日東科学の路面電車(2)
暑かったり、突然豪雨になったり・・・・
日本の夏は大荒れである。
さて、日東科学の路面電車である。
まずはポールの車体側固定部
架線集電をするとなると、当然ポールの取り付け部分を絶縁しないと
いけない。
という話をしていて思い出したのだが、だるまやのポール(遠い目)は
車体側の取り付け部が絶縁/ナット止めになっていた。
21世紀になって、こういう製品が無いのはなぜなのだろうか?
=>架線集電などしないとメーカーは思っている?
グチはともかくとして、製品がないのであれば自分でなんとかしないと
いけない。
あれこれと考えた結果、以下のような構造にした。
・絶縁部はカツミのドローバーのブッシュを使う
・ここに1.5-2.0φのパイプを入れる(ロックタイト固定)
・その中に、2mmほどの長さで1.2-1.5φのパイプを入れる
=>それに1.4φネジを切る
・絶縁部は車内側からシリコンチューブを刺して固定(原始的)
なんともはや、面倒なことである。
アルの台車をロンビックイコライザにする
続いては、アルの単台車を可動式にしてロンビックイコライザにする。
このようなことは「実車がどうとか、スケールがどうとか」という問題を
超えた”純粋に模型としての構造”である。
さんざん考えた結果、現物合わせで以下のような構造にした。
・台車枠の中央に1.2-1.5φパイプを2mmの長さで刺す
=>フクシマのパンタビスに合わせてある
・可動部を上下1mm以内になるようセンタ部に工作をする
・う~や~た~!とてきと~に曲げたテコ部を入れて、台車枠を
可動になるようにする。
・適当にピンを入れてテコが可動するようにする
まさに「現物合わせの科学」である(ち~ん)
こういうことは、もうひらめきと試行錯誤の工作の連続である。
なんともはや原始的で、とても几帳面なスケールモデラーとは言えない。
(最初からそんな崇高な人だと思ってないけど)
単台車をロンビックイコライザにする試みがようやく・・
こうやって出来てみると、出たとこ勝負のこのような仕組みが
意外にちゃんと動作するから面白い。
諦めないでしつこくやるのが「新しいしくみ」を実現する方法なのかも
しれない(かなり遠い目)
というところで、今日はここまで。
できれば、もうちょっとまとまりの良いしくみに再検討したいような
気がする。
まあ、それでいいのか?と言われそうだが
「人間、なんでもやってみないと判らない」と思う。
資料や図面に頼っていては新しい発想は生まれないのだと思う。
(注:個人の感想です)
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