3連休だというのに天気がはっきりしない。
それはともかく、このところ改修を行ってきた蒸気機関車の牽引力測定をやろう!
ということになった。
我が家の車両(16番)は、DCCサウンド化する前にこのテストを必ず行うこと
にしている。
走行性能、絶縁状態、走行時の電圧/電流を計測しておかないと、デコーダが
破損する可能性があるからである。
そのため「限界ギリギリ」で牽引を行うので”通称:いじめ”と呼ばれることがある。
なにしろ、400gの重量貨車を数量牽引、2%勾配を駆け上がるのである。
ときどき、壊れる車両がある(遠い目)。
私は牽引力測定は「今後のこともあるので数値計測結果」を残している。
電圧/電流 については、パワーパックのメーター読みである。
王者の貫録、天賞堂C62-3(本体:533g、テンダ:156g)
トップバッターはC62-3である。
5両(2000g) 16V/0.2A
勾配牽きだし 4両(1600g) 16V/0.2A
LN14(高速)の効果もあり、牽引力はばっちりである。
カツミ9700(4輪フランジあり) 本体:232g テンダ:94g
マイクロキャスト水野9700(中間2輪フランジなし)
本体253g テンダ:83g IMON1616モータ
今回の計測で興味があったのは、この2両の対決?である。
フランジ付とフランジなしで差が出るのでは?と思ったのである。
それを補完する?ためではないが、水野の9700はIMON1616という
高性能モータ仕様だ。
結果は以下の通り。
カツミ9700
2両(800g) 16V/0.2A 勾配牽きだしもOK
マイクロキャスト水野9700
2両(800g) 16V/0.1A 勾配引出しOK
電力消費で水野の勝ち!(笑)というレベルで、両車ともなかなか良い
数値である。
水野9700は音が静かなので、当然こちらをDCCサウンド化の候補に
する予定である。
カワイ2120(モータはアルのものと同等) 268g
2両(800g) 16V/0.4A 走行音静か
モータはアルモデルから出ているものと同等のものに交換してある。
力があるいいモータだ。
この機関車も音が静かでDCCサウンド化の候補。
ただし、電流値がちょっと気になる。
中村精密7100タイプ 本体:136g テンダ:58g IMON小型モータ
苦労して改修した車両なので期待高し。
1両(400g) 16V/0.05A 余裕で勾配を登る
1.5両(600g) 16V/0.05A なんとか勾配を突破!
1両は勾配牽きだしOK
走行音静か、さすがはIMON小型モータで電力消費も少ない。
この機関車もDCCサウンド化候補決定。
(というか、もう一両欲しいくらい(笑))
中村精密サドルタンク 221g
2両(800g) 16V/0.2A 勾配での牽きだしもOK
小型機なので・・と思ったが意外に良く牽く。
音が若干大きい?ので・・・DCCサウンド化は微妙
画像の撮影を忘れたが、カツミの一号機関車(旧製品) 136g
1両(400g) 16V/0.05A
こちらも、IMON小型モータの威力絶大である。
音も静かでDCCサウンド化の検討候補。
さて、今回不幸にも故障したのが、トビーの6760である。
騒音問題をウォームの噛み合わせを浅くして対処・・・したのだが、こういう
ハードなテストをすると噛み合わせが外れてしまうのである。
こちらは修理決定である(ち~ん)
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