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2019.10.19

Two-Foot Model Works 谷村タイプGL(4)

シンプルな車両なので、ディテールパーツで悩むところは少ない。
 
注意!
ボール盤やハンドツールによるドリルレース工作は、専門的
知識と技術が必要な「危険を伴う」工作です。
経験の無い方は絶対に真似しないで下さい!
 

Tani5_20191019
ヘッドライトに悩む
このロコでディテールパーツらしいものはヘッドライトと
排気管くらいである(個人の感想です)。
物凄い過去の記憶で「エコーのおわんライトを使うか」と
思ってごそごそ探す・・・あれ?無いぞ。
さらに発掘するとエコーのおわんライトが出てきたのだが、
あれ?こんな立派なロストパーツだっけ?
私のおぼろげな記憶・・・あれは確か父とエコーモデルに
初めて買い物に行ったとき買った洋白の挽物のおわん型
・・・え?それ40年以上前じゃね?(唖然)
谷村GLのヘッドライトは「田舎の木製電柱についている
傘つき電球」みたいなヤツなのである。
仕方がないので、パーツケースを発掘するのだが、屋根に
差し込むタイプしか発見出来ず。
仕方がない、買いに行くか(台風被害の件も心配だし)と
二子玉のいさみやでアルのおわんライトを買って帰宅。
(ちなみに、まったく被害なしだったそうです)
さて、接着・・・あれ?ナロー用じゃないのだ(愕然)
 
Tani1_20191019
仕方がないのでドリルレース
諦めて自分で作ることにした。
形を考えるとピボット軸のメタルが良さそうである。
私は怠け者なので、こういうものを挽くときには
「似たような形のものを素材にする」のである。
これは、父(昔からのモデラーの人からも教わった)
伝授の知恵である。
なので、昔からドームが付いた蒸気のジャンク品が
あると買ってきてせっせとバンクしている。
(鉄模社のエッチング板キットは最高です)
メタルは2種類あって、日光台車用のもの(先が
とがっている)とアルモデルのOナロー用(後ろが
平)のものがある。
メタルを使うのはピボット軸用なので穴の奥は
しっかりと尖っているので確実にセンターに穴が
開けられるというメリットもある。
穴径も2.1φ広げる。
 
Tani2_20191019
0.6φ洋白線を刺してドリルレース
え?こんな細い洋白線を軸にドリルレース可能なの?
可能なのである。
メタルの素材は快削真鍮で、回転させてちょっとヤスリを当てる
とサクサクと削れてしまう。
アルモデルのメタルは先端の太い部分はカットしてから作業を
行う。
上が日光用メタルで作成したもの、下がアルのメタルである。
少しでも小さいものが良いので下のものを使うことにした。
 
注意!
細い軸をドリルレースで抜けないように固定するのは
それなりに難しいです。
固定が甘かったり、ヤスリの当て方が悪いとワークが飛び散って
怪我をしますので、技術の無い方はマネしないで下さい。
 
Tani3_20191019
屋根板はt0.3で作り直し
キットの板が柔らかい素材なので、きれいに丸くならなかった
ので、t0.3の真鍮板で作り直した。
太い真鍮棒に押し付けてアールを付け、段々と大きな径の
ものに当ててカーブを合わせていく。
ところで、この棒は「ドームの裾のアールを付ける治具」
である(これも父のノウハウ)。
ドーム裾を内グリして、硬い棒に当てて上から木槌でポ~ンと
やるといい感じに裾が出来る。
種類は3種類くらいあれば大抵のロコのドームは作れる。
 
Tani4_20191019
排気管も付けて工作終了
1.0φパイプで排気管を作って、それらのパーツを付けて
工作は終了。
ラジエター前の保護板はこれを付けるとラジエターが
見えなくなるんだよなぁ・・・と最後まで躊躇っていたが
泣く泣く接着。
ラジエターキャップは文房具のオフィス・ピンというものの
頭のところである。
このピン、かつては蒸気機関車のバルブギア用のピンが
製品としてあった(どこの製品?)のだが、いつの間にか
無くなってしまったので、代替品を探した結果見つけた
ものである。
大量に入手出来てともかく安いので色々と使える。
 
Sat2_20191019
残り1両を組んでみる
もう1セットを、半日かかってここまで組めた。
予想を超えて時間がかかったのは、ラジエター部の板積み重ねを
板の位置合わせをしてから洋白0.3φを刺して行ったところ
穴の微妙な位置の違いで精度が出ず、なんとか形にするだけでも
1時間以上かかり、さらにカバーを付ける調整(結局ダメ)
に2時間近くもかかったのが原因である。
 
この経験から「なるほどそれで板折り曲げ式に進化したのか」と
納得することが出来た。
何事も「失敗の経験からの改良」なのである(遠い目)

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