トプコン35Bと安原一式
ここ数か月、趣味関係のものを整理している。
そうすると、カメラ関係であれこれと発掘されるので「撮影しよう」という
気持ちになってくる。
丁度いいことに、近所のバラ園が公開中なので撮影を行っている。
発掘されたトプコン35B
手前にある大物の整理+撮影が進むと、隠れていたカメラが
発見されて楽しい。
このカメラは、アル研時代に譲ってもらったものである。
確認すると、ちゃんと動作していた。
古いカメラ(1955年)なのに、さすがはトプコンである。
Topcor42F3.5 1/500 F=1:8
Topcor42F3.5 1/500 F=1:8
レンズシャッター機なので、最高シャッター速度が1/500となる。
F=1:8まで絞らないと使えないのだが、私もオトナになったので
「絞り解放主義」を卒業?しているので苦にならない。
(当たり前だって!=>自分)
撮影結果を見ると「よく写るなぁ」と感心する。
もう一台出て来たものがある。
そういえば持っていた・・・安原一式(T981)
国産一眼レフの保管場所に「あれ?見慣れないものが」と発見した
ものが、このカメラである。
このカメラの詳細を改めて調べてみると、おおよそ以下のような
ものであった。
・1997年にインターネット上でその企画/開発が発表
・1998年10月より予約開始
・1999年から直販形式のみで販売
10年以上忘れていたので心配であったが、小さなトラブルはあるものの
カメラとしての機能に問題はないので撮影を行った。
Hexar50F3.5 1/2000 F=1:4
c.simular50F3.5 1/2000 F=1:4
外観は”廉価版のコンパクト機”のような感じがするが、Lマウント機と
しては1/2000の最高シャッター速度があり、今回使用したような
暗いレンズではほぼ絞り解放が使えて便利であった。
(撮影時に”細かい注意点”を思い出していく・・・という修行はあったが)
今回使用したレンズ、こちらも10年以上使っていなかったが
その写りを楽しむことが出来た。
参考文献:クラシックカメラ専科 No.50 (1999年)
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