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2015.05.14

トーマモデルワークスのシェイ(5)

ちょっと間が開いてトーマモデルワークスのシェイである。

間が開いたのには訳がある。
そう「牽引力をなんとかせんと」なのだ。
なにしろ、ちょっと勾配があれば「登らない」ではどうにもならない。

Thu4_20150514
 さんざん困った挙句に”30年前の手法”にすがる私・・・

そういえばちょっと前に「米国製の車輪に塗るヤツがあったよなぁ」という
ことを思い出した。
しかし・・・名前忘却(涙)
検索しても出てこない(注:名前が判らないせいもあるし(号泣))
結果「牽引力上げる車輪に塗るカエルっぽい名前のやつ」とある人に
メールを送ったら「それ、グリーンフロッグでは?」とやっと商品名判明!

しかし・・・「それ、もうメーカーのURLも出てこないですよ」との絶望的な
話が発覚(が~~~~ん)

う~ん・・・・なんてこったい。

で、色々考えた結果「アレをやるか」
今から30年前くらいにやった「マスキングゾルを塗る」というヤツで
ある。
この30年・・・金属車輪で粘着牽引力を上げる努力をしてきた私が・・
なんという屈辱・・・

まあ、仕方がないので、マスキングゾルを買ってきた。
これを、2軸の動輪の片方ずつに塗布する。

Thu5_20150514
 で、結果は「ある程度の成功」

45分ほど乾燥させて牽引力測定を行う。
結果は以下の通り。
 ・3%勾配 : 24gをずりずりと牽引して・・・登りきれず
 ・2%勾配 : 68gを牽引して見事走破!
まあまあの結果か?

Thu6_20150514
 10分ほどゴリゴリと勾配(2%)を走行した後の塗面

2%勾配を57gを牽引して10分、マスキングゾルは割とちゃんと
残っていることを確認した。
この手はそれなりにいけそうだ(かなり悲しいけど)

トーマモデルワークスさん・・・ゴム付動輪をオプション販売してくれ・・・
ないかなぁ(ご~~~~ん)

追伸(2015.5.15)
トーマモデルワークスさんのブログに「5%勾配を登ります」との動画が
あった。
なるほど!勾配途中からの牽き出しも出来るそうだ!
テストは直線で行っているとのことなので、私もさっそくやってみる。

Fri4_20150515
 まずはノーマル(自重59g)でテスト開始・・・

牽引車両は40gとのことである。
さっそく、ノーマル車(こういうときに2両あると楽)でテストを実施。
よ~~~っし・・・・は?平坦線で空転・・・・(ち~ん)

なんか・・・早くもブルーな気分。
気を取り直してマスキングゾル車のテストである。

Fri3_20150515
 平坦部から助走を付けて・・・

さて、マスキングゾル車輪の車両(自重67g)はというと、平坦線から
助走を付けると20cmくらい登ったところでジリジリと登坂するように
なる。
まあ、5%勾配ならまあまあか?

追伸(2015.5.16)
コメントに「集電ブラシの影響では?」というのがあって、「そういえば
その確認をしていなかった」ことに気が付いたので、追加テストを
行った。

Sat2_20150516
 集電ブラシを外して電線を付ける

Sat3_20150516
 計測は正確に行うため「登坂出来た距離」も測る

テストの結果は以下の通り。
 ノーマル時 : 24g+16gで13.5cm登坂
           牽き出しは「ジリジリと上がる」かも?
 マスキングゾル塗布時:
           24g+16g+17gはスムーズに登坂
           牽き出しOK
           さらに11g追加すると、25cmで停まる

テストの結果は「ベリ銅集電ブラシの影響は多少ある」ようである。
もっとも、”集電ブラシ無し”と比較して・・・だと、なにかこう・・シャキっと
しない結果ではある。

教訓は「どうせ2両あるなら1両はまずノーマルで組め!」(反省)

ところで、このブログ(と私のHPもそうだが)への記載内容は、
あくまで”私個人の経験”を書いたものであることを忘れてはいけない。
製品そのものの評価は、「モデラー各人が行えばいい」のである。
ネットに書かれたことを鵜のみにしてはいけない。

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コメント

ゴム系接着剤をシンナーで薄めて塗ると言うのはどうでしょうか。

投稿: mokami | 2015.05.15 01:28

ゴム系接着剤はまっさきに(30以上年前)にやったのですが、こういうものは劣化するので「剥がして再度塗布しやすい」ことが重要なのです。 ゴム系接着剤は剥がすのが大変なのです。

投稿: ム | 2015.05.15 06:31

全軸駆動化は難しいですか?
ムさんなら出来ると思いますが

投稿: ozu | 2015.05.15 10:05

初めてこのシェイが2軸駆動と知りました、簡単な改造で4軸駆動にはなりませんか?

投稿: コン | 2015.05.15 10:18

いやぁ~、実は私も購入してから「まさかねぇ」と2軸駆動であることを知りました(遠い目) これを4軸駆動にする改造をするのであれば、素直に鉄模社のシェイの工作を開始します(笑)

投稿: ム | 2015.05.15 22:06

集電機構を変更されているようですが、オリジナルのものが、完成度が高いです。
考えられるストレスとして、リード線による台車の拘束、ベリ銅線によってブレーキがかかっていることが想像されます。
前後2軸ですが、B型のロッド機関車だと想定すれば・・・遊輪が荷重を受けないで集電と台車のリード(横動)には有効となるような研究かと思います。

投稿: あららぎ | 2015.05.15 23:18

あららぎさん、こんにちは
ベリ銅t0.08は「髪の毛が触っているくらい」の圧に調整してあるのですが・・・
ブレーキがかかる現象・・といいますが、フリーの側の車輪は軽く回ってます(といいつつ、一両その調整に手間取った)
オリジナルの「柔らかい真鍮板がなんとなく触っているだけ」の集電装置は後々困るだろう・・と思ったのですが、今さらのような気がしますが、1両はオリジナルの集電ブラシのタイプで組んでみれば良かったですね(比較のため)。まあ、私のブログに書いてあることは「あくまで個人の経験」なので、全てではありませんから、これから他のモデラーの方が結果を発表されるでしょうから、楽しみであります。

投稿: ム | 2015.05.16 08:06

はじめまして信達軽便鉄道と申します。私もこのキットの空転で苦労しましたが熱収縮性チューブを前部台車の動輪にのみ装着して5%勾配で試験しましたところ余裕で登坂できました。但し牽引無しですが多分大丈夫だと思います。詳しくは弊社ブログをご覧下さい。

投稿: 信達軽便鉄道 | 2015.05.29 09:33

信達軽便鉄道さん、こんにちは
このキット、ちょっと惜しい感じがしますね。
牽引力問題については、6月出荷分で手練れの人が入手するはずなので、さらに改善策が出るのを楽しみにしている今日この頃です(遠い目)

投稿: ム | 2015.05.31 11:33

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