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2017.07.22

ALPA ALNEA 7 の復活

猛暑である(またか)

この暑さの中、嬉しいことがあった。
アルネア7の復活である。

Sat6_20170722
 2016.9.23 の状況

去年のことだが、「そういえば、2年くらい動かしてないな」と
アルネア7を出してきて巻き上げると・・「あれ、なんか軽い」
で、レリーズすると中途半端な動きをする。
確認してみると「な、なんじゃいこりゃ~(By Gパン)」

な、なんと、先幕がジョロジョロと引っ張り出せるではないか!
呆然・・・
以前(って2年前だけど)は普通に動作したのに・・
脱力感のまま半年ほど経過。

ウチの銀塩カメラ(一眼レフ)の主力は、意外なことにALPAなので
ある。
それはオリジナルのレンズ+マウントアダプタのおかげで、使用出来る
レンズが圧倒的に多いからだ。
ここ数年は、α7の登場によりすっかり影が薄くなっていたが、
銀塩撮影では主力なのである。
そうなると、動作するボディは少しでも多い方がいい。

それと、このアルネア7は「由来があるもの」なのである。
アル研の熾烈なジャンケン大会で勝利して入手したものなのだ!
記録を調べてみると、1993.11.6のことであった。
(注:残っている資料(写真)ではこの日付なのだが、記憶では
 もうちょっと後のことだったような気もする)

ということもあって修理を依頼した。
しかし「ここまで盛大に壊れるとダメかもしれないよ」とのことであった。
う~む、これは数年待つことになるのか(遠い目)

数日前に「直りました」との連絡をもらい、仕事も忘れて受け取りに行った。
(注:そんなにマジメに労働したことないけど)

Sat3_20170722
 無事「重修理」を完了した姿

Sat88_20170722
 修理中の画像を送ってもらった

カメラを受け取り、修理人の方に詳細を教えてもらった。
 ・シャッター幕は全部交換 
 ・接眼部レンズ交換(前のは割れていた)
 ・  〃 周辺のネジ2本、白い板を入れた
 ・スプール系の部品が摩耗して使えなくなっていたのでパーツ交換
 ・距離計のクリーニング/調整

Sat4_20170722_2
 重修理の結果、面白い事実が発覚

部品交換を伴う重修理を行うと「製造年代」が判ってくる。
ボディ側の製造No.のプレートが無くなってしまっているため、
裏フタのNo.が修理時の受け取り用になるのだが、中身と比較すると
一致していないのでは?ということらしい。
裏フタの方が新しいのである。
どこかで入れ違いになったのだろうか?
そのせいでボディ側のプレートが無いのか?
このカメラの経歴を想像すると楽しい。

最後に出た話は「スプール系の部品の消耗状況から、このカメラは
プロがガッツリ使ったようですね、フィルムを入れて使わないとこういう
消耗の仕方はしませんから」とのこと。

私の返事は「なるほど、確かに前オーナーは本物のプロの方でした」
これは確かな事実である。

そこからはカメラ雑談になったのだけれど、私はこのような話をした。
「ALPAは華奢とか壊れやすいとか言われるが、このアルネア7は
製造年代が1956年くらいで60年近く経過している、そのカメラが
プロを含めてガッツリ使用されても、整備をすればまだまだ使える
ALPAは”立派な実用機”ということではないだろうか?」

「機械式カメラは海外製も国産でも、整備して使えばちゃんと動くから
みんな丈夫だよね」 という話で締めくくりとなった。

やはり銀塩カメラは楽しい。

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