Contax I(Ver.5)+Triotar85F4(戦前型)
猛暑続き。
模型関係は色々やっているのだが、ブログにUPするには
もうちょっとの状態。
そんなとき、高島屋カメラ博が開催されたので行ってみた。

ようやく戦前型トリオターを入手(画像右)
もうすっかり忘れられていると思うのだが、2017年末に
「Contax I型のファインダーマスクは使えるのか?」を試した
ことがあった。
http://choco-choco.cocolog-nifty.com/chocochoco/2017/12/2017contaxi-7e9.html
このとき、戦後型(上画像左)をVer.5に装着しようとすると
装着出来なかった。
ようやく入手した現物を確認してみる(いずれも実測)
重量 台座径
戦前型 382g 55φ
戦後型 235g 56φ
アルミ一体になったときに、ギザをつけたことで+1mmになった
結果、Ver.1~5で使用出来ないものになってしまった。
真鍮製の鏡筒により+147gの重量で、ずっしり感が高い。

実際に装着したところ。
戦後型ではダイヤルが回せなくなったが、こちらはOK.
このことは、Ver.6/7はボディダイキャストを変更したという
ことなのだろうか?
Contaxについては、他にも「使えるボディが限定される」ものが
あるのだが、ちょっと悲しいことではある。

今回はZeissの85/135ファインダーもあるので、装備は完璧で
ある。
Ver.5はファインダーは距離計の内側にあるので、ファインダー
マスクは短めである。

ファインダーマスク使用

外付けファインダー
まずは距離:5feetで撮影。
花を中心して撮影すると、ファインダーマスクでは被写体が
左寄りになってしまう。
それでも、Ver.7と比較するとかなりマシである。

ファインダーマスク使用

外付けファインダー
続いては無限遠で撮り鉄。
傾向は同じである。
それでも、この程度のズレであれば「慣れれば使える」
レベルと思われる。
そこで湧いてくるのは「Ver.6/7のユーザはこの矛盾をどう
思ったのか?」である。
クラシックカメラを実際に使ってみると、こういうことが
検証出来て楽しい。
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