMEYER50F3.5 絞り解放

よしよし、良い感じだ。

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2013.11.17

SONY α7

待ちに待っていたタイプのデジカメが発売になった。

Sun16_20131117
 ついに出た!ミラーレスのフルサイズ版!!

マジメな写真好きというより、「古いレンズを使って遊ぶ」というタイプの私に
とって、ミラーレスで35mm版フルサイズの素子を使ったものを待っていた。
(そのために、NEX-7を買ったという説あり)
それがとうとう発売になったのである。

私の場合、フルサイズ版のレンズも欲しかったし、なによりも「予算」の関係も
あるので、α7を購入した。

Sun15_20131117
 フルサイズで使いたい!と長年思っていたレンズをテスト!

ウチにはLeica M9もあるし、通常の1眼レフタイプのデジカメはあるので、
大抵のものは「フルサイズ対応済」なのであるが、最期まで残っていた
 ・KODAK Ektra用のEktarレンズ
 ・ALPAのレンズ
がついに対応になった。
この2機種用のレンズは「このカメラ用しかない」のである。

Sun7_20131117
 Ektar35F3.3 絞り解放 後ボケがやや激しい?

Sun8_20131117
 Ektar35F3.3 絞り解放 野生を取り戻したチョコ君

NEX-7ではなかったことなのだが、α7でEktarレンズを使うと、
気持ちハレーションが出ている?という感じになる。
まあ、それは後で補正を若干かければいいだけなので大きな問題ではない。
NEX-7でも使用可能なEktarレンズであるが、35mmは特に「広角レンズっぽさ」
が感じられないのがストレスであった。

Sun5_20131117
 Kinoptik100F2 絞り解放 意外に後ボケはおとなしい?

Sun6_20131117
 Kinoptik100F2 絞り解放 このレンズがα7と相性が良い?

このレンズもALPAにしかなく、写りがまたなんとも言えない感じである。
このカメラ用のレンズは本当にそういうものが多いのだが、フランジバックが
短いため、フルサイズで撮影が出来なかった。
さっそく使ってみると、このレンズは「α7と相性が良い」ようで、撮影したままで
補正なしでいけるのが面白い。

普通に「純正レンズ」を使うのではないので、この2日ほどあれこれと試して
どうにか使えるようになってきた。
しばらく遊べそうだ。

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2013.11.10

花巻電鉄風レイアウトの本格レール敷設

(すいません、タイトル間違ってました)

椎間板ヘルニアだけでも辛いのに、腎臓結石が尿管に詰まったまま3ケ月、
ついに「ドルニエの粉砕装置」に3年ぶりにお世話にならなくてはいけない
ようになってしまった。

などと、健康上の問題があっても、電鉄ナローのレイアウトの情熱高し。

台枠(集成桐厚板)も出来たので、いよいよ本格的にレール敷設。

Sun5_20131110
 PECOのレールを敷設し、線路配置と架線を一部変更

集成材の桐板は、3ケ月ほど日向に置いて反りが出るか?を確認したが、
微小な違いしか発生しなかったので「ベニヤ板で道床を入れる」ことで
大丈夫と判断した。
TOMIXの路面用レールのときと若干の変更をして、このような配置に
なった。

Sun6_20131110
 ポイント部分 敷設し直すことで調整を要した

ポイントに入るレール部分をスムーズなカーブにしたところ、架線のフログ
が汎用のY型にした方が調整を要した。
やはり、左右分岐を専用にする方がスムーズに行くようである。
この辺りは、まだまだテストが必要な項目のようである。
課題が整理出来たことは有意義だ。

Sun4_20131110
 こういうS字の架線対応が出来るのがこの形式のメリット

この「架線用帯板」のメリットは、こういう複雑な形状の部分についても、
1本で済んでしまうことである。
「実物通りにやる方がスケール」という人が多いと思うが、実際に架線対応を
やってみると、この程度のシンプルな架線でも保線や車両を載せるときなどに
はジャマなうえに、結構手をひっかけるものなのである。
そのために、ハンガー式の架線柱でも、カーブの外側ではなく「敢えて内側」に
立ててあるのである。
まあ、ここまでは仮設なので、クロススパン型についてはこの後あれこれと
試行していこう。

まあ、ここまで来たので、そろそろ「どんな風景にするか」を考えよう。

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2013.11.03

ポール対応の架線分岐部(2)

先週、ようやく成功した架線フログ(ポール/ビューゲル・パンタ)について、
NMRAの参考情報を頂いたので、それを参考に架線フログを作成した。

前回のものでも一応は通過するのだが、「分岐の左右でフログを変えなくては
いけない」のは問題だとは感じていた。

Sun4_20131103
 Y字分岐、架線側を微妙に曲げてポールの入りを調整する

NMRAのものはどちらに分岐しても同じフログを使う。
Y字分岐のようなものである。
資料を見ていると、架線を微妙に引っ張ってこのフログを傾けて使うという
なんとも巧みなやり方である。
さすがは鉄道模型先進国、米国の仕様書である。

私の架線はt0.4の硬い材質の帯板なので、ポールの動きをみながらグイッと
やって調整すればよいのである。
(そういう意味では便利)

Sun5_20131103
 無事に通過

これで架線フログについての「長年の悩み」は解消した。
いよいよ、レイアウトへと進んで行かないと!

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