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2017年6月

2017.06.15

路面電車のトラバーサ(4)

トラバーサの改良は続く。

Thu3_20170615
 転車台を平行に動かすためのスライド部を作る

3.0φの真鍮棒を2本平行に置いたスライド部を作成した。
これにより転車台が平行に進むようにするためである。

Thu4_20170615
 動力部との連結部分、結構凝っている

動力部とは左右の動きだけが伝わる構造にした。
このようにすれば、転車部のと台枠との構造を独立で調整が可能になる
からである。

Thu5_20170615
 動作確認をする

動作確認をすると、完璧とはいいがたいが一応合格?という
感じである。
あとは転車台側の方で指定位置でピタっと止まるしくみを考えるのが
良さそうである。

ということで、次は「ややディテール色のある工作」が出来そうだ。

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2017.06.12

路面電車のトラバーサ(3)

最近、すっかり銀塩カメラに気持ちが持って行かれ・・

このままでは人間がダメになる!(いや、もうなってる!)
ということで、トラバーサの工作を進める。

Mon6_20170612
 動作はするので、実際に動かしてみる

動力部は出来たので「あとは実用性の確認」である。
なんだかんだ言っても、実際に動作させないと判らない。

とりあえず、以前路面電車のポイントのテスト用に作った?小さい台枠に
動力部を取り付けて、コントロール部を端っこに付けてみた。

Thu6_20170615
 コントロール部は行きたい番線にピンを刺す

コントロール部は以下のような構成になっている。
 ・中立のあるスイッチで左右どちら動かす方向を指定する
 ・行きたい番線にピンを刺して止める位置を決める
 ・行きたい位置で止まったらスイッチを中立にする

個人的な感想ではあるが、こういう単純な方法が直感的に判りやすい。

Mon5_20170612
 一応動作はするのだが・・

なにせ「あまり考えずに作った可動部」なので、台枠に付けてみると
上側に取り付ける構造になっていないので、そういう「気配りの無さ」に
苦労した(遠い目)

動かしてみると、片方には平行に動くのに、戻りの方向では斜めになる
ことが判った。
なぜなんだろうか?

Tue5_20170613
 動作部分のアップ 

この動力装置、片方は3.0φの真鍮棒、もう片方がネジ棒である。
当初は「ネジ棒とナットを使っているのでネジの傾きの影響」と
予想していた。
しかし、裏返して動作させてみると、それ以前に微妙なガタがあり、
上にある転車台が引っ張られる方向によって斜行することが判った。
取り付け部のガタは大したことはないのだが、長さ20cmの台なので
先端部までを見るとそれなりにズレてしまう。

Tue6_20170613
 長尾軌道のトラバーサの動力部を思い出すと

困ったときは「既に稼働しているもの」を見るのが一番である。
長尾軌道のトラバーサは、元々は中央にガタが出ないように
両側から挟まれたスライド部(ここにナットが付いている)になって
おり、これだけでもそれなりにガタが出ないようになっていた。
これに両端にスイッチがついたため、正確な位置で止めるため
5cmの距離に平行で真鍮棒を取り付けた。
これらの改良には、何年もかかっているのである(遠い目)
さらに静音化するため、モータを交換・・などなど、継続的な
努力をしているのである(さらに遠い目)

メゲずに続けないと・・・
とりあえずは、転車台側に独立のスライド部を付けるか?

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2017.06.11

ハッセル1000Fとローライフレックス

Sun5_20170611
 10年以上使っていなかった中版カメラ達

「10年以上使っていなかった」中版カメラ達。
ブロニカDxの結果がいいので撮影してみることにした。
ちゃんと動くのだろうか?」と少し心配である。

撮影はそれなりだったのだが、なにせブローニー版の現像は時間がかかる。
ということで、1週間待ちになってしまった。

まずはハッセル1000Fの結果から。

Sat7_20170617
 Tessar80F2.8 F=1:5,6

このテッサー、凄く寄れるのが楽しい。

Sat8_20170617
 Tessar80F2.8 F=1:5,6

このカメラはレリーズが重いので動くものを撮影するのはちょっと
苦労した。
ダメかも? と思った割りにはしっかりと写っていた。

次はローライフレックスである。

Sat5_20170617
 Tessar75F3.5 絞り解放

2眼レフなので寄りはこんな感じである。
ハッセルの80mmと比較すると、75mmは広角感がある?

Sat6_20170617
 Tessar75F3.5 F=1:5,6

う~ん、ちょっと被写界深度を読み間違えたか?
前頭部が少しピンぼけ。

慣れない機材なので使いこなせていないものの、銀塩撮影は楽しい。

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2017.06.01

10年を経て「銘機礼賛3」

最近、銀塩カメラがブームである・・って、世間の話ではなく、
私自身が「銀塩カメラで撮影するのが楽しい」のである。

そうなると思い出すのが「こんなにも色々なカメラがある」
きっかけになった本である。

Thu5_20170601
 レクタフレックスの話が出てくるのはこの本だった!

ウチにALPA、Ektra、BRONICA Dx、CASCA・・・と、濃いカメラが
あるのは、田中長徳さんの「銘機礼賛」を読んだことによる。
本に出てくるエピソードや出来事が、ココロを打つのである。

で、その雰囲気を味わうためにそのカメラを買い・・・その苦労で
遠い目になる日々・・・(ち~ん)
現代ではかなり凝ったカメラであっても修理をしてもらえるが、当時は
「修理をしてくれる名人」を探し当てるのが大変であった。
もしくは「自己責任」で自分で修理することに・・・(遠い目)

レクタフレックスを「10年?ぶりにジャンクから復活」させたので
手持ちの銘機礼賛と2を見ても「あれ?出て来ない」
なんで?と調べてみると、2007年に3が出ているではないか!
出版後、なんと!10年を経ての入手である。
ひょっとすると、レクタフレックス入手とこの本が出た時期は同じ?

こうして、カメラを買っては本を読み、本を読んではカメラを買い・・
なにかちょっと若返った気分である。

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