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2020.08.25

トーマモデルのプラシェイ(6)

パーツを割ったショックから立ち直って工作を進める。
 
Tomp2_20200825
エンジン部の組立て
トーマモデルの金属シェイはこの部分が面倒である。
(なのでIIの工作はここだけで止まっている)
その点では、プラシェイはジョイント部を差し込むだけなので
工作は簡単である。
それはいいのだが、蒸気シリンダのクランクは「軸を刺すだけ」
なのがちょっと気になる。
(まあ、些細なことなので後で考えよう)
 
Tomp1_20200825
前位台車の側面シャフト工作は楽
後位台車のように可動ベベルギアは無いので、パーツ類を
差し込んで(と書くと本当に簡単に見えるが・・・)いく。
例の小さな円錐形パーツは先端が割れてギザになっているので
先端を平らにしてから差し込む。
 
Tomp3_20200825

ジョイントのリング部に線材を差し込んで固定
等倍マクロレンズで撮影しても小さい!リングパーツに0.5φ洋白線
を差し込んでジョイントパーツを固定する。
老眼にはかなり厳しい!(号泣)
もっとも、慣れてくると「え?こんな簡単な作業でこの複雑な
ジョイントを組めるの!」というほど良いアイデアである。
ただ差し込むだけで組立/分解が何度でも可能なので、
のちの調整時にはかなり助けられた。
(あとは強度がどうなのか?が気になる)
 
Tomp4_20200825
台車側のジョイント部について
台車側のジョイントは伸縮する構造のため細い棒状の
構造である。
パーツをよ~~っく見ると長短の2種ある。
シェイの場合、前後でジョイント長が異なる場合が多い。
(画像上はUnited合同のシェイ)
プラシェイのシャフト長さを計測すると、どうやら後ろが
1mm長いようなので後ろを長いものにした。
(注:後で走行テストを繰り返した結果、1mmカットしたので
 結果的には違ったようである(参考のための記載))
 
これで動くようになったので、走行テストをすると・・・
側面のシャフトが回ったり回らなかったり・・・あれ?
ベベルギア(可動)がちゃんと噛み合ってないぞ!
あれこれ深夜まで試すしたが、うまく行かない。
原因らしきものを調べておいて、対策は翌日に持ち越す。
 
Tomp5_20200825
シャフトのガタを減らす
さて翌日。
これは軸穴拡げをやったときから??だったのだが、
側面シャフト径0.8φなのに、1.1φまで拡げていいのか?
組立てて走行テストをするとガタが多すぎてギアが上下に
遊んでしまって、後進時にギアがスリップしていることが
判った。
 
後位台車パーツは予備を1組持っているのでやり直しても
いいのだが、それではトラブルの原因が明確にならない。
ではどうするか?
 
偉大なシェイの先達、United合同のシェイでは、ときどき
シャフトの遊び調整のために精密パイプを入れている
ものがあるのを思い出した。
(長年のシェイ整備経験がこんなところで生きてくる)
 
シャフトを抜いてエコーモデルの0.8-1.0φを入れる。
結果としては、これでガタが無くなった。
なるほど、トーマモデルさんは、私に「偉大な先達の
偉業を再認識させる」ために、説明書をああいう風に
しておいたのか(温故知新というヤツ?)
再度動作確認を行うと、この対応以前にムリに動作させて
ベベルギア(小)を舐めてしまい、先端がすり減って
しまってうまく噛み合わない。
パーツには予備がもう1個あるので、ベベルギア(小)は
交換して改善された。
 
Tomp6_20200825
ドライブシャフト長さの調整
先に20mmにしたドライブシャフトであるが、もう少し
長い方が良さそうである。
22mmにしてみると、長すぎて台車同士を押しやって
ヘの字形になることが判った(ち~ん)
結局、21mmにしたのだが「シャフトを長くする作業」は
全てやり直しなのでかなり面倒である。
R177S字カーブ通過テストで「当たっているかも?」と
思われる台車上部の角も削る。
(他の部分でも同様に削る地味な作業)
この辺りは、鉄道模型にはよくあることである。
 
Tomp7_20200825
衝撃の出来事発生!
カーブ通過テストをしながら、あちこち修正しているときに
この事件は発生した。
台車を外したり付けたりをしてあれこれ加工して、
さて、また組むか・・・あれ?
え?エンジン部が脱落しているじゃないか!
見ると、取付部がバックリ割れている!
おいおい、こんな大きな部分でも欠けるのかい!
(しまった!油断した!!)
 
Tomp8_20200825
真鍮板で補修する
長年鉄道模型を組んでいるので、こんなことで諦めない!
すかさずt0.3真鍮板をL字にして裏側から接着して解決!
そういえば、私が小学生のときに父が「ベテランモデラーとは
”工作の失敗から素早く立ち直る人だ”」と言っていた。
(私の父は宇宙戦艦ヤマトの沖田館長か!)
なるほど、トーマモデルさんは私に「モデラーの掟」を
思い出させるために、こういうトラップを仕組んだのか!
(「山猫は眠らない」のベレンジャーの気持ち・・・)
 
Tomp9_20200825
2日間の激戦の末、どうにかちゃん走るように
後位台車についても平大ギアのカバーやボルスター部も
削り、どうにかこうにかR177カーブ周回では問題は
無さげに走行するようになった。
あ~、疲れた。
 
さて、翌日(まだ続くのか!=>自分)
 
Tomp12_20200825
火室下部パーツは重要
塗装待ちしていた火室板部をネジ止めする。
取付て気が付いたのだが、ドライブシャフトを適度な可動範囲
にする役目も持っているようで、取り付けると調子がいい。
(付けて初めて気が付く効果)
 
Tomp10_20200825
第三動輪のウォーム噛み合わせ調整
テストしていて「ときどき側面シャフトがまだ止まる」のが
気になっていた。
詳細に調べると、どうやらウォームと噛み合わせが微妙で
ベベルギアに力がかかるとスリップしている。
この手の調整は「古典的鉄道模型手法」で解決可能である。
動輪押さえ板にt0.1のプラ板を貼ることで調整完了!
これで静粛?に走行するようになった。
この画像で第4動輪の押さえ板部を確認すると、さして走行させて
いない?のに早くも微妙に摩耗している(微量だけど)
まあ、これでその解決方法は判ったので問題なし!
 
Tomp11_20200825
台車inモータ方式といえば中村精密
このキットを組む前に「台車inモータと言えば中村精密」
であることを思い出していた。
画像を見ると判るが、この方式(カツミの輸出ロコにもある)
になると第三動輪にかなりの負荷がかかるので、頑丈な構造と
正確な組み、精度の高いギアが必要となる。
こうやってアップで見ると「ほれぼれする出来」である。
整備を確実に行えば壊れないのだが、不調になったときの
修理はかなり痺れる(強烈に遠い目)
トーマモデルさんが「金属モデルでも出来ればやりたくない
(個人の感想です)構造」にチャレンジしてくれたのは、
私に「困難に立ち向かう勇気を忘れるな!」と励ましを
くれるためだったに違いない!
(鉄道模型って”スポコン”なのか!)
 
ここ数日「モデラーとは試練に立ち向かうもの」という
鉄則を再確認したのであった(凄く遠い目)
(まだ終わってないぞ!=>自分)
さて、もう一両分あるキットを組むか?
(上回りを購入してからでもいいか)
 
注意!
ここに記載されていることは「私の個人的経験」です。
参考にされてもいいですが、正解である保証はありません。
進捗状況によっては、内容を変更する場合もあります。

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