吊掛モータの路面電車(2)
なんだかんだで、今年は路面電車で始まる。
もっとも、私の場合は「架線集電と吊掛モータ」がペアになるので、
実は結構しんどい。
軸距17mmはモータを上に上げた
モータは床上にこのくらい出る
考えた末に、モータを垂直に上に上げて搭載した。
吊掛モータは「床下に収まる」のが売りだったのだが、今回は少し上に
出っ張ることになった。
これでも、既存の動力装置よりは上に出る部分は少ない。
最初は、車輪が当たるかと思ったので床板をあちこちカットしたのだが、
走行テストの結果、「開口が無くても良い」ことが判ったので、もう片方は
非動力側の開口がない。
(注:こういう試行錯誤は時間がかかる)
かなり前にエコーモデルで買った「集電可能ビューゲル」
かなり前にエコーモデルで購入した集電対応のビューゲルを実際に
使えるように改造する。
(随分と熟成したものだ(遠い目))
最初は、パンタグラフと同じにシュー幅を13mmにしてみたが、実際に
走行テストを行うとカーブの具合によってはシューが架線から脱落して
しまうことが判った。
ということで、15mmに変更する。
(こういう実地検証がまた時間がかかるのである)
Zパンタ(YAMA模型)のシュー幅は17mm
YAMA模型のZパンタの素材は、ステンレス?なのか?どうもハンダが
流れにくい。
最初は1.0φの銅棒をハンダ付け・・・しようとしたのだが、どうもうまく
付かないので、1.2φパイプを17mm幅にして固定した。
架線のあるレイアウトでZパンタとビューゲルの動きを見ていると、
どうやらシューの位置が両者で似た位置に来るようである。
なるほど、こうやって「ちゃんと架線を使うと」こういうことも判ったり
するのが面白い。
(機構を再現すると”形態だけ真似た”ものとは違う面白さを発見)
これで銀河モデルの都電6000が最新動力で復活
これでまた1両路面電車が増えた。
銀河モデルの都電6000が台車を改造のうえで最新の動力装置で
現役復活である。
YAMA模型のポールも最新仕様
もはや常連になりつつあるYAMA模型のポールについても、2017年は
進歩した。
取り付けを1.2φのネジを使う方式にしたのである。
やってみると「え?こんなに簡単だったの(呆然)」だった。
これで、添付のスリーブ部もネジ切りするだけであっさりと使用出来る。
これで3日かかった。
新しいことをやるのは大変だ。
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