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2015年2月

2015.02.26

乗工社のシェイ(5)

トーマモデルワークスのシェイ、いよいよ動力関係の仕様が決まってきたよう
である。
21世紀になって、ようやく小型シェイを買うことが出来ることにワクワクする。

さて、その前に乗工社シェイである。

ウチの車両は、「DCC化前には牽引力測定が必須」という起きてがある。
そう”通称いじめ”である。

Thu3_20150226
 まずはウェイト搭載

オリジナルのものは、ボイラ内は真鍮棒、コールバンカー?内は妙に
大柄なウェイトとどうもバランスが良くないように見えた。
=>おそらく、後位の絶縁側台車の集電確保のため?

鉛で作り変えて、前後とも7gにした。
これで、自重68g+14g=84gとなった。
(注:のちの実測値は82g)

Thu4_20150226
 ウェイトを準備して牽引力計測開始!

ウェイトを準備して計測開始である。
計測は3%勾配で行う。
ところで、牽引すっる車両の重さの目安は以下の通りである。
 ・珊瑚模型 沼尻シボフ 33g
 ・MW運材台車(荷物搭載) 16g

Thu5_20150226
 107gが限界

計測結果は以下の通り(比較のため珊瑚ダックス併記)
  ダックス(89g)     シェイ(82g)
 41g 楽々        43g 楽々
               53g 楽々
               72g ギリギリ登る
 113g ギリギリ登る   107g なんとか登坂
 144g 空転

こうして比較してみると、微妙にダックス(サドルタンク)が勝っているが
ほぼ同等と見て良いことが判った。

牽引力測定で判ったのだが、やはり「勾配は出来れば無いか、もしくは2%程度」
にした方が動力車には良いようだ。

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2015.02.22

乗工社のシェイ(4)

下回りがほぼ組みあがったので、上回りを組む。
(注:エキセントリックロッドは塗装後に付ける)

Sun2_20150222
 キャブがパタパタ組み

このキットは1980年製らしい。
キャブがパタパタエッチングなのだが、現代のものと比較すると
組むのは若干面倒である。

Sun3_20150222
 面倒ながらも組み上がったところ

うっかりしていたのだが、キャブ前に来る配管(給水管?)の穴は
自分の好みで開けないといけなかった。
結局、苦労して0.6φドリルでななめ方向から開けた。
さらにうっかりして、キャブとボイラーを固定・・・したところ
「あ!スチームドームを付けるネジが入らない(穴がない)」ということに
なり、慌てて穴を開ける羽目になった。
砂撒き管の穴もドームに自分で切るのだが、こういうところはダックスと
似ているのだなぁ(遠い目)となった。

それにしても・・・この下回りにどうやって上回りを付けるのか??

Sun4_20150222
 上回りの固定は前位ギアボックスを外さないといけない

面倒なことに、ギアボックスを外さないとネジが止められない。
ここまで来ると慣れたものである。

Sun5_20150222
 さらに側シャフトも逆にして快調に走るようになった

なんとかまとまったので、模型日誌を書いていると・・・・
どうやら、側シャフトはジョイント部が長い方が後ろであることが判った。
United合同やカツミのシェイなどでは「前位側が長い」ので、当然そうなの
だろうと思ったのだが、この製品では逆であった。
まったく、中途半端な理解ではいけないのだ・・・と反省した。

ということで、いずれ塗装するとして、トーマモデルワークスの製品が
出るのが楽しみだ。

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2015.02.21

乗工社のシェイ(3)

いい天気の日は雑用で忙しい。

その間に、シェイの下回りを組み立てて走行テストをする。

Sat2_20150221
 側面のシャフトと台車を組む

動力装置は出来ているのに、なぜかダミーのシャフトを入れるのが楽しい。
これは組むときに気が付いたのだが、ジョイント部(ロスト製)が長い方が
前側になる(知らずにシャフトを組んでいた自分が怖い)。

Sat3_20150221
 ここで重大なミスを発見!

台車側面のシャフトは、車輪の車軸のと同軸で通る。
で・・・そういいえば!と気が付いたことがある。
このシェイの車輪は、片方が丸く膨らんでいる・・・・あ!
シャフト側の車輪がこの丸っこい側面のものなのである。
前の画像を見てもらうと判るが、私は逆にしていた。
まったく、こういうことだったのか・・・
せっかく調整してスムーズに動くようにしたのに・・・またやり直しだ。

Sat4_20150221
 シリンダにシャフトを付けるのは結構面倒

中央のシャフトの平ギアのところに側面シャフトを入れる。
これもちょっと面倒なのに、それをさらにシリンダで止めるのだが、これが
また結構イラっとする作業だ。

Sat5_20150221
 駆動系を全部組んでみると、まさに「ギアードロコ」である。

全部パーツを付けたところで、またあちこち調整して動くようになった。
それにしても、United合同のロコなら割とすっきりとした駆動系なのだが
乗工社のシェイはギアいっぱいの「まさにギアードロコ」である。

Sat7_20150221
 集電性能を上げる

走行テストをしてみると、どうも走りが悪い。
そのせいでギクシャク走るのでR177のカーブ通過も悪い。

どうしたものか?

結局、絶縁台車側を”United合同と同じに”直接結線することにした。
1.0φのネジで台車に端子を付け、床板に穴を開けてある。

Sat8_20150221
 さらに調整した結果、R177を走行出来るように

ということで、なんとかR177のカーブをクリア出来た。

さて、後は上回りだ。

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2015.02.18

乗工社のシェイ(2)

今日は凄く寒い。
しかも雨。

それはともかく、今日から松屋のクラカメ市(だから?=>自分)

帰宅して、乗工社シェイの工作をする。

Wed4_20150218
 モータはアル1015にする

さすがにキャラメルモータは厳しいので、あれこれと考えた結果、
アルの1015を使うことにした。
工作室の気温4度(ご~ん)
t0.8の真鍮板をカットして、モータ取付板を作成した。
ネジの頭が出っ張らないようにするのが結構手間であった。

Wed5_20150218
 ウォームを付けて・・・無事に動作

実際はちょっと面倒なこと(ウォームが抜けたり・・)もあったが、結果的には
調子良く動くようになった。

今日の工作はここまで。

まだ「シャフトは半分しか入れていない(ダミーの台車側面シャフトがない)」ので、
「スムーズに動作する」とは断言できないのが残念だ。
工作をする時間がもっと欲しい!

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2015.02.15

乗工社のシェイ(1)

快晴ながら、風は強く、気温は低い。

珊瑚タンク機3兄弟はまだ完成せず・・・さらに未完成品が増えたりしている。
2月はレイアウト!・・・ぜんぜん着手せず(遠い目)

それはともかく。

今年は待望のシェイの新製品が出る!
それを記念して(なんだそれ)ということで、乗工社のシェイのキットを組む
ことにした。

現在停滞中の鉄模社シェイの参考になるかもしれない(微かな希望)

Sun3_20150215
 まずは床板+アンダーフレームの工作から開始

エッチングの床板にドロップ製のアンダーフレームを貼り合わせる。
この段階で結構面倒である。
火室やトラスロッドについては、図面もなにもないので「ここだろう」という
カンで付けていく。

Sun4_20150215
 両台車のギアボックスを組む

ギアボックスを組むのだが・・・これが凄く組みにくい。
意外に側面は平面が出ているのだが、前後のプレスパーツの形状が
微妙なのだ。
仮ハンダ止めして修正して・・などとやっていると、外れたりゆがんだり
するのだ(遠い目)
ギアについても、方向があるのだが、これもきちんと仕訳しておかないで
組むと凄くイラっとする。
ウォームギアを止めるネジが両側から挟むように2本・・・大丈夫なのか?
という心配満載である。

Sun5_20150215
 センターピンの押えバネがまた微妙

センターピンの押えバネってどれ?と思っていたところ、薄いメッキの
してあるリン青銅板のものを切り出して、ヘの字型にしてさらに調整する
という面倒なものである。
これは地味に調整していくしかない。

Sun6_20150215
 ウォームギアが付く中央のシャフトの固定がまた面倒

どうしてこんな構造なの?(というのは乗工社の特徴か?)という
のがこのウォームギアから連動する中央のシャフトである。
なぜにこの円柱にシャフトが通っている?
これ、ちょっとでも高さが違うとシャフトが固まって・・・・あ、ダメだ(茫然)
結局、先に出てきた薄リン青銅板をスペーサーにして苦労して調整した。

ギアボックス側のジョイントと中央からのジョイントについては、
0.5φの軸を挿して、さらに「ジョイントから出っ張らないように」する
のに苦労した。
センターピンに当ってしまうのである。
まったく、なんというタイトな調整幅の製品なのだろうか?

Sun7_20150215
 なんだかんだと苦労してなんとかここまで

側面のシャフト(この製品では連動はしない)を組んで黒染めしたところ
で今日の工作は終了。
このキットはキャラメルモータが入っているのだが、もちろんそのまま
組むことはしないので、どうやったものか?と思案中である。

トーマモデルさんの製品、こんなに苦労しないものなんだろうなぁ(希望)

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2015.02.09

ダックス補完計画・・(ち~ん)

Mon4_20150209
 ダックス補完パーツ・・・使いたいなぁ

ダックスをパワーアップするパーツがあるということで、さっそく珊瑚模型に
行ったのは先週の日曜であった。
そのときに「ウチの完成した21世紀ダックスの1両のキャブを交換して、
このパーツを使おう!」と思ったのである。

で、サイドタンク用の交換キャブ・・・・あれ?
側面(というのか?)のパーツは手に入ったものの、正面と後部パーツが
もう無かった(茫然)

ああ、遅かったか・・・

こうなったら!ということで、初代/2代用の予備パーツを引っ張り出して
「なんとかダックスにならんか」と・・・・

結論は「ならねぇ~よ、交換用部品なんだから(ご~ん)」

ダックス補完計画・・・道は遠い。

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2015.02.08

形式1000と南薩5号

このところ、週末は雑用が多い。
なので、模型工作は地味にしか進まない。

Sun6_20150208
 形式1000のモータ取付位置を変更

ありがたいことに、このブログで「モータ取付は下からです」と教えて頂いた。
取付位置を変更するのだが、やってみると動輪押え板や台枠、床板の
開口部を広げないと取付けにくいので、あちこちカットしながらの変更に
なった。

おかげで、やっと「第2動輪でカタカタする」現象が無くなった。
(ありがとうございました)

Sun7_20150208
 南薩5号のカプラー取付

キットのままでは、前梁側はK&Dが付かない。
そのため、前梁をカットしてK&D No.7が付くようにした。

いっしょに、形式1000にもK&D No.7を付けた。
そのため、急遽K&Dを組むことになった。

Sun8_20150208
 そして、形式600も参戦!

実は、ここに来て形式600も参戦!である。
これは、「組みかけを入手」したもので、前オーナが「イコライザ判にしよう
として中途になった」ものを元に戻しつつ・・・の状態のものである。
パーツが微妙に他のものと入れ替わっていて、ロットを付けるのにかなり
苦労した。
(なので、まだバルブギアは??の状態)

2月はレイアウト工作に戻るはずだったのだが・・・
模型工作は「計画通りに行かない」運命になるのか?

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2015.02.01

珊瑚模型 南薩5号(4)

雪が降り、快晴になっても劇寒である。

それはともかく、南薩5号である。

Sun6_20150201
 南薩5号の集電ブラシを付ける

さて、南薩5号の動力化である。
ちょっとメゲたことがある。
「モータはIMONミニにしよう」と思っていたのだが・・・・
調べてみると、なんと!ウォームがモータ軸に固定である(が~ん)

なんだかなぁ・・・

諦めて、集電ブラシを付ける。
それにしても「一応入門機」のこのロコに、なんでこんな面倒な集電ブラシ
を付けているのだろうか?
絶縁ワッシャx2個で固定・・・ではショートしそうだし、面倒なので、あっさり
プラ板を付ける方式に変更である。
これなら、一端を接着してしっかりと固定出来る。

Sun7_20150201
 車輪に当る部分も絶縁する

第2・3動輪のウランジ裏に触るシュー部も絶縁する。
ここまでやっておけば安心。

Sun8_20150201
 モータを入れて走行テスト・・・う~ん

モータを付けて走行テストをする。
結果は「ダメだな、集電不良だ」
これはちょっと考えないといけない。
第一動輪もやはり集電させよう。

Sun5_20150201
 久々に珊瑚模型へ

ここで工作を中断して珊瑚模型へ。
ダックスのオプションパーツが出たので買い出し。

で、結果は・・・なんか大量に購入。
う~ん・・・・珊瑚模型のタンク機・・まだまだ完全制覇は遠い(ち~ん)。

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