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2016年7月

2016.07.31

日東科学の路面電車(1)

梅雨が終わり、7月も終わりである(遠い目)。
となると「路面電車をやらないと」という気になる。
=>もっと前に気が付けよ!(=>自分)

時代はポール集電である。
HOn2_1/2(花巻電鉄)ではポールとパンタの共存はなんとか・・
なのだが、16番ではこれからである。
となると、テスト車両が必要である。

Sun3_20160731
 工作前の準備

工作を開始する前に、久々の準備作業である。
コテ先を潰して展延して整形する。
この作業、父から小学校低学年時に教わってから、ず~っと行って
きたものである。
そのために、トンカチと金床の使い方を教わったのだ。
こういうことは、もう日本では行われないのかもしれない。
面白いのは、こうやって展延したコテ先は減りが少なく、熱の伝わり
もいい。

Sun4_20160731
 まずは単台車を組む

まずはアルモデルの単台車を組む。
今回からは、軸受にメタル(ピボット用の1.9φで抜き)を入れた。
これをさらに加工して使う。

Sun5_20160731
 車体補強、モニタ部脱着化、下回り工作

地味な工作である。
日東化学のこの路面電車も「縮尺論を超えたスタイルの良さ」を
残したいのである。
車体を磨き、あちこち修正/補強(ハンダ流し)をする。
モニタについても苦労してハンダを外し、補強をしたうえで
脱着式に改造する。
下回りについては、今回は吊掛モータ(9.5φ/10:27)にするために
少しでも低く取り付けつつ・・・と思いながら、今日は仮止め。

Sun6_20160731
 残念ながらポールの工作まで行かず

ポールについても、「架線集電対応」の工夫をしたかったのだが
時間切れである。

さて、ここからどうしたものか? 楽しみである。

追伸 2016.8.2

Tue2_20160802
 やはり、新しいことをするのは難しい

ポールの取り付けをどうするか?
あれこれと絶縁材で試したもののうまくいかなかった。
結局「本体側はオーソドックスにいくか」ということで、花巻デハと
同じに1.4φのネジを植えた。

台車側については、いさみやの9.5φ動輪用の吊掛モータを
入れると・・・「あ!床板が低すぎる」ことが発覚!
(注:良く考えたら、過去に改造した車両全部そうでした(汗))
可動するように・・・とあれこれ試したもののどうも・・・・

新しいことをやるのは難しい。
というか、前作でも「結局(あれこれやって)出来なかった」のだ。
う~む・・・

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2016.07.24

乗工社シェイを完成させる

さて、先週塗装した乗工社シェイを組み上げる。

まずは台車部分からチェックしていく。

Sun3_20160724
 オークションで落札出来た理由が判明

さて、台車の伝動部をチェックしていると「あ、やられてる」
なるほど、ギアの組み合わせを間違えて組む=>噛んでギアが外れ
で動作不良になったことが判明する。
確かに、この「プラで薄くなったギア」は組み合わせが判りにくい。
ひょっとすると元から間違っていたのかも?
ベンジンで洗浄して、ロックタイトを入れて組みなおす。

Sun5_20160724
 動力部は初期型と最終型ではこんなに違う

先に組んだ初期型と比較してみる。
初期型はPU101そっくりなギアを使っていて「抵抗多いなぁ」という
タイプ(そして、事実重い動き)なのだが、この最終タイプではプラ製の
薄めのギアで、動かしてみると事実軽く動作して心地よい。
今回もモータはアル1015に交換したのだが、初期型のときは
やや重めに動作していたのだが、最終型ではサクっと動作する。
もっとも、動輪もプラ輪芯(ギア一体)でアイドラーギアも薄めで、
正直言って「いずれ割れそう」で心配である。
しかも、見た目で組み合わせが判りにくく、私も「合わせたはず」なのに
組み合わせを間違えていたようで、ガチン!と噛んで止まってしまい、
何度も分解して組み合わせをチェックしてようやく動くようになった。
まったく、乗工社シェイは油断出来ない。

Sun4_20160724
 いよいよ上回りを組み付ける前に補重をする

素のままのこのシェイの重さは以下のような感じである。
 上回り: 23g
 下回り: 47g
ちなみに、他のシェイはこんな感じ。
 トーマモデルのシェイ: 75g
 乗工社(初代) : 79g

このシェイは煙室戸が外れない(涙)
仕方がないので、他のボディ部にあれこれと+7g補重した。
結果、77gになった。

Sun6_20160724
 いよいよ牽引力測定!

あれこれと調整して、快調に走るようになった。
ということで、いつもの「牽引力測定(通称”いじめ)」である。
結果としては、初代より軽快に易々と101gを牽引して2%勾配も
3%勾配もするすると登ってしまった。
さすがである。

Sun7_20160724
 いつの間にかナローのシェイがこんな数に!

ということで、我が家のシェイがまた増えた。
今後のトーマモデルシェイが乗工社シェイに負けない牽引力を
出せるか! 楽しみである。

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2016.07.18

鉄道模型社ベースのEB電機の制作(1)

この3連休、雨天になりそうでならなかった。
水不足が心配である。

そろそろレイアウト工作、特に路面電車(もちろん架線集電)に戻りたい
のであるが「何か忘れている」のが気になっていた。

う~む・・・・あ! 思い出した!!

Mon3_20160718
 気にかかっていたもの、それは「鉄模社系EB電機」

ず~っと気になっていたもの、それは「作りかけのEB電機」で
あった。
それは「なんらかの形で鉄道模型社と関係があるもの」なのであった。
これを置いて先に進めない・・ということで、まずはED56の運転室部を
使った(機械室は新規に作成する力の入りよう)EB56の工作をする。
(注:残りの部分?はED23になってます(こちらも未完))

しかし・・・この手間のかかりよう・・・「この情熱と時間をスケールモデル
に使えば2両くらい完成するのでは?」と思うことがある。
しかし、そうではない。
モデラーは「理屈ではない」のである(そうなのか?)。
「表現したいもの、形にしたいもの」を実現することこそが、キモなので
ある(やや言い訳くさい・・)

オークションでこのために落札したEB10の台車枠を試しに取り付けて
みると、ED56の「ちょっとステップのある雰囲気」に似ている。
なにかこういい感じなので、このまま装着する方向でボディ側に
取り付け台を付けた。

Mon4_20160718
 もっと問題のEB54、オークションで落札して鉄模社の・・・

さて、問題はEB54である。
この機関車、ムリを言って譲ってもらって輸出用蒸気の20φの
動輪を加工して作った動力装置(テストそのものは完了)のボディを
作らないと・・・と思って何年も・・(遠い目)
そんなとき、オークションで鉄模社ED54の機械室部のみを落札し
「いつの日かこの部品を使って(猛烈に遠い目)」と思って、これまた
何年も・・・
このことが気になったままにしては、次の工作が出来ない!
思い切ってカットして使うことにする。

Mon5_20160718
 ボディを輪切りにして、運転室部は新規作成!

まずはじ~~~~~っとボディを眺め、カットするポイントを
見定める。
スケール機であれば「実物資料を参考」に出来るのだが、自由形で
しかも「見た感じで実物を連想させる」というようにすることは、かなり
難しいことである。

大昔に、EB電機シリーズを作った(で、TMSに掲載)ときのことなので
あるが、あの車両は「ボディをカットして寸詰め」したものはない。
「いかにそのイメージした車両の雰囲気」をデザインしたのである。
私は、「模型とは実物の図面に縮尺をかけて作るのではない」と
思っている(注:個人の感想です)。
実物っぽく表現するため「デザイン(あるいはデフォルメ)する」という
遊びだと思っている。
100歩譲って「スケールモデル」は縮尺してもなんとかなるが、
EB電機のように「どうやってもデフォルメしないといけない」ものは
自分のアイデア勝負になってくる。
しかも、鉄道模型社のボディを切り接ぐのは容易ではない。
断面が各所で違うからである(呆然)
これを乗り越えて「鉄道模型社スピリッツを自由型にある」のは
モデラー魂に訴えるものがある。

Mon6_20160718
 ほぼ工作を終わり、「B型標準」の10cmにまとめる

なんだかんだと面倒な工作をして、最後は「ウチのB型標準」の
長さに整える。
これが実は難しいのだ。
当てずっぽうにやっているようでいて、実は「やっぱり当てずっぽう」に
やりながら、最後は「B型標準の10cmにする」というのは、高度な
カンピュータ計算無くしては出来ないのだ。
(注:なんだそれ?)

庇を前後で3.5mmカットして10cmにまとめる。
ここまでのカット/新規部品/繋ぎを、いい加減にやっているようで
実はいい加減でも「最後に狙い通りになる」ようにするのが、モデラー魂
なんだと思うのである(注:個人の感想です)。

Mon7_20160718
 なんとなくそれっぽくなったが・・ここからが大変

パンタを仮付けして、今日はここまで。
う~ん、ここからが大変である。
軸距をカツミのEB電機に合わせて(注:元が牽引力測定用なので)
いるので、実物のED54のブッフリ式とは違うので、「フリーモデルの
センスでアレンジ」しないと足回りはそれっぽくならない。
他にも、短めのデッキ部などもアレンジしないといけないだろう。

しかし、「それが楽しい」のである。
模型作りというのは「実物寸法に単に縮尺をかけるのではなく、
モデラーとしてのアレンジを加えて”表現をする”もの」だからで
ある(注:個人の感想です)。

実物(実寸)への忠実度や縮尺とは関係ない「模型の楽しさ」が
あるのではないか?
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。
参考文献:
電気機関車展望[1] 久保 敏・日高冬比古 著 交友社 発行

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2016.07.17

乗工社のシェイの塗装

連日蒸し暑い。
おかげで、どうも体調不良である。
(注:要するに言い訳)

トーマモデルワークスの新型動力装置のシェイの予約が開始された。
全軸駆動・・と言われるとやはり買ってしまうのである。

その勢いに励まされて(そうなのか?) オークションで落札した
乗工社シェイの塗装を行った。

Sun2_20160717
 いつものカラープライマーの塗装

なにしろ凄い湿気で(言い訳モード)どうにか塗装を開始し・・あれ?
ガンを操作しても塗料が出ない(呆然)
で、塗料を抜いてガンをチェックすると・・あれ?ニードルが固着して
いるぞ。
原因は塗料でニードルが固着したことであった。
なんだかんだと整備して、どうにか塗装を完了。

この後、ある工作をしたのだが・・・(ああ、蒸し暑い)

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2016.07.10

京福テキ512(鉄模社 EC40改) (3)

今日は晴れ。
そうなると、洗濯や布団干しなどで忙しい。
それに、選挙もあった。
(要するにに”言い訳”)

さて、そろそろレイアウト工作に戻りたい。
しかし、「ある程度けじめ」を付けないといけない。
ということで、鉄道模型社の京福テキ512である。

Sun4_20160710
 デッキは着脱式である

色々と考えた結果、デッキは着脱式とした。
もう何年・・・デッキを作らなかったかと(遠い目)
久々に作成したら、結構手間取った。

Sun5_20160710
 パンタを仮止めすると、なにかこういい感じ

デッキが出来たので、パンタを仮止めしてみた。
う~ん、いい感じである。

鉄道模型社のアプト式が3形式、揃ってみると気分がいい。

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2016.07.03

鉄道模型社 ED41を組む(4)

猛暑である。
暑いのが苦手なので・・・1日ヘバったりしたが、どうにか復活して工作開始。

Sun2_20160703
 サボっていたもう片方の台車を動力化する

まずはもう片方の台車を動力化する。
といいつつ「モータは後でつけるか・・(遠い目)ということで、その前段階まで
工作を進めた。
方法は判っているので、スムーズに工作は進んだ。

Sun3_20160703
 1x3x1のチャンネル材で台枠を作る

続いては、1x3x1のチャンネル材を使って台枠表現である。
リブを付けるのは、モデル8のセラで慣れた「スリット部に板材を差し込む」
方法でサクっと進んだ。
こんなところで、過去の経験が生かせるのか・・と満足感高し。

Sun4_20160703
 パンタを仮止めして全体の雰囲気を見る

先日修理した天賞堂ED42のパンタ(注:部品取り用ボディ)を仮止め
して全体の雰囲気を見る。
う~ん・・・ボディ下が1mm高いかも?
とはいえ、一応形になった。

Sun5_20160703
 鉄道模型社 アプト機がずらり・・と

ということで、まあそれなりの形になった「鉄道模型社のアプト機」で
ある。
ちょっと満足感高し。

ということで(なにが?) そろそろレイアウト関係に戻ろうか?

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