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2018年6月17日 - 2018年6月23日

2018.06.20

Leica IIIg

FOCA PF3Lのライバルも使ってみた。
(注:個人の感想です)

L3g1_20180620
 この海合わせで旅行してみたかった(遠い目)

10年以上前に「この組み合わせなら旅行に便利」と思っていた
ライカの組み合わせがあった。
IIIgはブライトフレームで50/90の枠が出る。
ということは「全周で見れば35mm相当では?」
外付けファインダーなしで行ければ便利! という訳である。

しかし、IIIgを入手したのは遅く、結局はそういう使い方をしたこと
はない。
デジタルカメラ全盛になってしまったのである。

そんなこんなで5年以上が経過。
気が付くとシャッター幕が昆布になっていた(涙)
色々と検討の結果、今回ボディをより程度の良いものに更新した。

さて、撮影。

L3g2_20180620
 Elmar50F2.8 F=1:4

L3g3_20180620
 Elmar90F4 絞り解放

L3g4_20180620
 Summaron35F3.5 絞り解放

90mmは黒ペイントの古いタイプである。
(ただし、山崎光学さんで再研磨済)
結果を見て思ったのは「本当に良く写るなぁ」
まあ、私はFOCAの写りも使い勝手も好きであるが、一般人が
どちらを選ぶかは・・・(さらに遠い目)

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FOCA PF3L

以前から「いつかはフランスのカメラ」と思っていた。
そう思う割りには、他の「もっと変わったカメラやレンズ」が優先して
ようやく入手。

Foca1_20180620
 どうせ買うならオプラレックス付き

OPL社のカメラ、そして「フランス唯一のバルナックタイプ」のFOCAは
WWIIの影響で製品化は1945年にPF2が発売になり、色々なタイプが
出るものの、1962年にM3を意識したFOCAユニバーサルRCが出る
ものの、1963年にカメラの製造を終了する。

長年「いつかは欲しかった」と思っていたカメラなので、どのタイプを
購入するか? 
 (1)レンズはOPLAREX50F1.9
 (2)レバー巻上
と、もう一つの検討基準があった。

Foca2_20180620
 PF3Lはスクリューマウント

最後の最後まで迷ったのが「距離計が全レンズ連動」である。
PF2のタイプは一応レンズは外れるが、ボディ側に固定された
マウント兼ヘリコイドは標準レンズにしか距離計が連動しない。
つまり
 (3)距離計連動

どうせなら交換レンズも・・・とは思った。
しかし、結局「たぶん交換レンズは買わないな」とあっさり
PF3Lになった。
結局、必須条件は(1)だけだった(笑)

もっとも、購入後にα7で試写するときに、小径スクリューマウントは
簡単にM-Eアダプタが使えて助かった。

PF3Lは1959-1963に生産されたカメラで、ユニバーサルRを
スクリューマウントタイプにしたようなカメラである。
バヨネットタイプが発売になっても、最後までこのタイプが生産されて
いたのは面白い。
というか、あのマウントではスクリューマウント用アダプタは作れない
から仕方がなかったのかもしれない。

Foca3_20180620
 バルナックライカと比較すると底蓋が外れるのが楽

FOCAを使おうとして便利だと思うのは底蓋が外れてフィルム装填が
楽なことである。
フィルムをスプロケットに止める金具が可動式で装填時に固定する
のも面白い。

ところで、FOCAは「巻上を途中で止めると戻ってしまう」のが有名である。
レバータイプはもしかしたらラチェットになっている?と期待したのだが
やはり戻ってしまうことを確認した。

Foca6_20180620
 PF3LのライバルIIIgとの比較

ところで、PF3L(1969-63)のライバル機は?と考えてみると、
IIIg(1957-61)になるのだろうか?
注:M3(1954-68)と比較すると厳しい?

手に取ってみると、IIIgが重い。
サイズはほぼ同じなのになぜ?と思い、実測してみた。
(1)Leica IIIg 
 ボディ: 454g
 レンズ(Elmar50F2.8): 204g
(2)FOCA PF3L
 ボディ: 512g
 レンズ: 93g
驚いたのは、ボディだけならIIIgが軽いことである。
もっとも、PF3Lはボディ側にヘリコイドが付いているからそうなっても
おかしくはない。

Foca8_20180620
 OPLAREX50F1.9 F=1:2.8

Foca9_20180620
 OPLAREX50F1.9 絞り解放

Foca7_20180620
 OPLAREX50F1.9 絞り解放

撮影してみると、オプラレックスというレンズはなかなか良く写る。
F=1:2.8でも背景はいい感じのボケになる。
(注:逆光に弱いだけかもしれないけれど)
正直、もうちょっとソフトに写るかと思ったのだがしっかりした写り
なのが「嬉しい裏切」である。

ところで、撮影をしていて気が付いたことがある。
Foca5_20180620
 レンジファインダー機のファインダー位置の理由

ライカやコンタックスを使い始めて思ったことがある。
それは「ボディ左端より真ん中にあれば至近距離撮影で被写体が
ズレなくていいのに」ということである。
FOCAはファインダーが真ん中にあるので、この謎が解けそうで
期待して撮影した。

結果は御覧の通りで、チョコ君の画像(1m)の通りで、しっかりと
ズレている。
むしろ問題だったのは、フードを付けるとファインダ像が蹴られるので
ある。
OPLAREX(タイプにもよる)は先端部に溝があり、なんと!ライカの
Summicron用フードが使えるのである。
喜んで撮影に出ると・・・「え?下半分が見えない」
他のレンジファインダー機でファインダ位置がほぼ真ん中のカメラと
いえばKODAK EKTRAがある。
こちらはなんで大丈夫なのか? を確認してみると、大柄なエクトラ
はファインダ位置が高いのである。
なるほど、小柄なライカやコンタックスはそれで左端にあったのか・・
先人の知恵をしみじみと納得。

困ったことに、FOCAのレンズはフィルタネジがない。
フィルタも被せなので、専用の小径フードを作成した。
これでうまく行けばいいのであるが。

Foca4_20180620
 裏蓋に面白いステッカー

購入するときの話で「フランスのカメラはこういうものだから文句を言うな」
というステッカーが貼ってあるよ、というものがあった。
確認してみるとこのステッカー。
フランス語だから・・・読めない(遠い目)

参考文献:
クラシックカメラ専科 No.45 世界のライカ型カメラ

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