改造競作の車両を発掘
珊瑚のジハニを組んでいて思い出したことがある。
「そういえば、以前蒸気動車を作ったな(遠い目)」
で、発掘を行う。
発掘したのがこの車両
この車両、なぜかキハニ541となっている(なぜ?=>自分)
カツミの開拓史の客車のキットを元に改造する企画のときに
作ったものである。
で、当時の私は「動力はパワトラにすれば楽だな(愚)」と思ったので
ある。
確実な動力を使えばすぐに動くし・・・
痛恨の出来事! そして教訓!
競作なので、他の方の作品といっしょにTMSに掲載された。
(何号だっけ??)
で、驚愕の事実が・・・
Nさんも蒸気動車を制作されたのだが、そちらはガチンコの力作で
ワルシャート弁装置も組み込まれ、スムーズに動く「本当の蒸気
機関車の足回り」・・・・(遠い目)
ああ・・・
手抜きの動力で有頂天 =>自分
カッチリと正しい動力を作成されるベテランモデラー =>Nさん
物凄い挫折感と怠け者の自分への罪悪感・・・
(注:考えてみると、父より年上の超ベテランの方なので当然といえば
当然なのだけれど・・)
このときの教訓は「やるべきことをやらなくては後悔する」
である。
そのようなことがあって、以後作成する模型では「動力装置の手抜きを
してはいけない」と誓いを立てたのであった(さらに遠い目)
そういう模型なので「これを見て反省」するために・・・そのまま
放置されていたのであった。
で、久々に出してきてみると「これはこれで面白い」ので、正しく
蒸気機関部にモータを入れることにした。
しかし、ここでまた大きな試練!
「あ!この動輪は珊瑚の加悦DB201用だ!」
この動輪、アイドラーギアにウォームがかかるのである。
確認すると通常のウォームとは逆巻である(絶望)
発掘してみると、天の助け! エムテックのモジュール0.3が
使えることが判った!
よし、これで「正しい姿」に戻すことが出来る!
イリサワの6600もちゃんと動いたことだし、「心残りな車両」は
少しでも減らそう。
で、さらに1両発掘
これも改造競作なのだが…何のときだっけ?(忘却)
この車両、東急のキハに憧れて「当時の自分の技術でがんばって
真鍮ボディで流線型を表現した」ものである。
ただし、屋根板は木製で妥協しているのだが・・
(注:その後の自分の改造共作も屋根板が木は多い)
まだカクカクしているが、この後はだんだんと叩き出しで曲げる技術が
上がってきて、EF55の前面なども作れるようになった。
そういう意味では、その出発点になった模型なのである。
といいつつ、この車両も長年放置・・
理由は色々あるのだが、台車が無くなっているのである。
のだが、これには乗工社の12mmのTR29が
理由はちょっと深刻で、当時TR29のパワトラ仕様は乗工社しか無かった
のだが、どうしてもパワトラ仕様ししたかったので16.5mmに改軌した
のである。
そこまではいいのである。
その後、MWの土佐キハニ2000のエッチングキットを組んだときに、
12mmに戻して転用することになった。
そのこと自体は良いことなのだが・・・
このキハは、だるまさんになってしまった。
(注:要するに日光のTR29を買うお金が無かった)
こちらは普通に台車とパワトラを買ってくればいいので、そろそろ
きちんとした姿に戻してあげよう。
こうして過去の作品を見ながら・・・(凄く遠い目)
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