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2019年1月

2019.01.31

IMONの丸瀬布雨宮21号(2)

ちょっと日数が経過してしまったが、丸瀬布21号の工作再開。

Thu4_20190131
 上回りの組立開始。 まずはキャブ背面妻板

このロコはフライホイールが入っているのが売りとのことだが、
私は「そのスペースにデコーダを入れた方が良くない?」と
思ったりもするので、上回りを組むことにした。

まずはキャブ背面妻板から(簡単そうなので)
説明書を見ると??なのだが、ドア側の出っ張りパーツ?を
付けてから本来の妻板を上からはめ込めば良いらしい・・・
とヤマカンでやったら当たりだった。
しかし、手すりをちょっと短かったかも?
(直すのは面倒なのでこのまま進行)

Thu5_20190131
 気合一発! 前妻板を仮止めする

前妻をどうやってハンダ付けするか?
21世紀のキットなので、近代的なやり方・・・思いつかず。
結局、前世紀の伝統「熱さに耐えて一発ハンダ仮止め」を
実行して固定し、ジワッと動かして挟みながら、ちょっとの熱さに
耐えてハンダ付けする。
(なんか、もっといい方法ないのか?=>自分)

Thu6_20190131
 小さくて指で摘まめないサイドタンク部は仮冶具作成

説明書からは??なサイドタンク部は、細かいディテールパーツの
付き方から「きっと別組みして後付けだな」と推理して組む。
サイドタンクはパーツが小さくて指では押さえられないので、
冶具を作って3mm角材+ドライバーで押しながら仮止めしてから
極少量のハンダで止めていく。
(注:キャブ側に密着して止められるようにするため)
それにしても、サイドタンク上部パーツのLとRの区別方法は
説明書上でもうちょっと判りやすく説明した方が良いのでは?(笑)

Thu7_20190131
 主要部分は出来たので”次の作戦”を練る

久々に細かいハンダ付け工作をやったので、キサゲの切れ味が
悪くなっていたので、組立てはここまでにした。
(キサゲを研がないといけないので)

今日の感想
「小さくて”昔の模型構造と説明書”のものを組むのは推理と気合い」

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2019.01.24

路面電車のレイアウト(ゴム道床)

久々の鉄道模型ネタ。
(注:実際には色々やってます)

DCCサウンドを生かした路面電車のレイアウトを作るためには
静音化が出来ないと困るので、色々と試みてきた。
そのために、ゴム道床は必須と考えていた。

当然のことながら、やってみると大変なのである。

Romen2_20190124
 挫折する(ケガいてカットする)

当然のことながら、まずは普通にゴム板にケガキをしてカットする。
これが大変なのである。
 ・丸めて売っているゴム板はクセがついてシワがある
 ・ケガキをしたりカットしようとすると延び縮みして正確に切れない
 ・押さえているとゴム臭い(ち~ん)
何枚もカットすれば習熟して・・・ダメだった(ご~ん)
打ちのめされてしばし凹む。

Romen3_20190124_3
 友人のアイデアが突破口になる

ゴム臭い手でSNSでボヤいていると、友人から「型紙を貼ってそれに
沿ってカットすれば?」という話が出た。
とりあえず寝て、翌日に「それはいいかも」と気が付いてさっそく
工作を開始。
まずは作業を容易にするため、テンプレートを作成する。

Romen4_20190124
 型紙をゴム板に貼る(突破口は両面テープ)

白ボール紙をカットした型紙をゴム板に貼る。
友人のアイデアを実行に移す課題は”接着”であった。
これまでにもゴム板を道床に使っているのだが、カットと
並んで課題は接着であった。
色々な接着剤を試したのだがどうしても剥がれてしまう。
一晩就寝して思い出したのは”大判デジカメをやろうとした
ときにあれこれ分解したとき”のことである。
ゴム系のものを固定してあった方式に”両面テープ”が
多かったことである。
試してみると、今までの苦労を笑い飛ばすようにあっさり解決。

Romen1_20190124
 とりあえずエンドレスにして静音効果を確認

ここまで来れば後は簡単なので、とりあえずはt2.5のベニア板に
エンドレスを敷設してみた。
枠無しのベニア板なので、走行振動が伝われば騒音が出やすい
はずである。
結果は良好であった。
(”静か”ではなく、騒音状況を数値化して確認したい・・・)

Romen5_20190124_3
 大型車両の通過も確認

ここからカーブ部を分割し、ポイントを含む直線区間を追加して
本格的なレイアウトに・・・

ここで気が付いた。
シノハラ(#83)のフレキシブルレールもポイントも市場から払底しており、
手持ちのフレキすらあと5本・・・(絶句)
30年近く、路面電車のレイアウト作りを検討してきて、ここで
”レール供給の危機”である。
さてはて、どうしたものか?

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2019.01.20

コンタフレックス(だるまさん)

雨の降らない日が続く。

去年から「だるまさんを使わないと」と思っていた。
え?と思う人がいるかもしれない。
ZEISSの35mm版2眼レフ CONTAFLEXである。

Daruma1_20190120
 それにしても大きい

私はContaxが好きである。
そんなこともあって、ちょくちょくI型(ブラコン)とII型は使う。
しかし、コンタフレックスは使うのに根性が必要なので使用しない
ことが多かった。
(というか、10年くらいフィルムを入れたことがない)

CONTAFLEXは1935年に発売になり、1939年まで生産されていた。
今となっては判る人は少ないが、当時はハイテク機であった。
 ・ビューファインダーは80mmレンズを使用している
  =>大きくて見やすい、ピントがきっちりと合わせられる
 ・パララックス補正(50mmのみ)
 ・85/135mmの枠あり
 ・内蔵露出計(世界初)
 ・内蔵セルフタイマー(世界初)
これだけ画期的?なことをやると、さすがに価格はライカの2倍も
する超高級機であった。

これらのディテールを噛みしめて、いざ使おうとするのだが、
ContaxII型(1936年)と並べてみると、同じレンズを使うのに
倍以上の体積と重量、独特の操作感もあってなかなか手ごわい。
1週間かけて動かしてみて、カン所を押さえていざ撮影である。

Daruma2_20190120
 撮影開始すぐにトラブル

長年使用していなかったのには理由がある。
フィルムをちゃんと入れたはずなのに、途中で巻上げが出来なく
なってしまうことである。
今回は何度もフィルム装填を練習して撮影開始!
しかし・・・近所の神社で3枚ほど撮影したところで巻き上がらなく
なるトラブルが発生!
心配そうに見ているハトを気にしながら調べてみると、
フィルムがグズ巻きになっていた。
これはちゃんと調べないとダメだ、と一度帰宅。
しみじみと見ていて気が付いた。
「あ!このスプールはキヤノン4SB用だ!!」
このスプールはコンタフレックス購入時に入っていたものなのだが
どうやらそのときからず~っと(20年近く)気が付かなかった。
昨年末にキヤノン4SB2を購入したことで識別出来た(あほ)
純正スプールに交換したらあっさり解決。

Daruma3_20190120
 一回目の撮影はさんざん

10年以上使っていなかったので、機械の具合も判らないし、
慣れないカメラ(おいおい・・・)なのでフィルム1本撮影して
具合を確認する。

結果はさんざんであった。
テストなので1/1000を多用したのだが、ときどき露出がおかしい。
それだけではなく、なぜか上(フィルムとしては下側)が黒くなって
いるコマが半分くらいあった

なぜなんだろうか?

Daruma4_20190120
 Contaxで有名?なアンダーパーフォレーション

私の参考書、田中長徳さんの「銘機礼賛」で知ったContaxの
アンダーパーフォレーションであるが、コンタフレックスでも
やはり発生していた。
I型やII型では「そうなんだよなぁ」くらいで終わるのだが、
コンタフレックスの場合はフィルムが急角度で曲がって出てきて、
レール上に入ってくる。
本来はトンネル構造なので”フィルムは圧版に押されない”はず
なのだが、アンダーパーホレーションのため、フィルム下側が
圧版でかなり擦られることになる。
そのため、雑に巻き上げるとフィルムが微妙に変形することが
判った。

なにごとも経験である(遠い目)

気を取り直して、翌日リベンジ撮影。
以下の点に注意して使うことにした。
 ・巻き上げはゆっくり丁寧に
 ・シャッター速度は1/500まで

Daruma5_20190120
 Tessar50F2.8 F=1:8 1/150 

Daruma6_20190120
 Tessar50F2.8 F=1:8 1/500

Daruma7_20190120
 Tessar50F2.8 F=1:8 1/250

Daruma8_20190120
 Tessar50F2.8 F=1:8 1/500

結果はまあまあであった。
フィルム2本も使っていると、だんだんとコツが掴めてきて
「いいカメラだな」を実感することが出来た。
(購入して20年以上)

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2019.01.14

ブラパチワークショップに参加

長年の知人の方から「いっしょに参加しませんか?」とのお誘いが
あったので、ブラパチワークショップに参加した。

田中先生とは、アル研i以来、久々にお会することが出来た。
講演会は大変有意義なお話を聞けた。
その後でブラパチに出発!

Ek1_20190113
 KODAK EKTRA Ektar35F3.3 F=1:11

Ek5_20190113
 KODAK EKTRA Ektar35F3.3 F=1:5.6

Pr1_20190113
ALPA PRISMA REFLEX ALFINON50F2.8 F=1:5.6

Pr3_20190113
ALPA PRISMA REFLEX ALFINON50F2.8 絞り解放

Pr4_20190113
ALPA PRISMA REFLEX ALFINON50F2.8 F=1:5.6

最後の画像、チョートク先生と並んで撮影したのですが・・・
やはり、写真の良さではかなわないですね。

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2019.01.09

大判デジカメ(iPhone)

寒い日が続く。
こういうときこそ、室内で模型工作である!

しかし・・・

O_camera1_20190109
 とても綺麗な大判デジカメを譲ってもらった

今年に入って、知人の方から大判カメラを譲って頂いた。
100年は経過しているのに美しい姿。
10年前くらいまでは撮影に使っていたとのことで、蛇腹も綺麗で
今でも使うことが可能である。
譲ってもらうときに「フィルム(乾板)が無いから飾り用かな?」と
いう話があった。

そう言われると、使ってみたくなる。
さて、どうするか?

O_camera2_20190109
 時代はスマホ! iPhoneを使うことにする

幸いなことに、ウチでは大判カメラのデジタル撮影の経験がある。
フラットベットスキャナを使う方法である。
それでもいいのだが、今回のカメラは大手札くらいの小型サイズ。
A4サイズのスキャナはどうも不釣り合いである。
歳なので機材を小型・軽量にしたい!
そこで思いついたのが”時代はスマホ”
iPhoneを使えないものか?

しくみは簡単で、ピントグラスの像をiPhoneで撮影するのである。
ここまでは誰でも考えることだが、実際どうやったらいいのか?
被り布でピントを合わせてiPhoneを構えてみたりするのだが、
それではガラス面に反射した”スマホを構えた自分”を写すという
マヌケなことになるだけ・・・(怒)
あれこれ試した結果、”ピントグラス後方に暗箱を作る”ことにした。
素材はティッシュペーパーの空き箱。
(注:筆者はケチである)
それに小さい穴を開けてピントグラスを撮影する。
しくみは極めて簡単なのだが、うまい具合に撮影出来る距離を
割り出すことに苦労した。
近すぎても遠すぎてもダメなのである。
ベストな位置になるまで撮影/箱を修正・・・を気が遠くなるまで
繰り返し。

O_camera3_20190109
 ようやくそれなりに撮影成功

苦労の末に、ようやくこの画像のレベルに到達。
iPhoneでの撮影で苦労したのが「真ん中が明るすぎて飛んでしまう」
ことである。
これはカメラ側の問題だと気が付いて、設定を変更すると少しマシに
なった。
あとは光の当たり方や撮影方法などを工夫していく。
スマホという21世紀の機器を使って”100年前の撮影技術”を
学んでいるような作業である。

O_camera4_20190109
 撮影結果から箱側を改善

何度も何度も撮影して改善を繰り返し、箱側も大きく変化した。
スマホを後ろから押し付けるだけでは光線漏れや押さえている
ことでカメラが動いてしまうこともある。
確実に固定出来ること、光線漏れ防止、抜き差しがやりやすい
などなどと改良してこのような形になった。

さて、本格的に撮影である。

O_camera5_20190109
 椿の撮影

真冬のこの季節、野外で撮影しようとすると意外に被写体がない。
寒い中、歩きまわってようやく椿の花を発見した。
撮影出来る花が少ないので、大判カメラではやってはいけない
急角度での撮影となった。
(このカメラはチルト/シフトが出来るのだが・・・)

大判デジカメ(iPhone)での撮影は、撮影後で画像を編集する
必要がある。

O_camera6_20190109
 撮影後の画像はこんな感じ

O_camera7_20190109
 乾板サイズ分を切り出し/反転して画像処理

大判カメラを使用したことがある人はご存知だと思うが、
ピントグラスの画像は中心部が凄く明るく、周辺は凄く暗い。
スキャナを使うと、この辺りをスキャナ自身がうまく処理して
くれるのだが、iPhoneでは”そのまんま写る”のである。
最終的にはPhotoShopで周辺光量低下を補正するのだが、
それでも中心が明るい。
コツとしては「撮影時に中心が明るくなっても不自然ではない
被写体を選ぶ」ことである。
幸運なことに、デジタルで撮影していると”撮影して確認”が
出来るので、試写してダメなら構図を変えるのである。
こういう”撮影の努力はニンゲンがやるしかない”のが、
古い機材を使う醍醐味である。
室内で行う画像編集についても、撮影時の努力?を元に
修正を加えていくので、訓練を積まないといけない。

O_camera8_20190109
 画像をモノクロにしてみる

モノクロに変換してみる。
う~ん・・・
こちらは、まだまだ工夫が必要だ。

ここまで来るのに3日以上かかった。
あれこれ工夫して道具を使いこなしていくのは楽しい。

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2019.01.04

IMONの丸瀬布雨宮21号(1)

久々のロコのキット組み話。

軽便祭りのときに、IMONの店頭にあった丸瀬布21号機のキット。
そのときには「完成品を買うか」と思っていたのだが、このところ
ロコ工作をサボり気味なので、思い切って購入した。

Fri2_20190104
 蒸気機関車は下回りから

説明書に従い、まずは下回りから組んでいく。
台枠に裏側から冶具を使ってパーツを貼るのは何?と思ったのだが
しばし考えてアイドラーギアを含む動力部のパーツであることが
判ったのでハンダ付けするのだが、1ケ月以上の空白期間があるので
カンが狂って何度がズレて(仮止めだが)しまった。

Fri3_20190104
 シリンダブロックはちょっと凝った構造

シリンダブロックは台枠に左右を直接つけるタイプ。
作りの良いロストパーツで、中抜きがあるものなので、スリーブを
スライドとともにハンダ付けするタイプで作りがいい。

Fri4_20190104
 片方を固定し、もう片方をスペーサを入れてハンダ付け

台枠の組み方をどうするか?
ちょっと考えた末に、片方を直角を出して組んでから、もう片方を
スペーサを入れて、垂直を見ながら固定する。
精度の高いキットなので案外簡単である。
(注・画像ではギアが入る板がズレているが修正してある)

Fri7_20190104
 台枠が形になってからの調整が大変

とりあえず台枠が形になったので、洗浄してから動輪を入れて
スムーズに動くように調整する。
これが結構大変だった。
動輪の軸が入る台枠部も少しずつヤスり、アイドラーギアの台枠側の
受けも少しずつヤスるのだが・・・それでも組むと動輪が動かない。
なんで?と確認していくと、押さえ板のアイドラーギアを押している
部分がガッチリ押さえてしまって回転しないことが発覚。
削り過ぎると不調になるので、調子をに見ながらちゃんと動作する
までヤスりを行った。

Fri5_20190104
 この製品はK&Dが付かない?

台枠を組んだところで気が付いたのだが、前梁部のカプラーポケットに
K&Dが入らないことが判った。
これは、乗工社時代からなのだろうか?
ウチの車両は、このクラスはK&D装着なので、使えないと困る。
動輪の調整が終わったところでK&Dを仮止めしてみると、
ポケット部の穴を少し広げておけば良さそうなことが判った。

今日はここまで。

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2019.01.01

謹賀新年

Tue4_20190101

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

初詣も終わり、今年はどうするか?を考えてみる。

Tue5_20190101
 なんとなくやってみた「”ダークしている”ペンタプリズム一眼レフ」

まずはクラカメ関係。
平成30年(2018)は私にとって色々なことがあったが、
明るい話は「長年かかった使ってみたいカメラ」がほぼ揃った
ことである。
目標は、高校時代に憧れたカメラと「銘機礼賛」で知った歴史的?
カメラを”実際に使ってみること”である。
急ぐ必要もないのだが、なにしろ「出会いを待つ」ことと、
予算の都合(遠い目)、そして「入手した後のメンテナンス」まで
考えないといけないので、一応の達成には20年を超える年月が
必要であった。
その過程で、色々な人との出会い、色々なことを教わり・・・
考えてみると「アイテムを収集」することよりも、そちらが楽しかった
ような気がする。

別にゴールはないので、今後もそれは続くのだが、2年前から
少しペースを上げてきたのには理由がある。
それは「銀塩撮影を続ける環境が厳しくなってきた」ことである。
私の近所にあった即現像の写真屋さんは既になく、昨年後半は
現像をやってくれる店を探しながらの撮影行だった。
(2018.10以降の模型活動が停止状態の原因)
趣味というのは焦ってやるのは違うとは思っているのだが、
こうなってみると”フィルムと現像サービスがいつまで続くのか?”の
競争となってしまった。
今年からは、アイテムを探すよりは「撮影を楽しむこと」に
力点を置きたいと思っている。

ところで、先の画像は「ペンタプリズム一眼レフ年代順」になっている。
各カメラを使っていくことで、各会社の個性や”日本のメーカーが
どのような影響を受けているのか?”を使って体験出来ることが
オーナーだけが味わえる喜びである(笑)

続いては鉄道模型。

Tue6_20190101
 目標は常に”レイアウト”なのだが・・・

鉄道模型のテーマは一貫して「レイアウト作成」である。
ところが、どうもここ数年は”コレジャナイ感”が高いのである。
上記画像は林鉄と電化ナローレイアウトのレイアウトなのだが
60%完成程度で進捗が悪い。

なぜなんだろう?
色々と考えてみると、原因は2つあるようだ。

Tue7_20190101
 原因1:レイアウト仕様と運用車両のミスマッチ

1つはレイアウトは作ったものの、その上を走らせる車両が
その設備に合っていないことである。
上記画像は林鉄レイアウトで走行させる機関車なのだが、
レイアウトの仕様は手前の5t程度のロコ+運材台車数両なのだが
実際に使おうとしている車両は、奥にある10t級の大型ロコが
意外に多いのである。
林鉄レイアウトは、それに対応するため作業軌道側はR150=>
R177にするという大改造を行った。
そこまでは良かったのだが、問題は「駅側の長さが足りない」こと。
解決するために、あれこれとポイント位置や側線の追加をする
改造に次ぐ改造を行うことで疲労気味(遠い目)

電化ナローレイアウトはもっと深刻。
 ・元々はワールド工芸の花巻デハを走らせるのが目的
 ・とりあえず作ってみるか?と軽い気持ちで着手
 ・実際に作ってみると「なかなかいい感じ」なので、下津井や
  三重交通の大型電車が入線させてみると”狭い!”
 ・結果的に「何がしたかったんだ?」(呆然)
 ・花巻デハについても、ポールで架線を押すと粘着低下して
  走行性能が悪化し、とてもDCCサウンド対応出来ない
  ことが判明
目的がはっきりしない=どうまとめたら良いか判らないので
手が止まるという典型的な状況になってしまった。

しかし、それはなにも「レイアウトが悪い」だけではない。

Tue8_20190101
 原因2:車両起因の問題をレイアウト側で解決しようとした

電化ナローレイアウトについては先に色々書いてきたが、
「中途半端な仕様」になってしまったのは、実は車両に原因がある。
花巻デハと草軽デキ(乗工社)については、当社標準のR144通過が
出来ない。
ならば「R170で作ればいい」と判断したのが間違いであった。
R144で計画したものをR170にするという”中途半端な企画”で
着工したところに問題があった。

さすがにこのままでは・・・ということで2017年に花巻デハ 2両の
仕様変更を行った。
 ・下回りをTOMIX ED61に交換
 ・ポールをカワイモデルの改良タイプに交換
結果的には”もっと早くやれば良かった”である。
残りは草軽デキである。
(現在、解決方法を検討中)

あれこれと「旧年までの反省」を書いてしまった。
(他に路面電車のレイアウトもあるが省略)
ともかく、2019年も「レイアウト制作」が目標なのである(遠い目)

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