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2014年10月

2014.10.31

21世紀の珊瑚模型 ダックス(14)

ダックス、細かい改善活動は続く。

Fri4_20141031
 ダックステンダーの機関車部分重量は76g

ふと思ったのだが、現状のサドルタンクが88gあって「まだ前に補重が」
と思っていたのだが、コメントを見て「そういえば、テンダー機の重さは?」
ということに気が付いた。

で、計量してみると76gである。
ということは「重さは必須ではない」のである。
あまりむやみに機関車を重くするのは牽引力向上に貢献しない。

では、どうするか?

Fri5_20141031
 従台車にt0.08のベリ銅のバネを入れる

ダックスは後ろに重心が行きがちのスタイルである。
で、前部にウェイトを積むのだが・・・「ならば、従台車にちょっとバネを
効かせればいいのでは?」ということを忘れたいた。

で、t0.08のベリリウム銅板のバネを入れる。
このバネの入れ方は、実は天賞堂の旧型EF型電機の先台車がこの
方法なのである。
え?こんな単純なのでいいの?と思うのだが、これが意外に調子がいい。
ということで、ウチの蒸気機関車の1軸先台車はこのタイプのバネを
入れるようになった。
おかげで、簡単な構造で調子がいい。

さて、ダックスである。

Fri6_20141031
 結果は上々である、これで補重しないで済んだ

走行テストの結果は上々である。
やはり、あれこれ試行錯誤しないと最適な方法というものは見つからない。

実はキャブ部を沈まないようにバネを入れるのには、もう一つの
理由がある。
DCCサウンド化したときに、キャブ側の重量が増えて、動輪上重量の
バランスが崩れる可能性があるからである。

という地味な作業で今日は終わり。
あとは集電ブラシの改善などやって・・まだまだ作業がいっぱいだ。

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2014.10.29

21世紀の珊瑚模型 ダックス(13)

ある程度形になると、ここからは地味な作業が続く。

Wed3_20141029
 標準で付いてくるウェイトは8g

ウチにあるダックスの重量
 初代 : 98g
 二代目: 84g
 現代 : 64g(ウェイトなし)

初代は父がとことん補重したものである。
なにしろ、隙間という隙間にミクロウェイトを流し込んであるのである(茫然)
そのおかげで走行性能はいいのだが、困ったことに「失敗した塗装」を
やり直すことが出来ない(シンナー漬けに出来ない)

二代目については、私が煙室に6g程度のウェイトを追加して走行性能を
安定させた。

となると、目標は"84g超”である。
ところが、標準のウェイトは8gしかない。
さあ、どうするか?

Wed4_20141029
 1mm厚のウェイトを2枚重ねにする

ついでにサドルタンクのパーツを補強したり、砂撒管を付けたりして
ウェイトはみっちり搭載するようにした。
結果、23gに増加。
それにしても、サドルタンクのハンドレール、ノブが2個しかないので
ちょっと触ると曲がってしまう(笑)
これは、初代からの悩みである。

Wed5_20141029
 煙室部分に7gのウェイト搭載

さらに煙室に7gのウェイトを搭載する。
ウェイト搭載は、「ひたすら地味な努力」なのだ。
こうやって、1gを争う作業だ。

結果、64g => 88g となった。
目標達成である。

Wed6_20141029
 走行テストを行う、結果「あと4g」まで来た!

ウェイトを搭載して、走行テストを行う。
ところで、補重というものは「やみくもに重くする」のは効果がない。
バランスよく搭載しないと「単に死重」になり、勾配線での牽引力を
減少させることになるのだ。
バランス良く搭載しつつ「あとはどこに積むか」を探す。
走行テストをすると、後進は良いが前進でガタつくことが判明。
結果、前に4g搭載すれば良いことが判った。
搭載場所は・・・シリンダ取付板下くらいしかない。

ということで、地味な努力で今日は終わり。
あとは、集電ブラシを第一動輪にかけて、補重して・・とやはり地味な
努力が続くのである。

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2014.10.28

21世紀の珊瑚模型 ダックス(12)

本当は「せいぜいブログねたは3回だな」と思っていたダックス・・・
すっかり、長期戦の様相だ(遠い目)

Tue3_20141028
 IMONミニの搭載を試みる

Tue4_20141028
 そして・・挫折(ち~ん)

あれこれと試行錯誤することにしたので、まずはIMONミニの搭載を
試みる。
モータブラケットはt0.6で薄くして、キャブ前面ギリギリの位置まで持って行く。
結果は・・・「あ、コールバンカーに当る」・・・(遠い目)

まあ、人生はうまくいかないことがあるって(ち~ん)

Tue5_20141028
 結局、アルモータ1015を搭載して走行テスト

結局、先代のダックスと同じのアルモータ1015になった。
快調である。

Tue6_20141028
 上回りが低くなり、集電ブラシがボイラーに当るので・・

上回りが台枠にグッと下がってきたので、集電ブラシが当るようになった。
なので、ちょっと悔しいが切り込みを入れた。

さて、上回りを載せて、ウェイトの位置を確認しながら運転すると、R177の
カーブの特定の場所でなぜか脱輪したり、唐突に止まったりする。
初代、2代目のダックスは大丈夫なのに・・・
新型だからいい!という訳ではないのだな・・と思う。
とりあえず、集電が悪い原因は、第一動輪にブラシがかかっていないから?
のようなので、これから地味に改善していこう。

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2014.10.27

21世紀の珊瑚模型 ダックス(11)

下回りと上回りを組み合わせて「なんか違うなぁ」と思っていた。

Mon3_20141027
 キャブが持ち上がり、妙に腰が高い

う~ん、説明書の通りに組んだのだが・・・なんか「コレジャナイ感」が・・
で、気が付いた。
「そういえば、説明書ではフロント部分を台枠の上に入れる」ということ
になっていた。
しかし、サドル/サイドタンクでは、どうもそれはおかしいので、下に入れた
のだが・・・その分フロントが低いようである。

しかし・・・それは違うのでは?
シリンダ中心と動輪軸中心とはこの状態で合っているのである。
ということは・・

Mon4_20141027
 キャブ床板(取付板)を台枠下側に移す

Mon6_20141027
 取付部をアップ。 台枠下側に付けるとこんな感じになる。

簡単な解決方法は「シリンダ取付板上にt0.8の板を足す」である。
これなら、説明書の通りになるはずだ。
しかし、それでは「ダックスの腰の低い感じ」から遠のいてしまう。

「コレジャナイ感」が・・・

ならば、台枠の下側(端っこの方)に取り付ければいいはずだ。
付け直しは簡単である。
さっそくやってみるとこんな感じである。

Mon5_20141027
 とりあえず組み立ててみる。 火室部分もボイラーにフィットした。

結果はこんな感じである。
グッとプロポーションが低くなっていい感じだ。
火室部分のパーツがボイラと隙間があったのも解決。
う~ん、要するに「キャブ取付板が高い」のが原因であった。

低くなると、ボイラ下辺が集電ブラシと干渉するので、ちょっとカットしないと
いけない。
この方法が正しいのか?については、この1両をまずは工作を進めて検証
することにした。
(要するに”素組みで一気に3両やっちまえ!”と思った私の未熟っぷり)

考えてみると、ダックスの場合は
 ・まずは上回りをザクっと組む
 ・それに合わせながら台枠を組む
という手順で進めれば、この矛盾点には早く気が付いたのだ。
ああ、なんという油断!
都会の生活で大自然の厳しさを忘れていたのだ!(なんのこっちゃ)

まあ、考えてみると、父も私も「ダックスは自分で組んでいない(未塗装完成
を買った)」のだから仕方がないか(言い訳?)

人生、まだまだ修行だなぁ(遠い目)。

しかし・・・説明書に従ったのだが・・・
で、今回の教訓”説明書を信じるな!自分の眼を信じろ!(ち~ん)”

うっかり油断してしまった。
これはきっと、珊瑚模型さんが「鉄道模型は甘くないぞ」と私に鉄槌を
与えるためにダックスを製品化してくれたのだ!(ご~ん)

ということで、まだまだこの話は続く。

注意!
ここに書かれている内容は「まだ結果を検証していない」内容である。
参考にするのはいいが、工作については”あくまで自己責任”で
判断することが必要だ。
模型工作とは、厳しい道なのである。

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2014.10.26

21世紀の珊瑚模型 ダックス(10)

なんだかんだと、ようやく休息が取れたので風邪が治ってきた。

レイアウト工作が・・・と思いつつ、ダックスの工作を続ける。

Sun1_20141026
 火室部分はこんな感じ(以前説明したものと同じ)

火室部分はこのような感じである。
4x2の真鍮角材、t0.6の板で作った灰箱の関係はこんな感じである。

Sun2_20141026
 従台車の加工と取付部分はこんな感じ

従台車の灰箱表現はカットする。
段付ネジは丁度良いものがないので、エコーの1.5-2.0のパイプを
このような感じで使う。

Sun3_20141026
 これで下回りは3両全部揃った・・のだが

パーツ数が少ないダックスなので、組みあがった下回りを見ると
簡単に組みあがったように見えると思う。
しかし、実際は動くようにするのに結構調整が必要となる。
ロット連動、しかも小径動輪のものはその辺りが微妙である。
この辺りは、経験を積むしかない。
ちょっと昔(20年くらい?)の模型では、そのようなことは普通であった。

組みあがった下回りを上回りと組み付けると・・・あれ?
最初に組んだ1両は普通なのだが、2両目と3両目は微妙にフィット
しないのである。
う~ん、同じに組んだのに・・・

ちょっと昔(20年くらい?)の模型では、そのようなことは普通であった。
調べてみると、キャブとの取付部の相性の問題のようである。
これは調整しないとダメだ。
まあ、あちこち削ればいいのだが・・・「動力装置は全バラシ」だよな・・
ちょっと悲しい。

Sun4_20141026
 キャブの縁の雨切りがちょっと・・

上回りはそのまま組んだだのだが、キャブの屋根の雨切りが
「これはちょっとデカ過ぎるだろう」というのが気になっていた。
初代ダックスでは地味にチンマリ出ているだけの部分なので、
結局糸ノコでカットして1/3にした。

それにしても・・・「素組みが出来ないキット」が21世紀に発売に
なったのは「これで鉄道模型の工作とはないか?を知る」という
教材なのだろうか?

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2014.10.25

21世紀の珊瑚模型 ダックス(9)

ようやく、家のことが片付いたのだが、そうなると、先月末からず~っと
続いている風邪の回復が悪いので、半日療養に努めた。

夜になり、ちょっと復活してきたので3両目の21世紀ダックスをちょっとだけ組んだ。
さすがに、3両目となると工作がこなれてくる。

Sat2_20141025
 フロント部分、サドルに付く側をカットする必要がある。

カットするだけでなく、台枠を組んだあとでちょっと削る必要がある。
不思議なのは「なぜ最初からその形に抜かないのか?」である。
この部分は、ダックスIIの部品の流用なのか?

Sat3_20141025
 どうせ折れてしまうので、スライドバーは作り直す

スライドバーは、洋白t0.5の板を0.7mm幅で切り出してシリンダに穴を
開けてハンダ付けした。
これで丈夫になったのだが、調整はちょっと面倒だ。

Sat5_20141025
 スペーサーのハンダ付けは角材でこんな風に挟む

いよいよ台枠を組むのだが、こんな感じになると楽である。
スペーサーも台枠も精度が高いので、意外にすんなり組める。

Sat4_20141025
 台枠後部は従台車取付のためにカットして・・・と、もう3度目だ

今回購入したキットでは、シリンダ取付板は24mmのシリンダ間隔のものが
入っていた。
う~ん、なぜに前の2両は22.5mmだったのか?

21世紀ダックスは、パーツ数はそれほど多くない。
昔からの伝統の仕様(自分であれこれ調整して組む)をマスターすれば
それなりに組むことは可能なのである。

それにしても・・・風邪が早く治らないものか?

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2014.10.22

21世紀の珊瑚模型 ダックス(8)

いろいろと家のことで大変ながら、ちょっと時間が出来たので工作を進める。

Wed2_20141022
 1個しか入っていなかった水タンク蓋の代わりを作る

サイドタンクに、なぜか1個しか入っていない水タンク蓋・・
結局、日光の台車用センターピンをドリルレースして使う。
これで1個余剰になるので、2両目のサイドタンク機用に使える。

Wed3_20141022
 キャブとボイラー部を組む、サドルタンク用のボイラーをちょっと調整

この勢いで、上回りを一気に組む。
サイドタンク用は良いのだが、サドルタンクの方はキャブにボイラーを
ネジ止めすると微妙に傾くので、t0.2の1.5mm帯板を下に貼って
調整する。

Wed4_20141022
 組んで、調整して・・・ここまで

それにしても、キャブの屋根部の妻板上部が個別のパーツのままに
なっているのはなぜ?などの細かいことに疑問を感じつつ、粛々と
作業を進める。
サドルタンクのステップ部が微妙に出っ張ってボイラーが入らない
ので、糸ノコでカットしてヤスリがけして収まるようにした。

ところで、サイドタンクの側面が微妙に曲げが歪んでいるので
調整して組まないといけないのだが、これは結構しんどい。
また、サイドタンク前部をボイラー部にハンダ付けする・・・という
組み方にはちょっと疑問を感じる。
サイドタンク下の板は、ウェイトを入れて付けてしまうのが良いのかも
しれないが、塗装前の洗浄時には付いていると鉛が錆びる原因に
なる。
この辺りをどうするか?は今日の時点では解決出来なかった。

初代キットには、組立治具があったそうだが・・・21世紀のダックスには
無いのはなぜなんだろうか?
やはり「たくましく自分で考えて組め!」という珊瑚模型さんからの
メッセージなのだろうか?

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2014.10.21

21世紀の珊瑚模型 ダックス(7)

今年の風邪はしつこい、不調である。
家の事情も結構大変である。

それはともかく。

21世紀の珊瑚模型ダックスであるが、近代的(?)な下回りになって、
むしろ悩みも増えている。
従台車の試作/走行テストを行うのであるが、これは軸箱がある動輪に
なったから?なのか、動輪のガタがが多く、外側台枠を装着しないと
ロット連動がシャクって困るのである。
(注:なので、外側台枠のプラ台枠はむやみに広く削ってはいけない)

ダックスを知っている人(がどれだけいるのか?)は判ると思うが、
ダックスの外側台枠は外すのにシリンダに付いているスライドバー
が干渉するのである(遠い目)
そうすると、走り装置(という表現が鉄道模型にはある)の調整のたびに
 ・シリンダユニットを外す
 ・外側台枠を外す
 ・動輪を抜く。
 ・台枠の加工
 ・以上の工程の逆を繰り返す(ち~ん)
のである。
外側台枠の止めネジ1.0φを抜き差しする「あのイライラ感」は、やった人
にしか判らない(怒)
注:ウチは結局、エコーモデルの+ネジの1.0φに交換

ああ、楽しい(はず)の模型工作でストレス溜めるのはどうなのか?

結局「外側台枠なしで動けば良い」のである。
さあ、そこが問題だ。

Tue2_20141021
 解決策は結構簡単?

ダックス(この形式の)の下回りを知っている人は判ると思うのだが、
この軸箱があって、動輪径が8.0φ=>9.0φになった仕様(要するに
ダックスII)では、結構台枠と軸箱とのガタがあり、これが組み立てたとき
にシャクる(ああ、専門用語)原因になっている。

と書くと「じゃあ、がっつり固定すれば?」と思う人は、小径動輪のクランク
連動を知らない人である。
このガタは「必要であって、必要でないもの」なのである(ご、ご~ん)

この哲学は、自作した人にしか判らないかもしれない。
ガタがないと「ビクとも動かない」のだが、ガタが多いと「ビクとも動かない」
のである。
(注:文字で書くとなんのこっちゃ?である)

結局「適切なガタがあることが重要」なのである。
ダックスの動力を組んで、走行テストの状況をじ~~~~~っと見て
「うん、これだな」と思った。
(注:なんか、技術ではなく哲学的だな)

こういうことは「工作技術」ではなく「模型修理経験の多さ」である。
ああ、新品を買ったことが少ない私って・・・

ここまでの「妙なる話」はともかく、結果としては、第1・3動輪の軸箱の
当る動輪押え板の前後(画像参照)に、t0.2の1mm帯板を貼るだけで
ある。
これは、ハンダ付けよりはG17などで接着するのが良い。
=>押え板を付けたときに”押されて適当にいい位置になる”から

Tue3_20141021
 走行テストの結果は良好

走行テストを行ってみると、やはり良好であった。
まあ、ダックスの”シャクリ”は、動輪とクランクの問題だけでなく、妙なる
ウェイトの配置が効いてくるのだが、それはまあ、この先するかもしれない
し、やらないかもしてない。

それにしても、この走行テストのテスト用ウェイトの形が笑える。

・・・・ああ、あとはサイドタンクの「給水口が欠品」の克服だな。

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2014.10.19

21世紀の珊瑚模型 ダックス(6)

土曜日の医者の処方が効いたのが?寝不足(最近夜中に目が覚める)
以外はそれなりに調子が良くなった。

さて、一晩寝て、あれこれ試作した。

Dachs1_20141019
 台枠を切り、火室部分の取り付けを変更、上から板で押える

さんざんいろいろな形式を試作してみた。
結果、以下のような方法にした。
 ・まず2x4の真鍮角材をカットして火室部にハンダ付けする
 ・10x12のt0.6を切り出して、それで火室を押えるようにする
 ・その板の上に、t0.,6から灰箱風にカットしたものをハンダ付けして一体化
 ・この上に従台車を取り付け
 (いい段付ネジがないので、2.0-1.5のエコー製パイプを短く切って止める)

なんとなくいい感じになったので「ここは一気に行こう!」ということで
1両のみで走行テストまで進める。

Dachs2_20141019
 動力装置を組み込んで、一気に「動力完成」

モータはいずれアルモータ1015に交換するとして、一気に工作を進めた。
 ・ウォームギア取付部は、軸受けとネジ止め部を調整
 ・集電ブラシはt0.08のベリリウム銅板に交換する(取付が変わる)
 ・モータ取付部は配線が通るように切り欠けを入れる。
 ・台枠=>シリンダを止めるネジの中穴をφ1.8に広げる
 ・ここで既に片方は根元から折れて(涙)穴開け/ハンダ付けになった
  スライドバーの無事だった片方がボッキリとさらに折れて、穴開けして
  止め直す(号泣)
などなど、他の調整などに手間取りつつ、無事快調に動くようになった。

Dachs3_20141019
 で、こだわった「台枠内いっぱいの火室」と集電ブラシの状況

'73年のダックスストーリーにあった「外側台枠にして火室を広げて」に
なんとなくこだわって「目いっぱいにしたい」と思った火室であるが、
苦労の甲斐あって結構広めになって、まあまあの満足度。
しかし、ボイラーとの間に・・隙間がある。
旧製品のダックスではこんな隙間はないのだが・・
ベリ銅に変更した集電ブラシとボイラーのクリアランスはこんな感じ。
このギリギリ感じでは、やはり第一動輪にブラシを伸ばす方法は、
もっと考えないと難しいようだ。

Dachs4_20141019
 このキットで「大胆に作り直しが必要」な火室/従台車部

走行テストも行ったが、平坦線ではこの従台車の「単純な方法」で
脱線もせず普通に走行することが判った。
旧製品と同様に、ちょっとウェイトを付ければ大丈夫だと思う。

Dachs5_20141019
 これでようやく1両が走行可能になった

旧製品との2ショット。
ようやく、21世紀ダックスが走行可能になった。
悲しいことに、サイドタンクの”水タンクハッチが1個しか入っていない”という
欠品のために上回り工作が止まっている(ダックスの通常の組み方では、
ボイラーとサイドタンクを組んだ後でハッチをハンダ付け出来ない)のだが
ようやく走行可能になった。

さて、あと2両あるんだよなぁ・・・
まあ、方法は判ったから大したことないか。

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2014.10.18

21世紀の珊瑚模型 ダックス(5)

今日は休日なのだが、風邪がますます悪化するうえに、家のことが
結構大変でなかなか模型工作にかかれなかった。

とはいえ、なにもしないのは悔しいので、少し工作を行った。

Sat2_20141018
 火室部分、今回製品(上)では隙間が開いている

'73年のダックスストーリーを読み返してみると「6-11-D(ダックスのこと)は
外台枠にすることで広火室にして低カロリー炭に対応」の下りがあり、
この部分はある意味ダックスの特徴なのである。

で、今回製品を組もうとすると・・・キャブと隙間があり「これは違うのでは?」
と思うのである。
これはなんとかしないと!

Sat3_20141018
 結局、火室を若干後退させられるよう”調整可能”にした

少し悩んで、火室部分前の台枠を止めるパイプ部分に当るところを
カットして後退させることで対応した。
まだ仮止めであるが、調整可能にする。

こうして眺めていると、灰箱を従台車に付けたスタイルは、この製品で
はちょっと不自然である。
第一、動輪径が増え隙間が開いてしまうので、旧製品の考え方は
ムリであろう。
ということで、この部分は根本的に変えよう。

今日は体力的(要するに風邪が辛い)にここまでで終わり。
一晩寝て考えよう。

それにしても、なにかあると「旧製品と比較して」判断している自分は
なんなんだろうか?
ふと思ったのだが、今回のダックス新製品は「初代ダックスの偉業」
を再認識することなのか?と思ったりする。

注: このブログに書かれていることは私の個人的意見である。
   あくまで参考用なので、鵜呑みにしてはいけない。

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2014.10.16

21世紀の珊瑚模型 ダックス(4)

風邪は治る気配もない。
家のこともいろいろと大変で、結構大変である。

それはともかく、21世紀の珊瑚模型ダックスである。

Thu2_20141016
 ボイラー部とキャブを組む、左旧製品、右今回製品

下回りを組んだので旧製品の上回りを載せると・・・やはり微妙に
違う。
ちょっと嫌な予感・・・

ということで、今回製品の上回りを組むことにした。

旧製品で既に苦労したところは「どうして言われたまま組んだのに
キャブ切き欠けに当る?」のジョイント部を最初から広げる。
これって・・・「40年前からダックスを知っていないと判らない」という
ノウハウが必要?という部分である。

知らずに組んでも、グラインダーで切削すればいいのだが、最初から
広げておいた方が楽ではある。

Thu3_20141016
 思いのほか精度が高い、しかし、組む順番を考えた方がいい部分

キャブ下のネジ止め用板もこれくらいカットしておいた方が、なにかあった
ときに楽である。
この辺りも、旧製品からの経験である。

キャブは思いのほか精度が高い。
むしろ、そのせいで組む順番を考えないと「あれ、前部板が入らない」という
ことになる可能性がある(こういうことは、経験で察知する)
私は以下の順でやったので、参考のため一応書いておく。
(あくまで参考である)
 ・全パーツの歪みを”ガラス板でチェック”して、直角も出す。
 ・まず、後部窓パーツを仮付けする。
 ・両側面パーツを付け、後窓パーツ部を本格的にハンダを流す。
  =>このときに、前部にt0.4の隙間があることを良く確認すること
 ・サドルタンクについては、木部パーツ取付け
 ・キャブの歪みをきちんと修正して、最後の前面をハンダ付け
まあ、こんなことは誰でも出来る簡単なことなので、言うまでもない
ことである。

ボイラー/煙室部については、サドル固定用の板、エントツ、ボイラー部
(ドームを載せて確認する)が揃うようにチェックしてハンダ付けする。
これは蒸気(とくに古典機)を組むときには基本中の基本なので、誰でも
出来ることだろう。

サイドタンク機は、ボイラー固定の板にサイドタンクを付けるので、さらに
サイドタンクの水平が取れるように注意することが必要になる。
ウチには、テンダーとサドルタンクしかないので、この部分を組むのは
初めてなのだが、漠然と乗工社のあひると同じだと思っていたので、
「え?この方式では後で調整出来ないじゃん」と驚いた。
まあ、そうならそうで、どうにかなるから良いのではあるが。

Thu4_20141016
 横から見たところ、各部のバランスをチェック

これでようやく各部のチェックが出来た。
こういう組み方のものは、キャブとボイラーの接続部で屈曲することが
あるので注意が必要である。
今回はどうにか問題がないようだ。

ところで、サイドタンク部なのであるが、どうしたことか?給水ハッチが
サドルタンクのネジ止めが1つ入っているだけである。
これは?どういうこと??
私はてっきり珊瑚模型なら1000のタイプ、または乗工社のあひるのタイプが
入っていると思ったのだが、どうしてなのだろうか?

21世紀の珊瑚模型のダックス、「鉄道模型は甘くないぞ!」という
警鐘をモデラーに与えているのだろうか?

注: このブログの内容は、あくまで私見である。
   世の達人モデラーは素組みでサクっと組んでいるはずである。
   素人の発言を鵜のみにしてはいけない!

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2014.10.14

21世紀の珊瑚模型 ダックス(3)

風邪がほんとうに酷い。
台風が来なくても、3日間くらい寝込みたかった・・のに、台風はさらりと通過。
まあ、いいことなのだが。

ネットで見ていると、「このダックスはどうやって従台車を付けるんだ?」という
ものが目に入った。
不調ながら、さっそくやってみる。

Tue3_20141014
 おお!ほんとうに付かない!

上が旧製品のダックス、下が今回の製品である。

やってみると、まあ、従台車の車輪を止めるネジが1.0φなのに
1.4φが入っているのは細かいことだから交換した(ち~ん)。
まあ、そんなことはどうでもいいとして、添付の段付ネジで止めて…
止めて・・・・は?届かない(ち~ん)

仕方がないので、従台車側を少し切り込んで、手持ちの長いネジを出して
来て装着したのがこの状態。
この状態では、ギリギリで付いているのはともかくとして、これでは動輪と
干渉してしまう。
しかも、カプラー側が長く感じるのだが??

う、う~ん・・・・

実は2mm後ろにタップを切り、そこに従台車を着けてみたのだが・・・
う、う~ん、ますます違うよなぁ。

ああ、頭が痛い、クラクラする・・・そうか、これはきっと風邪のせいだ!

Tue4_20141014
 横から見たところ、これは台枠側をそれなりに改造しないと

オリジナルのダックスは台枠はまっすぐで浅く(軸箱がないから)、そこに
素直に従台車(前部が火室下部表現)でOKなのだが、この新しい台枠
が高いので、火室部分(実は取付ようとしたのだが隙間だらけで固定出来ず)
と合せて加工しないとダメなようだ。

ああ、風邪がほんとうに酷い。
頭痛い、ダルい・・・・
家のことでも凄く辛い・・・

まずは上回りを組んでフィット感を見て、全体にバランスを取って設計し直す
とするか?

注: これはあくまで私の”個人的感想”である。
   世の達人モデラーは素組みで易々と完成させているはずなので
   ここに書かれていることを鵜のみにしてはいけない。
   モデラーたるもの「自分の知性で判断」するものである。

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2014.10.13

21世紀の珊瑚模型 ダックス(2)

台風19号接近中・・・

それはともかく、左脚膝の靭帯を痛め、風邪は2週間近く続き・・と不調続きで
ある。

とはいえ、この問題は片づけないといけない。

Mon3_20141013
 結局、1mm広げることにした

一晩寝て「やはりこうするしかないだろう」という決心をした。
t0.8の真鍮板を2枚重ねて、シリンダ中心を22.5mm=>23.5mmに広げて
以前”旧製品”のクロスヘッドに施したt0.08のベリ銅板を貼る。

結果は良好。
「え?なにが問題だったの?」というくらいに良くなった。
とはいえ・・・シリンダ径が旧製品より+1mmなので、旧製品より幅が2mm増加
してしまった。
可能であれば、シリンダ径を4mmにして欲しかった(もう遅いけど)

Mon4_20141013
 問題解決すればもう一両はすぐに出来る。

ということで、2両目の下回りを組む。
解決方法が決まっていれば、あと1両は快調に組み立てを完了。

この製品は’80年代の製品っぽい感じであるが、現代の製品のような
組み易さとはいかない。
あちこちカットしたり、パーツを自作したり・・・とそれなりの手ごわさがあって
楽しい。

注:この工作の記録はあくまで私の私的経験である。
  もっとレベルの高い人はストレートに組んでいるはずなので、このブログの
  記述を鵜呑みにしてはいけない。

Mon5_20141013
 電化ナローレイアウトも地味に進行中

平行して、電化ナローレイアウトも結構進捗している。
田園風景の地面はかなり作業が進んでいる。
もうちょっとしたら、架線と架線柱を立てることが可能になるだろう。

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2014.10.12

21世紀の珊瑚模型 ダックス(1)

家のことが大変である。
といいつつ、模型工作は地味に進行。

さて、第10回軽便祭りで珊瑚のダックスがリバイバル発売されることになった。
父が「サドルタンクがなぁ」と言っていた手前、これは買わないといけないだろう
ということになった。

Dacks1_20141012
 10数年ぶりの珊瑚模型

実は、家のことがガラガタしているというのに、自分の左脚靭帯を痛めて
しまい・・・徒歩が厳しいのである。
しかし、このままでは・・・ということで苦労して方南町まで行く。
珊瑚模型、15年ぶりくらいか?

ということで、ダックスのサイドタンクとサドルタンクを購入。
ウチにあるプラ台枠がダメになっているものと、煙室戸がないダックスの
部品を売って欲しい・・と頼んだのだが「まだ再生産品を販売したばかりなの
で部品の分売は出来ません」と言われてしまった。
いや、それはそうなのだけど・・・この脚を引きずりつつ来たのに・・・
かなり悲しくなった。
まあ、回復したら、半年後くらいに来てみよう。

Dacks2_20141012
 ということで、さっそく動力を組んでみる

なんといっても、楽しみだったのは動力部の更新である。
さっそく組んでみた。

う~ん、この大変さは・・・「オリジナルのDACHSのまんま?」としか思えない
状況。
動輪は近代的だし、サンデーリバーと同じなのだろうけど・・なんとまあ
修正が多いこと、多いこと・・・
まあ、私からすると「なんか、珊瑚模型の’70年代製品を思い出すね」という
手間のかかりよう。
初代ダックス(父の遺品)のプラスレームがバッキバキに風化しているので
「交換部品を売って欲しい」とお願いしたら「再生産したばかりだから」
と断られたのは当然として「そうそう、これ削らないと入らないんだよね」
と言われ、それは過去の話なんだろう・・・と思ったら、現代でもそうだった
のはちょっと笑った。
個体差(組み方)もあるかもしれないが、
 ・台枠後部は長穴にする(1.1φ)
 ・動輪の軸部分は全体は2.2φに広げ、最後部は後部を0.5mm広げる
という加工が必要であった。
しかも、ウチのものは片方のプラが盛大に曲がっていて、修正が結構
大変であった。

Dacks3_20141012
 結局、3時間くらいかかってここまで

軽く工作・・・と思ったのに、3時間かかった。
フロントデッキも、台枠内に収まらないのでカットした。
苦労した・・・のに、組んでみるとサイドロッドのピンがガッツリクロスヘッドに
当るという悲しさ。
しかも、クロスヘッドは「先の2ndロッドのダックス」と同じに脱落してしまう。

さらに悲しいことに、調整していたら、片方のシリンダーバーがボッキリと
折れてしまう始末(涙)

Dacks4_20141012
 正面から見たところ。右が現代版。

正面から見ると、車輪が厚い最新版は外側台枠のクランク部がかなり
外側にいっていてクロスヘッドと干渉しやすくなっていることが判る。
これって・・・シリンダをもうちょっと外側にするべき?クロスヘッドを
先のサドルタンクと同じ改修をすべき?と悩む。

追記
どうしてこうなるのか?と寸法を確認した。
            旧製品        最新版
シリンダ中心間   22.75mm 22mm
シリンダ径 4mm 5mm
動輪クランク幅 17mm 19mm

正面からの画像をよ~っく見ると判るのだが、新製品は外側台枠と
クランクの間がかなり余裕である。
どうやら、車輪幅が増えたからという訳ではないようなのだが、
これはサンデーリバーの部品流用なのだろうか?
対応としては、シリンダ中心間を2mm増やせば解決なのだが、
そうでなくても幅の広いダックスにその改造をするかどうかは
ちょっと悩ましい。

やはり、珊瑚模型のダックスはいつの時代にも手ごわいことを納得。
約40年前の父の苦労を偲べ?ということか??

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2014.10.07

電鉄ナロー線の風景

家のあれこれが大変である。

それはともかく。

Tue6_20141007
 電鉄ナロー線の「駅ではない側」は田園風景にする

電鉄ナロー線の駅側(花巻電鉄の大沢駅風?)ではない側をどうするか?
なんといっても、我が社は、元々いた花巻と草軽も増えているうえに、
三重交通、下津井電鉄までいる大所帯になっているのだ。
となると「田園風景」が欲しくなる(そうなのか?)

急遽、バルサ板をカットして田んぼを作り、台枠もカットして築堤風にして・・
と工作を進めたらこんな感じになった。
田んぼについては、庭の人工芝を切り取ってきて貼ったら「ま、いいか」
という感じになった。

レイアウトは「勢いが大事」だと思った。
まあ、この状態で眺めてあれこれと考えてみよう。

追記 2014.10.8

今日は皆既月食の日である。
クラシックレンズでそれを撮影・・・で時間を取られて・・だけでもないのだが、
模型工作は地味に進行。

Wed13_20141008
 人工芝のウソっぽい色を補正

田んぼの表現、庭のチョコ君(ビーグル犬♂)の遊び場の人工芝を
カットしてきて置いたもの・・・であったが、どうも色がビニールビニールして
今一つである。
ということで、リキテックスで補正。
ちなみに、手前のものがオリジナル色である。

おお!なんかいいではないか!

ああ、もっと模型工作の時間が欲しい。

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2014.10.06

簡易軌道と電化ナローのレイアウト

台風18号が猛烈なスピードで通過していった。
実は、ウチもちょっと大変なことになっていたり、私自身が風邪でダウン気味
だったりするのだが、祭りの熱でレイアウトへの情熱でなんとか工作は続く。

Mon4_20141006
 ターンテーブルを断念して、レイアウト完成早期化を目指す

結局、ターンテーブルは断念した。
この大きさのレイアウトでこの手のアイテムを設置しても「結局使わない」
からである。
その割には手間で、レイアウト工作が大きく遅延するからだ。

Mon5_20141006
 凹凸を付けた部分を含めて、道路と地面を仕上げていく

道路部分は薄いグレーを入れたりしてトーンを落とし、全体に地面を
仕上げて、線路(ポイント部)にバラストを撒く。

ここまで来れば、ストラクチャ(建物)と草と木である。
凸凹地形には、草撒きをする予定(草原風にする?)

Mon6_20141006
 電鉄ナローレイアウトも、地面を仕上げていく。

こちらも、道路部分と道床部分をグレーでトーンを落とし、建物に合せて
地面の色をだんだんと整えていく。

電鉄ナローのレイアウトだが・・・正直言って「このレイアウトでは既製品の
ストラクチャだけでは厳しい」と思い始めてきた。
先の簡易軌道に切り替えたレイアウトから一部ストラクチャを移転するが、
やはりいくつかは自作しないとダメか?と思い始めている。

あ~、それにしてもあれこれと大変だ。

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2014.10.05

簡易軌道の発足(軽便祭りの影響)

台風が来るようである。
さらに、ウチは介護問題で大変である(ち~ん)

それはともかく(そうなのか?)

第10回軽便祭りで、みのるさんの簡易軌道を見ていて「ああ、いいなぁ」と
実感出来た。。
その割には「応援隊」のホイットコムと問寒別は「ポイントでスタック」する
始末・・(ああ、父(誰?)は情けないよ)

このままではいけない・・・・

Kaniki1_20141005
 ウチには「使っていないレイアウト」があった

祭りの後で「やはり簡易軌道やりたいよなぁ」と思ったのである。

なんといっても、機関車(客車は1両未組み)が3両あるのである。
で、支援のつもりが・・・「え?お前たち不動かよ?(涙)」の結果(ち~ん)
結果的には、ぜんぜん門外漢のはずの「頸城のニフ(サウンドカー)」が
まさかの大活躍・・・(ああ、偉いぞ!、乗工社ニフ!!)
これは不甲斐ないよなぁ。

で、思い出したのである。
花巻風レイアウトが「電化ナロー車両の規格に合わずに10年近く放置
プレイである」ことを・・・・

このレイアウトは、2003年に「花巻デハが走るレイアウトが欲しい」と思って
作成したものである。
当初から「持ち歩き」を意識したもので、小型で収納ケース、予備架線柱と
架線も装備・・・という我ながら「いいじゃないの」と思ったものである。

ところが・・である。
試走させて気が付いた(ああ、若気の至り)

走行テストをすると、花巻デハは苦しげに走行するのだが、草軽デキは
なんと! R150を通過出来ないのである(ち~ん)
な、なんなんだ・・・

結局、オフ会に1度持って行って任務完了!(ち~ん)
悲しいことに、オフ会でも「あ、そう」という反響の無さ(ご~ん)

まあ、人に受けるかどうかはともかく、2大主力の片方(当時)の草軽が
走らないのではねぇ・・・とお庫入りである。

それから10年以上経過・・・
キャリングケースもあるので、このままにしておくのも惜しいので、
改造して使うことにした。

Kaniki2_20141005
 建物を撤去、ポイントを増設

単純なエンドレスでは悲しいので、ポイントを付けて線路配置変更。
まだ”試作もしていない”新型ターンテーブルの設置予定の線路配置に
して、路線プランはこんな感じとした。
まだ試作はおろか、設計もしていないターンテーブル(5cm径)は・・・
一応努力してダメなら止めるかも?

Kaniki3_20141005_2
 道路部分を「北海道の草原風にする」

ポイントがある側は駅風にするとして、反対側は「北海道の草原風」に
することにした;
今回の祭りで「北海道の簡易軌道の走る風景は”原野”ではなく”背景に
後で植林した風景です”」という情報をもらったのである。
ということで、中央部分くらいに針葉樹を並べて植え、駅反対側を草原風に
することにした。
まっ平ら(ベニヤのまま)ではなんなので、ベニヤ板をカットして発泡
スチロールを入れて凹凸を付けたのだが・・・ちょっと凹ませるつもりだった
のに、結果的に「ちょっと盛った感じ」になってしまった(ま、いいか)。
これで、樹木もブスッと挿して植えることが可能になった。

Kaniki4_20141005
 結果はこんな感じ

発泡スチロールをガリガリ削り、テッシュとペーパータオルでここまで
処理した。
色の仕上げはこれからである。
同時に、架線柱の穴も埋めた(いつでも復活可(笑))
ペーパータオルが完全に乾燥したところで、地面の色を仕上げるのだが
さてはて、どんな風にしたものか?

Kaniki5_20141005
 とりあえず、今日はここまででDCC運転テスト

まずはポイント部分を徹底的に調整した。
PEKOのスナップトラック用ポイント、フログのフランジ側が結構プラで埋まって
いて集電が悪くなる原因になっているのだ。
車両も整備(遠い目)
結果、DCC仕様の問寒別とホイットコムは快調に走るのだが、DC仕様の
ホイットコムが不調なのはなぜ?(車両の問題のような気がする)

ということで、正式に”簡易軌道レイアウト発足”である。

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2014.10.03

ダックスの改修

祭り・・・ああ、楽しかった(遠い目)

さて、その祭りで「せっかく走らせてもらったのにスタックしたダックス」の
改修を行う。

Dachs1_20141003
 原因はクロスヘッドが走行中に外れること

動力そのものは調子がいいのである。
問題は「クロスヘッドが外れる」ことなのである。

現物は「クロスヘッドを上下から挟む」ようにバーが出ているのだが、
DACHSはコの字型のものが横から入るだけなのである。
これでは・・・外れるよなぁ・・・・
もっとも、父が購入・組立をした「初代製品」はその現象は発生しないのであ
ある(同じ構造なのに)
この最近購入・改修した2代目・・・う~ん

悔しいので(c)、抜本的に直そうかとも思った。
しかし、私はどうも”コレクター体質”なのか、「できるだけオリジナルで残したい」
のである。
ウチには、2代目(の完成車両)はこの1台しかないのである。
これで、リバイバル版(たぶん改良されている)21世紀のDACHSと比較
できるのかと思うとわくわくするので、手を入れられない。

ということで、安直に「L型金具で押える」ようにした。
t0.08のベリリウム銅板をL字型に曲げて、クロスヘッドに接着。

Dachs2_20141003
 裏から見るとこんな感じ

安直な方法の割には結構うまくバーを囲んでいる。

Dachs3_20141003
 走行テストはバッチリである

連続走行テストを行う。
こうやってみると、走らせているとクロスヘッドが傾いている。
なるほど、このように外れるのか(怒)とか思ったが、このL金具接着で
クロスヘッドは外れないようになった。

ということで、「祭りの失敗解決」はこれくらいにして、次のことをやろうと思う。
祭りで影響を受けた「あること」なのだ。

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