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2015年5月

2015.05.31

凄く久々に写真のHP更新

まだ5月だというのに夏のような暑さ・・・
曇天で涼しかったら撮影でも・・・と思ったが、予報がハズレてぴーかん。

ということで、すっかりサボっていたBRONICA Dxの銀塩撮影のポジを
スキャンして写真のHPを更新した。

Sag20153_20150531
 Super-KOMURA 45F4.5 絞り解放

Tsu20152_20150531
 Nikkor 80F2.8 F=1:5,6

凄く一部の人だけ知っているという・・私の写真のHP。
写真の・・というより「道具遊び」なのだが、URLも変わってこれからも
続いていく予定である。
http://e-ektra.my.coocan.jp/

それにしても暑い。

Sun2_20150531
 非電化軽便線のレイアウト検討は続く

暑い中、あれこれと検討を進め、以前ある規格で使う試作の台枠を
再利用して、500x900の台枠にして、その低い部分に支線を設置する
検討を行うことにした。

R177+R280はやはり本線が被ってしまう。
R144+R234だといい感じなのだが、これでは走らせることが出来る
車両が限定されてしまう。

悩ましいところだ。

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2015.05.24

非電化軽便レイアウトの検討(1)

暑くなってきた。
もう日本は冬=>いきなり夏、なのか?

簡易軌道、電化ナロー線・・・と来れば、仕上げは非電化ナロー線である。
先にR150で作った森林鉄道レイアウトが「走行条件が厳しくて」ということで
手持ちの車両を全部走らせることが出来なくてダメという話をした。

このままではいけない。
3部作(といつの間に決めた?)の仕上げは林鉄+日本の風景のレイアウトに
しないといけないのだ。

Sun2_20150524
 まずは本線の線路配置を決める

基本のカーブはR177として、これにR243を入れた構成とした。
長手方向は910cmに13.5cmで104.5cmとして、幅は50cmとしてある。
この線路で、ダックステンダー、杉山模型のクライマックスにダンカーク、
乗工社シェイとトーマモデルワークスシェイと走行テストをする。

Sun3_20150524
 非電化レイアウトhが全ての車両が走らないといけない

非電化レイアウトは全ての軽便車両が走らないといけない。
ということで、現在検討中(放置プレイとも言う)の鉄模社シェイの
確認も行う。
まあ、R177だったら大丈夫・・・なんじゃなかろうか?(遠い目)

Sun4_20150524
 今回のレイアウトでは勾配線を工夫する(予定)

Sun5_20150524
 上から見た線路配置。 このくらいにすると飽きないか?

先のテストで”修羅”を断念した。
とはいえ、あの雰囲気は捨てがたい。
となると、本線は勾配無しとしつつ、「いかにも修羅を登って行く」演出が
必要なのだ。

ということで、こういう立体的配線にするのだ・・・という試作で今日は終わり。

非電化軽便鉄道のレイアウト・・・道は遠い。

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2015.05.18

トーマモデルワークスのシェイのレイアウト設計確認

トーマモデルワークスのシェイ、「ともかく組んで走行性能UP」を目指した
のは「来たるべき非電化レイアウトの線路配置」を決めるためなので
ある。

そう「鉄道模型は走ってこそ」である。
スケール寸法であるとか、このパーツが付いているとかいないとか・・・
そういうことは「後でどうにでもなる」と私は思っている。
(注:個人の感想です(ち~ん))

Mon4_20150518
 ”修羅を作るかどうか”のテスト

R177のカーブで4%勾配のループ線を登れるか?のテストである。
理想は32g(MWの運材台車(木材込)を2両)を牽引出来るかどうか?
である。
このシェイ、そして杉山模型のロコをが交差するためには、以前作成した
ダージリン風レイアウトで45mmの高さを確保する必要がある。
結果、4%勾配を登れるか・・・なのであるが、テストの結果は24gしか
牽引出来ないことを確認した。
まあ、とはいえこの性能までUPするのに1週間かかった(遠い目)

Mon5_20150518
 現在工作が止まっている林鉄レイアウトを・・・

一応、現在工作が停滞している林鉄レイアウトの走行テストを行う。
R150でS字もあるうえに、修羅部分はR110で6%勾配・・と走行の制約が
多くて結果的に停滞してしまったのだ。

まあ、ダメだろう・・・でも平坦部分だけでも・・・ダメでした(ご~ん)
まあ、ダミーシャフトが圧縮側でR150があるから・・・ダメに決まって
いるよなぁ・・・

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2015.05.16

トーマモデルワークスのシェイ(6)

21世紀の製品だから・・・とかなり油断した(私としたことが)
ギアードロコはやはり「手ごわい」ことを痛感。

Sat5_20150516
 ”理想状態”に近づくように集電ブラシを超微調整する

テストの結果、集電ブラシがない=理想状態と呼ぶことにした。
当初は「じゃあ、乗工社シェイと同じに台車絶縁/片側集電にするか」とも
思ったが、それもなにか・・面倒なので(ち~ん)集電ブラシを徹底的に
調整することにした。
調整のコツ(といっても、t0.08のベリ銅にした場合)は以下の通り。
 ・動輪側は多少強く当るようにする(髪の毛が降れるくらい)
 ・非動輪側は触るか触らないかで当るようにする(産毛が降れるくらい)
 ・集電シューは”下からコソっと当るような形”にするので内側台枠側の
  絶縁強化を行う
このシェイの動輪は左右0.2mmくらい横動するので、これに圧なく
触っているように調整するのは、ピークルーペ(写真やっている人には
おなじみの)で先を磨いたピンセットで微妙に弦のような円弧状に
調整していくという・・・「とても鉄道模型の集電シューとは思えない」
微妙な調整をしていくのである。

微妙な調整を何度も行った結果、直線5%勾配をノーマル車輪で
40g牽引で12cm登坂することが可能になった。
(それでも、勾配途中牽き出しはジリジリと上がるレベル)
とはいえ、”平坦線でもスリップ”から比較すると、大変な進歩で
ある。

Sat6_20150516
 そして、ようやく目標の3%勾配連続40g牽引!

さらに微調整のうえで車輪(動輪片側各2軸)にマスキングゾル塗布
を行った結果、ようやくR177の3%勾配を40g牽引で牽き出しOKで
走行可能になった。

今回の教訓「ギアードロコは21世紀の製品でも強烈に手ごわい」
である。

う~ん・・・United合同のギアードロコで徹底的に修行させられた私が・・
油断してしまった・・・なんという不覚!

恐るべし!ギアードロコ(まだまだ修行足りんな!=>自分)

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2015.05.14

トーマモデルワークスのシェイ(5)

ちょっと間が開いてトーマモデルワークスのシェイである。

間が開いたのには訳がある。
そう「牽引力をなんとかせんと」なのだ。
なにしろ、ちょっと勾配があれば「登らない」ではどうにもならない。

Thu4_20150514
 さんざん困った挙句に”30年前の手法”にすがる私・・・

そういえばちょっと前に「米国製の車輪に塗るヤツがあったよなぁ」という
ことを思い出した。
しかし・・・名前忘却(涙)
検索しても出てこない(注:名前が判らないせいもあるし(号泣))
結果「牽引力上げる車輪に塗るカエルっぽい名前のやつ」とある人に
メールを送ったら「それ、グリーンフロッグでは?」とやっと商品名判明!

しかし・・・「それ、もうメーカーのURLも出てこないですよ」との絶望的な
話が発覚(が~~~~ん)

う~ん・・・・なんてこったい。

で、色々考えた結果「アレをやるか」
今から30年前くらいにやった「マスキングゾルを塗る」というヤツで
ある。
この30年・・・金属車輪で粘着牽引力を上げる努力をしてきた私が・・
なんという屈辱・・・

まあ、仕方がないので、マスキングゾルを買ってきた。
これを、2軸の動輪の片方ずつに塗布する。

Thu5_20150514
 で、結果は「ある程度の成功」

45分ほど乾燥させて牽引力測定を行う。
結果は以下の通り。
 ・3%勾配 : 24gをずりずりと牽引して・・・登りきれず
 ・2%勾配 : 68gを牽引して見事走破!
まあまあの結果か?

Thu6_20150514
 10分ほどゴリゴリと勾配(2%)を走行した後の塗面

2%勾配を57gを牽引して10分、マスキングゾルは割とちゃんと
残っていることを確認した。
この手はそれなりにいけそうだ(かなり悲しいけど)

トーマモデルワークスさん・・・ゴム付動輪をオプション販売してくれ・・・
ないかなぁ(ご~~~~ん)

追伸(2015.5.15)
トーマモデルワークスさんのブログに「5%勾配を登ります」との動画が
あった。
なるほど!勾配途中からの牽き出しも出来るそうだ!
テストは直線で行っているとのことなので、私もさっそくやってみる。

Fri4_20150515
 まずはノーマル(自重59g)でテスト開始・・・

牽引車両は40gとのことである。
さっそく、ノーマル車(こういうときに2両あると楽)でテストを実施。
よ~~~っし・・・・は?平坦線で空転・・・・(ち~ん)

なんか・・・早くもブルーな気分。
気を取り直してマスキングゾル車のテストである。

Fri3_20150515
 平坦部から助走を付けて・・・

さて、マスキングゾル車輪の車両(自重67g)はというと、平坦線から
助走を付けると20cmくらい登ったところでジリジリと登坂するように
なる。
まあ、5%勾配ならまあまあか?

追伸(2015.5.16)
コメントに「集電ブラシの影響では?」というのがあって、「そういえば
その確認をしていなかった」ことに気が付いたので、追加テストを
行った。

Sat2_20150516
 集電ブラシを外して電線を付ける

Sat3_20150516
 計測は正確に行うため「登坂出来た距離」も測る

テストの結果は以下の通り。
 ノーマル時 : 24g+16gで13.5cm登坂
           牽き出しは「ジリジリと上がる」かも?
 マスキングゾル塗布時:
           24g+16g+17gはスムーズに登坂
           牽き出しOK
           さらに11g追加すると、25cmで停まる

テストの結果は「ベリ銅集電ブラシの影響は多少ある」ようである。
もっとも、”集電ブラシ無し”と比較して・・・だと、なにかこう・・シャキっと
しない結果ではある。

教訓は「どうせ2両あるなら1両はまずノーマルで組め!」(反省)

ところで、このブログ(と私のHPもそうだが)への記載内容は、
あくまで”私個人の経験”を書いたものであることを忘れてはいけない。
製品そのものの評価は、「モデラー各人が行えばいい」のである。
ネットに書かれたことを鵜のみにしてはいけない。

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2015.05.10

電化ナロー線の建物工作

ああ、GWは終わってしまった。
とはいえ、週末休みはいつものようにやってくる。

Sun2_20150510
 残りの2軒もやはりM'sの製品にして、瓦屋根を付ける

一応「大沢温泉駅をイメージ」した駅前の建物については、さらに考えた
結果「田舎は土地に余裕があるのであまりピチピチに建物をくっつけない」
ということにして、M'sのキットの建物を生かすことにした。

建物はこれで全て屋根が脱着可能。
エコーモデルの瓦屋根を付けて今日の工作は終わり。

あとは建物の細かいディテールの追加である。

そういえば・・・三重交通のデハx2両のパンタを架線対応せんと!

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2015.05.06

電化ナロー線の工作は続く

今日はGWの一応の最終日。

さすがに疲労した?ので、今日は家事を行ってから電化ナロー線の
工作を少し行った。

Wed4_20150506
 使用するM'sのキット利用の建物に屋根を付ける準備

M'sのキット利用の2軒の建物に着脱可能な屋根を付ける準備を
行った。
と、同時に全体の補強も行う。
収納時、あるいは運搬時にケースに入れてガタガタと揺すられたり
しても痛まないようにするのである。
屋根については、ネジ止めにしてある。
こうしておけば「後であれこれと試行錯誤」がやりやすい。

Wed5_20150506
 架線も一部を改造、分岐部を調整してポール対応完了

さて、架線を戻したのであるが、交換線部分でポールが外れたり
していたのを架線交換した。
分岐についても、調整して対応を完了。
これで、パンタグラフ/ビューゲル/ポールとも対応の架線システムに
なった。

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2015.05.05

トーマモデルワークスのシェイ(4)

今日は午前中は曇天&強風でホコリっぽくて鼻がグシュグシュして困った。

さて、天気は忘れて(午後晴れた)トーマモデルワークスのシェイである。
今日は上回りだ。

Tue5_20150505
 上回りも結構組むべきパーツ多し

近年のエッチングの精度は素晴らしい。
とはいえ、組むのは人間なので苦労はする。
コールバンカー/水タンク、シリンダカバー、キャブは地味にハンダ付け
工作になる。

ボイラー部については、ドームとエントツを1.4φネジ止めのために
下穴開け/タップ切り・・・なのであるが、丸いパーツに穴を開けたり
タップを切るのは意外に難しい。
(注:といいつつ、この部分はひょっとして添付のタッピングネジで対応
 するのかもしれない)
ネジを入れるために、上側を1.5φに広げ、下はネジ頭が入れやすい
ように3.2φに広げたりしたが、この辺りは”モデラーとしての判断”
である。
(注:要するに”自己責任”と”経験”である)

Tue6_20150505
 間違えた!のはボイラーとキャブの接続部

乗工社や珊瑚模型の製品が「キャブ側からボイラー後部をネジ止め」
するので、きっとこの製品もそうだろう・・・と思いつつ・・・

「え?なんで2個穴があるの??」

いい加減な判断で「きっと上側だろう」と1.4φのネジ・・・あれ?
タップが切れないので1.7φのネジを切って・・・・・
は?高さが2mmくらい高いし(茫然)

この辺りは説明書を読んでも????だが、どうやらキャブ下側の
穴に1.4φタップを切ってボイラー側から止める?????ようで
あるが詳細は不明である。
まあ、結果的にネジ止めしなくてもピッタリくっつくのでなにもして
いない(遠い目)

Tue8_20150505
 乗工社シェイとの比較

さて、ようやく全体像が見えてきたので、乗工社シェイと比較してみる。
私は「乗工社シェイもモータの制約があった割にはいい形をしている」
と思っていたのだが、直接比較してみると、「モータ寸法の制約がない
21世紀の軽便シェイはプロポーションがいい」ことを実感出来る。
(注:とはいえ、乗工社製品はやはりいいセンスをしていると思う)

ということで、今日はここまで。
上回りを組みつけると全重量が35g+27g=62gになることが判った。

それにしても・・・このGWは「とことん模型工作」だなぁ(遠い目)

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2015.05.04

トーマモデルワークスのシェイ(3)

外は強風ながらいい天気、世間はGWでおでかけ・・
しかし、私はトーマモデルワークスのシェイとの工作である。
(考えてみると幸福?)

昨日、ロックタイトで組む駆動部/ダミーシャフトを組み終わったので、
今日は確実に動くように調整する。

Mon1_20150504
 なにはともあれ組んでR177通過を確認する

とりあえずR177の通過を確認する。
どうやら、エンジンがエンドレス外側のときにはOKだが、内側になる
とダメかもしれない?

それはともかく、動きが悪い・・・
駆動側のシャフトがどこかに当っているようでうるさいし、ギクシャクと
した動きである。

Mon2_20150504
 集電ブラシをベリリウム銅にする

キットでは普通の真鍮板で集電ブラシを組むことになっており、それを
さらに接点でモータまで持って行くようになっている。
う~ん、これはちょっと不安だ。
接点でモータに接続する方法は、カツミの阿里山シェイで懲りている。

ということで、t0.08のベリリウム銅を先端に付け、直接配線するように
改造した。
と同時に、台車(ギアボックス?)の台枠とドライブシャフトに当りそうな
部分を削ったりカットしたりした。

で、試してみると・・・
う~ん、まだドライブシャフトがどこかにときどき当っているような??

Mon3_20150504
 台車側のドライブシャフトを細くし、カット部を広げる

さらに細かく確認すると、台車内のジョイント部のフチにR177カーブの
ときに微妙にドライブシャフトが擦っているようである。
ということで、削って細くした。
さらにカット部分も大きくする。

Mon4_20150504
 台車の動きの自由度が低いので、薄いワッシャを作って入れる

走行テストをしていると「この台車の自由度では問題ないか?」という
気になってくる。
2両のうち、1両がレールへの設置が悪い?のか??音ばかりで
動かないのだ。
ということで、t0.3のワッシャを作って間に入れることで自由度を上げた。

それでも・・・1両は動かないぞ?なんでだ??

Mon5_20150504
 どうにか2両とも正常に走行するようになった

結局、動かない1両は全バラシをして確認した結果・・・片方の台車の
駆動してない方の車輪が・・・改造した集電ブラシの根元の部分が
車輪に固く当ってブレーキをかけていたことが発覚した(が~ん)

これでなんとか走行可能になった(ドッと疲れが・・)

いよいよディテール関係(上回り)になるのだが・・・
その前にやっておくことがある。
そう、「牽引力測定(通称”いじめ”)」である。

Mon7_20150504
 牽引力測定(勾配)の結果は・・

下回りの重量は現時点で35gである。
上回りのパーツ関係の重さを量ると25gあったので、おそらく30g以上の
重さになるである。
ということで、32gのウェイトを載せて牽引力測定をする。
結果は以下の通り。
 3%勾配 : 24g牽引出来ず
 2%勾配 : 35g
面白いのは、やや騒音の多い方の結果が上記の通りで、スムーズな
方は2%もダメなのである。
人生とはうまくいかないものだ(遠い目)
優等生が”成功者”とは限らないのだ。

ちなみに、同じ2軸駆動(ただし、同一台車に動輪)の杉山模型の
クライマックス(自重84g)の計測結果は以下の通り。
 2%勾配: 24g
 3%勾配: 68g

片方の台車に動輪が1軸、しかも外側・・というのは自重がかかり
にくく牽引力が出しにくい。
走行状態を見ていると、猛烈に空転している。
この”空転する”という状況は、実は勾配なしの平坦線でも起こり
がちである。
こうしてみると、遊輪を片方の台車に寄せて片方を駆動し、カーブ
通過をR100可能にした杉山模型さんの設計は素晴らしい。

この辺りは、これからあれこれと改善していこう(さらに遠い目)
それこそが「キットを組む楽しみ」なのだ。

Mon8_20150504
 次は上回り

ほんとうに疲労したので・・・明日の上回り工作の準備。
それにしても、このキットは”出来の良いロストパーツ”がいっぱい入って
いるのだが、いずれもボール盤で穴を開けなおしてタップを切って・・
の部品が多い。
昔の乗工社や珊瑚さんの製品は、ドームやエントツなどは挽きもので
ネジ部は精度良く工作されていて、ネジ切り済であった。
そういう意味では”組み易くなっていた”のであるが、最近の製品では
この辺りの考え方が変わってきたのだろうか?
まあ、私が”古いヤツ”なだけなのかもしれないが・・

追記 2015.5.5
そういえば?と確認を2つばかり。

Mon10_20150504
 R150は楽々と通過

昨日のカーブ追加対策のおかげか? 簡易軌道レイアウトのR150の
カーブは楽々と通過した。
ただし、ダミーシャフトのジョイント部からの音がうるさい(ち~ん)

Mon11_20150504
 R177のカーブでシリンダ側が内側時のジョイント部

R177でシリンダ側がカーブ内側での走行を確認。
結果的には、「やはり煩いが走行可能」であった。
ジョイント部をジ~っと見ていると、どうやら圧縮状態になったロストの
シャフトがジョイント部の内側に当って音を出していようようだ。

トーマモデルワークスさんは、「交換用のパーツ」を販売してくれる
ようなので、ダミーシャフト関係のパーツを買って改善を試みて
みようと思う。
(さすがに現在組み済のものをバラす気にはなれない)

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2015.05.03

トーマモデルワークスのシェイ(2)

2015年のGWはトーマモデルワークスのシェイ工作である。

昨日のうちに面倒なところを済ませ・・・今日も面倒である(ち~ん)

乗工社のシェイの構造を踏襲しているので、トーマさんのシェイも
「駆動用とダミーのシャフトがある」という、非常にややこしい構造を
している。
添付の図面を見ていると・・・どうも・・・う~ん、オレって頭悪いんだ?
というくらいにどうしたらいいか判らない・・・

Sun2_20150503
 組む順番と注意点と寸法を自分で図にして整理

そこで、添付の組立図をコピーして、駆動側とダミーのシャフト別の
組立図に編集して、組んでいく順番を整理する。
この作業に2時間ほど費やした。
(注:やっぱり、私は頭悪いんだ・・・と自覚)

Sun3_20150503
 今日唯一のハンダ付け工作

モータ取付部下の駆動軸の取り付け部をハンダ付けする。
それにしても・・・幅17.2mmって・・・ノギスで測ってその通りにしたが
後でシャフトを入れてみると、もうちょっと幅があっても?という気が
しないでもなかった。

シャフトの固定は、フックのような形状のパーツ1つで止めるのだが
「え?これで平気??」と心配したものの、結果的には(モータを付けて
確認)問題なしであった。
こういう構造は、”21世紀風”で、私のような古いモデラーにはない
発想である。

さあ、あとは「順番にパーツをロックタイトで付けていく」作業である。

Sun4_20150503
 今日はここまで

駆動軸側は組立てを終わって、モータを組み付けて動かしてみた。
問題なしである。
ダミージャフト側は、シリンダ(ロスト製)クランク部の幅を測ると
5.7mmで、治具のまま組むと5.9mm(なんとも微妙)になることが
判った(注:先人の経験を参考にさせて頂きました)ので、
治具の間を1.0mmから0.6mmにして組んだ。
結果としては幅5.0mmになった。

Sun6_20150503
 クランク部のサイズはこんな感じ

さて、クランク部をシリンダに入れてみると、”そのままでもOKだった?”
という気もしないでもない。
まあ、余裕がある方がいいだろう。

ロックタイトで組んでいくコツは「一度に済ませようとしない」こと
である。
パーツを1つ付けて確実に付くのが確認してから、また次の
パーツを付けて・・・と地味に進めることである。
それは”複数を同時にやろうとすると前のパーツがズレる”
からである(注:うっかりモノの私の過去の経験による)
まあ、パーツが止まるまでに駆動側/ダミーシャフト側と
交互にやったり、黒染め作業をしたり・・・で時間を有効に使う
ようにするのが良いと思う。

ということで、明日はいよいよ動作確認だ。

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2015.05.02

トーマモデルワークスのシェイ(1)

すっかり夏の陽気である。

昨日は前振り程度の工作で終わってしまった、トーマモデルワークスの
シェイの工作開始である。
(といいつつ、結構雑用が多くて午後開始)

Sat2_20150502
 乗工社シェイでも苦労するウォーム取付部を組む

昨日のうちにジョイント部をロックタイトで組んでおいたので、今日は
ウォームギアの固定から始める。
ロックタイトは怖い。
軸受け部には油を入れて少し隙間を空けるように慎重の位置を決める。
私の場合は、台枠(内側)の軸は固定せずに、ウォーム組み込み時に
差し込むだけの方法にしてある。

Sat3_20150502
 組んだウォーム部分を台枠(内側)に組み込む

組んだウォーム部は、長くしてある1.0φの洋白棒でスムーズに回る
ことを確認してから、台枠(内側)に慎重に組み込む。
このときに、慎重にウォーム部を入れながら、洋白棒が回せることを
確認しつつ、まずは集伝ブラシが無い方を”必ずA4のワッシャを入れて”
(入れないとスムーズに軸が回らない)軸が回る位置でネジ止めする。
この辺りは、飽きずに慎重に進める作業である。

注意点(これは当たり前だが)としては「あとで無理やり回して当りを
付ける」という考えを持ってはいけない、ということである。
軽便の車両は自重もモータのパワーも少なく、ましてシェイの場合は
減速をここに入る前にかけているので、”ちょっとの引っかかり”が
走行性能に深刻な影響を与えるのである。

ここまでの調整は難しい。
私の場合は、乗工社シェイで”苦行(ご~ん)”をしていたからこその
教訓である。
スムーズに回らないようであれば、”ウォームギア部を分解して
組みなおす”くらいの覚悟で臨んだ方がいい。
実際、私も1組のウォームギア部が若干のロックライトが回って
しまったようで、その修正(かなり経験が必要)に1時間ほどを
費やした。
さらに、台枠(内側)にウォーム部を差し込む(注:なかなか入らない
からと言って、削ってユルユルにしてはいけない)のに苦労し、
そこからの調整に4台車で1時間以上かかっている。

そう「シェイを組むというのは根気が必要」なのである。
手抜きをせず、”その場で不具合を解消する”よう作業を進めないと
いけないのだ。

Sat4_20150502
 床板部を組む

床板部を組んで今日の作業はここまで。
こう書くと簡単に思われるかもしれないが、この床板部をしっかりと
組まないと動力部がきちんと動作するか?に影響してくるのである。
床板部をここまで組むのに2時間以上かかった。
(注:この手のキットを2両組むのは凄く疲れる)

さて、明日はいよいよ”動力部の動作確認”まで行かないと!

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2015.05.01

運転スペースの改造(4)

GWである。
暑い!

Fri1_20150501
 ご提供頂きました「遮音材」

さて、カーブも緩和したし、一応静音化したし・・・であとの悩みは「ゴム臭」
である・・・とブログに書いていたら、ある方が「これを使うといいよ」という
ことで、遮音材を頂いた。

電車の車内で怪しくロールを担いで帰宅し、今朝からカットを開始した。
形紙でケガキをして、ハサミで簡単に切ることが出来る。

Fri2_20150501
 ゴム板、遮音板、なにも無い・・で音を比較

比較テストを行った結果、ゴム板と同等の静音効果があることを
確認した。

Fri3_20150501
 ゴム臭から脱却! おかげで2枚重ね!!

これでようやくゴム臭から救われた!
臭いさえなければ、2枚重ねにしてさらに静音化出来る!
ということで、大満足である。

ということで、素材の提供ありがとうございました。

なお、この遮音材の効果については「台枠天板を航空ベニア(t2.5)に対して」を
基本としている。
やはり、天板を厚い板で作るのが台枠の板が原因の音の発生を防ぐ良い
方法であるのは当然のようである。

さて、いよいよ「トーマモデルワークスのシェイ」である。
なにか・・・今日はなんだかんだと雑用で疲労気味で夜になってから
ようやく準備開始。

Fri5_20150501
 動力部分のパーツ構成を確認する

模型工作を何年もやってくると「複雑なメカのロコはまず落ち着いて
パーツ構成を確認する」のが大事であることを自覚している。
もっとも・・これは「試行と失敗からの教訓」なので、こうやって書いても
あまり理解してもらえないのかもしれないが・・・

乗工社のシェイの経験から、「台車部分のウォーム部分がネック」で
あることを体験済である。
私も購入後に気が付いたのだが、トーマモデルのシェイは2軸駆動で
動力伝動については「それなりに簡略化」されているのである。
とはいえ、ちょっと鉄道模型を組んで苦労した方はお分かりと思うが、
ウォーム部分の組み付けが難しいのである。
この部分のチェックを十分に行う。
また、このキットはロスト製のパーツが多い。
シャフトが通る部分があるので、歪みのチェックを十分に行う。
このキットのロストの素材は柔らかめなので、修正はやりやすい。

Fri6_20150501
 時間がかかる嫌気性接着剤で組む部分をやる

ここで時間切れ。
ウォーム部で接着で組む”時間のかかる部分”の一部を組んでおく
という翌日の仕込みで今日の作業は終わり。
ジョイント部にシャフト(洋白1.0φ)が出っ張らないようにするという
乗工社シェイでの注意点は同じなのが楽しい。
この接着状態であれば、後ででっぱりがあれば削ることも可能だ。
ウォームを固定するギアボックス?は固定用と集電ブラシの固定の
ために1.4φネジをタッピングしておく必要がある。
ジョイント部を止めたからではしんどいので、早めにタッピングして
おくのが良いだろう。

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