LeicaDIIとヘクトールとビドム
何もやっていなかったのか?と言われそうだが・・・
実は大変であった(仕事ではない)
私に唯一の家族、チョコ君に右手をガブっと噛まれて・・手のひらに
大きな穴が開いて血がダラダラと・・・
これだけでも大変なのであるが、その日の午後から高熱と右手が
痺れて動きが悪くなり・・・
夜にはついに38度を超える熱が出た。
翌日、市民病院で検査の結果「リンパ系に雑菌が入って炎症を起こしてます」
え? そんな大変なことに?
結局、3日ほど発熱と右手が痛くて使えなくなった。
1週間抗生物質を飲み、手が不自由なのに耐えた結果、狂犬病でも
破傷風でもないということで、ようやく70%回復。
まったく、歳を取ると抵抗力がここまで低下するのか。
このままでは人間がダメになる!(もうなってるから)
復活のため、「景気付けにず~っと欲しかったものを買うぜ!」となった。
20年間、買えずに悶々としていたもの
ず~っと欲しかった「ある意味まっと~なもの」を買うことにした。
・Hektor73F1.9
・Leice DII
う~む、なんというまともな買い物。
まとも過ぎて優先順位が上がらない・・のは私らしい。
とはいえ、20年かい?
こういうアイテムは「買っただけですぐには使えない」のである。
ヘクトール73F1.9はフードが無かった(CANONの42φを改造して調達)し、
DIIは耳(吊環)がないので皮ケースを修理して・・と手間である。
この時点で右手はまだ痛いし力が入らないのに。
それよりも困ったのは「ヘクトールのファインダー」である。
コレクターズアイテムでありながら、実は結構撮影にも使われる
ヘクトール73F1.9であるが、このレンズ「ファインダーが無い」の
である。
対応しているのは、鉄砲ビドムと超レアアイテムの単体ファインダーで
あるが、鉄砲ビドムは左右逆像なのでちょっと・・である。
で、結局、正像ビドムを「この辺りだろう」とセットして使うことになる。
(注:α7で像を確認して設定位置を決めた)
皮ケース、ヘクトール、ビドム・・・全部組み合わせとカッコイイ!
しかし、使いこなすのは猛烈な慣れが必要だ。
とりあえずは撮影してみる(猛暑なのに)
それにしても右手がまだ思うように動かないのだが。
Hektor73F1.9 絞り解放
あじさい寺で撮影。
これは珍しく構図が決まった。
背景のボケ味が素晴らしい(そこか)
さて、次は「お決まりのロマンスカー」である。
Hektor73F1.9 F=1:6,3
Hektor73F1.9 F=1:6,3 これはかなり悲しい
こちらはビドムのパララックス補正に失敗(涙)
というか、α7で確認した画角も・・・だったようだ(絶句)
ただし、ヘクトールの描写そのものはいい感じだ(唯一の救い)
ということで、まだまだ修行である(ち~ん)
DIIを手にして気が付いたこと
DIIを品定めしていたときに「あれ?文字が銀色に浮き上がりますね」と
いう話をしたところ、「ああ、この時代はニッケルで文字埋めているから」
とのことだった。
う~む、それって象嵌のようなものなのか?
なんという凝った仕様!
他にも、シャッターダイヤルが15φの大径(これも知らなかった)だったり
と、初めて気が付いたことが多い。
(このカメラは初期ロット)
それにしても・・・暑い・・蒸し暑い・・
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