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2019年11月

2019.11.24

鉄道模型社 ED41を組む(6)

鉄模社ED41の工作は続く。
 
Sat6_20191123
ディテール工作の進め方を検討する
NEKOのアプト式電機(中)を見ながら進め方を考える。
(1)屋根上前位のエアータンク間隔
(2)デッキ部はオリジナルの部品を使う(少し加工)
(3)屋根上ランボードはいつものやり方
 
Sat7_20191123
パンタ取付台は新規に作成
キットにはなぜかパンタ取付の穴も台の部品もない。
ひかり模型のパーツは使いきってしまったので、厚板の
アングル+t0.8の板を重ねてパンタ台パーツを作成した。
それにしても・・・出来た部品の精度が低くないか?
=>自分(呆然)
 
Sat8_20191123
ランボードはテキ512と同じ
前位エアータンクはヘッドライトと仮置きして、間隔13mmで
いいだろうと穴を開けた。
ライトはロスト製LP42にしたら径が小さくて??な結果になった。
ランボードはテキ512でおなじみ3x1アングル材を使う方法。
 
Sat3_20191123
砂箱蓋はロスト製
鉄模社のキットで楽しみなのが「味のあるロストパーツ」である。
側面の穴は何?と思ったら、中に入っていたロストパーツを裏から
貼ることが判った。
それはいいのだが、穴が小さすぎてピッタリになるよう慎重に
削ってハンダ付けした。
それにしても、裏側がこれって(笑)
 
Sat4_20191123
まあまあいい感じになった
この時点で車体:71g、下回り:173g 全体で244gになった。
テスト走行は姿かたちではないが、ある程度パーツを付けて
「完成時の重量」にしておかないと意味がない。
動力部が今一つ華奢なのであまり重く出来ないが、あと100gは
欲しいところだ。
 
追伸 2019.12.11
 
Wed9_20191211
取付板の作成 
Wed10_20191211
ラック台車と電池箱は一体の構造
ED41の工作も終盤?
前後デッキとラック台車/電池箱を付けるのだが、作っては現物合わせ
・・・を繰り返すため、失敗だったときにやり直しがきくように
ネジ止めにすることが多い。
取付板を作成したのだが、後で気が付いたのだがED41はED42とは
異なり、後位には踏板しかないことが判った(遠い目)
 
Wed11_20191211
3両そろい踏みで走行テスト
京福テキ512のリベンジで走行テストを行った。
ED41と3920型も快調に走行。
 
ー 訃報 -
11/21 夜にツィッターで突然の中澤氏に訃報を知りました。
氏とはNiftyのFTRAINで知り合いました。
鉄道模型日誌を調べてみると、1997年6月?にドア開閉の
金魚鉢を見せて頂き、会話していることが判りました。
(写真は発見出来ず)
当時レンツのDCCを導入した私は、車両やレイアウトの制御に
ついて会話、自身もドア開閉する車両を作ろうかな?という趣旨の
話をしたにも関わらず果たせず(無念)
その後は直接お会いする機会は減って、高い技術をネットorTMS
紙面で見させて頂き、確実にレベルアップされていることに
感動致しました。
本年2月の鉄道模型芸術祭で10数年ぶりにお会いすることが
出来て嬉しく思い、来年の芸術祭を楽しみにしていたのですが
残念であります。
ご冥福をお祈り致します。

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2019.11.20

鉄道模型社 ED41を組む(5)

京福テキ512の先も見えたので、トーマのシェイIIを完成?
思ったのだが・・・
 
Ed411_20191120
ED41を走行可能にするため、動力を仕上げる
 
Ed412_20191120
前位台車と同じに作ったら寸法が違う!
京福テキ512の工作をしていると「鉄模社製品を組む喜び」が
復活してきた。
そうなると、アプトシリーズのED41と3920が「あとちょっと」
なのを思い出す。
京福テキ512は走行テストの再トライをしないといけないので
一応走行可能な3920の前にED41を走るようにすることにした。
前位台車は既に動力組込を完了しているので、後位台車に
モータを搭載すれば楽勝!
しかし、鉄模社の製品がそんな生易しいはずがない。
モータブラケットを作成して取り付けると・・・あれ?
モータ位置が1.0mm高い!
しばらく鉄模社製品の工作していなかったのでカンが鈍った!
台車中央にあるスコッチヨークの車軸が、削出し台枠の精度?と
動輪押さえ板の微妙な差でギア位置が変化しているらしい。
まあ、鉄模社製品で「この程度のことは驚きに値しない」
ブラケット位置を調整して問題解決。
 
Ed413_20191120
走行テストは意外にスムーズだったが・・・
51gのウェイトを載せて171gの状態で走行テストを行う。
珍しく、一発で快調に走り出した。
そのうち、唐突に不動になることもあり「なんで?」と思って
いると、前位台車がゴトンゴトン音を出し始めた。
 
Ed414_20191120
原因はスコッチヨークを押さえる板が折れた
ED41の足回りは面白くて、動輪側の上下動が気持ち多めで
スコッチヨーク部の軸を動輪押さえ板で固定している。
ここがまたややこしくて、ガッチリ押して固定するとビクとも
動かなくなってしまう(笑)
そのため、これまた上下動を許す位置を調整するのだが、
実は結構力がかかる部分で、エッチングで折り曲げという
華奢な作りが折れてしまったのであった。
ま、鉄模社製品でこの程度は「小さなこと」である(遠い目)
真鍮アングル材を削って固定して解決。
 
Ed415_20191120
せっかくなので、上回りをなんとかするか
快調に走るようになったとなると「どうせなら上回りも」という
気持ちになってくる。
ああ、またしてもトーマのシェイIIの完成が・・・(呆然)
前回のED41の日記
http://choco-choco.cocolog-nifty.com/chocochoco/2016/07/ed41-2a8d.html  

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2019.11.17

京福テキ512(鉄模社EC40改)(8)

先日、京福テキ512の走行テストを行った。
 
Sat3_20191116
テスト結果はさんざんな結果に
「凝った足回りじゃないから動くだろう」と高を括って
自宅運転スペースでの走行テストも行わずに大きなレイアウトで
走行テスト!・・・あれ?
ほとんど動かない。
なんとか動きだしても、カーブで脱輪まで発生する始末。
それを見て気が付いた。
「電機だと思って油断したが、このロコはホイールベースが
 異常に長いロット式機関車」ということである。
(注:実物は横動を意識した車輪で、ロットも分割されている
 ので必ずしも同じではない)
この手のロコの問題点。
(1)レールのちょっとした具合で車輪が浮く
  (C型の場合は中間動輪が軸になってシーソーになる)
(2)重量バランスを取らないと脱輪する
長年蒸気機関車を作っていながら、こんな基本を忘れるとは・・・
 
Sat2_20191116
対策1:集電ブラシを追加
鉄模社EC40のオリジナルが長い軸間の方だけにブラシがかかって
いたから「それでいいか」と思ったのが間違いであった。
もっと軸距が短いC12でもダメなのに、EC40のように異常に
長いタイプでは全軸にブラシを付けるのは当然であった。
短い軸距の方の外側に追加の集電ブラシを付けた。
 
Sat4_20191116
対策2:重量バランス改善のためウェイトを追加
当初は大きなウェイト(63g)だけであった。
「実物もここのモータあるし」と思ったかどうかは?だが
軸距の短い方の真ん中にウェイトがあるということは、
長い方の先端の車輪は、中間の車輪を軸にして「浮きやすい」
のは当然で、長軸距側を先頭にしてカーブにかかると脱離
することになる。
とりあえずは26gのウェイトを「動輪よりやや外側」に
取り付けた。
(短軸距側は1軸31.5gが真上からかかっているので
 こちら側はやや外側に配置して重さのかかり方を調整)
最終的にボンネット内に補重するか?は少しテストしてから
判断することにした。
この対応の結果、自重は+26gで180g=>206gになった。
  
ところで、実車(テキ512時代)も長軸距側は何もなくて
かなりアンバランスになっているはずだが、脱輪は発生
しなかったのだろうか?(謎)
 
以上の2対策ののち、念入りに運転スペースで走行テストを
実施した(反省)
とりあえずは問題はないようである。
 
Sat5_20191116
最後のディテールパーツの取付
そろそろ完成にしたいので、最後のディテールパーツの
取付を行う。
ヘッドライトは車体側にホワイトメタルのものを接着。
テールライトはデッキ上や車体側のフックにかけるカンデラ
タイプで、デッキ奥のボディ端にハンダ付けする。
 
Sat7_20191116
あれ?この位置でいいの?
このテールランプ、取付後に撮影しようとして気が付いた。
平行に見た場合、手摺の配置の妙で「どうやっても全部写らない」
のである(ち~ん)
実物は手摺がもうちょっと細いから少しはマシだと思うが
これでは後方から良く見えないのではないか?
テキ512は最後までこのスタイルだったが、テールランプを
デッキ上に移しては?という話は出なかったのだろうか?
模型を作ることで、実物の問題点に気が付いて、現場の運用を
想像することは楽しい。
 
Sat6_20191116
小貨物列車を牽引する姿がいい
ウォーム2段減速で動作音大きくエンドレスをゆっくりと
走る姿はなんともほのぼのとする。
鉄道模型は、やはり「走らせてこそ」である。

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2019.11.15

京福テキ512(鉄模社EC40改)(7)

始めた当時は「サクっと工作して京福テキ」と思ったのに
気が付くとガッツリ工作しているような?
 
Thu4_20191114
カプラー解放テコを付ける(前)
 
Thu2_20191114
カプラー解放テコを付ける(後)
EC40は元はスクリューカプラーだったからか?解放テコが
「いかにも後付け」のような形で付いている。
さらに京福で後方?をデッキにしたときに、その??な位置を
踏襲したのか?デッキ上からテコ受けがニョキっと出る形に
なるという、これまた不思議な形になっている。
(前端の高さが少ないからかも?)
これまた長年使っている解放テコのパーツ(小さい帯板に穴)
をあれこれ捻ったり、差し込むように先端を微妙にカットするなど
「あ~、老眼が!(涙)」と苦労してさらに差込部が短いものを
ハンダ付けするのがこれまた大変・・・
それでもどうにか形になった。
このロコ、台枠が低い位置にあるのでK&Dも上にナックルが来る
タイプを使用しているので、テコ位置がギリギリで、ちょっと
焦った。
 
Thu3_20191114
スノープロー取付はカプラーのネジと兼用
実物写真x2枚ではスノープローをどのように固定しているか?
がまったく判らない。
かろうじて「接続用の枠」がチラっと見えている部分から
想像すると、台枠下部に取付部があるようだが・・・
あれこれ検討の結果「判らないのでのちの宿題にする」ことに
した(どうせ見えないから)。
後で改造出来るように、固定部は最小限の構造とするため
安直にカプラーネジといっしょに固定することにした。
いい考えだ!と自画自賛したが、後で考えると「別にカプラーは
外して固定してもいいんじゃね」と気が付いた(ち~ん)
 
Thu5_20191114
前位にスノープローを付けてみる
 
Thu6_20191114
後方上側から見る
これで「ハンダ付けする部品は完了」となった(はず)
後は、ヘッドライトとテールランプ(カンデラ式)を1個接着すれば
終わりなのだが、パーツケースを大々的に発掘したら、いい感じの
カンデラ式テールライトが無い!(涙)
パーツは買ってくれいいとして、このくらいで工作を終了し、
塗装して完成させよう。
 
ところで、京福テキ512の車体は茶色?黒??
(謎は深まる)

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2019.11.11

京福テキ512(鉄模社EC40改)(6)

京福テキ512の工作は地味に続く。
 
Mon2_20191111
窓枠を入れる
ディテールを追加してしみじみと見ると「窓がガランとしてる」と
思うようになった。
資料を調べると、EC40の初期時代(屋根かさ上げ前)は窓枠が
無く広々とした窓になっている。
鉄模社はおそらくこの時代をモデル化したと思われる。
(注:鉄模社だからなぁ(遠い目))
私は少しでも多く鉄模社の雰囲気を残したいのだが、これを
京福テキ512と言っていいか・・・
検討の結果、以下のようにすることにした。
 (1)前面はそのままにする
 (2)側面、ドアは窓枠を入れる(2段窓まではやらない)
窓枠のケガキは真鍮板をカットして内側からあてがい、マジックで
書いてその形に抜くという古典的技法である。
 
Mon4_20191111
窓枠を入れたところ(前方向)
 
Mon5_20191111
窓枠を入れたところ(後方向)
窓枠は木製なので太目にしてある。
 
Mon3_20191111
スノープローの固定方法を考える
なにしろ1方向から見た写真が2枚あるだけなので、固定方法が
判らない。
悩んでいても進まないので、少ない資料から判断して
固定用の取付枠を作る。
枠はt0.6の真鍮板を切り抜いて枠の形にする。
 
Mon6_20191111
さて、これをどう取付るか?
京福テキシリーズ?については、後のタイプになると
スノープローの高さを変更出来るようになっているが、
テキ512は単純に固定する方式に見える。
車体側の台枠には特にボルト止めのようなものは見えず、
台枠下側から固定するようなのだが構造は???である。
さて、ここからどうするか?

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2019.11.10

Two-Foot Model Works 谷村タイプGL(7)

2両目を完成させて、次なるターゲットを!
 
Sun7_20191110
結局、1号機と同じ色
何色に塗るか?
当初は助六5tのクリーム色っぽい塗りにしようとしたのだが
塗料の在庫を・・・あれ?持ってない(ち~ん)
結局、1号機と同じ塗りになった。
フロントグリル?はボディと同じ色にして、ラジエター本体は
黒にするくらいの差である。
 
Sun2_20191110
1号機と同じ要領でウェイト補重
補重した結果、重量は27gになった。
あれ?1号機より2g多いぞ。
手に取ると,2gしか違わないのにこちらはズシリと重い。
 
Sun3_20191110
前から見たところ
 
Sun4_20191110
後ろからも見る
前姿は排気管を0.8φにした効果?でスッキリした。
フロントグリルは撮影してみると浮かせすぎ?に見えるが
肉眼ではそんなもんかな?という感じ。
後ろ側の姿は1号機とはまったく違うので、いい感じである。
 
Sun5_20191110
谷村タイプGLが2タイプ揃った
ネット上では軽便祭の立山砂防の細密模型が話題になっているのに
私は2003年の板を組んでいる(遠い目)
林鉄GLでは珍しいロットロコが2タイプ揃ったので良しとしよう。
 
さて、次はいよいよトーマのシェイIIか?

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2019.11.09

京福テキ512(鉄模社EC40改)(5)

長くなりそうなのでページを変える。
 
Keifuku4_20191109
ひかり模型の挽物のパンタ台を使う
まずはパンタ台を付けることにする。
部品を探すと、電機を作るときに30年以上愛用してきた
ひかり模型の挽物のパンタ台が4個出て来た。
(かなりの数を買ったが使いきって半端が残った)
取り付けるための治具(パンタ取付寸法の板)を作るのだが、
EC40は国鉄の中・大型機と違って屋根が丸いので、「これは
ミスチョイスだったか?」と思ったが、ハンダで隙間を埋めて
なんとか形にした。
こういう部品は最近では見かけないので、これから電機の
工作をするのは苦労しそうである。
 
Keifuku9_20191109
雨トイが実は凄く難しい
前の工作でなぜ手が止まったのか?
雨トイを付けようとして思い出した。
EC40は実車もそうなのだが、窓上と屋根の間が狭い。
それだけならまだしも、ドイツ人の生真面目な性格から?
「縦トイを絶対に端に置く」のにこだわっていて、絶妙な
カーブで側面から前面側に曲がっていってトイと結合する。
さらに笑ってしまうことに、京福に行ってから?細い
トイでは雨水がこぼれるのか?ドア上から微妙なカーブで
太いトイになって結合するようになった(唖然)
さて、どうするか?
(1)0.5と0.7帯板を比較(上画像)の結果、細い方にする
(2)絶妙なトイの太さ変化は止める
(3)仕方がないので縦トイはマジメにやる(ち~ん)
 
Keifuku10_20191109
やってみるとこんな感じ
0.5幅でどうにか雨トイを付け、前面から微妙に屋根フチを避けた
位置にマス?を付けて、縦トイは車体角を微妙に避けて結合。
う~む、ほぼフリーモデルの鉄模社EC40でこの苦労・・・
 
Keifuku5_20191109
3x1アングル材でランボードの脚を作る
雨トイが付いたので、次はランボードである。
3x1アングル材をカットして脚を作る方法は、極めて古典的
表現方法である。
スケール重視のモデラーの方は両脚?ありにして車体に穴を
開けて植え込んで実感的表現をしている。
私はズボラでテキトーであることもあるのだが、車体に
いっぱい穴を開けてハンダを大量に流すと、あとで再工作を
するのが難しくなってしまうのがどうも・・・なのである。
(だからTMSコンペでは努力賞か準佳作止まり?)
この方式であれば、剥がすのも簡単で穴はないので、
何度でも工作をすることが出来る。
(「オヤジの知恵」なのかも?)
 
Keifuku6_20191109
とりあえず前から見てみる。
 
Keifuku7_20191109
後ろからも見る。
手スリも付いたので出来を見てみる。
なんか、イイ感じである。
元が半フリーモデルの鉄模社EC40にマジメに工作したなぁ
としみじみする。
あともうちょっとで完成に出来そうだ。
 
Keifuku8_20191109
なぜここまでやる?それは「鉄模社の製品だから」
半フリーモデルの車体と台枠だけを生かすために、2段ギア
減速の動力部、車体は歪みと取って内側から徹底的に補強、
デッキ新製、スノープローに本気工作の雨トイ などなど・・・
なぜそこまでやるのか?
それは「鉄道模型社の製品だから」である。
作りたくなる模型とは「正確なスケール」「豊富なディテール
パーツ」だけではない。
「苦労してでも作ってみたいオーラ」なのではないか?

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京福テキ512(鉄模社EC40改)(4)

ある人の日記を見ていて、16番の地方電鉄ロコの工作が
やりたくなった。
 
Keifuku1_20191109
京福テキ512のスノープローを作る
鉄模社EC40改造の京福テキ512、前回の記事
http://choco-choco.cocolog-nifty.com/chocochoco/2016/07/512-ec40-660d.html
 
せっかく始めるのだから「ちょっと違うことをしよう」と
いう気になった。
NEKO出版 RMライブラリ 国鉄アプト式電気機関車(上)に
スノープロー付きのテキ512の写真を見て「これだ!」
ネットの時代は画像や図面などをふんだんに入手して
スケールモデルにこだわった模型を作る人が増えたが、
私のように古いニンゲンは「一枚の写真から想像で作る」
のが習慣になっている。
作り方もレーザーカットや3Dプリンタではなく「現物合わせ」で
真鍮板を曲げて試行錯誤している原始的方式である。
 
Keifuku2_20191109
適当に曲げたものに適当に板を貼って切る
t0.3の板にスジを入れて真ん中から折り曲げ、上からノコを入れて
テーパーのある丸い棒に当ててカーブを付ける。
それに適当にカットした三角形の板がピタっとつくように
曲げを調整し、ハンダ付けしてまたカット。
原始的にもほどがあるテキトーな工作!(笑)
 
Keifuku3_20191109
仮付けして感じを見る
実車の取付方法が??なので仮止めしてみる。
おお!なんかカッコイイじゃないか!
元のボディがスケールではないから、スノープローもテキトー
でいいか?
 
さて、ここまで来たら完成まで持って行くか?

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2019.11.05

KODAK EKTRAと蒼い空

曇天or雨ばかりだったが、ようやく晴天。
本来は模型工作をやらないといけないような気もするのだが
晴れるとクラカメ撮影がしたくなる。
 
Ektar1_20191105
Ektar50F1.9 F=1:8
快晴に恵まれるとなぜかエクトラが使いたくなる。
理由は簡単で「Ektarの写りが楽しめるから」である。
コダックのレンズといえば「コダックブルー」という話が
よく出るのだが、自分にそれが出来るだろうか?
しかも、エクトラを使って・・・
難易度が高いとやってみたくなる悪い性格。
 
Ektar2_20191105
Ektar90F3.5 F=1:8
今年のバラ苑、日照不足+台風でなかなか状態のいい花が
見つからない。
一眼レフであれば状態のいい花を接写すればいいのだが、
レンジファインダー機ではそうもいかない。
なかなか辛い(言い訳?)。
 
Ektar3_20191105
Ektar50F3.5 F=1:8
ここまでの3枚は20年以上所有している1号機で撮影。
シャッターが1/1000が1/500くらいで動作しているので、
空バックで撮影するのに具合がいい。
ただし、巻上時に光線漏れするクセ(オリジナルのシャッター幕の
構造上の問題)があるので、ゆっくり撮影するときだけに
使える。
 
Ektar4_20191105
Ektar135F3.8 F=1:8
バラ苑だけでは飽きるので、撮り鉄に出かける。
ここからは2号ボディで撮影。
こちらは7年前くらいに購入したもので、前オーナーが
巧みなシャッター幕改善をしているので光線漏れしない。
ただし、1/1000が1/250くらいで動作(涙)なので
空バックだとちょっと工夫が必要になる。
この撮影場所は世田谷線山下駅辺りなのだが、バックボーン式の
架線がたっぷり堪能出来て楽しい(そこか)。
 
Ektar5_20191105
Ektar35F3.3 F-1:8
最近は、若林から徒歩で松陰神社まで移動しながら撮影していく
コースである。
この場所では35mmで撮り鉄出来るので便利。
フィルムスキャンの結果を見て思うのは「列車接近に
ビビッてレリーズタイミングが早すぎ」である。
今回もそういう結果であった(ち~ん)
 
ということで「コダックブルー堪能撮影終了」である。
ああ、疲れた。

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