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2016年10月

2016.10.30

SoundTraxx EcoNami(電車用)のテスト

ようやくDCCのWin10対応も済ませたので、新デコーダとスピーカーの
テストである。


Sun3_20161030
 久々の新?スピーカー

ナローガレージのHPを見たところ、新スピーカー?らしき
ものがあった。
SuperSonic Miniである(左側)。
SugerQubeと同等品?のようであるが、エンクロージャが別である。
さて、サウンドの具合は?

ところで、先に配線を切ってしまったSugerQube(右側)の
エンクロージャを転用しようと剥がしたところ、透明なコーンを
固定している部分が外れて、切れてしまった配線が出て来たので
修理することが出来た(ラッキー!)

Sun4_20161030
私は電車/電機のサウンドはDigitraxのSFXシリーズを使用している。
「ああ、他のメーカで電車サウンドやらないのかなぁ」と思っていたのだが
どうやらSoundTraxxのEC-100がそれらしいので、テストすることにした。

で、テスト結果は・・・(この時点で遠い目)

接続してサウンドを・・・・あれ?「走行音(モータ音)がしない!」
あれこれと確認しても・・・・走行音に関する記述がない(呆然)
ひょっとしてなにか間違えているのだろうか?
設定変更はCV120(Airhorn)くらいしかない。
ちなみに、使えそうなのは以下の通り。
 2:”フォーン”という電車のタイフォンによくある感じ
 3:”ブフォ~ンという”古い電車っぽい感じ
結局・・・EC-100は「タイフォンとベルを鳴らすだけ?」
う~ん・・・

ちなみに、スピーカーはいい感じであった。
もっとも「SugerQubeは同じ価格でエンクロージャー付くし」と思うと
どうなんだろうか?

まあ「やってみなれば判らない」ということなのだろう。

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2016.10.25

簡易軌道のDCのDCCサウンド準備

トーマモデルワークスのシェイIIの工作を行いつつ、DCCサウンドの
作業も行う。

Tue4_20161025
 MWの歌登DCのDCC対応は台車の絶縁対策から

MWの歌登DCのDCC化対応を開始する。
まずは「絶縁強化」である(画像をよ~っく見てもらうと判る)。
これをサボると、後で苦労することになる。

Tue5_20161025
 DCCサウンドをするための改修作業

サウンドを搭載するためには、室内を空けないといけないので
改修が必要になる。
 ・室内にあるウェイトを撤去(-18g)
 ・補重のため床下のエンジン部にウェイトを入れてネジ止めにする
 ・モータをアル1015に交換
 ・DCC用のコネクタ化
 ・接点が接触しないように開口部を広げる
 ・非動力側台車のセンタピンのバネを気持ち柔らかくする
なんだかんだで、結構大変である。

Tue6_20161025
 これでR150カーブ通過は容易になった

簡易軌道レイアウトで走行テストを行う。
R150でも快調に走行するようになった。

Tue7_20161025
 アルモデルの簡易軌道DCもDCC対応

続いてはアルモデルのDCのDCC対応である。
こちらはDCC用のコネクタ配線だけで完了である。
ここで車重を計測。
 MW歌登DC   : 上回り33g/下回り58g
 アルモデルDC : 上回り33g/下回り32g

DCなのでサウンドはMRC Sounder(DL用)なのだが、今回の改修で
収容スペースが確保出来ているのか? が問題である。

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2016.10.24

トーマモデルワークスのシェイIIの牽引力

昨日時間が無くて出来なかった牽引力測定を行う。
ロコの重量は75gで、先の製品(シェイI)に合わせている。

Mon1_20161024
 結果は素晴らしい!

さっそく、牽引力測定用レイアウト(時計回り3%/逆回りは2%)による
計測を行った。
結果は素晴らしく、3%勾配でも100g牽引/途中引出しが可能であった。
文句のない合格点である。
考えてみると、軽便の蒸気機関車としては4軸(D型)なのであるから、
申し分がない良質な才能の持ち主なのだ。

この性能であれば、珊瑚模型の沼尻客車(シボフ・ボハフ:35g)で
あれば3両、MWの運材(当社仕様の積載状態:16g)は7両が
3%勾配で運用が可能だ。
素晴らしいことである!

Mon3_20161024
 むしろ問題であるのは「後進時のショート癖」

このテストでも「後進時にショートっぽくなる」ことである。
台車部分(集電シューがある側)の画像をいてもらうと判ると思うが
ほぼキットのまま使っているシューが円形のボルスターに
傾くと触ってしまうのである。
まあ、こういうことは些末な内容なので、改良すればいい。

ところで、トーマモデルワークスのツイッターを見たり、他の方の
組んだ結果などを見ると「シェイIIのキットは軸受けにかかる部分に
あるものを接着するのに気を遣うだけ」というのが、なるほど自分の
経験でもそうなのだ、と実感した。
今回の牽引力測定まで、ちょっと??に感じながらも組むのにかかった
のは8時間弱なのである。

このキット、「やり方次第」のようである。

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2016.10.23

トーマモデルワークスのシェイII(2)

週末修行は続く(ち~ん)

まずは床板(台枠)を組む。
キット購入時には「前と同じだろう」と思っていたのだが、パーツを
確認するとかなり違っている。
とはいえ、前に組んだ経験があると楽・・なんてことはなく、それなりに
苦労した。

Tomashey1_20161023
 床板部が出来たので、動力部(シャフト部)を組む

床板がどうにか形になったので、動力部(シャフト部)を組む。
ネジ止めして、モータのウォーム部と外側シャフトに出ていく部分に
ギアをロックタイトで止める。
冶具があるか?と思ったのだが、どう見ても見当たらないので、
現物合わせでやるしかない。

で、最後にジョイント部(端)を付けるのだが・・・
うっかりしたことに軸を0.5mm短くカットしてしまった(唖然)
仕方がないので、こちら側もハンダ付けで固定した。
まあ、結果的にうまく行ったからいいか?

Tomashey2_20161023
 台車集電はキットのパーツを生かす

集電ブラシはとりあえずキットのものを使うことにした。
(前回は最初からベリ銅に変えて少し手間取ったから)
こういう部分は後からでも交換出来るので大丈夫である。
ただし、接点式ではなく直接結線するのは前キットと同じだ。

Tomashey3_20161023
 組みあがった動力部分(全体)

Tomashey6_20161023
 ジョイント部のアップ

ということで台車と床板、動力部(ジョイント)を組んでみる。
なんとも凝った構造? というか、ある意味「MPギアと同じ」
という気もする(組むのはその何十倍も大変だけど)

Tomashey4_20161023
 この状態で下回り27g 

この状態で下回りの重さは27gである。
前キット完成品が75gなので、走行テストをするには50gくらい仮の
ウェイトを積まないといけない。

私は「凝った動力装置のキットはとことん走行性能を確認するまで」
ディテール工作には入らない。
トラブルがあったときに「どこが原因だか判らない」からである。
問題解決をするには「テストはシンプルな状態」でないといけないのだ。

Tomashey5_20161023
 走行テストで早くもトラブル発生!

台車も動力部(ジョイント部)もかなり注意して組んだので、モータに
直接通電して動かすとスムーズに動く。
しかし・・・レールに載せて走らせると・・あれ?なぜか後進時に動かない。
ジョイントもウォームも平気なのになぜ?

さんざん調査して気が付いた!
「これは後進時に車体が傾くからだ!」
キット標準の集電シューの上端(ここが本来は床板側の接点に当たる)が
後進をかけると微妙に傾いてボルスター(今回のキットで変更になった
丸い挽物)にチラっと当たるのである。
これって・・・ダメじゃん。
対処は簡単で、ビニールテープを小さく切って貼っただけで解決。
まあ、完成時にはもっと絶縁強化するから問題はない。

この状態でR177のエンドレスをスムーズに走行した。
素性は良さそうである。

ここで時間切れ。
問題の「牽引力」は後日測定しよう。

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2016.10.16

トーマモデルワークスのシェイII(1)

祭りの後にやってくるもの・・それは「難組みキット」である(遠い目)
今年はトーマモデルワークスのシェイの改良版である。
当然「高難易度」である。

Sun2_20161016
 動力部を組む作戦を練る

部品を確認し、組み立ての作戦を練る。
シェイのキットは「動力部の超難易度」の組立てがある。
その複雑怪奇な部品のクセを把握し、組立てのストーリーを頭に入れて
行わなくてはいけない。
そういう意味では「ディテール中心の模型の世界」とはまったく異次元の
世界である。
今回のキットは前回キットとはまったく違うので「経験が役に立たない」
のが少し悲しい。
このキットの面白いところは、動力伝達部のジョイントの構造が、
United合同のハイスラーやクライマックスと似ていることである。
似ていると嬉しいか?と言われると、私のUnited合同のギアードロコとの
お付き合いとの経験からすると「苦行」が想像される。

Sun3_20161016
 まずは台車部のウォームギア伝動を組む

今回のシェイIIでは「ともかくシャフトで伝動する。
前回のキットは「乗工社方式」だったのであるから、改良型はこの
方式を継ぐと想像していたのだが、大きく外されてしまった。
(というか、「なぜ踏襲しない」のだろう? という素朴な疑問)
説明書によると、ジョイント部、2個のウォームともロックタイトで組む
ことになっているのだが、ウォームのように「接着面が多い」ものなら
良いのだが、ジョイント部のように接着面が少ないものはどうなのか?
と疑問を持ってしまう。
結果的に、こちらの側はハンダ付で組むことにした。
反対側は組みやすさを考えてロックタイトで止めることにする。

Sun4_20161016
 ウォームギアの固定方法をあれこれと考えて・・

ジョイント側のウォームギアは固定されている。
反対側については、車輪を入れてウォームの位置関係を確認して
位置関係がはっきりしたところで、ロックタイトを入れてウォームを
固定することとした。
と書くと簡単に見えるが、1回失敗してバーナーで炙って
ウォームギアを抜いてやり直したり、やり直したギアが抜けて
しまったり・・・とかなり苦労した。
やはり、こちら側もハンダを流したい・・とつくずく思った。
(注:というか、台車枠上部をカットしてウォームを見えるようにして
 工作すべきなのかもしれない)

Sun5_20161016
 台車に取り付けたウォーム軸の回りを確認

なにしろ、ジョイント部をロックタイトで浅く接着する部分があるので
ウォームが引っかかるようなことがあってはいけない。
パイプを潰して回転のスムーズさを確認すると、心配していた通りで
片方の台車が引っかかるのである。
あれこれと調整した結果、動輪押さえ板を気持ち軽く押すように
するとスムーズになることが判った。
結果としては「このキットのウォームの引っかかりはこれで対応可」
ということが判った。
(注:あまり気持ちの良いものではないが)

Sun8_20161016
 今日はここまで

ということで、今日はここまでしか出来なかった。
モータからの伝動部分は床板部を組んで位置関係を確認したいと
出来ない。
(それに、この部分のジョイント部こそロックタイトで組むのだ)

それにしても・・・このキットは「猛烈に手ごわい」

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2016.10.10

珊瑚模型DC12(新)のサウンド交換

軽便祭りの翌日、寝坊してしまった(ち~ん)

我が家のDCCのWin10対応で珊瑚模型DC12(初代)のサウンドを
MRCに交換したので、もう一台(2代目)も交換する。

Mon2_20161010
 SFX004=>MRC Sounder1909に交換

Mon3_20161010
 デコーダ(DC125+Sounder)をキャブ内に押し込む

DC12(初代)の場合は、キャブ内にモータがあるのでデコーダを
Sounderをキャブ(背面)、コンデンサとDZ125をボンネット部と
配置(というか押し込み)が大変であったが、こちらの場合は、
キャブ内に収めるので割りと楽に入った。
(初代の場合は、台枠の固定が上回り固定ネジ共用で動いてしまって
 その調整に苦労した)

ということで、沼尻DC12は2両ともDCCサウンドをSounderにして
音量問題をあっさり解決。

さて、ここである失敗をしてしまった。

Mon4_20161010
 シュガーキューブの端子が外れてしまった!

今回の音量問題解決は、シュガーキューブの貢献が大であった。
さて、端子に配線・・と工作をしていたのだが、位置を調整していたところ
メキッ!と・・・(ち~ん)
ああ、やっちまったせ・・(遠い目)

で、「ならばスピーカの線に直接ハンダ付けするか」と線を出してみると・・
う、う~ん・・・・(ゴ~ン)
出たな!髪の毛より細い電線(遠い目)
しかも、これ以上出てこない(呆然)

ということで、復活断念
今日はこれぐらいで勘弁してやるぜい(ふっ)

Mon5_20161010
 さて、次は簡易軌道の車両のDCCサウンド化!

沼尻鉄道の車両は珊瑚のガソ(2代目)をDCCサウンド化すれば
完了である(なにが?)
次はいよいよ簡易軌道の車両である。
レイアウトもあるので、こちらの作業をやらないといけない。
(注:ひょっとすると、架線対応に疲れた?=>自分)
で、R150のカーブ対応を確認していなかったMWの自走客車を走行テスト
すると・・・ あ、走らない(さらに遠い目)

もっと時間が欲しい・・

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2016.10.09

第12回軽便鉄道模型祭

朝から激しい雨であったが、お昼前には止んだ。
良かった! 今日は祭りである!!

Keiben8_20161009
 今日のお買い物

新しい会場になって2度目の軽便祭りである。
うっかりして、電車の乗り換えを間違えたり、人形町の出口を間違えたり
したものの、なんとか到着。
まずはエッチング板と本を購入。

Keiben1_20161009
 楽しみにしていたダージリンのレイアウト

Keiben2_20161009
 雄大な風景を走るダージリンタンクと客車

今回の祭りで楽しみにしていたシェフさんのダージリンのレイアウトを
見られたことは感動である。
手慣れた工作に現地取材までした熱意が伝わる力作であった。

Keiben3_20161009
 駿遠倶楽部の新作、新藤枝駅は素晴らしい出来!

Keiben4_20161009
 制作過程が公開された3Dプリンタ製駅舎

駿遠倶楽部の新作「新藤枝駅」のモジュール。
駅周辺の建物のディテールも再現されていて熱意を感じる。

Keiben5_20161009
 KBMCの尾小屋鉄道の新モジュール

KBMCも新小松駅のモジュールが新作として追加。

Keiben9_20161009
 ONMCの桜山軽便鉄道さんの新作

こちらもブログで制作過程が発表されていたモジュール。
この密度が素晴らしい。

Keiben7_20161009
 栂森鉄道さんの新作レイアウト

鞄レイアウトの新作が発表されていた。
この「鞄のサイズに上下をカットする手法」は面白いと思う。

Keiben6_20161009
 クリッタークラブの「自動往復パイク」

クリッタークラブの今年のお題は「自動往復パイク」
皆さんのアイデアが楽しい。

これで秋恒例の祭りも終わった。
涼しくなってくると、工作が捗る?

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2016.10.08

DCCのWin10対応

最近、DCCサウンドを忘れがちであった(遠い目)

路面電車の架線対応(ポールとビューゲル/パンタ共存)が出来るように
なったので、DCCサウンドを・・・と思ったのだのだが・・
気が付くと、時代はWin10である。
軽い気持ちでThinkPadをWin10にしたのだが、赤箱もPR3もどうやら
新OS対応しないといけないらしい(呆然)

赤箱(永末システムDP1)はFABのEF58のサウンドデコーダが出たときに
買ったもの(2006年!)なので、ハード交換しないといけないことが判った。
なんでも、最新鋭のDP1csというものにもできるということなので、ハード
丸ごと最新にすることにした。

Sat1_20161008
 結果的にソフトも最新版

最新鋭のDP1csにするべく旧ハードのDP1を送ったところ、DP1は最新の
ハードになり、新規にDP1csが同梱で届いた。
HPの説明が今一つ??であったが、どうやら
 ・ソフトは最新のdccpgm4にする
 ・VisualStudioを最新にする(って、これ一般人には?だよね?)
が必要であることが判った。
結果的にこれで正常動作した。

Sat2_20161008
 最新のDP1csの機能を確認する

最新のDP1csにすると「電圧と電流が表示」される!というのに
あこがれて最新のハードにしたのである。
さっそく使ってみると・・・ん?どこに表示?

Sat3_20161008
 右下にこの表示

しみじみと確認すると、右下にこの表示があった。
しかし・・これどういう意味なんだろう?(マニュアルに説明ないし)
どうやら、BUS電圧(5V) 外部電源時(Max12V) 電流 という表示で
あることが判った。
表示を見て気が付いた。
「電圧って一定だよね?」
数字を見ていると、電流は変化する(モータコントロールがあるから)
のだが、電圧は変化しない。
う~む、これが知りたかったのか?=>自分
まあ、電流値が判ることはいいことだ。

さて、続いてはDigitraxのPR3である。
これが使えないとサウンド対応が出来ない(特に電車と電機)

Sat4_20161008
 これが大変だった

HPを見ると・・・なにをすればいいの?
SoundLoaderを最新化(V2)にして完了・・・ん?動作しない?
あれこれと苦労すること3時間、どうにか動作するようになった。

ああ!電気は判らん!(怒)

Sat6_20161008
 赤箱が使えるようになったので沼尻DC12のサウンド変更

さて、PR3でSFX004のサウンドを変更したりして・・・・
「そういえば、前からやらんといかん」と思っていたことがあったな。
沼尻DC12はSFX004でDCCサウンド化を行っていたが、後で使用を
開始したMRCのSounder(DL用)の方が音量もあり、サウンドそのものも
使い勝手が良かったのだ。
ようやく、長年サボっていたデコーダ交換を実施。

ということで、明日は軽便祭りだ。

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