« 2017年4月2日 - 2017年4月8日 | トップページ | 2017年4月23日 - 2017年4月29日 »

2017年4月16日 - 2017年4月22日

2017.04.22

Rectaflexで撮影

すっかり銀塩カメラブームである(ん?)

実は長年所有していながら「故障していて使っていないカメラ」があった。
それがレクタフレックスである。

Recta1_20170422
 10年以上「別々の運命」を過ごしてきたレクタフレックス

このイタリアのおしゃれなカメラ、実は復活まで色々とあった。

このブログにときどき「アンジェニュー50F1.8で撮影」と出てくるものは
実はレクタフレックス用のものをM42に転用したものである。
元々はヘリコイドが壊れていてジャンクだったものを購入し、レンズ部は
アサペンのヘリコイドに組み込んでM42のレンズとしていた。

オリジナルのヘリコイド部は、実は修理したのである。
元に戻さなかったのは「ボディを持っていなかった」からだ。
また、その後デジタル対応(当時はEOS D30や5Dを使った)では
M42の方が便利だったこともある。

それから15年以上・・・(遠い目)

ボディについては、ある出来事があって「研究用に使ってみたら?」と
壊れたボディをもらった。
とはいえ、欠品があるでもない良好な状態のレクタフレックスの
ボディを分解する気にはなれない。
結局、「遠い目になるファインダー」を堪能するカメラとして、それは
それとして便利に使ってきた。

それから10年以上・・・(遠い目)

不遇なレクタフレックスに突然光明が差したのは、長年夢見ていた
M42アダプタを入手したことであった。
「これならば、あれこれレンズが使える」
となると話は早い。
欠品のないボディは、匠の手にかかって無事修理完了!
別々になっていたレンズも元に戻して、レクタフレックス完全復活である。
修理が完了すると、こんなにスムーズに動作するのか、と感動した。
1950年代のイタリアは、工業力はしっかりとあったのだ。

こうなると、別の悩みを解決しないといけない。
Angeniux50F1.8がM42のままで使われていた理由として、オリジナルの
鏡筒ではフードもフィルタも付かないという悩みがあった。
(これはアンジェニューのレンズの共通の悩み)
今回、これを解決するために、フィルタのサイズ変換リングとジャンク品と
して入手したNikkor135F3.5用のフードを利用して、被せ仕様のものを
作成した。

なにしろ初めて使うカメラなので、準備と操作への慣れに時間がかかった。
準備万端にして撮影である。

Recta2_20170422
 さっそく撮影 Angeniux50F1.8 絞り解放

まずは絞り解放で使える状況で撮影を行う。
考えてみると、このアンジェニューを純正ボディとの組み合わせで
銀塩撮影する日が来るとは思わなかった。
撮影してみると、ファインダーを通して「レンズの描写やボケ味」が
素直に見えるのが心地よい。
案外「原始的な擦りガラスのファインダーはいいな」と思ったりする。
現代のレンズと比較してローコントラストな控え目の描写と、後ボケの
雰囲気がステキである。

次は撮り鉄である(なぜなんだ?)
さて、ここで大きな問題に気が付く。
そう「自動絞りではない一眼レフを日中使う」ということである。

Recta3_20170422
 F=1:8まで絞った状態(レンズはBiotar50F2)

動いているものを撮影するときには「絞った状態で撮影」しなくては
いけない。
この画像は「それでも良い方」なのであるが、実際に撮影すると
ほぼ真っ暗なファインダーを見て「高速で向かってくる車両を写す」
のである。
しかも、真ん中にあるスプリットがジャマして被写体が見にくい。
(そういう意味ではマット面のContaxDの方が見やすい)

Recta4_20170422
 Angeniux50F1.8 F=1:8

考えてみると、このレンズをここまで絞って使ったのは初めてである。
(デジタル撮影では日中でも絞り解放が可能)
こうしてみると、ちょっと昔っぽい描写ではあるが、良く写るレンズだと
妙に感心したりする。

続いては、M42アダプタ使用での撮影である。

Recta5_20170422
 Zeiss Jena Biotar58F2 F=1:5,6

Recta6_20170422
 Rodenstock Rotelar135F4 F=5,6

一眼レフは、やはりあれこれとレンズ交換出来ると楽しい。
M42を「自動絞りでなく使うカメラ」は、同年代としてはContax Dを
持っているが、ライバルを味わう楽しみは格別である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017.04.17

CASCA II型で都電撮影

懲りずに続く「クラカメで撮影」である。
しかも、完全整備のライカとContaxがあるのに「濃いクラカメ」を使いたがる
のは私らしい。

Ca21_20170417
 状態の良い方のCulminar50F2.8でリベンジする

天気が良かったので、CASCA II型で都電を撮影しに行くことにした。
レンズは前から持っている方のII型のレンズである。

Ca22_20170417
 大塚駅前は盛大に工事中

Ca23_20170417
 もうすぐ引退の7001を撮影(トリミングあり)

Ca24_20170417
 面影橋の桜は終わっていた(号泣)

Ca25_20170417
 もう一両の7000系も撮影

Culminar50F2.8の絞りはいずれもF=1:5,6である。
状態のいいレンズであれば、ちゃんと写る。
とはいえ、1949年製のカメラ(完全整備済)とレンズなので
「昔の写真」になるのが、これがまた心地よい。
銀塩撮影の醍醐味である。

ところで、今回の撮影は快晴だったので、シャッター速度が
1/1000または1/500(ときどき1/250)を使うことになった。
画像を見ると判るのだが、「微妙に端が暗いかムラ」がある
のが判ると思う。
LeicaやContaxのような「完璧な量産機」とは異なり、
試作+部品在庫分生産のカメラであるCASCAは、やはり
こういう機械部分の性能が安定しないのである。

こういうところが「らしくて良い」と思うことが、クラカメ撮影を
楽しむコツだと思っている。
なんでも”完璧”だと面白くない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2017年4月2日 - 2017年4月8日 | トップページ | 2017年4月23日 - 2017年4月29日 »