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2018.11.04

トプコン35Bと安原一式

ここ数か月、趣味関係のものを整理している。
そうすると、カメラ関係であれこれと発掘されるので「撮影しよう」という
気持ちになってくる。
丁度いいことに、近所のバラ園が公開中なので撮影を行っている。

Sun1_20181104
 発掘されたトプコン35B

手前にある大物の整理+撮影が進むと、隠れていたカメラが
発見されて楽しい。
このカメラは、アル研時代に譲ってもらったものである。
確認すると、ちゃんと動作していた。
古いカメラ(1955年)なのに、さすがはトプコンである。

Sun2_20181104
 Topcor42F3.5 1/500 F=1:8

Sun3_20181104
 Topcor42F3.5 1/500 F=1:8

レンズシャッター機なので、最高シャッター速度が1/500となる。
F=1:8まで絞らないと使えないのだが、私もオトナになったので
「絞り解放主義」を卒業?しているので苦にならない。
(当たり前だって!=>自分)
撮影結果を見ると「よく写るなぁ」と感心する。

もう一台出て来たものがある。

Sun4_20181104
 そういえば持っていた・・・安原一式(T981)

国産一眼レフの保管場所に「あれ?見慣れないものが」と発見した
ものが、このカメラである。
このカメラの詳細を改めて調べてみると、おおよそ以下のような
ものであった。
 ・1997年にインターネット上でその企画/開発が発表
 ・1998年10月より予約開始
 ・1999年から直販形式のみで販売

10年以上忘れていたので心配であったが、小さなトラブルはあるものの
カメラとしての機能に問題はないので撮影を行った。

Sun5_20181104
 Hexar50F3.5 1/2000 F=1:4

Sun6_20181104
 c.simular50F3.5 1/2000 F=1:4

外観は”廉価版のコンパクト機”のような感じがするが、Lマウント機と
しては1/2000の最高シャッター速度があり、今回使用したような
暗いレンズではほぼ絞り解放が使えて便利であった。
(撮影時に”細かい注意点”を思い出していく・・・という修行はあったが)

今回使用したレンズ、こちらも10年以上使っていなかったが
その写りを楽しむことが出来た。

参考文献:クラシックカメラ専科 No.50 (1999年)

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