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2016年9月

2016.09.22

近鉄30000系の改修(修理職人(2))

秋分の日だというのに雨である。

さて、カツミの近鉄30000系の改造の続きである。

Thu3_20160922
 カツミACEギアを使う

ようやく新しいギアを入手。
なるほど、カツミのACEギアというのがあったのか(遠い目)
台車側はあっという間で交換なのだが、問題はモータブラケットで
ある。
結構あれこれと試した結果、「元のモータブラケットを改造」して
使うことにした。
モータはEN22(高速)を使うので、取り付け位置を大きく下げないと
いけないし、片側で固定するので、ゆがまないようにもう片方の
ブラケットとリンクするようにする・・などなど大変であった。

Thu4_20160922
 DCCサウンド化のための準備

配線をDCCサウンド化準備のために4ピンのコネクタに交換した。
実は、普通に配線して走行テストして・・・・あ!間違えた!
モータを外しての配線のやり直しは面倒であった。

全部組んでから車重を計測した。
 上回り:169g
 下回り:151g
全体で320gとなる。
まあ、4両固定編成だから、勾配でも大丈夫?
室内装置がある車両なので、意外に中のスペースがない。
空いているところには、デコーダとスピーカーが入るし・・・
微妙な感じである。

Thu5_20160922
 塗装したパンタを取り付けて走行テスト

塗装したパンタグラフを取り付けて無事に走行テスト。
う~む、さすがは近代的?なギアシステムで、快調に走行した。

さて、DCC化・・・・
う~む、その前に赤箱のWin10対応をしないと・・・・

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2016.09.19

DCC対応(架線集電必須)のレイアウト改修検討

カツミの近鉄ビスタカーの改修をしながら、地味に次のレイアウト改修を
検討する。

このレイアウトは、架線集電対応車両のみが使える「DCC対応専用」
のレイアウトである。
ず~っと収納してあったが、ポール/ビューゲル/パンタの集電対応が
出来るようになったので、使用開始するか?を検討することになった。

Mon2_20160919
 単純なエンドレスだけでは寂しいので・・

トラバーサがあるとはいえ、エンドレスは「単純なぐるり円」である。
さすがにこれでは寂しい・・・
しかし、大きく改造するとなると「それだったら作り直した方が」という
ことになる。
あれこれと考えた結果「ならば、せめて交換線を追加」の方向で
検討することにした。
これならば、長手方向に10cmも伸びるくらいで済む。

Mon3_20160919
 シノハラのYポイントを改造して小型ポイントを作る

新しい試みとして、シノハラのYポイントを改造する方法を試している。
交換線なので、スプリングポイントだな・・・とあれこれと試行中。

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近鉄30000系の改修(修理職人(1))

架線関係で苦労したなぁ(遠い目)
でも、ようやく解決出来たなぁ(さらに遠い目)

と、ちょっとした充実感を堪能していたら・・
気が緩んで、うっかり要修理の車両を買ってしまった(ち~ん)

私は以前からビスタカーが欲しいと思っていた。
それは、連接構造で3車体構成、これなら「吊掛モータは1セットで
行ける!」という理由なのである。
(注:要するに「探しているのは10100系」なのである)
吊掛モータ+DCCサウンドが楽しみたいのだ。

しかし、そう思っていても、なかなかに「手軽に完成品入手」とは
いかない。
そんなことを考えていると、「お!丁度改造して使える!」という
程度の品物を(うっかり)発見してしまった。
カツミの近鉄30000系の旧製品である。
(注:この時点で「勘違い」に気が付かない私って・・)

Kintesu1_20160919
 さて、改修をする

旧製品のカツミの近鉄30000系は、オーソドックスな真鍮車体の
製品とはちょっと異なる構造をしている。
プリント基板を使ったドローバーで全車を通電し、台車もプリント
基板に接するような構造になっている。
しかし・・・これが今となっては問題なのである。
保存状態によっては、パリパリグニャグニャになってしまうのだ。

といいつつ「どうせ改造するから」と楽観的な私なのである。
まずはピンを刺して車体と床板を固定する構造をネジ止めに
改造、台車も通常のボルスターで・・・・・
これが結構大変であった。
元々そのようにする気がない製品なので、かなり考えながら
やらないといけないのである。

ああ「また修理職人かぁ(呆然)」である。

なんとか基礎的な改造をして、車重を計測してビックリ!
下回りなしで車体のみ(室内あり)で220gもあるのである。
これでは・・・1セット(2個+2個(各台車内直列)では勾配を
登れないではないか!
(注:今頃気が付いたのか?=>自分)

いっそ、2両1ユニットの吊掛モータにして・・と思ったが、面倒なので
動力装置はMPにすることになった。

Kintesu2_20160919
 動力車の床板を改造、台車は揺れ枕を台車に固定

台車は、当初は日光モデルのKD-71に交換する予定であった。
(吊掛モータ化のため)
しかし、吊掛モータ化が挫折したことと、カツミの台車は転がりが
良いので、改造して使うことにした。
(その方が安くあがることもある)

製品では揺れ枕が床板に固定されていたが、私はこの構造は
あまり好きではないので、台車側に固定した。
動力車(サの1両)の床板を改造するのだが、これがまた面倒で
あった、

Kintesu3_20160919
 MPを入手出来ていないのに、トレーラー状態で転がりテスト

動力装置が入手出来ていないので、4両連結してエンドレスを
走らせてみると、カツミのメタル入り台車なので快調に走行する。
この台車を生かしたのは正解だった。

Kintesu4_20160919
 パンタを修理して塗装する

パンタがひしゃげて動作不良だったので、修理したうえで塗装して
見た目を良くした。

しかし・・・我ながら「集中力が続かないヤツ」と思う。
あちこちやらずに、ロコ工作なり、レイアウト工作に集中すればいい
のに?と思うのは私だけか?

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2016.09.04

路面電車と架線(ポールとパンタ/ビューゲル共存(3))

架線対応は難しい。
あれこれと試行錯誤しても、うまくいかないときがある。
疲れる(猛暑だし)

と、言い訳をしてから、架線の話である。

Sun2_20160904
 アルのパンタのシューを改良する

Sun3_20160904
 上枠部も補強のうえ、走行テストをする

1.0φの銅棒を折り曲げて対応していたものを、リン青銅t.0.3の板を
折り曲げたものを上部を曲面に削ったものに改良した。
結構試行錯誤をしたが、うまくいった。

Sun4_20160904
 県道線の架線の方式で花巻風レイアウトも直す

長尾軌道県道線の架線の結果を元に、花巻風レイアウトのポイント部の
架線も改良した。
やってみると「両方とも同じ寸法」なのに、なぜか片方はメッセンジャーと
プルオフを入れないとポールが通過出来なかった。
架線・・・なかなか奥が深い。

ところで、「ゴジラ」を見て気が付いたことがある。
それは「見上げた姿のときにリアルに見える”あるもの”」である。

Sun5_20160904
 見上げるときに見える架線がいい感じ

wikiで「ゴジラ」を調べると、円谷英二さんが「ゴジラを撮影したときに、
これがないと寂しい」と言ったものが”電線と架線”だったそうである。
そういう目で映画を見ると、ゴジラを見上げたときに「都電の架線」が
見えるのが物凄い臨場感である。

ということで、県道線で撮影してみた。
実物ほどメッセンジャーとプルオフがないのでサッパリはしているが
やはりいい感じである。

Sun6_20160904
 花巻風レイアウトは「まだまだ」という感じか?

花巻風レイアウトも見上げるように撮影したが、こちらはまだまだと
いう感じであった。
建物が未完成のものが多いのが原因か?

それにしても・・・もっと工作をする時間が欲しい!

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