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2017年10月

2017.10.29

花巻デハの動力交換(4)

主にアレルギー問題解決(ハウスダスト2)で時間を取られて模型工作の
進捗が悪い(かなり言い訳っぽい)

Sun3_20171029
 新動力装置でDCCサウンドを搭載する苦労

本当は新しいSFX(モバイル一体)を使いたかったのだが、主に
予算の都合で調達出来ず、SFX004+DZ125の仕様を継続する。
SugerQubeが電車の音に向いていない?のはともかくとして、
16φのスピーカーでは花巻デハの小さいボディには収まらない・・
あれこれスピーカーを試した結果、QSIの12.7mmがいい感じなので
エンクロージャーを作成して搭載することにした。

Sun4_20171029
 苦労してデコーダとスピーカーを搭載

モバイルデコーダは前部、スピーカーも前部に収め、SFX004は斜めに
してなんとか収めた。
架線集電にしたとしても、まあ、なんとかなるだろう。

Sun5_20171029
 とりあえずは2両のDCCサウンド車が揃った

さて、DCCサウンドの車両が2両揃って・・
こうなると「同時に2両走らせて遊べるレイアウト」を考えないと
楽しくない。
どうしたものか?

Sun6_20171029
 軽便祭りで見たレイアウトの教訓を生かして・・

軽便祭りで見たり走行させてもらったりして、考えていたプランは
こんな感じである。
う~む・・

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2017.10.15

花巻デハの動力交換(3)

雨ばかり続く。
今年はダラダラと気温が高く雨が大口湿度もあって・・の日が多く、
そのせいか? ハウスダスト2(コナダニ)によりアレルギーが出て
その対策に3週間も手を取られている・・(遠い目)

ようやく久々の模型工作。

Sun3_20171015
 TOMIX ED61動力を本格的に花巻デハに装着する

TOMIX ED61の組み込みテストを完了したので、本格的に花巻デハへの
取付加工を行う。
同時に、動力装置はDCC対応(4ピン取り付け)の工作も行った。
サウンドDCC搭載のため、車体との取り付け部をコンパクトにしてある。

動力装置にDCCサウンド(DZ125+SFX004)の同調も確認した。

Sun5_20171015
 元の動力との比較

ワールド工芸の動力(モータはDCC対応のため交換)との比較。
 オリジナルの動力  38g
 TOMIX ED61版   71g
見た目はともかくとして、走行性能はバッチリである。

実はDCCサウンドのスピーカーをSuger Qubeにして・・と思ったのだが
うっかりして端子を引っこ抜いて断線させてしまった。
(修理したが接着してコードを固定中)

今後はDCCサウンドを確認しつつ「小型電化軽便レイアウト」の検討に
入いろうと思う。

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2017.10.09

TANACK SDとTANARレンズ

長年壊れたままで使わずにいたカメラがあった。
それがタナックSDである。
ボディは壊れていたが、TANAR50F1.5は状態が良く、写りのいいので
満足していたのである。
ここに来て「銀塩撮影が出来る間に使っておきたい」というボディの中で
優先度が高かったのがこのカメラであった。
しかし・・・タナックはご存知の通り「元々出来がいいとはいいがたい」ので
ある。
難修理になるのは必須なので、やや後発になってしまった。

Tanack_sd_20171009
 使うとなったら「タナック軍団」

どうせSDを使うのであれば・・普段はあまり使用しないタナーレンズも
使うことにした。
タナックのアルバダファインダーもいっしょである。

Tanar50f152_20171009
 TANAR50F1.5 絞り解放

実は1度目の撮影は、フィルム1本分ほとんど失敗した。
タナックSDは使うのにかなりコツが必要であることを痛感した。
1週間後に再トライしたのがこの画像である。
タナーレンズの中で、このレンズだけは素晴らしく良い写りだと思う。

Tanar50f281_20171008
 TANAR50F2.8 F=1:4

このレンズも「買ってみたものの壊れていたので」というもので
あった。
タナックのレンズはこのタイプの新タイプのヘリコイドのものは、
レンズのバレル部とヘリコイド部との固定をイモネジでやっている
という「それダメでしょう」というものなのである。
結局、このタナー50F2.8は「最初からイモネジを1個入れ忘れていた」
ようで、絞りを操作しているウチにグダグダになっていたようである。
結局、真鍮板でリングを作成して正確な位置に固定して直した。
無限遠にするとなぜか周辺が流れる・・のは、F=1:2とF=1:1.9と
共通の傾向だ(涙)

Tanar50f22_20171008
 TANAR50F2 F=1:5,6

このレンズはタナックIV-Sの標準レンズである。
このタイプはちゃんとした鏡筒の作りなので、先の50F2.8のように
イモネジ固定ではないのでその手のトラブルはない。
(しかし、周辺が流れるのは共通の傾向)

Tanar100f351_20171008
 TANAR100F3.5 F=1:5,6

実はこの前にTANAR135F3.5で撮影したのだが、距離計連動が甘くて
ピンボケばかりで使用出来るコマがなかった。
(注:135F3.5はMライカで使うと問題はない)

このレンズはタナックの交換レンズとしては売れた方なのか?結構よく
見るレンズである。
この画像を見て「上が妙に窮屈」に感じると思うのだが、実はこれには
理由がある。
タナックの外付けアルバダファインダーが良く見えず、上側の枠が
さっぱり・・なのである。
下側の線もときどき見える?というレベルで、要するに「望遠レンズを
素通しの青ガラスを通して構図」で撮影をしているのである。
まあ、写っていたからいいか?

ということで、2日ほどしっかりとタナックSDを堪能出来た。

ところで、使えるようになるとSDの構造が気になってくる。

Tanack_sd2_20171009
 ファインダーを覗くと見えるフレーム

今回、SDを使うのにある意味で手こずった原因になったのがこの
フレームである。
フォーカシングに合わせてパララックス補正をするこのしくみ、
実はちょっとした落とし穴がある。
私のような強い近視+老眼の人間が古いカメラのファインダを覗くと
こうしたフレームがどうも全体が見えにくい。
で、一所懸命枠が全部見えるように覗くと・・・今度は距離計の窓?が
見えないのである。
タナックSDの距離計の窓?は像が薄いうえにフレーム中央より
左よりにある。
銀塩カメラなので、このことに気が付くのにピンボケをいっぱい作って
気が付くことになる。
しかし、その程度のことに怒ってはいけない。
古いカメラを楽しむ過程なのである(ご~ん)。
それはともかく、フレームは結構しっかりと見える。

Tanack_sd3_20171009
 正面からフレームを見たところ

正面からファインダを見ると、フレームの枠が見える。
フォーカシングしてみると、枠が「腕を振るように上下に動く」のが
判る。
この動き、どこかで見たような? と考えてみたら、同じようなパララックス
補正をしてるカメラはKODAK EKTRAである。
もっとも、エクトラのファインダはズームファインダーなのであるが、腕木の
ような枠が上下方向に腕を振るように動くのは似ているように思われる。

Tanack_sd5_20171009
 なぜ135F3.5の距離計連動が甘いのか?

それにしても、メーカー純正のタナー135F3.5がなぜSDの距離計で
正確に使用出来ないのか?
なんでだろう・・・と、ふと、SDの距離計連動部を見てビックリ!
「え?カム接触部のコロは丸いだけのダミー!」
さすがはタナック・・・(唖然)
まあ、距離計連動については、こういうことだけではなく、複雑?な
パララックス補正付の構造なので、微妙な位置調整をした結果なの
かもしれない。
そういうことが判るのも「実際に使用出来てこそ」である。

Tanack_sd4_20171009
 操作系を上から見たところ

どこかで見たような?操作系は操作しやすいのだが、カウンタが
簡単に回ってしまうので困ることがある。
シャッター速度設定については「本家」と同じ?と思っていたが、
スローの設定は少し違う。
このレリーズをカバーするような形態はいいような気もするのだが、
深すぎてレリーズし損なうことが数回あった。

ところで、タナックSDを手に取って気が付いたことがある。
それは「軽い」のである。
ということで、何台か軽量して比較する。
(いずれもボディのみ)
 タナックSD 488g
 タナックV3 522g
 タナックIV-S 457g
 Leica IIIf 436g
 NIKON SP 578g
面白いのは、SDの後に出たV3が機構的には平凡なカメラであるにも
かかわらず重量が重いことである。
「軽い!」と思ったのは気のせいではなかったのだ。

ほんとうに、クラカメを実際に使って撮影するのは楽しい。

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2017.10.01

第13回軽便祭り

やってきました! 第13回軽便祭り!!

Sun3_20171001
 入ってすぐ! シェフの新作レイアウト

受付を済ませ、エッチング板が売り切れ!なのに泣き!(そこか)
シェフの新作レイアウトを見る。
この後、シェフとちょっとお話したのが「やはり、線路配置は単純な
小判型線路配置だと飽きるのでエンドレスの形は工夫しないといけないし
そうなると台枠の形状も四角形では限界がある」という内容であった。

Sun10_20171001
 くの字の曲がった部分に変化のある線路配置をする

シェフのレイアウトは、台枠はくの字型になっているし、上が作業用軌道
下が本線と変化があって楽しい。
台枠の曲がったところにちょっと複雑に線路を配置すると楽しさが増す。

さて、次はお買い物。

Sun4_20171001
 ようやく入手!

予約を入れてあった杉山模型のダージリンタンクを入手!
この凝ったバルブギアが素晴らしい!

Sun7_20171001
 書籍を購入

阿里山の本と軽便讃歌VIIを購入。
私は阿里山シェイを持っているのに、資料は外国語のものしかなかった
のでようやくちゃと読むことが出来る(笑)

Sun8_20171001
 買い物の後、「猫屋線」を堪能する

「猫屋線のレイアウトを作る」という話に感動したレイアウトの現物に
ついに対面することが出来た。
色々な意見もあるだろうが「線路配置は適度に複雑なものが飽きない」
と改めて実感することが出来た。

Sun11_20171001
 普通の目線から駅風景を見る

Sun12_20171001
 勾配線から駅風景を入れるとまたいい

このスペースにガッツリ線路が敷かれていて、勾配はきつい(笑)
それを克服して車両を走らせていると、見る角度によって建物が
微妙な風景を構成する配置が心地よい。
こういうところは、レイアウト作りのセンスのある人がうらやましい。

Sun6_20171001
 長い年月を超えて、21世紀に活躍する雨宮タンク

地味に用意していたいさみやの雨宮タンクを走行させてもらった。
豪華!重連運転!! 
満足感高し!

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