最近、すっかり銀塩カメラに気持ちが持って行かれ・・
このままでは人間がダメになる!(いや、もうなってる!)
ということで、トラバーサの工作を進める。

動作はするので、実際に動かしてみる
動力部は出来たので「あとは実用性の確認」である。
なんだかんだ言っても、実際に動作させないと判らない。
とりあえず、以前路面電車のポイントのテスト用に作った?小さい台枠に
動力部を取り付けて、コントロール部を端っこに付けてみた。

コントロール部は行きたい番線にピンを刺す
コントロール部は以下のような構成になっている。
・中立のあるスイッチで左右どちら動かす方向を指定する
・行きたい番線にピンを刺して止める位置を決める
・行きたい位置で止まったらスイッチを中立にする
個人的な感想ではあるが、こういう単純な方法が直感的に判りやすい。

一応動作はするのだが・・
なにせ「あまり考えずに作った可動部」なので、台枠に付けてみると
上側に取り付ける構造になっていないので、そういう「気配りの無さ」に
苦労した(遠い目)
動かしてみると、片方には平行に動くのに、戻りの方向では斜めになる
ことが判った。
なぜなんだろうか?

動作部分のアップ
この動力装置、片方は3.0φの真鍮棒、もう片方がネジ棒である。
当初は「ネジ棒とナットを使っているのでネジの傾きの影響」と
予想していた。
しかし、裏返して動作させてみると、それ以前に微妙なガタがあり、
上にある転車台が引っ張られる方向によって斜行することが判った。
取り付け部のガタは大したことはないのだが、長さ20cmの台なので
先端部までを見るとそれなりにズレてしまう。

長尾軌道のトラバーサの動力部を思い出すと
困ったときは「既に稼働しているもの」を見るのが一番である。
長尾軌道のトラバーサは、元々は中央にガタが出ないように
両側から挟まれたスライド部(ここにナットが付いている)になって
おり、これだけでもそれなりにガタが出ないようになっていた。
これに両端にスイッチがついたため、正確な位置で止めるため
5cmの距離に平行で真鍮棒を取り付けた。
これらの改良には、何年もかかっているのである(遠い目)
さらに静音化するため、モータを交換・・などなど、継続的な
努力をしているのである(さらに遠い目)
メゲずに続けないと・・・
とりあえずは、転車台側に独立のスライド部を付けるか?
最近のコメント