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2016年1月

2016.01.24

軽便蒸気機関車の牽引力測定

昨年末から「なんとか完成車両を増やそう!」と努力してきた。
まあ・・・塗装をサボっていただけかも?(ち~ん)

7両の軽便蒸気機関車が完成したので、牽引力を測定する。
(こういうデータが、レイアウト作成のための指標値になる)

Sun4_20160124
 テンダ(30g)の不利にもかかわらず健闘するダックステンダー

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 猛烈に難易度が高いが、さすがの乗工社シェイ

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 う~ん、残念だなぁ・・トーマモデルワークスのシェイ

Sun7_20160124
 極めて高牽引力の「あひる」

ということで、テスト結果は以下の通り。
勾配時の牽引力は 2%/3% の順で記述。
 ダックステンダー(本体68g テンダ30g) 100g / 68g(ぎりぎり)
 ダックスサイドタンク(71g) 100g / 100g(ぎりぎり)
 乗工社 シェイ(79g) 100g / 100g(外ジョイント騒音)
 エンドウ木曽ボールドウィン(69g) 100g / 84g(ぎりぎり)
 トーマモデルシェイ(1) (75g) 57g / 24g(貨車のみ)も牽引出来ず
 トーマモデルシェイ(2) (75g) 68g / 24g(貨車のみ)も牽引出来ず
 黒鉄のあひる (80g) 100g / 100g 
面白いのは、トーマモデルのシェイである。
2両の微妙な整備状況で11gの牽引力の差が出ている。
実は、(2)の方は当初はカーブ通過時に外シャフトがブレて脱線して
計測が出来なかった。
で、あれこれと確認した結果、上回りをかぶせたときに微妙にシリンダを
押してしまい、ジョイントに微妙に干渉していたのであった。
それを調整したうえで、少し注油した結果が+11gなのである。
(1)については快調に走行するので、その現象ではない。
まったく、シェイという機関車はなんとも微妙である。

ダックステンダーは、テンダーの+30gと自重の少なさを克服して大検討で
ある。
モータはアル1015にしていあるのだが、1号機のIMON MINIにしていたら
もうちょっと違ったかもしれない。

牽引力は「重さ」だけを見ると??かもしれない。
実際に牽引する車両の重量を参考として記載しておく。
 ・運材台車(積載、MW製品) 5両で57g
 ・珊瑚 沼尻シボフ 33g

Sun8_20160124
 歴史に「もしも・・」があったなら

こうやって牽引力を計測すると思うのである。
トーマモデルのシェイは「乗工社シェイの動力を一部踏襲」している。
しかし・・・「もし、トーマモデルさんが独自設計にしていたら?どうなった?」
シェイの模型化は難しい。
今回の製品の仕様が「ある程度組み易いという妥協点」だったのは
その通りだとは思っている。
(乗工社シェイを組むと本当にしみじみと感じる)
とはいえ、トーマモデルさんだったら・・・ユニークな方式を思いついた
のではないだろうか? そしてそれはなかなかの牽引力・・・・

う~ん、やはり惜しいなぁ。

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2016.01.23

エンドウの木曽ボールドウィンの塗装(+完成)

トーマモデルワークスのシェイx2両を塗装して「ああ、軽便の蒸気機関車
はおおよそ全部完成させたな(遠い目)」と思ったのだが・・・

あ!忘れていた!!(愕然)
オークションで落札した未塗装のエンドウの木曽ボールドウィンが
そのままになっていた・・・(茫然)

Sat4_20160123
 もはや手馴れたカラープライマー塗装

昨年末からほぼ毎週塗装をしているので、手慣れたものである。
エンドウの木曽ボールドウィンは分割単位が「16番の蒸気に近い」
ので、楽である。

これで・・・・軽便の蒸気機関車は「組んであるものは全部塗装済」
なんだよなぁ・・(ただただ祈る)

追伸 2016.1.24

一晩置いて、塗装が落ち着いたところで仕上げ+組立てをする。

Sun3_20160124
 ロット伝動だけなのにスムーズな動き

エンドウの木曽ボールドウィン、感心するのは「ロット伝動だけなの
にムラなく動輪が回ること」である。
そういえば、エンドウのB20は一見雑な動力(失礼!)に見えるの
だが、実際に走行させると結構調子が良く、しかも頑丈で使いやすい。
こういう「動力装置の作り」というのは、細密感とはまったく違う
「機械としての匠さ」だと思う。

牽引力も測定した。
牽引力は、2%勾配/3%勾配 の順である。

エンドウ 木曽ボールドウィン(69g) 100g / 84g(ギリギリ)

1軸従台車がある割になかなかの牽引力である。
この機関車、手慣れた構成で作られており、整備もやりやすい。
エンドウさんがナロー製品を続けていたら・・
惜しい気がする。 

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2016.01.17

トーマモデルワークスのシェイ(7)

先週、ディテールパーツの取り付けを完了・洗浄したトーマさんのシェイで
ある。

Sun2_20160117
 復活したエアテックスのコンプレッサーで塗装

先週修理したエアテックスのコンプレッサー+ガンで塗装をする。
年越しして・・かつ久々に使うと・・あれ?霧は細かいけど、もっと吐出量が
あったんじゃなかったっけ??
う~ん、どうだったかを完全に忘却(茫然)
まあ、なんとか迷いながらも塗装は無事完了。
塗料(カラープライマー)の薄め具合と乾燥方法(寒いときは注意しないと
被るので)もようやく思い出した。
先週から急に真冬になったので、黒の吹付塗装は結構しんどい。

Sun4_20160117
 下回りの組立て・・・面倒なり

分解してたかが1週間なのに・・早くも「あれ?どう組んであったっけ?」
やはり面倒であったが、それでもその前に組んだ乗工社シェイよりは
遥かに楽である(遠い目)。

Sun5_20160117
 組み立てた下回りを調整する

トーマさんのシェイは「ちゃんと元に戻せば以前の状態になる」ので、
後は配線を短くして、走行方向を確認すればいいだけなので楽である。
(そうなのか?)
こういうところは、さすがは21世紀の製品で、これがUnited合同のギアード
ロコや乗工社シェイだったらそうはいかない。
(そこからが「腕の見せ所」だったりする)

Sun6_20160117
 補重する

以前走行テストをしたときには、70gくらいにしたよなぁ・・・と思いつつ
ウェイトは?と探したのだが・・・
ひょっとして、作って無かったかも?(アホだ)
板ウェイトを巻いて丸くして、ボイラー内に収める。
後部タンク部分にも補重して、全体で64g=>75gになった。
以前にも書いたが、トーマさんのシェイは2軸駆動で粘着力に問題が
あり、自重を重くし過ぎると勾配時での牽引力が大幅に低下する。
(注:あくまで私の経験です)
そのためにしつこくテストして、70g前後がいいということになった。
完成後にまたテストをしてみよう。

Sun7_20160117
 ライトと汽笛類を塗って今日はここまで

ということで、ここまでで今日は終わり。
全部組んでから、前出のダックスやあひるといっしょに走行テストを
してみよう。

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2016.01.11

2016年あれこれ

せっかくの連休だったのだが、実は2日は不調で寝込んでいた。
なぜか右膝を曲げると激痛が走り、かつ風邪気味で動けなくなった。

3日目になり、腰と右脚が痛むものの、どうにか活動開始。

Mon5_20160111
 手始めにエアテックスのコンプレッサを直す

まずは「なにはともあれ構造を確認しよう」と、年末に突然壊れた
コンプレッサを確認してみた。
結果、シールドのゴムがダメになっていたので自分で作り直した。
これで修理完了。

注: コンプレッサは高圧を扱う危険な機械なので、うかつに分解
   などしてはいけない。
   危険なので、このような作業はしないこと!

さて、続いては「年始の罪庫確認」である。

Mon6_20160111
 ワールド工芸、アルモデル、珊瑚・乗工社

Mon7_20160111
 MWの製品

う~ん、いつの間に・・(って、買ったのは自分だよ!=>オレ)
それにしても、MWの井笠鉄道の車両がこんなにあったとは・・・
こうしてみると、自分はやはり蒸気機関車好きで、DL,DCのストックが
あってもどうもそちらに流れてしまうようである(反省)

Mon8_20160111
 2015年最後の心残り、トーマさんのシェイ

最後は「去年の心残り」の整理である。
ディテール工作だけになっていたトーマモデルワークスのシェイを
2両組み上げた。
走行性能についてはかなり不満があるものの、それは一度完成させて
から考えることにした。

組立てはディテール工作なのでどうということもないのだが、小型ロコに
してはがっつりハンダ付けするものがあるので結構手間であった。

さて、次の塗装はスプレーワークス? エアテックス??

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2016.01.04

ダックステンダーの完成

ダックスシリーズのあと1両、ダックステンダーを完成させる。

Mon9_20160104
 補重する

板ウェイトを丸めて煙室とボイラー部前端に補重する。
結果、機関車本体の重量は54g=>63gとなった。
ちなみに、先に完成したサイドタンクは71gなので、あと少し載せても
いいような気もするのだが、とりあえずはこれで調子を見ることにする。

この前に動力部を組んだり、テンダーを組んだり・・とそれなりに大変
だったのだが、ウチはいつの間にか「ダックス軍団」になってしまった
ので、組むのに慣れてしまった。
とはいえ、この小径車輪のロッド駆動の機関車は調整が大変である。

Mon10_20160104
 2016年初春の軽便蒸気

これで4両の軽便蒸気機関車が増えた。
満足である。
(注:単の塗装をサボっていたという説あり)

さて、2016年は「軽便蒸気中心のレイアウト」と思う人もいるか?と
思うのだが・・・実は、私は去年の後半から「路面電車をやろう」と
思っていたのである。
架線と架線集電装置、そしてあれこれ・・・とやりたいことがいっぱいだ。
もちろん、軽便のレイアウトも継続するのである。

やることがいっぱいある!ということは、ある意味楽しい。

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2016.01.02

新春工作

新年であっても、模型工作は続く。

Sat3_20160102
 密林で急遽購入したスプレーワークス(新型)

昨年末に、やっと塗装しようとしたら・・・ボークスのコンプレッサが・・
になってしまい、しばらく使っていなかったスプレーワークスでなんとか
しのいだ。
それならば・・ということで、年末だというのに密林に急遽発注して、
スプレーワークスの新型(ウチのが初代だっただけ)を購入した。
HPの説明通りで、音が静かである。
21世紀は便利だなぁ、と思った。

元日は・・・なんだかんだで半日寝てしまい(朝酒がなぁ)、夕方から
乗工社シェイとあひるを分解・洗浄した。
シェイについては「たかが分解」なのに、すっかり手順を忘れてしまって
大混乱であった。
恐るべし!乗工社シェイ!!(そこか)

Sat4_20160102
 塗装は無事終了

スプレーワークスを使った塗装もどうにかカンを取り戻した。
2両とも無事塗装を完了した。

Sat5_20160102
 組み立てても動くとは限らない・・

塗装が乾燥したのを確認して組立・仕上げである。
黒鉄のあひるは「普通のロコ」なので、サクっと元に戻った。
問題はシェイである。
普通に組んだところで・・・動くとは限らない。
まあ、だからこそ塗装が出来なかったのである(遠い目)
で、元に戻していくのだが・・・案の定「ピクッりとも動かない」のである。
あちこち調整して、どうにか動くようになった。
それなのに・・・
シェイは前位台車のギアを抜かないと上回り固定のネジ穴にアクセス
出来ないのである(茫然)
ああ、面倒くせぇ~(怒)
で、全部組んで動かそうとすると・・・動かなかったりする(絶句)
で、またバラして・・・という繰り返しが続く。

Sat6_20160102
 新年初の完成車両!

ということで、2両完成した。
う~ん、満足!
といいつつ、あひるは逆走するのだが・・(いずれ配線を変えよう)

追伸 2016.1.3

まずは黒鉄のあひるの配線を直す(当たり前か)

Sun3_20160103
 ダックステンダーを塗装する

ダックステンダーの台車にドローバーを追加して塗装した。
さらに、全バラシをして洗浄・塗装をした。

ここで年末年始は終わってしまった(茫然)

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2016.01.01

謹賀新年

Thu8_20151231

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

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