久々の長い年末年始休暇も今日で終わり。
この休みに何をやったのか?と思い出していたら、DCCサウンド用のスピーカーの
テストをしたことを思い出した。

小口径スピーカーを中心に各種サウンドをテスト
サウンドの音データ
・MRC Sounderの蒸気用
・SFX004による電車(トロリー)の音
・SFX004によるDC12(自分で調整)の音
・SFX004によるDD13(自分で調整)の音
使用したスピーカー
・Soundtraxx810130 27mm径 純正エンクロージャーあり
・Soundtraxx810089 15mm径
・QSI 16.5mmx11.7mm オーバル
・QSI 12.7mm径
・MRC 10mm径
・MRC 13mm径
テストの結果は以下の通り。
(1)どのスピーカーもエンクロージャなしでは音が小さい。
メガバス(27mm)でも音量不足であったのは面白い。
=>Soundtrax(810089)でも音量が低くてそのままでは使用はムリで
あることを確認
(2)試しに、各スピーカーとも「振動面側をエンクロージャの前に出して」テスト
をしてみたが、(1)と結果は同じ。
=>完全に「背面側を表に出す仕様」になっていることを実感
=>蒸気用の音では、QSIのオーバルが一番相性が良いように感じる
(3)エンクロージャを付けると「今まで(エンクロージャなし)はなんだったんだ?」
というくらいに音量も増し、低音がグッと出るようになる。
(4)超小径(10mm)についても、エンクロージャーが付くとQSIの12.7mmに
負けないくらいの音になるのには感心した。
(5)電車用(DigitraxのSFXシリーズ用のトロリー音)についても、エンクロージャー
付きであればどのスピーカーでもかなり良い。
=>相性的にはSoundtrax(810089)が良いように思われる
(6)DL用(DC12とDD13)については、どの小径スピーカー(エンクロージャー有)
でもエンジン音は小さく聞き取りにくい感じ。
=>MRC28mmやメガバスであれば良い。
ということで、今年はDL(DCも)用の音を少し工夫してみよう。
そのための資材は発注済である。
さて、DCCサウンドとしては、このようなことも判った。

天プラのC11 サウンド化断念
大晦日にDCC運転をしようとすると、天プラのC11の動きがおかしい。
モバイルデコーダがダメになったようである。
新年になり、DZ125(モバイル)を交換してテストしても、動きがおかしくなる。
具体的には以下のような状態。
・スピードが出ない
・走り出すと暴走する
・モバイルの不良状況を確認すると、1つは一応動作、もうひとつはモータの
回転が上がらない(実質使用不可能)ようになっていた。
ということで、とりあえずはDCC化を断念した。
それにしてもこの車両、デコーダを納めるスペースが確保しにくいだけでなく
8ピンのソケットの位置が「丁度コールバンカーの段がある下」なので、
Digitraxの8ピンコネクタ(厚みがある)を使うとボディが閉まらなくなったりする。
(結果的に、デコーダ側のコネクタを薄いものに交換)
トラムウェイC12でもそうなのだが、DCC化の保障をしてくれとは言わないが
市場にあるサウンドデコーダの大きさや仕様を考慮してくれても
良いではないか!
とは言いたい。
追記
ディーゼルの音・・・といえば、MRCのSounder(DL)があった。
これを試さなくては!

Sounder(DL)のテスト実施(って、SLとなにも変わらん風景)
まずは、ホーンで「日本でもありそうな音」を探す。
ホーンタイプ(CV50)
・5 : 割と機関車っぽい
・6 : 自動車のホーンに近い新型っぽい機関車のホーン
・12 : 新型のDCっぽい
まあ、要するに「ピッタリ日本型はない」のである(当たり前か)
で、テスト結果。
・Soundtraxx(810089) : まあまあの感じ
・MRCの10mmと13mm : 低音が抜けてエンジン音がシュシュシュになる
・QSIのオーバルは少し物足りない感じ
ということで、「やはりDLの音はMRCの28mmだなぁ」という実感であった。
考えてみると、これら小径スピーカーは「蒸気のサウンド用に特化(高音部に強い)されて
いるのかも」ということを実感した。
=>MRCの10mm,13mm、QSIのオーバルなど
それは欠陥なのではなく「特性」なのである。
実際に使って用途を決めていくのが正しいやり方なのである。
ということで、沼尻DC12にSounderを載せてみようかな?(思案中)
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