外は強風ながらいい天気、世間はGWでおでかけ・・
しかし、私はトーマモデルワークスのシェイとの工作である。
(考えてみると幸福?)
昨日、ロックタイトで組む駆動部/ダミーシャフトを組み終わったので、
今日は確実に動くように調整する。
なにはともあれ組んでR177通過を確認する
とりあえずR177の通過を確認する。
どうやら、エンジンがエンドレス外側のときにはOKだが、内側になる
とダメかもしれない?
それはともかく、動きが悪い・・・
駆動側のシャフトがどこかに当っているようでうるさいし、ギクシャクと
した動きである。
集電ブラシをベリリウム銅にする
キットでは普通の真鍮板で集電ブラシを組むことになっており、それを
さらに接点でモータまで持って行くようになっている。
う~ん、これはちょっと不安だ。
接点でモータに接続する方法は、カツミの阿里山シェイで懲りている。
ということで、t0.08のベリリウム銅を先端に付け、直接配線するように
改造した。
と同時に、台車(ギアボックス?)の台枠とドライブシャフトに当りそうな
部分を削ったりカットしたりした。
で、試してみると・・・
う~ん、まだドライブシャフトがどこかにときどき当っているような??
台車側のドライブシャフトを細くし、カット部を広げる
さらに細かく確認すると、台車内のジョイント部のフチにR177カーブの
ときに微妙にドライブシャフトが擦っているようである。
ということで、削って細くした。
さらにカット部分も大きくする。
台車の動きの自由度が低いので、薄いワッシャを作って入れる
走行テストをしていると「この台車の自由度では問題ないか?」という
気になってくる。
2両のうち、1両がレールへの設置が悪い?のか??音ばかりで
動かないのだ。
ということで、t0.3のワッシャを作って間に入れることで自由度を上げた。
それでも・・・1両は動かないぞ?なんでだ??
どうにか2両とも正常に走行するようになった
結局、動かない1両は全バラシをして確認した結果・・・片方の台車の
駆動してない方の車輪が・・・改造した集電ブラシの根元の部分が
車輪に固く当ってブレーキをかけていたことが発覚した(が~ん)
これでなんとか走行可能になった(ドッと疲れが・・)
いよいよディテール関係(上回り)になるのだが・・・
その前にやっておくことがある。
そう、「牽引力測定(通称”いじめ”)」である。
牽引力測定(勾配)の結果は・・
下回りの重量は現時点で35gである。
上回りのパーツ関係の重さを量ると25gあったので、おそらく30g以上の
重さになるである。
ということで、32gのウェイトを載せて牽引力測定をする。
結果は以下の通り。
3%勾配 : 24g牽引出来ず
2%勾配 : 35g
面白いのは、やや騒音の多い方の結果が上記の通りで、スムーズな
方は2%もダメなのである。
人生とはうまくいかないものだ(遠い目)
優等生が”成功者”とは限らないのだ。
ちなみに、同じ2軸駆動(ただし、同一台車に動輪)の杉山模型の
クライマックス(自重84g)の計測結果は以下の通り。
2%勾配: 24g
3%勾配: 68g
片方の台車に動輪が1軸、しかも外側・・というのは自重がかかり
にくく牽引力が出しにくい。
走行状態を見ていると、猛烈に空転している。
この”空転する”という状況は、実は勾配なしの平坦線でも起こり
がちである。
こうしてみると、遊輪を片方の台車に寄せて片方を駆動し、カーブ
通過をR100可能にした杉山模型さんの設計は素晴らしい。
この辺りは、これからあれこれと改善していこう(さらに遠い目)
それこそが「キットを組む楽しみ」なのだ。
次は上回り
ほんとうに疲労したので・・・明日の上回り工作の準備。
それにしても、このキットは”出来の良いロストパーツ”がいっぱい入って
いるのだが、いずれもボール盤で穴を開けなおしてタップを切って・・
の部品が多い。
昔の乗工社や珊瑚さんの製品は、ドームやエントツなどは挽きもので
ネジ部は精度良く工作されていて、ネジ切り済であった。
そういう意味では”組み易くなっていた”のであるが、最近の製品では
この辺りの考え方が変わってきたのだろうか?
まあ、私が”古いヤツ”なだけなのかもしれないが・・
追記 2015.5.5
そういえば?と確認を2つばかり。
R150は楽々と通過
昨日のカーブ追加対策のおかげか? 簡易軌道レイアウトのR150の
カーブは楽々と通過した。
ただし、ダミーシャフトのジョイント部からの音がうるさい(ち~ん)
R177のカーブでシリンダ側が内側時のジョイント部
R177でシリンダ側がカーブ内側での走行を確認。
結果的には、「やはり煩いが走行可能」であった。
ジョイント部をジ~っと見ていると、どうやら圧縮状態になったロストの
シャフトがジョイント部の内側に当って音を出していようようだ。
トーマモデルワークスさんは、「交換用のパーツ」を販売してくれる
ようなので、ダミーシャフト関係のパーツを買って改善を試みて
みようと思う。
(さすがに現在組み済のものをバラす気にはなれない)
最近のコメント