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2020.02.06

日東科学のビスタカー(5)

いつの間にか2月になってしまった。
 
Vista1_20200205
動力を組み込む
資料探しとあれこれディテールパーツをどうするか?で手間取って
1ケ月以上かかってしまった。
ようやく「あとちょっと」まで来たので、動力を組み込んで
走行テストをすることにした。
連接部にもモータを搭載する可能性があるので、吊掛モータを
使用する。
モータ搭載前で188gあるので「片台車なら150gあれば十分」と
経験的に判断した。
で、結果は・・・あれ?スムーズに走らないぞ。
吊掛モータにしては走行開始時に珍しく空転したり、モータが
回らなかったりと動作がおかしい。
仕方がないのでモータの状態を確認するのだが、特におかしな
ところはない。
 
Vista5_20200205
連接車ならではの問題?

あれこれ確認してもパワー不足。
どうやら、動力搭載されていない台車に隣の車両の重量がかかる
状態ではバランスが悪くて粘着が低下するようである。
さてはて、どうしたものか?
 
Vista2_20200205
急遽搭載するモータは?
結局、連接側台車にもモータを搭載する。
そのこと自体はいいのだが、新しく組むのも面倒でもあるし、
追加予算が厳しい(超現実的問題)
 
で、気が付いた!
先日のトーマモデルワークスの新型モータテスト時に
ロンビックイコライザのテスト用動力を見つけたのだが、
それには「量産前評価用モータの1,2号」を使用していた。
このモータ「どこまでやったら壊れるか?」を確認しようと
過酷にもほどがあるテストを行ってきたのだが、ついに壊れ
なかった「つわもの」である。
よし、この強運に賭けよう!ということで搭載する。
 
Vista6_20200205
連接部台車の苦労

連接側台車はセンターピンにフィーダを繋げない。
モータが入って狭い枕梁にどうにかラグを取付。
 
Vista3_20200205
ウェイトも搭載
ウェイトはプラ床板の真ん中を切って36gと取り付けた。
これで作業完了。
 
Vista4_20200205
余裕のパワーで快調に走行
この編成の重量
モハ:188g=>230g
サハ:91g
クハ:169g
全体で490gとなり、吊掛モータ(4個全て並列)では余裕の
状態になった。
走行させると当たり前なのだが、なんの不安もない走行ぶりで
ある。
 
あとちょっとなので、サハの工作を行う。
 
Vista7_20200205
いい加減に貼ってある雨どいを直す
0.6φ真鍮線をいい加減に貼ってあるので、屋根の段差部分が
浮いていた。
全部剥がしてやり直すのは簡単だが「元ある素材を生かす」のが
模型職人である(そうなのか?)
ハッキリ言って、そういう工作には慣れている。
まずは長い方にきっちりハンダを回してから、いい加減になっている
段差部分を半分ほどにヤスって削り帯線にして、じわじわと
屋根のカーブに合わせてハンダ付けする。
Vista8_20200205
ネジがダメになっているので1.4φネジに換える
あちこち補強をして、床板?を戻すのだが、t0.4の板に2.0φの
ネジは無理があり、ダメになっていた。
仕方がないので、1.4φのネジ穴を開けて、床板?が平行になる
ように(取付部が斜め)帯線を貼って補正する。
 
さて、あとはモハの屋根上配線と仕上げだ!

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